プロジェクト実行者
ストーリー
こんにちは。オプンラボ代表の小林利恵子です。
「近未来ハイスクール」という、変人と高校生をつなぐ新しいキャリアのプログラムを始めています。今回はそのご紹介と、サポーター募集のご案内です。
「ちょっと待って、変な人を子どもたちに会わせて大丈夫?」と思われるかもしれません。
自らの人生を切り開き、その能力を磨き続ける活動的な人たち、一人ひとりが特別で個性的で普通の大人とはちょっとちがって見えます。そんな魅力的な人たちを私たちは「変人」と呼んでいます。
アクティブ・ラーニングの旗手である国立高校の大野智久先生との出会いがきっかけで、オプンラボの豊富な変人ネットワークを高校生とつなげる近未来ハイスクールが実現しました。
今の高校生向けのキャリア教育に欠けているのは“リアリティ”です。職業を持つ大人との機会が不足しているのはもちろんですが、その質が何より大切です。将来をイメージし能動的に考え、行動するには強い動機づけが必要です。
オプンラボが始めた「近未来ハイスクール」は、自分の人生をキラキラと生きる大人と高校生がリアルな未来の可能性ついて語り合い、高校生が持っている大きな可能性を幅広い選択肢に気づいてもらうプログラムです。
オプンラボでは大人向けの勉強会を長らく開催してきました。特別な体験や考えやノウハウを語れる講師と、それに負けない好奇心と活動力を持つ聞き手。いつしか、とても個性的でパワーのある大人の集合体ができました。
変人を高校生に出会わせると、化学反応が生まれると思い試してみました。
それが初回の近未来ハイスクール(2017年3月25日)です。結果は思惑どおり。少人数のグループでの対話を通じ、変人は高校生が未来を考えたり、自分を動機づける効果的な“触媒”の様に作用しました。リアルなそれぞれの体験や視点に基づくコメントや高校生の色々な質問に対する真っ直ぐな答えは、どんなキャリア教育のプログラムより効果的に変化を生み出しました。
3/25は、50名の生徒、26人の変人、20名の高校教諭、総勢100名が集まりました。
最初の「大人セッション」では、2名の異なる業界の変人が、3-4人の生徒に対して自らの仕事を紹介し、その後生徒が質問をします。このセッションは、事務局側でグループ分けをすることで興味のなかった分野の話に触れ、見聞を広げます。後半の「フリートーク」では自分の関心のある職業の人のもとへ行き、興味を深めていきました。大人同士も異なる分野の人の話を聞くことで刺激を受け、高校の先生は進路指導のヒントを持ち帰ることができます。
とても効果的なプログラムですが、これを続けるためには最低限の経費は必要になります。今後も8/11を予定していますが、会場代、交通費、告知の費用といった、ランニングコストはかかります。高校生の参加費は取らず、変人コレクションの大人たちは基本的にノーギャランティーで参画してくれていますが、この試みを走り続けるための費用を募りたいと思っています。
■内容
8/11も多様な業種の変人が30名近く集まります。探偵、編集者、公務員、ゲームクリエイター、農家、校長先生、コンサルタント、マーケター、そして普通の会社員、さらに今回は特に「サムライ(士)業」と言われる、弁護士、会計士、税理士、社労士が勢ぞろいします(下記参照)。
今回の全体のテーマは「正しい仕事の選び方」
正解はひとつではありませんが、先輩である職業人たちの経験や知見は、今後の仕事の選択のヒントになるでしょう。
■ 日時 2017年8月11日(金・祝日) 12:30-16:30
■ 定員
高校生(参加者) 100名(希望があれば中学生・大学生も参加可能です)
高校教員(オブザーバー) 30名
■ イベント詳細・申し込み http://opnlab.co/2017/05/28/kinmirai170811/
■ 申し込み締め切り 8月9日(水) 午後5時
■ 場所 デジタルハリウッド東京本校 3階
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ
■ アクセス
JR「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩1分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B2出口直結
8/11の「近未来ハイスクール ダイアログ型」登場する予定の変人
阿部 泰尚/探偵
個人の調査から企業の潜入調査まで、優れた技術で幅広い調査を請け負う T.I.U.総合探偵社を経営。探偵の学校も運営している。探偵の技術を用いていじめを解決するいじめのNPOの代表もつとめる。
松下 信也/農家
家族との時間を大切にするため、脱サラして農家へ転身。年間100種類以上の有機野菜を作り、毎月定期的にお野菜のセットをお客様へ送るスタイルの千葉の農家。
赤羽 卓美/ゲームクリエイター
糸井重里が代表を務めるエイプに入り『MOTHER2』、『ザ・モノポリーゲーム2』など、数々のヒット作の開発にかかわる。ポケモンカードゲームシリーズ開発に参画し、トレーディングカードゲームのデザインを完成させる。高度な対戦型の大会試合を中心とした仕組みは世界的な大ヒットとなった。
石川 一郎 香里/ヌヴェール学院 学院長
「アサンプション国際小・中・高等学校」教育監修顧問。前かえつ有明中・高等学校校長。「21世紀型教育」を研究。著書に『2020年の大学入試問題』(講談社現代新書)がある。
後藤 健夫/教育ジャーナリスト
河合塾にで教務、企画、大学情報等を担当。その後、大学コンサルタントとして、有名大学などのAO入試の開発、入試分析・設計、情報センター設立等に関わるとともに、塾・高校の進学アドバイザーも務める。早稲田大学法科大学院設立に、入試設計・募集担当として参加。
本間 充/アビームコンサルティング
花王でデジタルマーケティングをてがけコンサルタントへ。Web業界ではもっとも顔をしられるマーケター
奥谷 孝司/オイシックス
良品計画時代には「MUJI passport」をてがけ、アプリから店舗集客をつなげる成功事例として数多くのメディアに取り上げられる。良品計画に勤めながら早稲田大学の社会人大学院を首席で卒業、またこの4月からオイシックスに勤めながら一橋大学大学院へ学生として通う。
松本 暁義 /ゾーホージャパン
在学中は官僚を目指すが大学卒業後、焼き鳥屋に就職。「ITは怪しいものだと思っていた」が友人の誘いでクラウドの会社へ転職。
中山 順司/freee
オウンドメディア(企業が運営するWebメディア)の編集長。著書の「お父さんがキモい理由を説明するね」は娘を持つ親には浸み入る一冊。
熊村 剛介/アドビシステムズ
ミュージシャンを目指すが、一転、ビジネスの世界へ。外資ソフトウェア企業でエンジニア、プロダクトマネージャー、オンライン媒体編集長などを経て、現在外資系ソフトウエア会社でマーケティングをてがける。
板谷 和代/タンタビーバ
日本航空に37年間勤務し、接客、ホテルPR、法人営業等を経験。MBAを取得後、初の女性営業支店長としてオーストリアに駐在。人財育成の責任者として在職中にタンタビーバを起業。自分の会社に打ち込むため、定年まで2年8ヶ月残して昨年3月末に退職。
松山 千晶/住宅建築士
木材、漆喰などを使った自然素材の生活しやすい住宅建築をてがける。昨年新築した自宅は、電気代が3000円かからないとか。
カツヤマ ケイコイラストレーター
政治経済から子/育てまで幅広いコミックエッセイをてがけるイラストレーター。今年は古道具屋さんをスタートさせるべく、。
佐竹 美帆 /イベントプロデューサー
トヨタ自動車入社後、社会人のチアリーダーのメンバーになる。会社を辞めて渡米し、NFLのサンフランシスコ・フォーティナイナーズのチアリーダー、ゴールドラッシュの一員として活躍する。帰国してイベント運営会社を立ち上げる。
勝又絵美 地方自治体/食品衛生監視員
獣医から公務員へ転身するという異色のキャリア。飲食店が出店する際の食品衛生に関する指導を行う。
K氏/鉄鋼メーカーの会社員
某メーカーに勤める。月曜日から金曜日まで、ほぼ同じ時間の電車に乗って会社に行き一生懸命仕事をし、同じ時間に帰る。Kさんのように、誇りを持ってまじめに仕事をする会社員は、出会うのが難しい。
北岡 大介/社会保険労務士
元労働基準局の社会保険労務士
松本甚之助/弁護士
ニューヨーク州弁護士の資格を所有し、国際取引、M&A、IT・情報セキュリティ分野などを得意とする。
新井 佐恵子/公認会計士
まだベンチャー企業においてCFOの存在が一般的ではない時代に、ベンチャー企業のCFOとして上場をサポート。現在は中小企業のコンサルタントとして、会計を中心とした経営のスリム化を支援する。
高橋 俊介/税理士
大手人材紹介の会社を辞め、税理士の資格を取得し、父親の会計事務所に入る。迅速で正確な仕事が定評で、数多くの中小企業の会計業務を支援する。
澁野 義一 大手出版社、鞍掛 靖 ヤマハミュージックジャパン、田畑 智子 英語塾経営、他 数名が参加する予定です
*職業人は、予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
3000円コース
お礼メッセージ/近未来ステッカー/Webサイトにお名前掲載
5000円コース
お礼メッセージ/ハグルマオンラインのステーショナリー/Webサイトにお名前掲載
10,000円コース
近未来ハイスクールカフェ(変人編)
通常では出会えない、変人たちと近未来ハイスクールに登場する、エッジのたった職業の大人(放送作家、探偵、官僚など)を招いた小規模なトークセッションの参加(9月4日(水)、10月25日(月)19:00-21:00 @九段下オプンラボオフィス開催予定)
10,000円コース
近未来ハイスクールカフェ(変人&高校の先生編)
普段なかなか会えない変人と高校の先生が行う授業。高校生に教える授業をベースに大人向けの講座を開催します。
30,000円コース
お礼メッセージ/ハグルマオンラインのステーショナリー/Webサイトにお名前掲載、8/11開催レポート
100,000円コース
3万円の内容に、8/11の開催レポート(10ページ程度、変人と会話の一部のレポート、アンケート結果含む:郵送でお送りします)をお送りします。
きっかけは、東京都立国立高校の大野智久先生から聞いた東京大学のドリームネット「交流会」でした。在校生が200名と様々な職業の卒業性が100名ほどが集まり、少人数のグループで仕事の中身をじっくり対話できるというもの。いつかその「場」高校生に広げたいという話を大野先生がしていたのです。
即座に「やりたい!」と思いました。
(写真 左:小林/右:大野先生/3月25日近未来ハイスクールの様子)
大人に変人をつなげてきた中で、将来的には世代を超えたつながりを作りたいと考えていました。大人でさえ素敵な人に出会うと人生が変わります。若い世代であればその影響ははかりしれません。その「つなげる」をするのが今だ!と確信しました。
さらに「高校の先生」にもオブザーバーとして参加いただけます。親の言うことに耳を貸さなくなる高校生。会話をする貴重な大人として、進路指導の多くのネタを持ち帰っていただきたいと考えます。
今後、近未来ハイスクールは3/25や8/11のようなダイアログ(対話)型に加え、プロジェクトベースドラーニング型の課題解決をするワークショップ(7/29)、プロフェッショナルによる本格的なマーケティング戦略講座など、高校生が自ら考え、行動ができるような場を広げていきたいと考えています。
(小林利恵子)
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2017年08月10日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
お礼メッセージ/近未来ステッカー/Webサイトにお名前掲載
3,000円(税込)
・お礼メッセージ
・近未来ステッカー
・Webサイトにお名前掲載(希望者のみ)
お礼メッセージ/ステーショナリー/Webサイトにお名前掲載
5,000円(税込)
・お礼メッセージ
・ステーショナリー(上質なハグルマオンラインのメッセージカードセット)
・Webサイトにお名前掲載(希望者のみ)
「近未来ハイスクールカフェ(変人編)」参加権
10,000円(税込)
通常では出会えない、変人たちと近未来ハイスクールに登場する、エッジのたった職業の大人(放送作家、探偵、官僚など)を招いた小規模なトークセッションへ1回参加できます。
(9月4日(月)、10月25日(水)19:00-21:00 @九段下オプンラボオフィス開催予定)
※上記日程のいずれかからお選び頂きます。
「近未来ハイスクールカフェ(高校の先生編)」参加権
10,000円(税込)
普段なかなか会えない変人と、高校の先生が行う授業。高校生に教える授業をベースに大人向けの講座を開催します。
・9月25日(月)19:00-21:00(@オプンラボの九段下オフィス)
お礼メッセージ、ステーショナリー、Webサイトにお名前掲載、8月11日開催レポー
30,000円(税込)
(更新日:2017年12月12日)
・お礼メッセージ
・ハグルマオンラインの洗練されたステーショナリー(便箋と封筒)
・8/11の開催レポート(A4 見開き2ページ程度:Makuakeメッセージでお送りします)
・Webサイトにお名前掲載(希望者のみ)
お礼メッセージ/ステーショナリー/サイトにお名前掲載/8月11の開催レポー
100,000円(税込)
(更新日:2017年12月12日)
・お礼メッセージ
・近未来ステッカー
・ハグルマオンラインの洗練されたステーショナリー(カードと便箋・封筒セット)
・Webサイトにお名前掲載(希望者のみ)
・8/11の開催レポート(10ページ程度、変人と会話の一部のレポート、アンケート結果含む:郵送でお送りします)
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 教育カテゴリの 「育てよう!近未来の大人~高校生を「変人(=プロ社会人)」が教える第3の学校」プロジェクト詳細ページです。