●制作の進捗やお知らせは、活動レポートで随時公開（ここをクリック）●

増殖する、悪夢。

植物怪獣ユグドラサスとの熾烈な戦いを乗り越えた人類に、更なる脅威が迫り来る……

世界中に残されたユグドラサスの朽木から生まれ出る、未知の昆虫型怪獣たち。

プレイヤーは、対怪獣国際条約機構AKITO（Anti-Kaiju International Treaty Organization）ヨーロッパ方面司令官として、大量発生した昆虫型怪獣「クアント」の軍勢と戦います。

クアントの弱点である冬が到来するまでの３か月間、あなたは欧州７都市を守り切れるでしょうか。

７つの都市に続々と現れ、増殖していく昆虫怪獣は、弱いうちに各個撃破するもよし。怪獣を誘導し、あえて一か所に固めて複数体を結合させてから、強力な兵器で倒すもよし。

厳しい状況をなんとかしのぎ、起死回生の作戦が上手く決まったときは、パズルゲームのような爽快感です！

また、質の良いカードやボードなどの手触りも見逃せないポイントです。スマホやテレビといったモニターからしばし離れて、じっくりと怪獣映画の世界に入ってみませんか？

山札から出てくるカードの順番や７つの都市ボードの位置関係は、ゲームの度に変わるため、毎回違ったゲーム展開になります。

全てのカードを使うため、手札に引いてくるタイミングや順番によって、安全なうちに先々の準備を進めたり、と思ったら一気に窮地に陥ったり、そこからカードの上手い組み合わせで打開したりといった、ドラマチックな展開が繰り広げられます。

決して難易度が低いゲームではありませんが、何度も遊ぶことによって、カードの効果や使用法に慣れ、このゲーム特有の「緩急の波」に対応できるようになったり、残りカードを把握して未来を先読みしたりといった、プレイヤースキルの向上が感じられるゲームシステムになっています。

１人用ゲームなので、自分のペースで、ゲームに慣れていくことができます。

２～３人で遊べる協力ルールもあり、複雑なゲームが得意な人も、そうでない人も、みんなで遊びながら慣れることができます。

遊び方はあなた次第で、

（例１）ボードゲーマー複数人で怪獣と真剣勝負！

（例２）複数人で遊びながらルールに慣れ、家に帰って１人プレイで怪獣に挑む！

（例３）１人プレイをオンライン配信し、コメントをもらいながら一緒にクリアを目指す！

（例４）子どもがプレイしている横で、親がアドバイス！

など、さまざまな活用法が考えられます。

箱サイズは天面A４サイズで、意外に大きな本格派。

『ボルカルス』『ゴジラ』と同じサイズです。

【ゲームの目的】

ゲームの目的は、ヨーロッパ７都市のうち５つ以上が残っている状態で、３ラウンド目の終了まで防衛しきることです。

【都市の壊滅】

各都市には固有の防衛力があり、怪獣カードを置ける最大枚数が決まっています。

防衛力を超える枚数の怪獣カードが置かれてしまった都市は、壊滅してしまいます。

また、各ラウンドの開始時には「怪獣穴」から怪獣が出現します。

怪獣穴の数も意識しながら、計画的に都市を防衛していく必要があります。

【怪獣の結合】

怪獣は、毎手番のあと、可能な限り結合し、より強い姿になっていきます。

また、それぞれの結合形態は固有の特殊能力を持ち、その組み合わせが人類を苦しめます。

【ゲームの流れ（手番でやること）】

各手番では、５枚の手札から１枚を選び、効果を使用します。

効果を使用したら、減った分の手札を山札から引き、手札の枚数を５枚に戻します。

これを、山札と手札が全てなくなるまで繰り返します。

カードには、

●「怪獣が出現する / 増殖する」といった悪い効果をもつ「脅威カード」

●「怪獣を倒す / 移動させる」といった良い効果をもつ「作戦カード」

があり、これらのカードは全てまざった状態で山札となっています。カードは山札から引いていくので、手札には良いカードも悪いカードも、入ってきます。

そして、１つのラウンドをクリアするためには、手札と山札のカードを全て使い切らなくてはなりません！それを３周できたら、ゲームクリアです。道のりは長い……！

【カードを使う順番】

カードを使う順番は基本的に自由なので、

「まず《作戦：誘導》を使ってロンドンに怪獣を集めて、《作戦：集中砲火》だ！」

「その後に《脅威：炎上》を使うことで、怪獣の効果を不発に終わらせたぞ！」

……というように、カードを使う順番と組み合わせをよく考えることが重要です。

ただし怪獣は、人類の予想を超えた行動をしてくることがあります。

それが「急襲」です。

手札に「急襲」を持つ脅威カードがあるときは、優先的に「急襲」を使用しなければなりません！

首尾よく怪獣を討伐しているときに出てきて計画を狂わされたり、大変な状況でダメ押しの一枚が出てきたりと、怪獣クアントはかなり凶悪……。

人類になすすべはないのか……。

いやいや、人類側も負けてはいられません。「急襲」に対応できるカード「速攻」があります！

「急襲」のカードが手札にあるときでも、「速攻」のカードは使用できます。

怪獣の予想外な活動にも即座に対応できる、人類の切り札です。

「速攻」のカードは枚数が限られているため、手札に温存しておいて、上手く活用できるかが勝利のカギとなります。

【威力臨界ゲージ】

攻撃系の作戦カードを使うことで、怪獣を倒す（ストックに戻す）ことができます！

ただし、攻撃にも「強さ」があり、強さが「威力臨界ゲージ」以下の怪獣しか倒すことができません。この「威力臨界ゲージ」を上げるためには、怪獣の生態を研究・解析する必要があります。

ゲーム中に怪獣を倒すと、その死骸から研究・解析が進み、「威力臨界ゲージ」が少しずつ上がっていきます。

ラウンドが進むごとに、出現する怪獣の強さも上がっていくので、怪獣に遅れを取らないよう「威力臨界ゲージ」を計画的に上げていきましょう！

［カードサイズ］

怪獣カード：44×63mm

イベントカード、エンディングカード：88×63mm

［箱サイズ］

Ｗ220×Ｄ310×65mm（『ボルカルス』『ゴジラ』と同じ）

※仕様は制作中のものです。一部変更になる可能性があります。

今回のリターンは、全部で６種類あります。

【Ａ】『クアント』ゲーム本体【Makuake限定豪華版】

【Ｂ】ノーマル形態PVCミニチュア×10体セット【Makuake限定販売】

【Ｃ】『クアント』ゲーム本体【限定豪華版】＋公式ファンブック＆６大オリジナルグッズ

【Ｄ】『クアント』ゲーム本体【限定豪華版】＋KOE ロゴ入り特製スクエアバッグ

【Ｅ】『クアント』ゲーム本体【限定豪華版】＋ファンブック＆６大グッズ＆スクエアバッグ

【Ｆ】【限定１名】KOE第５弾のストーリーに出演（キャラクターとしてお名前が登場）

１つずつ、解説します。

【Ａ】『クアント』ゲーム本体【Makuake限定豪華版】

今回の基本となるリターンです。

ボードゲーム『クアント』を、一般販売の約１か月前にお届けします。

また、一般販売と同じ本体価格ながら、５つの特典がついた限定豪華版となります。

(1)追加作戦カード「汚泥爆弾」「遅れてきた英雄」がキラカードになります。

→２ラウンド目、３ラウンド目にそれぞれ山札に入り、人類の助けとなってくれるカードです。ゲーム中に引いたときの盛り上がりを、キラカードが演出します。

(2)怪獣クアントの1000体結合形態「デミボルカ」カードがキラカードになります。

→怪獣が最大まで結合してしまった最終形態が「デミボルカ」です。この人類にとって最悪の状況を、キラカードが演出します。

(3)怪獣クアントの10体結合形態「ユニークス」カード15枚が、全て異なる15種のイラストを使用したユニークなカードになります。

→10体のクアントが結合した姿「ユニークス」のイラストが、１種類→15種類にグレードアップします。まさにユニークス！

(4)説明書のクレジットに任意のお名前が掲載されます。

→一般販売分でも掲載され続けるので、『クアント』が人気になるほど自慢できるかもしれません!?

(5)Makuake限定サンクスレター ×１枚

→Makuakeの最終結果報告や今後の意気込みなどを、特製の用紙でお届けします。

【Ｂ】ノーマル形態PVCミニチュア×10体セット【Makuake限定販売】

※制作中の原型３Dデータです。本番の色は濃い目のチョコレートブラウンになる予定です。

クアント単体の姿「ノーマル」形態が、ミニチュアになって登場です。

10体で１セットとなっています。

ゲームの各種コマ（ラウンドマーカー、威力臨界マーカー、ゲーム中に出現した「ソルジャー」の効果を表すマーカーなど）として使用できる、ゲーム体験をより豪華にする追加キットとして、ゲームに使えます！

その他にも飾ったり、ペイントしたりなど、活用方法は、あなた次第です！

（今回の怪獣はカードで表現されているため、ゲーム本体に怪獣のミニチュアは入っておりません。ミニチュアがなくてもゲームは遊べます）

【Ｃ】『クアント』ゲーム本体【限定豪華版】＋公式ファンブック＆６大オリジナルグッズ

前述のゲーム本体（限定豪華版）に、株式会社アプリスタイルさまと共同で制作中の公式グッズがついたものです。

＜公式ファンブック＞
・パッケージやカード、イベントで使用された怪獣の迫力イラスト満載！

貴重な資料画像やラフ画も見逃せない。

・制作陣による『Kaiju on the Earth』シリーズ誕生のきっかけ、制作の舞台裏を振り返るインタビュー集。

・『Kaiju on the Earth』シリーズのファンアートや二次創作物、楽しみ方の紹介など、ファン参加型コーナーも掲載予定。

［予定仕様］A4サイズ / 約48ページ / フルカラー

＜６大オリジナルグッズ＞
・今回が初披露となるイラストも含め、『Kaiju on the Earth』シリーズのイラストを使用した、６種類のオリジナルグッズです！

［予定仕様］仕様の詳細は、活動レポートで順次報告いたします。

【Ｄ】『クアント』ゲーム本体【限定豪華版】＋KOE ロゴ入り特製スクエアバッグ

前述のゲーム本体（限定豪華版）に、これも株式会社アプリスタイルさまと共同で制作中の公式グッズがついたものです。

＜KOE ロゴ入り特製スクエアバッグ＞
・『Kaiju on the Earth』シリーズでこれまでに出た『ボルカルス』『レヴィアス』『ユグドラサス』『ゴジラ』そして『クアント』を入れてもまだ余裕のある、大型バッグ。

・ボードゲームを持ち運ぶ際や、ご自宅での収納にピッタリ！買い物にも使えます。

［予定仕様］Ｗ450×Ｄ450×Ｈ250mm / 材質：ポリエステルなど

【Ｅ】『クアント』ゲーム本体【限定豪華版】＋ファンブック＆６大グッズ＆スクエアバッグ

前述のゲーム本体（限定豪華版）に、ＣとＤのグッズのリターンが合わさったものです（ゲーム本体は１個です）。

【Ｆ】【限定１名】KOE第５弾のストーリーに出演（キャラクターとしてお名前が登場）

毎回Makuake開始数分で売り切れてしまう、ひそかな人気プラン（？）です。高額なのに、ありがとうございます……！

今後もしKOEシリーズが漫画化、映像化などしていった場合には、作中の重要キャラクターとして登場できるかもしれません（そうできるよう、シリーズ展開を頑張ります）。

2022年10月21日(金) ：Makuake開始

2022年10月29日(土) ：ゲームマーケット2022秋１日目＠東京ビッグサイト

2022年10月30日(日) ：ゲームマーケット2022秋２日目＠東京ビッグサイト

→両日アークライトブースにて、手作りモックアップやミニチュア、グッズのサンプルを展示予定です。

2022年11月11日(金) ：Makuake終了

2022年11月下旬 ：お名前掲載分を整えて、データ入稿

→応援購入の数や制作状況によっては数週間の遅れが発生する可能性があります。

2022年12月 ：中国にて製造開始

2023年３～４月 ：製造完了。日本へ海上輸送

2023年４～５月 ：サポーターの皆さまへ発送

→新型コロナウイルスや紛争の影響により、製造や輸送は１～２か月以上前後する可能性があります。

遅延の際には、活動レポートなどでお知らせいたします。

『Kaiju on the Earth』は、濃厚な怪獣映画体験が楽しめる、怪獣災害戦略ボードゲームシリーズです。アークライトとドロッセルマイヤーズによって共同企画されました。

怪獣映画を彷彿とさせるシリーズ共通の「世界観」のもと、作品ごとに異なる作家がゲームデザインした、バリエーション豊かなゲーム体験が楽しめます。

これまでに、Season１三部作として、2019年に第１弾『ボルカルス』、2020年に第２弾『レヴィアス』、2021年に第３弾『ユグドラサス』が発売されました。

これら３作はMakuakeにて「特典付き限定版」の先行予約を行い、シリーズ累計の応援購入総額は42,622,631円に達しました。

また、Makuakeで一年間に優秀な成績を収めたプロジェクトに与えられる賞「Makuake Award」において、「Makuake Award 2020」「Makuake Award 2021」と二年連続で選出されるなど、評価もいただいております。

2022年には外伝シリーズ『Kaiju on the Earth LEGENDS』第１弾『ゴジラ』も発売され、ボードゲームファンに留まらず、多くの人々を魅了しました。

今回の『クアント』は、KOEシリーズ本編の通算４作目のタイトルであり、Season２三部作の１作目にあたります。

世界観やストーリーの一部は前作からつながっていますが、ゲームシステムは毎回異なる完全新作なので、『クアント』から遊んでも全く問題ありません！

本作は１人用ゲームなので、自分のペースでじっくりとKOEの世界観に浸れます。

写真左上から、

・アシスタントプロデューサー：小池淳皓（アークライト）

・総合ディレクター：渡辺範明（ドロッセルマイヤーズ）

・第４弾『クアント』ゲームデザイナー：ポーン（ステッパーズ・ストップ）

・総合プロデューサー：野澤邦仁（アークライト）

・第６弾『（怪獣名未発表）』ゲームデザイナー：BakaFire（BakaFire Party）

写真左下から、

・第５弾『（怪獣名未発表）』共同ゲームデザイナー：明地宙（SoLunerG）

・第５弾『（怪獣名未発表）』共同ゲームデザイナー：上杉真人（I was game）

●第４弾『クアント』ゲームデザイナー：ポーン（ステッパーズ・ストップ）

国内随一の１人用ゲーム作家。代表作は『シェフィ』『Blade Rondo』など。

「数」が好きで、「たくさんの数」にこだわりがある。

国内外でさまざまなカードゲームを発表しており、ロジカルで美しく、深いゲームシステムにファンも多い。

『クアント』はKOEシリーズ初の１人用ゲーム。これまで培ってきた１人用ゲームのノウハウを遺憾なく発揮し、かつKOEシリーズ特有の制作環境で、新しい一面も開花したという。

●パッケージ / シリーズティザーイラスト：開田裕治

「怪獣絵師」の異名を取る、日本を代表するイラストレーター。

主に怪獣やロボットなどのキャラクターイラストを手掛け、これまでに『ゴジラ』シリーズ、『ウルトラマン』シリーズ、『ガンダム』シリーズなど多数のイラストを担当。

KOEでは第１弾『ボルカルス』から、外伝シリーズ『ゴジラ』も含め、シリーズ全てのパッケージとティザーのイラストを担当。KOEが目指す「本格」怪獣災害体験に大きく寄与している。

●総合ディレクション：ドロッセルマイヤーズ

広く「遊び」の本質に迫る創作ボードゲームメーカー。

KOE以外の代表作は、『まっぷたツートンソウル』などのヨフカシプロジェクト、『なぞなぞ気分』などのゆるゲーシリーズ、『4コマンガ』などの小学館グッドゲームズ。

TBSラジオ アフター6ジャンクションによく出演。Spotifyでドロッセルマイヤーズ・ラジオ配信中。

『クアント』では、ゲームのコンセプト立案、ディレクション、世界観設定、ストーリー執筆などを担当。KOEプロジェクトの共同主宰として、濃厚な世界を創り出す。

●企画制作 / 総合プロデュース：アークライト

国内外のボードゲームやTCG、TRPGなどの企画・制作・販売や卸流通、書籍出版などを行う、総合アナログゲームメーカー。

KOE以外のボードゲーム代表作は『ito』『ラブレター』『テラフォーミングマーズ』『ウイングスパン』など。

国内最大級のアナログゲームイベント「ゲームマーケット」主催。

『クアント』では、ゲームルールの監修、商品仕様の策定、製造管理、プロモーション、プロジェクト全体の統括など総合的に担当。KOEプロジェクトの共同主宰として、より高品質な商品を、より多くの人へ、届け続けるべく尽力する。

【スタッフクレジット】

［ゲームデザイン］ポーン（ステッパーズ・ストップ）

［ディレクション］渡辺範明（ドロッセルマイヤーズ）

［グラフィック］宇佐美詠子

［イラスト・怪獣デザイン］開田裕治、中村豪志、松本智明、中北晃二

［ミニチュア原型制作］竹内大治（ジャイアントホビー）

［編集］渡辺範明（ドロッセルマイヤーズ）

［プロデュース］小池淳皓（アークライト）

［総合プロデュース］野澤邦仁（アークライト）

［印刷・製造］Cool Games Manufacturing Ltd.

［発売元］株式会社アークライト

【実行者の想い】

KOEの企画当時、ボードゲーム業界でシリーズものというと、「毎回同じゲームシステム」で、「ガワや細部が違う」という展開がほとんどでした。

一方でKOEシリーズは、「毎回異なるゲームシステム」なのに、「世界観を同じにしてシリーズ展開する」という、珍しい切り口で企画されたプロジェクトです。

また、KOEシリーズは、業界を代表する豪華メンバーで制作チームが構成されていることも特徴の１つです。皆さまにワクワクを感じていただけるよう、一緒にシリーズを育てていただけるよう、チーム一丸となって、心を込めて対応してまいります。

応援のほど、何とぞよろしくお願いいたします！

【各種リンク】

・［Twitter］アークライトゲームズ https://twitter.com/ArclightGames

・［Twitter］ドロッセルマイヤーズ https://twitter.com/Drosselmeyers_

・［公式サイト］アークライトゲームズ https://arclightgames.jp

・［note］ドロッセルマイヤーズ https://note.com/drosselmeyers