10ヶ月の時をかけて仕上がる「オイルコードバン」を身に纏う「最小限・最短ウォレット」。

長財布の「最小サイズ」はあたりまえ、提案するのは「最小限で最短」。

〈長財布を最小限の動作で使う〉

ファスナーをL字タイプにすることにより、素早く、楽に開閉できます。そして全てを見渡せるのでどこに何があるかわかりやすい。

〈お札の取り出しがラクラク！動作の時短〉

弊社従来品よりもコインケース部分を低くすることにより、お札が見えやすくてキャッチしやすい仕様になっています。

〈カードの出し入れがラクラク！動作の時短〉

カード入れを斜めにカットし、指で掴む面積を広げました。カードがとても取りやすく収納しやすい仕様です。

〈隠しポケットで容量をプラス〉

カード入れ裏に大ポケットがあるので領収書などサッと収納が可能。

もう一方のカード入れ裏の大ポケットには、カード入れに入らなかったカードも収納可能。

〈コインの取り出しがラクラク！最短アクセス〉

コインケースは大容量の不要と考え、弊社従来品よりもコインケースの高さを低くすることによりコインを取り出しやすくしました。

「お札」も「カード」も「コイン」も取り出しやすく見渡せるこの仕様が、最小限・最短で長財布をお使いいただけます。

持ち歩く長財布で必要最小限の枚数を検証したころ、キャッシュレスが進んだ現代では
・カードの最小限枚数は「5枚〜7枚」
・お札の最小限枚数は「10枚」
と７割程度の方が回答されました。
※当社調べによる。

大容量を求めないのであれば、何が長財布にとって便利か考えたところ「必要最小限の収納力」と「取り出しをスムーズ」にすることでした。

〈弊社従来品との比較〉

【従来品のラウンドファスナー】

ラウンドファスナーはぐるっとファスナーを開ける必要があります。

【本プロジェクトのL型ファスナー】

手前引き落とすだけ。ファスナータイプの最短距離で開閉がとても楽です。

〈サイズの比較〉

従来品よりも面積で約20%小さくしました。

お札は1万円がぴったり入るサイズです。
※新一万円札も現在発行されている一万円と同じサイズです。

〈コインケースの比較〉

コインケースの高さが高いから、指を奥までいれないとコインをキャッチできません。

コインケースの高さが低いから、指を奥までいれる必要がなく、カンタンにキャッチ！

〈収納できる容量について〉

推奨の容量としては「お札12枚」「カード6枚」「コイン20枚」

〈ポケットに入る大きさ〉

ジャケットの内ポケットにもはいり

おしりのポケットにも入る大きさです。

レザーロスをなくす
もうひとつの最小限

コードバンという革は通常の牛革に比べ非常に小さく、長財布を作るのに革１枚に対して２〜４個分しか取れません。

しかし、使える革がまだまだ残ります。

そして余った部分はロスとなり、小さい商品を作る以外、日の目見ない革となってしまします。

超一級品の高級な革なのに、ロスにするなんてもったいない！

できるだけロスなく革を使い切る！ との思いから、長財布で作成した時にでるロス革で「もうひとつの最小限ウォレットmini」を造り、同時販売することにしました。

胸ポケットにすっぽり入り、持ち歩きにこだわった「最小限」のキャッシュレスタイプにデザイン。

コインケース部分は視認性を高め、取り出しやすいようにボックスタイプにしました。

背面にカード入れがあり、かんたんスライドでカードが取り出しやすい。2枚のカードが入ります。

キャッシュレスとはいえ、お札は必要ですよね。
本体真ん中にポケットあり、お札を折って入れることができます。

〈収納できる容量について〉

推奨容量として「お札1枚」「カード2枚」「コイン15枚」

ランチやコンビニ、ちょっとしたお出かけなど、最小限持ち歩くだけの財布として、とても使いやすい仕様となっております。

レザーロスをなくすことにより、購入いただく方に最大のリターンがあります。
それは、ロス率を大幅に減少することにより製品価格を抑えられるということ。
ぜひリターン購入価格をご確認ください！

ロスなく無駄なく裁断している模様です。

革好きのコードバン

本プロジェクトの表革は、兵庫県姫路市にある世界的に有名な馬革専業タンナーでつくられた「オイルコードバン」を使用しております。

コードバンは長期間の熟成期間やなめし期間を経て、馬の臀部にしか存在しない緻密な繊維層を裏側から削りだし、再び熟成と乾燥等で手間暇をかけて、計10か月を掛け仕上げた馬革で、別名「キングオブレザー」「革のダイヤモンド」とも呼ばれ、独特の光沢感と重厚な質感のある革です。

オイルコードバンには独特の透明感・色ムラ・艶・色の深みがあり、通常の顔料で仕上げたコードバンよりも革の表情を感じ取れる仕上がりです。

【ご理解をいただきたいこと】

オイルコードバンには独特の透明感・色ムラ・艶・色の深みがあり、通常の顔料で仕上げたコードバンよりも革の表情を感じ取れる仕上がりです。
表面は革の素地がうっすらと浮かび上がり、全く同じものは一つとして存在しません。また馬は汗を沢山かく生物のため、表面に汗腺である「点模様」が見られる場合があります。それらは緻密な繊維層と表面がありのまま映し出された証明です。

オイルコードバンの個性として、個体差・部位により色の濃淡があります。2個セットで購入いただいた場合、同じ濃淡で発送できない場合がございます。ご了承お願いいたします。

「色ムラ」や「汗腺の点模様」「毛穴」「血筋」など生きていた証が皮革にはございます。これらを省いた生産は難しく個体差により製品にははいります。天然皮革のご理解お願いいたします。

内装の革にはもうひとつの高級レザー

内装の革にもこだわりました。コードバンの革に負けず、革の質感・エイジングを楽しめるように、北関東に生産拠点を置く「ベジタブルタンニン鞣し」にこだわり続けるタンナーのヌメ革を選択しました。
革本来の風合いを生かした昔ながらの鞣（なめ）し製法にて、熟練の職人一人ひとりが手間暇かけて作り上げた高級レザーです。

長財布の内装で使っている革は全て黒色のヌメ革となります。

ポケットウォレットではお札を挟む部分に黒色のヌメ革を使用しております。

「10ヶ月かけて仕上がるコードバン」と「ベジタブルタンニン鞣しの高級ヌメ革」革好きが求める贅沢な一品です。

こだわった質感

財布の製造方法は「切り目」と呼ばれる革だけで造る手法で仕上げています。
※ファスナー部分を除いて、革以外は一切使用しておりません。
一般的にお財布は革に生地を貼っているものが多いと思います。実はこの生地と革の間に芯材が入っており、製品を綺麗に形取るのに重要な役割をしております。

カチっと形を取ってはくれますが、革本来の素材感やしなりを感じることができなくなってしまいます。

良い革だからこそ、革本来の質感・エイジングを存分に感じていただきたい！だから革だけで財布をつくりました。

革だけで仕上げている「本当のオールレザー」です。

注意点：革に芯材を貼り込んでいないので、革の癖の影響を受け真っ直ぐに見えない場合があります。

注意点：miniトウォレットの裏面において、革の硬さや張りによってミシンの押さえ痕がつく場合があります。ご了承ください。

ファスナーにも求めたエイジング

ファスナーのメッキはブラックアンティークを選定しました。ブラックメッキをかけたあとに0.01mmにも満たない小さな砂を当てて艶を消すブラスト加工を施しています。
エイジングを楽しめる革だからこそ、ファスナーにもエイジングを求めました。ご使用していくと徐々にメッキがうすれ、下地の真鍮が除いてくるエイジングメッキです。

ファスナーはブラスト加工により、個体差でメッキがうすれ下地が見えている部分がありますが不良ではございません。

生産について

生産は20年以上お付き合いさせていただいている、大阪の革小物の専門工場で生産。革の選定から裁断、縫製、仕上げと全ての工程を職人さん達が行い、自社工場にて責任を持って生産していただいているので、とても信頼のおける工場様です。

リターン商品と色

リターン内容

仕様

【L型長財布】
サイズ：よこ 17.3cm・たて8.5cm・厚み2cm
ファスナー：YKK
表革：姫路産オイルコードバン
内革：国産ヌメ革
重さ：135g

【miniウォレット】
サイズ：よこ 10cm・たて7cm・厚み1.2cm
革：姫路産オイルコードバン・国産ヌメ革
重さ：42g

スケジュール

2024年8月：プロジェクト開始
2024年10月：プロジェクト終了
2025年2月：順次リターン発送開始

実行者紹介