プロジェクト実行者
ストーリー
Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選ばれた
桂小春團治のニューヨーク公演
newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選ばれ、独自の字幕方式で世界10数カ国で落語の公演を行い、世界に類のないコメディー「落語」を世界に発信し続けている三代目桂小春團治が、9.11で犠牲になったワールドトレードセンターの遺族らを招いて、ニューヨークから笑いで平和の輪を広げる落語公演を2016年2月に開催します。
国連本部で落語の公演を実現した唯一の落語家「桂小春團治」
2010年、ニューヨークの国連本部で唯一落語の公演を実現した落語家桂小春團治が感じた一番大きな事。それは「笑い合っている限り諍(いさか)いはない」ということでした。
世界最大の芸術祭エディンバラ・フェスティバルに落語家として初参加
三代目桂小春團治は2000年に世界最大の芸術祭と言われる、英国エディンバラ・フェスティバル・フリンジに落語家として初めて参加しました。
落語を海外で公演する場合、大きな問題がありました。それは「言葉をどうするか」。
日本初の新作英語落語カセット発売
桂小春團治は小春時代の1983年、故桂枝雀氏と同じ時期に英語落語を始め、ポニーキャニオンから「おもしろ英語落語」と題した日本初の英語のギャグによる新作落語を発売しました。
しかし、いくら英語で落語を稽古して日本人には流ちょうに聞こえても、ネイティブからするとカタコトにしか聞こえない。
通訳者を介すると表現力に欠ける。
そこで字幕での落語公演を考えました。
我々は洋画を見る時、日本語の字幕を見ながらも主人公に感情移入し、笑ったり泣いたりします。ならば落語も字幕でできるのでは。
試行錯誤の結果、高座の後ろにスクリーンを張り、そこにパソコンとビデオプロジェクターで現地の言葉を映写しながら落語を演じるという独自の字幕方式を開発したのです。
エディンバラフェスティバルでの1週間の公演では始めは10数人だった観客が、The Timesほか新聞・テレビで大きく報道され、最終日には満席の大成功で終えることができました。
公演国のべ19ヶ国、字幕言語12カ国語
以後、各国大使館主催公演や国際演劇祭の招待公演などで、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・ブルガリア・ベルギー・ノルウェー・韓国・ロシア・フィンランド・トルコ・カナダ・シンガポールなど、のべ19ヶ国、12カ国の言語の字幕で公演を行い、各地で文化人・一般人を問わず、初めて当地で落語を紹介した画期的公演と絶賛されました。
海外で上方落語の公演を通じて我々が感じたのは、各国の人々の反応が「日本人も冗談を言うんだ」と言う驚きでした。落語はただのお笑い古典芸としてではなく、勤勉で冗談を言わないと思われてきた日本人が昔から豊かなユーモアの持ち主であったと、それまでの日本人のイメージをも変える「等身大の日本人」を感じてもらえる公演でもあったのです。
文化庁文化交流使任命
また海外公演での活動が認められ、2002年小春團治の海外公演の様子は高校の英語副読本にイチロー選手、小沢征爾氏らと並んで掲載されました。2006年にはNewsweek誌の「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれ、2007年文化庁より文化交流使に任命されました。
文化交流使の活動では、ニューヨークを拠点にハーバード大学、コロンビア大学、ワシントン大学など、米国各地の名門大学で落語のレクチャーとデモンストレーションを行いました。
落語界初のNPO法人設立
そして海外への上方落語公演をより円滑にするため、2006年落語家で初となるNPO法人「国際落語振興会」も設立しました。
また、NPO法人国際落語振興会は海外の落語公演のみならず、文化庁の委託事業や大阪市の助成などで小学生のための落語鑑賞会やワークショップを各地で開催し、座ったままで何人もの人物を演じ分け、具体的な小道具を使わず扇子と手拭いだけですべてを表現する、イメージ芸「落語」を通じ子供達の想像力を養う活動も行っています。
落語家初、ブロードウェー、カーネギーホール、国連本部公演
2007年には落語家初となるニューヨークブロードウェー公演を、そして2010年にはこれも落語家初となるカーネギーホールと国連本部での公演を実現しました。
英語・フランス語・スペイン語・中国語の4ヶ国字幕で行われた国連公演。各国大使や外交官などが集まった国連第3会議場で、我々は不思議な光景を目撃しました。
国も言語も人種も文化も違う人達が、世界に類のない日本の庶民芸「落語」で笑い合っている。
それはもっとも平和なひとときでした。
今、テロと報復で憎しみの連鎖が続いています。9.11で多くの方が尊い命を失い、またパリでもたくさんの方が犠牲になり、大きな悲しみに包まれました。ワールドトレードセンターの遺族を招待して行われるこの公演は、笑いによって悲しみを癒し、憎しみを和らげる平和のメーセージとなることでしょう。
本格的上方落語を世界へ
本格的上方落語を世界にという思いから、お囃子もテープを使わず、生の三味線・太鼓・笛などお囃子方も同行して今まで海外公演を行ってまいりました。
今回のNY公演も桂小春團治の他、三味線・太鼓・笛などお囃子方に字幕オペレーター、プロデューサーで総勢7人の渡航・滞在費に公演費用がかかります。
大阪市から助成を受け、企業協賛もありますが、まだまだ足らないのが現状です。
一人でも多くの方にご賛同いただき、人々が笑い合える平和な世界の実現にご協力いただけたらと思います。
「笑いで諍いのない世界」
なにとぞご協力よろしくお願いいたします。
<公演詳細>
■「RAKU-GO」IN NEW YORK Vol.3
2016年2月19日(金)18:30(米国人向け公演)
・日本クラブローズルーム(約120席)
・出演 桂小春團治「お玉牛」「皿屋敷」、鳴り物解説(英語字幕)
・鳴り物 桂福矢(笛)、桂福丸(太鼓)、桂治門(太鼓・鉦・銅鑼)、
花登益子(三味線)
英語字幕落語: 無料招待者(911遺族会の方々、支援者、日本語・日本文化に興味のある米国人のかたがた・・・)
主催: 特定非営利活動法人国際落語振興会
後援:在ニューヨーク日本国総領事館、ニューヨーク日本商工会議所、日本クラブ、松竹芸能
助成:大阪市
協賛:大和ハウス工業株式会社
協力: ANA
制作:ライブアクトインターナショナル
■「桂小春團治RAKU-GO IN NEW YORK Vol.3」
2016年2月20日(土)昼夜2回公演(邦人向け公演)
・フローレンス・グールド・ホール(ニューヨーク、ミッドタウン)(400席)
・出演 桂小春團治(2席)・桂福矢・桂福丸・桂治門
三味線:花登益子
・日本語寄席:自由席一般$48-(USD) 学生・シニア$40
主催: 特定非営利活動法人国際落語振興会
後援:ニューヨーク日本商工会議所、日本クラブ、松竹芸能
助成:大阪市
協賛:大和ハウス工業株式会社
協力: ANA
制作:ライブアクトインターナショナル
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2016年01月25日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
【限定50名様】小春團治クリアファイル・エンドクレジットにお名前記載
3,000円(税込)
・桂小春團治の名前と紋入りの特性クリアファイルを1枚
・米国人向け公演で使用する字幕のエンドクレジットに、special thanks としてあなたのお名前を記載
【限定100名様】公演DVDとエンドクレジットにお名前記載
5,000円(税込)
・今回のNY公演のDVD
・米国人向け公演で使用する字幕のエンドクレジットに、special thanks としてあなたのお名前を記載
【限定100名様】公演DVDと小春團治特性手拭い、エンドクレジットにお名前記載
10,000円(税込)
・今回のNY公演のDVD
・桂小春團治特性手拭いを1枚
・米国人向け公演で使用する字幕のエンドクレジットに、special thanks としてあなたのお名前を記載
※写真はサンプルです。デザインが変更になる可能性がございます。
【限定50名様】DVD・国内落語会招待券・手拭い、字幕エンドクレジットお名前記載
15,000円(税込)
・今回のNY公演のDVD
・桂小春團治独演会招待券1枚(大阪10月15日、東京11月予定)
・桂小春團治特性手拭いを1枚
・米国人向け公演で使用する字幕のエンドクレジットに、special thanks としてあなたのお名前を記載
※写真はサンプルです。デザインが変更になる可能性がございます。
【限定3名様】出張落語会・公演DVD・手拭い、エンドクレジットにお名前記載
300,000円(税込)
・ご自宅に桂小春團治が出張して落語を行います。(交通・宿泊費別途)
・今回のNY公演のDVD
・桂小春團治特性手拭いを1枚
・米国人向け公演で使用する字幕のエンドクレジットに、special thanks としてあなたのお名前を記載
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 お笑い・エンタメカテゴリの 「ニューヨークから笑いで平和のメッセージ 桂小春団治NY落語公演プロジェクト」プロジェクト詳細ページです。