数年前から世の中に定着し始めた、小さい財布。

キャッシュレス決済やスマホ決済の普及が進み、今では数枚のカードとスマホがあれば「ふらっ」と出かけられる時代になりました。

今まで、小さい財布といえばフォーマルな場面などのサブ的存在。

そこでメインのお財布として、「より良いものを長く使って欲しい」という思いから、 「KEEK LEATER」が生まれました。

素材・縫製・実用性にこだわっています。

KEEK LEATHRでつかっている革は、1000年以上も受け継がれている伝統製法で製造されたイタリア製の牛一枚革。

薄い財布も魅力的だけれども、薄すぎて頼りなくなるのは避けたいと思いました。

せっかく良質な革をつかっているので、ミリ単位で厚さにこだわり、永く愛用していただけるようにこだわっています。

気になる銀面（表面）は、するっと滑らかでキメが細かいのが特徴。

バケッタ製法によりしっかりオイルが効いているので、ふれるとその手触りは、コシがありながらもしっとりと、クラシックで品のある雰囲気を感じられます。

経年変化（エイジング）も愉しんでいただける革なので、お手元に届いた際は”パシャリ”と写真を撮っておくと、自分色に染まった財布の成長を感じられ、愉しみがふえるのでお勧めです。

◆オールハンドステッチ

一つのKEEK LEATHRをつくるには、たくさんの工程がつみ重なり出来ています。

その中でも革を縫製する工程は、一目一目すべて手縫いでつくられています。

ミシンで縫えば、何倍も速いスピードで仕上がるのですが、手縫いにこだわるのには理由がございます。

それは、手縫いだと強度が増すため。

手縫いは、１本の糸を絡ませるように縫います。たとえ糸が切れても、ミシン縫いのようにするーっと解けてはいかない、というメリットがあります。

また、革によって力加減を微調整しながら縫うことにより、ミシン縫いとは違うステッチの美しさが魅力です。

◆日本の革小物の伝統技法

仕上がりを左右するコバ（革の断面）の処理には、いくつかの製法がある中で、伝統技法の「切目本磨き」という技法を採用しています。

革を裁断し整え、コバに天然素材の布海苔［ふのり］をぬり、布で磨く。

これを何度か繰り返し、コバの表面がきれいになると、蜜蝋を塗りネンで革のふちを圧縮。

こうすることで強度を上げつつも、ステッチとコバの間に１本のラインが入ることで、品のある仕上がりになります。

何度かプロジェクトに挑戦してきた小さい財布。

その中で感じたのは、いくらキャッシュレス化が進んでも非常用の現金は持っていたい、ということ。

素材は革になりましたが、以前のプロジェクトKEEK EXPNADのように、カード、お札、小銭、全部が入るつくりになっています。

組み合わせにもよりますが、例えばカード３枚、お札は６枚、小銭は７枚入ります。

とはいえ、せっかくの革の財布。
型崩れなく美しく持っていただくには、小まめに財布の中を整理整頓していたただいた方が、よりスマートに、そして長持ちするのでおすすめします。

KEEK LEATHERは、「革３色」×「糸７色」×「ホック２色」から選んでいただけます。

革は、ブラック、ネイビー、グリーンの3色。

糸は、麻糸を使用。7色の中からお選びください。

画像左上より、①ブラック、②ネイビー、③グレー、④グリーン

下段左より、⑤ナチュラル、⑥ゴールド、⑦コーラルの７色。

ホックは、ゴールドとシルバーから２色。

↑ ゴールド

↑ シルバー

あなたオリジナルのKEEK LEATHERを、ご自身のライフスタイルに合わせて選んであげてください。

サイズ（約）：縦６cm×幅10cm×厚1cm
重さ（約） ：30g
素材 ：本革（イタリア製本ヌメ革）・麻糸・真鍮
カラー ：ブラック・ネイビー・グリーン
生産国：日本

はじめまして。■（It doesn't matter.）です。
■（It doesn't matter.）は、「風景に溶け込むような、飾り気がないけれど、日々愛用したくなるモノ」をテーマに、財布やバッグなどのデザイン、縫製、販売をしています。

Makuakeを通して、■（It doesn't matter.）をたくさんの方へ知っていただき、皆様からいただいた応援資金の一部は、今後のマーケティングや新しい作品の制作などの活動資金に充てさせていただきます。

皆さまの暮らしに少しの幸せを、愛着のわくモノをお届けできれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。