プロジェクト実行者
ストーリー
こんにちは。
私達は北九州線車輌保存会と申します。
北九州市民の皆様、かつて市民だった皆様、電車のことを覚えていますか?
国鉄は汽車、西鉄北九州線は電車、そう言って、いつでもそこに当たり前にあった乗り物。電車に乗って街へ買い物にいったり、いとうづ遊園に行ったり。
そうあれです。
昔はあったよなぁ、そんなに遠い昔じゃない気がする。
実は今も残っているんです。
今回、私達は福岡県苅田町、戸早学園に保存されている元西鉄北九州線611号を修繕したいと思います。
廃止から18年が経過し荒廃が進んでおり、有志で修繕を行いたいと思います。
私達は北九州線の廃止以来、621号、324号、148号と北九州を走った電車達を救出、修繕を行ってきました。これらの電車は別々に離れて保存されていますが、末永い保存を行い1両でも多く残すことが目的です。今回は戸早学園さんの許可を頂き、いよいよ611号も修繕を行いたいと思います。
●簡単にこの電車のお話を
この611号は西鉄北九州線で活躍した電車で最多形式だった600形の11番目の電車です。門司ー折尾間の北九州本線、戸畑、枝光線でも使われ、戦後の北九州に馴染み深い電車です。
611号ははじめは腰にライトが付いていましたが後に2灯に改造されています。
昭和末期には冷房化が行われ、白色の塗装に変更され、平成12年の折尾線廃止の最後の日まで活躍し、北九州線最後の電車となりました。
その後、運よく戸早学園へ引き取られ、子供達の遊具休憩所として活躍しています。
現在北九州線の600形で現存しているのはかしいかえんに保存されている621号とこの611号の2両のみとなっています。
●北九州線車輌保存会について
私達は平成13年に621号を購入して結成いたしました。依頼17年の間、621号の維持を通じて修復ノウハウの蓄積を行ってきました。現在は324号を購入、門司港レトロの148号の管理を行い、また九州鉄道記念館さん、熊本電鉄5101Aの塗装もお手伝いさせていただきました。技術蓄積を通じて、今後も鉄道の保存に関わって参ります。
●611の現状をお知らせいたします。
平成30年4月16日に現地を確認に行きました。
611はそのままの姿で佇んでいました。
確かに各所に腐食が見られるものの、車内などは全然手が入っておらず、盗難なども無く良い状態で保存されています。また天井が非常に良い状態で雨漏りなどもなく、安心しました。
ここから錆を取って塗装をすれば充分に輝きを取り戻すことが出来ると思います。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2018年07月30日までに目標金額が達成となる必要があります。
北九州線クリアファイル
5,000円(税込)
保存会で作成したオリジナルクリアファイルです。
白黒とカラーの2種一枚ずつとなります。
A4サイズ
(見本はイメージです)
ワンマイル社 西鉄バス玄人版
7,000円(税込)
ワンマイル製西鉄バスモデル 3900円相当
縮尺1/80 長さ14cm
行き先、ナンバーなどを付属のシール、インレタでご自分で貼り付けることが出来ます。
(見本はイメージです)
北九州線色見本
20,000円(税込)
修復に使う塗料を使い、色見本(50mm角)を作成します。
鉄板に吹き付け塗装をし、2色組になります。
(見本はイメージです。サイズが変更になる可能性がございます。)
北九州線ワンマン出口入口レプリカ
50,000円(税込)
方向幕と同じく、側面に取り付けていた出口、入口の看板を再現します。
本物は、片面無地ですが、両面に印刷し、出口入口両方を楽しめるようにします。
修復車輌611及び621号、148号に取り付け、同じ物をリターンとしてお届けします。
(見本はイメージです)
北九州線方向幕レプリカ
100,000円(税込)
北九州線廃止から18年が経過し、オリジナルの方向幕が劣化してなくなっています。
未使用で別途保存をしているオリジナルの方向幕から同一のレプリカを作成したいと思います。
修復車輌611及び621号、148号に取り付け、同じ物をリターンとしてお届けします。
(見本はイメージです)
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「北九州線611号修復プロジェクト」プロジェクト詳細ページです。