スニーカーや革靴を、湿気から守りたい！でも見せたい！と考えたことはありませんか？

あなたの想い入れのあるシューズは、履物を超える特別な存在。特にビンテージやプレミアとなると価値感が違います！

そんなシューズであるのにもかかわらず、湿気を恐れて、しまい込んでしまうのはもったいない。

その美しさを保持したまま鑑賞できたら、

喜びと共に愛着を深める事ができるのではないか？

もっと、靴としての楽しみを増やせるのではないか？

そんな想いのもと、桐のシューズボックスが誕生しました。

01. 恒湿作用

桐材は多孔質の構造により湿気を吸放湿する性質があります。この作用により、桐箱は内部の温度と湿度を一定に保つちます（これを恒湿作用と言います）

天然の機能で靴を湿気から守ります。

※ただし、過剰な水分は禁物です。

02. 虫が苦手とするタンニン

桐はタンニンを多く含んでいて、その匂いを虫は苦手としています。昔は着物をしまうには『桐タンス』と言われていました。小さな虫が入り、穴をあけてしまうのを防ぐためです。

03. 熱が伝わりにくい

桐の熱が伝わりにくい理由は、主にその多孔質で軽量な構造によるものです。この構造により、大量の空気を含むことができ、空気は非常に低い熱伝導率を持つため、桐は熱を伝えにくくなります。

そのため、温かい部屋でもお使い頂けます。

※高温多湿、エアコン直下、室内温度が急激に変化する場所での使用はお控えてください。天板の部分のゆがみの原因になります。

貴重なコレクションであるにもかかわらず、見るのが大変、見せるのも大変！ではもったいない！

このシューズボックスで保護することで、保存状態をキープしつつ自分の情熱を満たすことができます。

お気に入りの場所にシューズを

リビングで湿度を気にせず、お気に入りのシューズを！

自分の部屋の棚や、収納に！

各コーナーやコレクションスペースの彩りとして飾れます。

もちろんシューズクロークにも！

ビームス 広島と桐箱屋さんのコラボ

今回は、ビームス 広島と桐箱屋さんがコラボして、桐のシューズボックスが誕生しました。

このシューズボックスは、桐の機能性を活かし、保管に適している。そこへビームス 広島のおしゃれなデザインやアイディアが加わり、シューズ愛好家にとっての理想的なアイテムが誕生しました。

この機会に、ぜひビームス 広島と桐箱屋さんのコラボ、桐のシューズボックスをお試しください。

シューズが美しく見える秘密

靴を鑑賞できるシューズボックスとして、こだわったのが、この靴の見え方です。

手前に付いたアクリル板で中が見えてるのはもちろん、その縁はギリギリまで狭くして靴の全体が見えるようにしました！

１つ１つ桐箱職人が仕上げています。

アートが完成！柿渋塗りの敷板

シューズボックスの中には、2枚の敷板が入っています。

敷板には柿渋の天然塗料を塗っています。柿渋には虫が嫌いなタンニンの成分が含まれています。

敷板を置く事で、靴を持ち上げ、全面を眺める事ができます、まるで額縁の中にあるアートのように見えます。

板を置く事で通気性にも優れます。

ビームス 広島によるデザイン

フタに施したデザインは、何度も試作が繰り返され、出品ギリギリまで悩み、完成しました。

部屋に合う無地もいいのですが、ビームス 広島のデザインで、オレンジ、ブルー、シルバー、グリーンのカラーデザインを作りました。

色の境目には、細いラインの塗装が施され、アクセントになっています。この緻密な色分けの割合もよりおしゃれに見えるように考えられています。

桐の表面には、蜜蝋が塗ってあり、なめらかな手触りです。無地の部分もこれにより、白肌ですべすべの高級感をまとっています。

日本の家具製造技術を使って

シューズボックスは木と木を組む伝統的な技法のひとつ『あり組みつぎ』を採用しています。木々を組み合わせる事により反りを止め合い、強度な接着になります。

また、『あり組みつぎ』はデザイン的にも美しく、古くから家具、調度品などには非常に多く使用されてきた人気の手法でもあります。

桐のシューズボックス誕生ストーリー

江戸時代から大切なものを守り続けてきた桐箱。その気密性・調湿性に優れた特性は、現代でもパンケースや乳歯ケースになり、弊社で様々な形で商品化してきました。

変化を恐れず、常に時代のニーズに応える桐箱屋でありたい。

そんな想いを胸に、曙工芸株式会社は長年、桐のシューズボックスの開発にも取り組んできました。しかし、なかなか理想とするモノには辿り着けず、試行錯誤の日々が続いていました。

夢のシューズボックス、ついに実現

そんな中、曙工芸はビームス 広島との出会いをきっかけに、夢のシューズボックスを誕生させることができました。

桐箱の持つ伝統的な機能性と、ビームス 広島の洗練されたデザインセンスが融合しました。靴を美しく収納するだけでなく、鑑賞用としても楽しめる、至高の空間がつくれる桐のシューズボックスです。

こだわり抜いたディテール

シューズボックスのデザインは、試作を何度も繰り返しました。

靴が全面見えるシューズボックスがイイ！という案から、まず最初に作った試作品がこちらでした。

実際に靴を入れて確かめたところ、全く靴が見えません。

2回目でやっと形になってきました。まだ、蓋の厚みがあり、額縁をうまく見せるようにできていません。

フタのオレンジカラーもすっきりせず、デザインもまとまったのが。3回目のデザイン。約3ヶ月悩んだ末に決まりました。

しかし、次は塗装の問題です。

この商品の完成には、家具専門の塗装職人の協力が不可欠でした。

デザインの理想を実現するため、ラインを繊細に施し、2色の塗装を行う作業は、プロであっても容易ではありませんでした。しかし、塗装職人さんの熟練した技術と協力により、シューズボックスの塗装は素晴らしい仕上がりとなりました。

さらに、理想の色合いを実現するまでには苦労しました。最終的な色調を決定するまで、公開直前まで時間がかかりましたが、その結果、今回の色合いが実現しました。

塗装職人さんの丁寧な仕事ぶりによって、商品の魅力が一層際立ち、私たちだけでなく、ビームス 広島も大いに喜びました。これからも、協力し合いながら、より素晴らしい商品を生み出していきたいと考えています。

特別な空間を体験していただきたい

多数の人とのコラボによって誕生したこのシューズボックスは、ビームス 広島との共同開発商品として、マクアケにて限定価格で販売いたします。

シューズを愛する全ての方々に、この桐のシューズボックスを置いてできた特別な空間を体験していただきたい。そんな想いで作りました。

桐のシューズボックスは、時代を超えて愛される伝統技術と、現代的なデザインが融合した、まさに革新的なアイテムです。

このプロジェクトを通じて、多くの方々に桐の魅力を伝え、大切なシューズを美しく収納・飾るという新たな文化を創造していきたいと考えています。

応援よろしくお願いいたします。

利用方法

1. 桐のシューズボックスが届いたら、アクリル板に貼られているシートを剥がしてご利用ください。（多少、桐粉がついていることをご了承ください）

2. 敷板をシューズボックスの下に置き、その上に靴を入れて保管してください。置き方は自由です。高さが合わない場合は、使わなくてもOKです。

仕様

サイズ

■収納部分

内寸：縦25×横34×高さ18cm

外寸：縦27.6×横36.6×高さ18.7cm

■カブセフタ　

内寸：縦27.8×横36.8×高さ2.5cm

外寸：縦29.8×横38.8×高さ3cm

■フタをした場合の外寸

縦29.8×横38.8×高さ19.1cm

■アクリルの板面のサイズ

縦13×横31.8cm

厚み 0.2cm

■柿渋塗りの敷板1本（2本入り）

縦5×横21×高さ1cm

■総重量　1.22kg (箱のみ 1.2kg)

製造国

日本

カラーバリエーション

•無地（蜜蝋仕上げ）

•オレンジ×シルバーライン

•ブルー×シルバーライン

•シルバー×ダークブルーライン

•グリーン×シルバーライン

返品交換

商品の見た目やサイズに対する認識違いでの返品は受け付けておりません。

お届けから2週間は、傷などの初期不良品のみ返品交換していただけます。

まずはご連絡ください。

FAQ

Q.　何センチの靴まで入りますか？

A.　靴箱の内寸（内側の大きさ）は、縦25横34x高さ18cmとなっております。事前に靴の外寸（外側の大きさ）と、桐箱の内寸（内側の大きさ）をお確かめください。

Q.　違う大きさはありますか？

A.　今回のプロジェクトではご用意がございません。需要があれば、さらなる試作に取り組みたいと思っております。皆様のご意見をお寄せください。

Q.　桐の表面が変色したらどうしたら良いですか？

A.　桐は調湿の性質がありますが、天然の製品ですので、湿度などの変化で色の変化は起こります。加湿器のそばなど、湿気の多いところでは使用しないでください。変色は桐の効果に影響を及ぼすものではありませんが、見た目が気になる場合、漂白剤などで拭いてもらうと目立たなくなります。

Q.　アクリル板に木くずがついている場合どうすればいいですか？

A.　水拭きの後、優しく乾拭き。これが一番綺麗になりますが、気になる汚れがある場合は、中性洗剤を薄めて（液体洗剤をぬるま湯に5％程度）拭き掃除してください。アルコールを塗布すると、アクリル板が劣化するため、おすすめできません。

Q.　傷がついた場合どうすればいいですか？

A.　桐は柔らかく、爪などで簡単に傷がついてしまいます。傷ついた部分に水を垂らすと、その部分が膨らむのでお試しください。（全体を濡らすのはお辞めください）。

膨らんだら、その部分を紙やすりで削るとキレイになります。（塗装部分はオススメしません）

Q.　届いた商品に破損が合った場合どうすればいいですか？

A.　お届けから2週間以内であれば、新しいものと交換をさせて頂きます。まずは連絡をおねがいします。

スケジュール

3/8 プロジェクト開始

5/6 プロジェクト終了

5月中旬 製造開始

でき次第、順次発送開始

リターンについて

実行者紹介

広島県福山市の片田舎で50年以上の歴史を刻む桐箱メーカー

曙工芸株式会社は、1972年に創業しました。以来、日本の伝統的な技術を守りつつ、新たな技術と価値を加えた桐箱作りに邁進してまいりました。

その中でも特にご好評いただいているのが、丸みを帯びた手のひらサイズの乳歯ケースです。ネジを一本も使わずにピッタリと蓋が閉まる精密な作りは、長期間大切な乳歯を守ります。

乳歯を長期保存する文化がなかった日本では、この商品の大ヒットは新たな伝統を築いたと言っても過言ではありません。

その技術とデザインは、福山市ブランドにも認定されました。

メディア掲載履歴

2024年1月には、テレビ新広島、岡山放送、山陰中央テレビ、テレビ山口で放送された「そーだったのカンパニー」に出演し、乳歯ケースや桐箱作りへのこだわりをご紹介いただきました。

また、ブレッドケース、乳歯ケース、御朱印帳など様々な商品が雑誌で取り上げられ、楽天ショップ等でもご好評をいただいております。

伝統と現代を融合

昔ながらの丁寧な手仕事と現代的なデザインを融合させ、常に新しい価値を生み出すことに挑戦しています。そして今回、ビームス 広島様とのコラボレーションが実現し、大変光栄に存じております。

変化を恐れず、時代のニーズに応える

私たちは、変化を恐れず、常に時代のニーズに応える桐箱メーカーであり続けたいと考えています。

日本古来の伝統的な工芸である桐箱作りは、近年衰退傾向にあり、失われつつある産業の一つです。しかし、私たちは、この伝統工芸を未来へと繋ぎ、多くの人に知っていただくために、日々努力を重ねております。

プロジェクトメンバー

ビームス 広島　治元希 様

プロジェクトメンバーの皆さまのご協力で、素晴らしい商品を開発し、マクアケでのプロジェクトを実行することができました。ここで感謝申し上げます。

応援のお願い

こんな私たちの挑戦を応援して頂ければ幸いです。