プロジェクト実行者
ストーリー
- 移動と取り外しが可能な”可動式仕切り”を採用。名刺の収納枚数を1枚単位で調整可能。
- 収納ポケットを名刺を取り出しやすい”V字デザイン”に。
- 既存品よりも薄くすることで持ち運びをしやすくしました。
(*1) 革の裁断面のこと。本革のコバは磨き上げることで美しさと強度が増します。
今回の名刺入れは最大で7枚の革を重ねて縫い、磨き上げております。
革とは思えないコバの”硬さ”と”滑らかな手触り”を、繊維密度の高い本革を使用することで実現しました。
【可動式仕切り】1枚単位で収納量を調整
デジタル化が進んでいる現代においても、ビジネスにおいて名刺交換をする機会は多いかと思います。
既存の名刺入れには収納スペースが限られているものが多く、名刺交換を重ねるごとに相手から頂いた名刺の収納にお困りの方も多いのではないでしょうか?
その対策として、今回の名刺入れは名刺収納部に固定の仕切りを設けておらず、取り外し可能な仕切り用パーツを付属する仕様にしました。
可動式の仕切りにすることで「自分の名刺」と「頂いた名刺」の収納量を1枚単位で調整することができます。
一度に複数人と名刺交換する場合でも、渡した名刺分スペースができるので頂いた名刺の収納に困ることがありません。
従来品とのサイズ比較
従来品は名刺の収納枚数が35枚程度と多かったのですが、厚みがあり、スーツの胸ポケットへの収納に適していませんでした。
そこで今回、薄型版として厚みを2cmに。
既存品と比べてすっきりとしたボディとなり、スーツの内ポケットにも入れやすいサイズに仕上げました。
収納量
仕切りを入れた状態での収納量は15枚前後。
より多く収納したい場合は仕切りを取り外すことで20枚前後の収納が可能となります。
使用環境に合わせ、お好みの使い方をお選びいただくことができます。
※ご使用になられる名刺の素材や厚み、状態によって収納枚数は表記の数値より前後いたします。
V字デザイン
私はサラリーマン時代に職業柄名刺を渡す機会が多かったのですが、なかなか名刺を取り出せずに相手と気まずい時間が流れることが多々ありました。
その様な経験から、収納部前面をV字構造にすることで親指が名刺に掛かりやすく、咄嗟の名刺交換にも迅速に対応可能な作りにしました。
名刺の角が折れない構造
相手にお渡しする大事な名刺は少しでも綺麗に持ち歩きたい、そんな要望にもお応えできるのが積み革名刺入れの良いところ。
構造上、収納部内側の角は直角構造になっており、名刺の角折れを防止。
側面も「マチ折れ」のない平面構造なので最大収納量を持ち歩いても名刺側面を傷めることがありません。
ステッチ
縫製は総手縫いで製作しております。
ミシン縫いでは感じられない、手縫ならではのステッチの風合いが魅力。
ミシンでは作ることができない「積み革ならでは」の副産物ともいえます。
makuake先行販売カラーバリエーション
カラーはkawakagiの定番色である「ブラック×キャメル」の他にmakuake先行販売色としてネイビー、レッド、グリーンの3色を追加。
糸も各色に合わせた色味のものを使用。
表革には全色共通で黒色のブライドルレザーを使用しております。
バイカラー
外装と内装の色を変えることで閉じた状態ではフォーマル感を演出、開くとカジュアルな装いに。
ビジネススタイルにちょっとした差し色をプラスします。
マグネットホック
留め具には薄型マグネットホックを採用。
国内製造で品質は折り紙付きです。
お送りする際は傷防止のため、ホック収納部側には青色の保護シール付き。
硬いヌメ革は革が馴染んで柔らかくなるまでしっかり閉じないことがあります。
しかしマグネットホックを採用したことで使い始めからしっかりと閉じ、使い始めてすぐの名刺交換でも安定感のある使用が可能です。
ブライドルレザーとオイルレザー
"表革"には経年変化が美しいブライドルレザー、
"内革とコバの大部分"には手触り滑らかなオイルレザーを採用。
どちらも兵庫県姫路市のタンナーにて鞣された、国産の本ヌメ革です。
ブライドルレザー
ブライドルレザーは2000年前のイギリスで開発された、堅牢性を追求した”馬具用”の革です。
タンニンによって時間をかけてなめすことで堅牢度を高め、さらに蝋(ロウ)などの油脂成分を革の繊維内部までたっぷり浸透させることで、より高い堅牢性を持たせています。
油脂成分がしっかりと浸透していることにより負荷に強く、油脂が多いことで水への耐性も高く(※2)なっています。
※2 少量の水は弾きますが、完全防水ではありません。他のヌメ革同様、水濡れにご注意いただきながらご使用ください。
そして、ブライドルレザー最大の特徴が革表面を覆う”白い粉”。
その正体はブルームと呼ばれる蝋のような成分です。
ブルームは革内部の油脂成分が表面に浮き出て凝固したもの。
使用する中で体温や摩擦で溶けて刷り込まれ、綺麗なツヤへと変化していきます。
オイルレザー
オイルレザーは生成りのヌメ革にオイルをたっぷりと染み込ませた革です。
今回の名刺入れに使用している革はオイルを2度塗布しており、柔軟性、保湿性に優れています。革内部に染み込んだオイルは使うたびに革表面へ滲み出し、保湿と共に革を保護します。
本革の革小物は使い込むことで素材本来の良さが出てきます。
永くご愛用いただき、自分だけの名刺入れに仕上げて頂けると嬉しいです。
希少性
名刺入れ一個の製作にかかる時間は丸一日。
コバの磨き上げを含め、全ての工程を手作業で行うため大量生産はできません。
生産数量の限られた、希少性の高い逸品です。
コバの経年変化
コバを磨く際は顔料による着色をせず、「やすり」と「仕上げ剤」のみで磨き上げます。着色をしないことで銀面(革表面)と共にコバも綺麗に経年変化していきます。
顔料で着色していないコバは経年変化により徐々に色が濃くなり、表革の黒いブライドルレザーとの相性はより高まります。
サイズ
※名刺入れの厚みは革の状態により1〜2mm程度増減します。
※使用環境によって個体差はございますが、経年変化により革が馴染んでくると若干全体の厚みが薄くなることが予想されます。
ピット槽なめしの本ヌメ革
積み革での成形には比較的硬さのある革が必要となります。
その要件を満たしてくれるのがピット槽なめし革。
ピット槽なめしとはピット槽と呼ばれるプールのような「おけ」に植物性のタンニンなめし剤を入れ、その中に原皮を漬け込んで革にタンニンを浸透させていきます。
漬け込む期間は約1ヶ月程度。
とても手間がかかる製法です。
時間がかかるとコストも上がってしまうのですが、その分メリットもあります。
それが「硬さ」。
時間をかけてなめすことでタンニンがじっくり染み込み、革繊維が弛まず、繊維が密に詰まった、硬くて丈夫な革ができ上がります。
硬さのある革はコバ(*1) の磨き上げに適しており、ヤスリと仕上げ剤による磨き上げだけで革の断面とは思えないほどの「ツヤ」と「滑らかさ」が出ます。
(*1) 革の裁断面のこと。
「コバ磨き」は素材の品質に左右されると共にかなり手間がかかる作業ですが、永く使うことのできる強靭さを持たせるためには手を抜くことはできません。
カラーバリエーション
ブラック×キャメル
kawakagiの定番色。
落ち着いた黒の外装に内革のキャメルが製品周囲を彩ります。
インパクトがある配色となりますので革好きにはたまらない逸品です。
ブラック×ネイビー
Makuake先行販売色。
落ち着いた色味の組み合わせですが、ネイビーの革は経年変化でより色味が濃くなり、外装の黒色ブライドルレザーと素晴らしい一体感を演出します。
ブラック×グリーン
Makuake先行販売色。
あまり見かけない色の組み合わせですが、落ち着いた印象のカラーです。
個性がありつつ、主張しない色味はフォーマルでの使用に最適です。
ブラック×レッド
Makuake先行販売色。
インパクトのある赤が差し色となるカラーです。
使い始めは発色の良い赤色ですが、経年変化と共にワインレッドへ変化していきます。
個性的な名刺入れをお探しの方に最適です。
Q&A
Q.メンテナンス方法を教えて欲しい
A.こちらの名刺入れは基本的にメンテナンスは必要ありません。表革に使用しているブライドルレザーは表面のブルーム(ワックスの粉)がコーティング剤の役割を果たし、使用する度に革へ刷り込まれ、ワックス様のツヤへ変化し、革表面を保湿し続けます。また、内革のオイルレザーは革の内側へ染み込ませたオイルが徐々に浮き出すことで革表面の保湿をします。
もし長期間使用する中で革表面が乾燥してカサついてきた時は「ミンクオイル」や「ラナパー」などの皮革用オイルを少量使用して保湿をしてみてください。
Q.ブライドルレザーの銀面に「こすれ跡」があるが不良品ではないのか?
A.ブライドルレザーの銀面は「ブルーム」と呼ばれるワックスの細かい粉で覆われております。ブルームは製作過程で少しでも擦れると取れ、細かい傷のような模様ができてしまいます。
しかし、ブルームは使用する度に落ち、かつ、革に刷り込まれて徐々になくなっていき、革に光沢が出てくる頃には見えなくなって参ります。その時点で製造時のブルームの細かい擦れ跡も一緒になくなります。製作工程上、「こすれ跡」を作らず作成することはかなり難しいです。ご理解いただいた上で応援購入を頂けますと幸いです。
Q.収納可能な名刺のサイズを教えて欲しいです。
A.名刺の一般的なサイズである91mm×55mm、用紙の厚さは標準(220kg)、特殊な表面加工がない名刺での使用を想定しております。採用されている紙質によっては厚みが増し、規定枚数の収納が難しい場合がございます。
製品の仕様上、革が馴染んで柔らかくなっても収納枚数は増えません。
スケジュール
リターンについて
【プロジェクト開始記念割】
20%OFF 先着15名様 (2月下旬〜順次発送)
【超早割】
15%OFF 先着20名様 (3月上旬〜順次発送)
【早割 3月発送分】
10%OFF 先着30名様 (3月下旬〜順次発送)
【早割 4月発送分】
10%OFF 先着30名様 (4月下旬〜順次発送)
※製造完了分より随時発送をさせていただくため、上記発送予定時期よりも早く発送させていただく場合がございます。逆に発送が遅れる場合はメッセージにて事前にご連絡させていただきます。
実行者紹介
kawakagiは鹿児島に拠点を置くオリジナルブランド。
ビジネスシーンで活躍する革製品を中心に製造販売をしております。
自社にて仕入れから開発、製造、販売まで一貫して手掛けており、"良質なモノ"を"なるべく安価"に提供できる体制で取り組んでおります。
多くの方にkawakagiの製品を手に取っていただけるよう、質の高い製品の製造をしてまいります。
応援のほど、何卒、よろしくお願いいたします!
リスク&チャレンジ
●天然皮革の表面にはその動物が持っていた様々な痕跡(キズ・筋跡・シワ等)や染色時にできる色ムラ(濃淡)がある場合がございます。予めご了承いただけますと幸いです。 ●摩擦や水濡れによる色落ちや色移りが発生する場合があります。特に湿気の多い環境では淡色の衣料や小物との組み合わせ使用にご注意ください。 ●画像の質感は実際のものに近付けるよう努めていますが、ブラウザの設定やモニター環境により誤差が生じる場合がございます。 ●仕様、デザインにつきまして予告なく変更になる場合がございます。 ●返品に伴う返金は、機能的な初期不良に限りお受けさせていただき、使用感等に関する返品・返金はお受けいたしかねます。 ●本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、想定以上の注文数や原材料仕入れ、製造者の都合等により配送遅延のおそれがございます。 ●原則として配送遅延に伴う応援購入のキャンセルは出来ませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。 以上の注意点につきまして予めご理解とご了承いただいた上で応援購入を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2025年01月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
決済時に安心システム利用料として2.2%(税抜)がかかります。
インボイス(適格請求書):対応不可
【超早割】完成した商品 1個 15%OFF
15,300円(税込)
・完成した製品×1点
【一般販売予定価格18000円】
※色はブラック×キャメル、ブラック×ネイビー、ブラック×レッド、ブラック×グリーンの4色からお選びいただけます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
【早割】完成した商品 1個 10%OFF 3月発送分
16,200円(税込)
・完成した製品×1点
【一般販売予定価格18000円】
※色はブラック×キャメル、ブラック×ネイビー、ブラック×レッド、ブラック×グリーンの4色からお選びいただけます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
※こちらのリターンは4月以降の出荷となります。
【早割】完成した商品 1個 10%OFF 4月発送分
16,200円(税込)
・完成した製品×1点
【一般販売予定価格18000円】
※色はブラック×キャメル、ブラック×ネイビー、ブラック×レッド、ブラック×グリーンの4色からお選びいただけます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
※こちらのリターンは4月以降の出荷となります。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「1枚単位で収納調整!名刺も取り出しやすい、機能性を追求した"積み革"名刺入れ」プロジェクト詳細ページです。