プロジェクト実行者
ストーリー
1.プロジェクトの概要 物語の始まり
昔は空き地で野球をし、キャッチボールをし、家に帰ったらプロ野球中継を見る、そんな風景が多く見られました。現代ではほとんど見られない光景です。子供たちは塾にゲーム、そして、空き地や公園では野球はおろかキャッチボールを手厳しく禁じられ、道路でお父さんお母さんと子供がキャッチボールする微笑ましい光景は、ご近所様の苦情により、殆ど見られなくなりました。
また、硬式球を使用する場合、さらに場所制限は厳しく、立派な多目的広場やグランドがあっても、硬式ボールでキャッチボールしただけでグランドの使用を止められます。硬式が使用できる野球場は多目的グランドが一時間700円弱の使用料に対し、2000円~8000円であり、かつ、大人の軟式野球の試合と競合により、グランド確保は至難の技です。
(このグランドもボールが飛び出すような使い方はしていませんが、グランド管理者の理解は得られませんでした。使えなくなりました。)
子供たちが、安心して心置きなく練習できる環境をどうやって確保するか?多くの硬式野球チームが抱える課題です。チームスタッフが夜な夜な数ヵ月後のグランド予約をしつつ、あらゆる場所を転々とし、交渉し、周囲の理解を得て、ようやく活動しているのが実態です。
神戸サンダーイーグルスも、グランドを転々としつつ、また、お父さんお母さんが、早朝から遠くのグランドに選手送迎しながら運営してきました。野球したい子供はいても、お父さんお母さんがうまく送迎できないことから、入部を見送られることもありました。そこで、チームで送迎バスを購入し、子供たちをグランドに連れていく営みも始めました。
子供たちが自分で通える範囲内で、もっと心置きなく練習できる環境を整えられたら良いのに・・・。そんな思いのもと、メガソーラー化が続く、近隣の郊外の土地を当たっては断られる日々が続きました。
そうして、ようやく、所有する企業様の理解を得られたのが、この場所でした。
子供たちが、野球を通じて成長していける場(環境)を造り、自チームだけでなく多くの野球少年が、お父さんお母さんとキャッチボールし、地域のお年寄りは元気な子供たちの姿を見ながら、散歩したり、グランドゴルフできるようにしたい。そんな思いから、実現できる場所を探してきましたが、ついにその場所に巡り合いました。
使用が許可されたとき、スタッフも子供たちも、大喜びで、草ボーボーですが、皆で走ったり、体操したり、そして、お父さんお母さんによる草抜きも始まりました。このグランドまでなら、多くの子供たちは自転車で20分ほどでアクセスできます。
そして、私にも声が聞こえてきました!
最後は重機のヘルプも入り、表面の草は剥ぎ取られました。しかし、表面は砂利層になっているので、野球をするには、土を入れる必要があります。なぜなら、ボールが不規則に跳ね上がったり(イレギュラーバウンド)、ボールを取るために飛びついたときに子供たちが怪我をしたり、砂利の上ではボールの損傷も激しく、野球チームの活動としては不十分です。
2.プロジェクトの詳細
ベースボールパークといえば、ゴルフ場の芝のように内野、外野に芝をはった、素敵なボールパークを夢には見れど、まずは、子供たちが安全に野球ができるようにすることが先決。
このプロジェクトのミッションはグランドに土を入れることです。
「それを造れば、彼は来る」
このプロジェクトにご賛同いただける皆様、是非ともよろしくお願いします!
「田圃の中の夢」、まさに日本のフィールドオブドリームス
支援者の皆様にもいつかこのグランドに立っていただきたい。そして、大事な人とキャッチボールをしてください。そして、言えなかったことを言ってください。
グランドが完成すると、ウィークデイは地域の方が散歩したり、グランドゴルフできる場所として地域貢献に活用。また、土日は神戸サンダーイーグルスや多くのヤングリーグ所属のチームのみならず、硬式軟式を問わずできるだけ多くの方に使用していただけるグランドにしていきます。
3.神戸サンダーイーグルスの物語(どんなチーム?)
平成26年1月がチーム設立の日です。たった二人の部員と監督である私でチームを立ち上げました。二人の選手は、前チームで監督をしていた時の教え子でした。二人の選手は私のチームを卒業後、名門チームに入部しましたが、諸般の事情で退部してしまいました。
彼らの才能をここで終わらせてはならない、もう一度、グランドへ戻したい。。。
私自身は既に前チームでは、その年限りで監督を退任することが決まっており、彼らをグランドに戻すことに集中できる環境にありました。そして、彼らと相談し、チームを結成することにしました。
しかしながら、チラシは配れども、一件の問い合わせもないまま、時は過ぎていきます。グランドを転々としながら、二人の部員を鍛え上げる日々が続きました。硬式だからといって、グランドを追い出されることも多々ありました。
そうしているうちに小学生が一人、また一人と練習に参加するようになりました。彼らもまた私の教え子でした。さまざまな思いが試行錯誤する中、小学生の部を連盟に加盟することになり、夏の選手権に出場することになりました。出場も一筋縄ではいかず、出場辞退も考えた夏の選手権ですが、選手たちは力を合わせて初戦を突破し、見事3位になったのでした。そして、翌春の選手権では見事にヤングリーグで全国制覇を果たしました。
そして、平成27年8月に行われた野球ワールドカップ(U-12)「侍JAPAN」に選手が選ばれ、台湾で行われた試合で活躍してきました。
一方で、地道に続けてきた中学部の選手募集にも反応が出始め、体験に参加する選手が徐々に増え始め、6月についに11人を超える選手が集まったのです。
中学生の部はヤングリーグへの加盟を認められました。この時、誰よりも喜んだのは、チーム結成当初から歩みをともにしてきた現3年生でした。
神戸サンダーイーグルスの特徴は、選手に野球だけさせるのではなく、様々な取り組みをさせています。勉強は公立大学の野球部員にお願いし、どうすれば野球と勉強の両立ができるか、勉強の習慣づけを選手と歳が近いロールモデルとなるお兄さんが指導しています。
道具を大切にする心を根付かせていくためにトンボを自分で作り、グランドでは、自分で作ったトンボで整備をするようにしています。
グラブやスパイクの磨き方も指導しています。道具をピカピカにすることで野球の技術が高まるわけではありません。しかし、一流選手は道具にこだわり、道具はいつもピカピカに揃えられています。それはなぜか?選手には常に自問自答させています。
これは、私のこだわりですが、体の柔軟性や使い方は非常に重要です。ここは私自身も勉強しながらプロのトレーナーに選手の状態を診ていただいています。
その他に中学生は昼食のごはんは、リターンにも掲載している、地元のお米を焚いて、炊き立てご飯をたくさん食べるようにしています。
毎週、選手たちはイキイキと活動し、力を蓄えるとともに、真に「世界を明るく元気にする」人材に成長してくれています。
選手自身が「自分のことは自分でやる」。当たり前ですが、徹底してやっていくために、そして、お父さんお母さんの野球サークルとならないために父母会はありません。婦人部もありません。当番はありません。
神戸サンダーイーグルスは野球が好きな選手の為のチームなのです。
私自身はこのチームからプロ野球選手がでれば、こんなに喜ばしいことははありませんが、それよりも、節目毎に選手がグランドに帰ってきて、成長を見せてくれる場所、悩んだら、後輩たちのプレーを眺めに来てくれる場所、最後に今の選手達の子供と選手たちがキャッチボールできる場所となってくれることを楽しみにしています。
そのためには30年チームをたたむわけにいきません。このグランドの中で新しいドラマが始まります。私はそれを見るまでグランドを離れるわけにはいきません。もちろん、支援者の皆様にとっても良き場所となることでしょう。
4.実行者 安永大輔とは?なぜ、クラウドファンディングなのか?
福岡県北九州市出身です。現在は兵庫県神戸市に住んでいます。小学生の頃から野球を始めました。野球を通じて多くのことを学びました。最も学んだことは「あきらめからは何も生まれない」ということと「元気があれば何でもできる」ということです。
世界を明るく元気にするために、野球を通じて地域少年を育成し、社会に貢献することが自分の使命です。
Makuakeとの出会いは知人の紹介で知りましたが、世界を明るくする、世界を変える、夢を現実にする強い思いを持った方が大勢います。そんな方々とのネットワークができたらいいな。相互に支援できたらいいな。と、考えています
また、私の多くの野球仲間もグランド調整に苦労し、野球人口は減り、名門チームの合併や廃部も出ています。
野球だけではなく、少年スポーツは子供の減少と共に苦境にさらされ、運営者だけがこの問題を抱え込み、自己資金で支える時代がきます。本来、地域の子供たちのスポーツ等の活動は、地域皆で支えてきました。しかし、最近では地域だけでは支えられなくなってきています。
そんな現状の打開策として、クラウドファンディングで地域の活動を広域かつ多くの方に知ってもらい、成功事例を作り、さらには、モデルをブラッシュアップし、他の地域、他のチームもクラウドファンディングを通じて支援者を見つけられるようになると、運営のフォローとなります。将来の子供たちの為にも地域スポーツの場は残してあげたいです。
そんな思いで、クラウドファンディングでプロジェクトを実施させていただいております。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年10月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
【限定30名様】チームロゴポロシャツ
5,000円(税込)
(更新日:2015年11月04日)
【限定30名様】
●チームロゴポロシャツ
ボタンダウンのポロシャツに「Eagles」をシンプルに刺繍した白地のシャツです!普段着で着ていただいても、違和感はありません!もちろん、応援の時にはベストマッチです!
サイズはSS、S、M、L、LL、3Lから選べます。
※サイズにつきましては、プロジェクト終了後実行者から確認のご連絡を致します。
【限定20名様】選手からの写真付き手紙と地元の米5kg
10,000円(税込)
【限定20名様】
●選手からの写真付き手紙
●地元の米5kg
選手たちのイキイキした写真とメッセージカードをお届け!
更に地元で取れたお米キヌヒカリもお届けいたします!
【限定20名様】チーム帽子
10,000円(税込)
(更新日:2015年11月04日)
【限定20名様】
●チーム帽子
エンジアメリカンキャップにロゴマークの野球帽です。
サイズFのみです。
【限定10名様】選手からの写真付き手紙と地元の米30kg
30,000円(税込)
【限定10名様】
●選手からの写真付き手紙
●地元の米30kg
選手たちのイキイキした写真とメッセージカードをお届け!
更に地元で取れたお米キヌヒカリもお届けいたします!
【限定10名様】イーグルスエンジユニフォームと帽子
30,000円(税込)
(更新日:2015年11月04日)
【限定10名様】
●イーグルス試合用のユニフォーム
●試合用帽子
背番号はKSE「48」!等、詳細はプロジェクト終了後、相談させていただきます。
サイズにつきましては、130、140、150、160、S、M、L、XOから選べます。
※プロジェクト終了後実行者から確認のご連絡を致します。
【限定5名様】ノボリ三本作成し、球場にスポンサー広告として設置
50,000円(税込)
【限定5名様】
●スポンサー広告のノボリを設置(三本)
ゴルフコースに行く幹線道路沿いの立地であり、スポーツ関連商品をお取り扱いの皆様にノボリを作成し、プロモーションのお手伝いをさせていただきます。
※ノボリのデザインと内容につきましては、プロジェクト終了後実行者から確認のご連絡を致します。
【限定1名様】球場ネーミングライツ
100,000円(税込)
【限定1名様】
●球場ネーミングライツ
(平成27年11月から平成29年3月まで)
ホームページや相手チームとの練習試合等、球場名を支援者の希望する名前で表示させます。
※プロジェクト終了後、実行者から詳細確認のご連絡を致します。
※ネーミングにつきましては、公序良俗に反する名前など、こちらが無効と判断したものなどお断りする場合がございますので予めご了承下さい。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「野球で神戸の子どもたちに夢を!野球小僧のためのベースボールパークを作りたい!」プロジェクト詳細ページです。