【2016年5月9日追加情報】

スタートから20日間で目標達成することができました。皆さまの温かいご支援、本当にありがとうございます。これをまだまだ一つの通過点と位置づけ、より高い目標に向かって挑み続けます！

絲-ito- 次なる目標は・・サポーター数55名！
100％達成と同時に、新たな目標といたしまして、サポーター数55名を目標に掲げます。
サポーター55名を達成したあかつきには、サポーター全員（既存サポーター含む）にもれなく「久留米かすりおはんかち」を進呈させていただきます。（※リターンに久留米かすりおはんかちが含まれている場合は、さらにもう一枚追加です！）
すでにサポーターの方も、今からサポーターになる方も、ぜひ知り合いを誘って「久留米かすりおはんかち」を受け取りましょう！

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久留米絣の盛んな福岡県筑後地方。ここは私たちの暮らす街 くるめ。
筑後地方は、200年以上つづく久留米絣（くるめかすり）という伝統工芸品の生産が盛んな地域です。

はじめまして、「 絲 - ito - 」西原健太・近藤和浩と申します。

私達のミッション①
伝統工芸を次世代へつなぐ、久留米絣で世界ブランドを作る

伝統・文化・風習・歴史 を伝えながらも、次の時代へつなぐためには「新しいものづくりのカタチ」と「時代に沿うわずかな変化」が必要だと考えます。
久留米絣がいつまでも在り続けるための、時代に沿うわずかな変化。それを私達は「変わらずにいるための進化」と呼んでいます。この進化が生み出した商品こそ、後にご紹介する「久留米絣の新しいカタチ」ジャケット・タキシードです。
 

私達のミッション②
私達の暮らす街 くるめ を発信すること

まず考えたことはもちろん久留米絣を発信することでした。しかしそれだけでは絣が完成するまでの30にも及ぶプロセスや、職人の想い、ものづくりをまっすぐ伝える事は難しいのかもしれません。そこで皆さんに久留米絣産業の盛んな街「久留米」を少しでも知ってもらうことも必要だと考えました。じかに絣に触れ、絣を肌で感じて、絣を纏ってもらいたい。なぜなら、私たちにとって久留米絣を知ってもらうこと ＝ くるめを知ってもらうこと  だから。

これが私達「 絲 - ito - 」の原点です。

久留米絣
200年以上受け継がれてきた技術と伝統。
江戸時代の末に、当時12歳だったと伝えられている少女井上伝のひらめきから生まれ、明治以降広く愛好され、着物等の需要により日常的な存在となりました。

生地が完成するまでには30にも及ぶ工程。
絣を作り上げる大切な要素として「水と空気」がきれいなことが挙げられます。福岡県筑後地方を中心に農家の副業として隆盛しましたが、その後技術の改革は急速に機械化へと向かい、現在では色柄も多彩です。

伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つに。
藍染手織りを用いた伝統の技法は1957年に国の重要無形文化財に指定され、1976年には経済産業大臣指定伝統工芸品に指定。

プロジェクトを構成する３つシリーズ

１、久留米絣を知る

２、久留米絣に触れる

３、久留米絣を纏（まと）う

久留米絣スーツ・タキシード
<久留米絣を纏う>

和の素材をスーツ・タキシードに。
ミスマッチに感じられる組合せも、絣生地の選定、そして作り手の技術とあくなき追求心で世界へ通用するものに仕上がりました。また衣装としてではなく、実用性を兼ね備えたものとして使用していただく事が可能です。新たなアイデア、作り手の想い、手のぬくもりが込められ、纏う人を温かく優しく軽やかに包み込みます。

絣特有の質感
華やかだけど派手でなく、落ち着いているけど地味でなく、クラシックなのに新しい。そして、ありそうでない全く新しいスーツ・タキシード。絣なので綿100％、なのにこの光沢感。必要以上に絣を主張せず、さり気なく着こなすことができます。

着用感
絣は綿100%。やわらかい着心地と風合いの良さが魅力で、夏は涼しく冬は暖かい。生地に厚みがあるにもかかわらず、熱がこもらなく涼しい。そして、とてもしっかりとした生地なのに、非常に着心地が柔らかいのが特長です。

久留米絣タキシード
タキシード３ピースご注文時（ジャケット・ベスト・パンツ）のパンツの色はブラック。通常のスラックスへサイドに側章が入ります。

久留米絣スーツ
３ピースご注文時（ジャケット・ベスト・パンツ）はお選びになった絣生地で統一となります。

下）久留米絣ベスト


タキシード3P・スーツ３P・ジャケット・ベストの生地は３つ
この生地の特徴は、光が当たれば光沢を放ち、普段は深い落ち着いた色で、テカテカ感が無く、どことなく感じられる上品さがあります。

久留米絣 藍染手織りジャケット
藍染手織りの一品、色は藍色（インディゴ・ジャパンブルーとも呼ばれる）
上）色鮮やかな久留米絣ポケットチーフ

絣と久留米を堪能してもらう"おもてなし"--------------------------------
<久留米絣に触れる>

​・染め体験と工房見学（藍染絣工房：福岡県八女郡広川町大字長延241）
・織り体験コースター作り（西原糸店：福岡県久留米市中央町35-1）


・久留米絣ゲストルーム
（H&A Apartment：福岡県久留米市東櫛原町2035）

久留米にお越しの際はお任せあれ！

最後に。----------------------------------------------------------------------------
このマクアケのプロジェクトを通して私たちの目的は「伝統工芸を次世代へ、久留米絣で世界ブランドを作りたい。そして久留米ごと発信するんだ」です。皆さんはここで「久留米絣の新しいカタチ」タキシード・スーツ・ポケットチーフを目の当たりにされたのではないでしょうか。そしてこの「久留米絣の新しいカタチ」こそ、ここ久留米で久留米絣がいつまでも在り続けるための、時代に沿うわずかな変化の代表となるカタチだと私たちは信じています。

クラウドファンディングで集まった資金は。
伝統工芸・ものづくりには、後継者不足や環境の変化による縮小があとを絶ちません。しかし、私たちはできる事から故郷の文化を次の時代へとバトンリレーのように繋ごうとしています。そのために必要な資金として、マクアケで集まったお金は、ブランド「絲 - ito -」のスタート資金と久留米絣職人（織元および絣生地の確保）にすべてを当てます。

これから、ここから、仲間とともに。久留米絣とくるめを国内外へともっと発信していきたいのです。
絲-ito-

左：西原健太 nishihara kenta (35) 
株式会社西原糸店・五代目若旦那。久留米市で生まれ育ち、久留米と久留米絣をこよなく愛する。服飾関係でのアルバイトと呉服業への就職経験により、久留米絣の偉大さを改めて気付き、久留米絣と久留米を国内外へ発信すべくUターン。
現在、大正六年創業の「糸店」を「オシャレな久留米絣の店」へと大変身させ話題に。メディア出演や、地域での活動を評価されての講演など幅広く活動中。
地域ではイベント実行委員長であり商工会議所青年部役員。全国まちゼミ実践者会議久留米代表としての顔も持ち、まちづくりの一翼を担う。久留米の若手リーダー達を集めて組織するチエツクプロジェクト（人と人がつながり合い、豊かに生活する街を自らで創造していくプロジェクト）の代表も務める。

右：近藤 和浩 kondo kazuhiro (35)
アパレル企業で店舗運営・企画・広報として従事。多くのプロジェクトを受け持つ。その後、別会社でマネージャーとして指揮をとり、その間およそ５年に渡り売上げ前年比を更新、名実ともに地域一番店に成長させた。​
その一方、生まれる商品や訪れる出会いの中で埋もれてしまう「モノ、ヒト、」も多く存在することに気付く。そんな経験をもとに、価値ある「モノ×ヒト」を結び発信する「かけ算のマーケット」を１つでも多く実現させる事を目標に活動中。
現在 久留米絣ポケットチーフサラコンパスを運営。久留米絣とポケットチーフという、一見アンバランスな組み合わせも魅力のひとつとなっている。
2015年度には福岡市の専門学校ファッションビジネス学科で期間講師にも着任。西原との出会いにより「知恵つくプロジェクト」のメンバーとしても活動。
 絲-ito-プロジェクトの発案者でもある。