自然が生んだ、キセキの出逢い ―。

こんにちは、岡崎製材の八田壮史です。

愛知県岡崎市にある創業1917年の老舗材木屋・岡崎製材の5代目アトツギとして、木の魅力を次世代へ伝えることに取り組んでいます。

2023年、Makuakeで多くの反響をいただいた、稲垣石材店とのアトツギタッグで誕生した「Ki+Seki -木石-」シリーズが、映画『ウィキッド ふたりの魔女』の壮大な世界観をまとい、新たな形で生まれ変わりました。

私たちが手がけるのは、木と石—。どちらも日本の暮らしに深く根付いた素材です。

異なる個性を持つ2つの素材が響き合い、使うほどに美しさを増していく。そのキセキのような出逢いと成長の物語を、職人の手仕事とともに、映画『ウィキッド ふたりの魔女』を愛するすべての人に届けます。

映画の世界観を映しながら、暮らしにそっと魔法を宿すデザイン。

天然木と天然石が持つ存在感や質感が、日常にさりげない贅沢を加え、使うほどに愛着が増す、あなただけの逸品になります。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』の物語と響き合う

映画『ウィキッド ふたりの魔女』では、「エルファバ」は強さと個性を象徴する存在として、「グリンダ」は華やかで人々を惹きつける魅力を持つ存在として描かれます。

石は硬く重厚で、洗練された印象を与える素材であり、木は温もりがあり、やさしく包み込むような素材です。

その対照的な要素がお互いの魅力を引き立て、単体では表現できない新しい表情を生み出す関係性は、まさに「グリンダ」と「エルファバ」のよう。

また、どちらの素材も、時とともに風合いが深まり、持ち主とともに成長するもの。まるで映画『ウィキッド ふたりの魔女』の物語のように、長く愛することで、より魅力が増していきます。

大人の暮らしになじむ、シンプルで洗練されたデザイン

映画コラボ商品と聞くと、ポップなキャラクターグッズを想像するかもしれません。ですが、私たちは敢えて「単なるキャラものにはしない」ことにこだわりました。

目指したのは、映画の世界観をさりげなく取り入れながら、インテリアとしても上質で、長く愛せるアイテムです。

「この商品は、職人の技術が詰まったメイド・イン・ジャパンの逸品です。映画・ミュージカルの世界観が大好きな方はもちろん、密かに願っているのは、映画に出演している俳優さんたちにも実際に手に取ってもらい、感想を聞いてみたいですね。」（岡崎製材・八田）

細部にまで込められた世界観

使用する素材も、ふたりの魔女を想起させるものにこだわりました。細部にまで込めた物語が、特別な存在感を放ちます。

桜の木 や 白大理石 は「グリンダ」の優雅さや華やかさ、人気の裏に潜む繊細さを表現

黒御影石 は「エルファバ」の強い意志や孤高の存在感を表現

限定の 緑御影石 は、「エルファバ」の持つ強大な魔法の力や優しさ、恐れといった複雑な内面を象徴

「御影石は、僕らが扱う中で最も重厚で頑丈な素材。一方、大理石は硬さを持ちつつも柔軟性があり繊細。こうした対比も、「エルファバ」と「グリンダ」の関係性を表現しているように感じます。また石と石の間に木が入ることで、緩衝材のような役割を果たし、使い勝手が格段に向上するのもポイントです。」（稲垣石材店・稲垣）

使う人の心を豊かに

Ki+Seki には、使う人に優しさと豊かさを感じてもらいたいという思いが込められています。木と石という異なる素材が持つ魅力は、美しさや機能性だけでなく、暮らしに寄り添う深い意味を持っています。

丁寧に扱うことで感じる豊かさ

石は、その重さや割れやすさから、自然と「丁寧に扱おう」という意識を生み出します。物を大切にすることが、暮らしの豊かさにつながる。このシリーズを手に取ることで、木や石が持つ特別な存在感を感じながら、日々の暮らしを彩っていただけたらと思います。

使うだけじゃない楽しみ

Ki+Seki は、使うだけでなく、インテリアアイテムとして飾る楽しみも提供します。以前のシリーズでも、実用性だけでなく、飾ることで生活空間のアクセントにしている方が多くいました。

日常に取り入れることで、空間を豊かに演出し、使い手の感性を刺激する存在になってくれるはずです。

職人の技が息づく、日本の技術

このプロダクトは100年以上の歴史を持つ愛知の老舗企業2社が手がける、工芸品とも呼べる逸品です。

19世紀末のアール・ヌーヴォ時代の雰囲気をまとった映画『ウィキッド ふたりの魔女』の世界観と、日本の伝統工芸の技が融合。

職人の手仕事によって生まれる繊細な仕上がりは、量産品にはない深みを持ち、ひとつひとつ異なる表情を楽しめます。

経年美化を楽しむ。厳選素材が生み出す価値

Ki+Seki は、ミシュラン星付きレストランや高級ホテルでも使用される厳選された天然木と天然石を使用しています。

高級ホテルやミシュランと聞くと、少し敷居が高く感じるかもしれません。しかし、天然木や天然石は、“使うほどに魅力が増していく”素材です。

木は手に馴染み、使い込むほどに味わいが増し、まるで「育てる」ような深い味わいと愛着が生まれます。石も年月を重ねるごとに風格を増し、空間にしっくりと馴染んでいきます。こうした「経年美化」こそが、このシリーズの大きな魅力。

何年、何十年と使い続けた先に、「かけがえのないもの」へと育つ瞬間。 それが、あなたの暮らしに寄り添う、本当の贅沢なのかもしれません。

「Ki+Seki -木石-」を通じて、今、この瞬間だけでなく、年月を重ねるごとに感じる豊かさを、ぜひ楽しんでください。

商品概要

multi box

＜ マルチボックス ＞

映画『ウィキッド ふたりの魔女』のシンボルを刻印した天然木の蓋と、天然石の美しさが融合したシンプルで美しいデザイン。アクセサリーや小物を入れるだけでなく、インテリアとして飾るだけでも洗練された空間を演出します。

• 「エルファバ」グリーンモデル ＜ 限定カラー ＞

木：朱里サクラ / 石：オリーブグリーン（御影石）

•「グリンダ」ホワイトモデル

木：朱里サクラ / 石：ビアンコカララ（大理石）

• 「エルファバ」ブラックモデル

木：朱里サクラ / 石：黒御影石（御影石）

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サイズ：Φ65×H50mm

重さ：200～230g

素材：天然石、天然木

塗装：ガラス塗装

生産地：日本(愛知県岡崎市)

※石の器内部は石本来の質感を活かしたマット仕上げです。※自然素材・手作業につきサイズ・重さには多少の個体差が見られます。

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stacking maru plate

＜ スタッキングマルプレート ＞

異なる素材を重ね、まるで魔法で積み上げたようなプレート大中小の3枚セット。使い方は自由自在。お皿として、お香立てとして、アクセサリートレイとして。

各プレートには、映画『ウィキッド ふたりの魔女』を象徴するモチーフをそれぞれに刻印。単体での使用ももちろん可能ですが、重ねることで、劇中の壮大なストーリーが浮かび上がります。

• 「グリンダ」ホワイトモデル

木：朱里サクラ / 石：ビアンコカララ（白大理石）

• 「エルファバ」ブラックモデル

木：朱里サクラ / 石：黒御影石（御影石）

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サイズ：大 Φ225×厚13mm、中 Φ180×厚13mm、小 Φ140×厚13mm　

重さ：合計1800～2200ｇ

素材：天然石、天然木

塗装：ガラス塗装

生産地：日本(愛知県岡崎市)

※自然素材・手作業につきサイズ・重さには多少の個体差が見られます。

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Makuake限定

Makuakeでしか手に入らない、この特別なプロダクト。特に「multi box（マルチボックス）」は手間と時間を惜しまず仕上げるため、大量生産はできません。全カラーあわせて単品では30個、セットでは20個限定での販売です。この機会をお見逃しなく。

使用上の注意

・食器洗い乾燥機、電子レンジ、オーブンでのご使用はできません。

・ご使用後の汚れは早めに落としてください。そのままにしておくとシミや汚れが落ちにくくなります。

・ご使用後はぬるま湯か水で汚れを洗い流すか、台所用中性洗剤を使用し柔らかいスポンジや布などで洗い、水気をふき取り乾燥させてください。

・金属タワシや研磨剤付スポンジ、クレンザーなどは表面を劣化させるためご使用をお避けください。

FAQ

Q.天然素材なので一つひとつ違うと聞きましたが？
A.天然木や天然石は、自然の素材であるため、個体ごとにそれぞれ異なる木目や模様を持っています。その個体差が「自分だけの一品」となり、使うほどに愛着が深まります。

Q.手作業ならではの特徴は？
A.職人の手仕事による微細なサイズや角度の違いが、機械では出せない温もりと味わいを生み出します。同じものはなく、それぞれに個性が宿るのが魅力です。

Q.天然石や天然木の重さは気になりませんか？
A.特にstacling maru plateは、ふんだんに天然石を使用しているため、ずっしりとした重みがあります。しかしだからこそ、自然と丁寧に扱いたくなる特別な存在になると考えています。手にした瞬間の安心感と高級感をお楽しみください。

Q.人工素材と比べて、天然素材の魅力は？
A.自然が生み出す無二の風合いは、模様を模しただけの製品では再現できません。使い込むほどに表情が変わり、経年美化を楽しめるのが本物の素材ならではの魅力です。

実行者紹介

八田 壮史(はった そうし)｜写真右

愛知県岡崎市生まれ。岡崎製材株式会社(創業1917年)の5代目アトツギ。慶應義塾大学商学部卒業後、日本郵船株式会社、大手不動産会社を経て2019年(平成31年)に岡崎製材株式会社へ入社。「木と共に100年、木を活かして200年」というスローガンのもと、社会的な木材活用の推進、木の力で心身共に健康でより豊かな生き方・社会の実現を目指す。YouTubeチャンネル「材木屋のおやじとせがれ」は、チャンネル登録者１万人を突破し、材木屋トップチャンネルに成長。材木屋YouTuberとして木の魅力を世界中に発信している。

稲垣 遼太(いながき りょうた)｜写真左

有限会社稲垣石材店(創業1927年)、常務取締役。1990年生、岡崎生まれ岡崎育ち。大学卒業後は喫茶店の正社員としてバリスタの経験を積む。その後、医療機器メーカーの営業を経て2016年に稲垣石材店にて勤務開始。メイン事業である墓石の製造、販売、建立に従事しつつ、【石の価値をすべての人に届ける】ことを目的としたブランド、INASEを2020年に立ち上げる。ミシュラン星付き店をはじめとする高級飲食店向けの石の器やインテリア用品、店舗の什器や内装など、石の新たな可能性を日々模索している。

暮らしに取り入れる、サステナブルなものづくり

Ki+Seki シリーズは、家具製造などの際に必ず発生してしまう端材を活用しています。

本来なら見過ごされてしまうはずの端材。それは、長い年月をかけて育まれた木や石の、かけがえのない一部です。その美しい木目や石の表情を生かしながら、ひとつひとつ異なる個性を持つ特別なアイテムへと生まれ変わらせました。限りある資源を無駄にせず、自然の恵みを最後まで大切に使う。それが、私たちの目指すサステナブルなものづくりです。

また、端材を活かすことで廃棄を減らし、持続可能な未来へとつなげることも、私たちの大切な使命。伝統技術を守りながら、環境への配慮も忘れない。そんな価値ある選択を、あなたの暮らしに取り入れてみませんか？

世界とつながる、日本の中小企業の挑戦

今回、ユニバーサル社とのコラボレーションのお話をいただいたとき、日本の中小企業が名だたる企業と並ぶことは、私たちにとって大きな挑戦でした。

しかし、それだけに留まらず日本の職人技と素材の魅力を世界に伝え、挑戦する物語のはじまりでもあると考えています。

「Ki+Seki -木石-」は、木と石という自然素材の可能性を広げるプロジェクトです。

コラボレーションを通じて、より多くの方に木と石の魅力を知ってもらうきっかけになればと考えています。手にした人が、その背景にある物語や職人の技術を感じられるようなプロダクトを、これからも生み出していくので期待していてください！

今後は、日本の木や石を世界に発信し、その価値を評価してもらうことを目指します。世界に日本の伝統技術と素材を誇り、挑戦を続けることで、日本のものづくりの未来を切り拓いていきたい。

熱意はどこの国でも伝わると信じています。言葉が通じなくても、その思いや情熱は、商品や私たちの姿勢に表れるはずです。誰にも負けない熱意を胸に、これからも挑戦を続けていきます。

「映画『ウィキッド ふたりの魔女』の世界を、暮らしの中に取り入れる。」

そんな想いからスタートした今回のプロジェクト。映画のファンの方にも、上質なものを大切に使いたい方にも、きっと気に入っていただけるはずです。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』に込められたテーマや登場人物たちの物語を感じながら、あなたの暮らしにほんの少しの魔法をお届けします。

私たちの挑戦にご参加いただけたら嬉しいです。ぜひ応援よろしくお願いします。