近年、低所得収入世帯やひとり親家庭などの子どもたちが増えています。このような家庭の子どもたちは、学校外で勉強する機会が少ないため学力の低下が心配されています。その他にも、親が夜遅くまで働いているためひとりでご飯を食べたり、ひとりで留守番をしていたりしてコミュニケーションが希薄になっています。

この「子どもの居場所」を開設することで、共に勉強し、ご飯を食べ、遊ぶことで様々な人と関わることが楽しいということを実感させてあげられると考えています。

　　　
「平成27年版　子供・若者白書（厚生労働省）」より

子どもの居場所を作るプロジェクトは、教育や児童福祉に興味を持っている大学生を中心に動いています。

このプロジェクトは低所得収入世帯やひとり親家庭の子どもたち（小学生・中学生）の参加を予定しています。将来的にはこのような子どもたちに加え、学校に行けていない子どももこの居場所に来られるようにしていきたいと考えています。

　　　　　　　コミュニケーションを取れるような場所を目指して

居場所スペースでは共に食事をしたり、勉強をしたり、遊んだりして様々な人とコミュニケーションを取れる空間を作っていきます。

子どもたちが学校から帰ってきた17時から20時の時間帯に１週間１〜２日間この居場所スペースを開く予定です。長期休業中は早い時間帯に回数をもう少し増やして居場所スペースを開きます。

皆さまにご支援していただいたお金は、居場所スペースを運営するために使用いたします。

居場所スペースは一からの開設となるため、「スペース賃貸料」の他に「机や椅子といった備品の購入費」がかかります。その他にも、「学習支援のためのテキスト購入費」や「食事をするための費用」などに使わせていただきます。

兵庫子ども支援団体では今年の５月より明石市で低所得収入世帯の子どもやひとり親世帯の子どもを中心にした学習支援活動を実施しております。

この活動に参加している子どもたちの様子を見ていると、楽しそうに大学生ボランティアなどと一緒に勉強しています。

単に勉強をしに来ているのではなく、この活動に協力している色々な人と関わるのを楽しみにして活動に参加しているように思います。

現在は、明石市内の貸室を使用して学習支援活動を実施していますが、貸室であると定期的に活動を行うことが難しいときがあります。

また、貸室では子どもたちが落ち着いて過ごせる「居場所」になりにくいです。そのためにも、この挑戦を達成し「居場所」を明石市に開設したいです。

この他にも団体としては児童虐待防止や小児がん・難病支援といった様々な子どもに関わる活動を行っています。

団体では子どもに関わる諸問題について一人ひとりが目を向けることによって解決への道が開けると考えています。

＜実行者＞

■多田　実乘

はじめまして！兵庫子ども支援団体理事の多田実乘です。

今回、「子どもの居場所」を作るためにMakuakeさんでクラウドファンディングに挑戦させていただきます！

私自身、大学で子どものことなどを学ぶうちに"子どもの居場所"の重要性を実感しました。そのため、子どもたちの居場所を作り、子どもたちと勉強し、食事をし、遊ぶことで人と関わることの楽しさを伝えられたらと思っています。

■横山　和可

はじめまして！兵庫子ども支援団体理事の横山和可です。

小学生のうちは学童保育があります。しかし、人数によっては受け入れてもらえなかったり、中学生になると学童保育などがなくなるので、「子どもの居場所」を作ることはとても重要なことだと思っています。ぜひ、プロジェクトへのご支援をよろしくお願いいたします。

＜運営団体＞

団体名：兵庫子ども支援団体（2013年11月設立）

代　表：上堀内　武尉

住　所：兵庫県明石市林崎町2-8-25（横山方）

活　動：児童虐待防止に関する活動、小児がん・難病支援に関する活動、子ども等の健全育成に関する活動　等

これは兵庫子ども支援団体が掲げるミッションです。

未来を背負っていく子どもたちが笑顔で過ごすことができる地域が増えていくと、社会が活性化していくと私たちは考えています。団体では、子どもたちの笑顔を第一に考え活動を実施しています。

〜FAQ〜

（１）目標金額を達成することでどれくらい居場所を開設出来ますか？

目標金額500,000円を達成できると１年間居場所スペースを運営することが出来ます！

（２）どこに居場所スペースを開設する予定ですか？

居場所スペースは兵庫県明石市に開設します。予定としては、西明石駅付近または大久保駅付近に開設します。

（３）居場所スペースにはスタッフが常駐していますか？

居場所スペースの開館日には１名以上のスタッフが必ず常駐しています。また、学習支援は原則的に１対２〜３での指導となりますので、子どもの人数に応じたボランティアがいます。

（４）受け入れる子どもの人数はどれくらいですか？

スペースの広さを見て最終的に決定しますが、現段階では受け入れる子どもの人数を１０名以内と想定しています。