はじめまして。私は上野勝博（ウエノカツヒロ）と申します。

今回のプロジェクトは特別賞を受賞した「元祖 焼きから揚げ 専門店」で自立支援の働く場をつくりたい、施設外就労の働く場として、障がいのある人にも多くのチャンスをつくりたい、という想いで「元祖 焼きから揚げ 専門店　八十八番屋」を出店する運びとなりました。

より多くの方々に、これまで味わったことのない特別賞の「元祖 焼きから揚げ」を食べて頂き店舗に足を運んで頂く事で、外食産業本来の人対人の就労体験をしていただき自立支援につなげたい、という想いで、このプロジェクトを立ち上げました。それと同時に、地元熊本から、「元祖 焼きから揚げ」ブランドを全国に展開したいと考えています。

今回のプロジェクトの発端は、中学時代の同級生「中村淑代」さんとの約３０年ぶりの再会がきっかけでした。私自身が障がい認定となり「働きたくても障がいがあっては雇ってくれない」と、ちょっと悩んでいた事を、お話ししたところ、偶然にも中村さんがNPO法人くまもと障がい者就労支援ネットワークの代表理事だったのです。

そこで、障がい者の就労実態を知り、「このままではいけないんですよ」、「あなたの得意分野で職場をつくりましょう、就労支援、自立支援のモデルになるようなお店をつくろう、やってみる」と中村さんの一言で、出店する運びとなりました。

実際に、地元のマルシェなどで販売経験、体験をやってきましたが、より自立支援につながる実際のテナントで出店することで人対人の就労体験をより多く積んでもらうのが目的です。（写真はNPO法人くまもと障がい者就労支援ネットワークの利用者さま、入船マルシェ実行者の山田さま、マルシェ出店者の平田さま）

厚生労働省の取り組み、障がい者雇用の状況。障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進しています。

（引用元：厚生労働省）

この「焼きから揚げ専門店」を出店する事により、施設外就労というカタチではありますが、障がい者に、より多くの就労体験、接客等を体現してもらい、実際にお客様と接する事で、社会と密接な関係性を構築する事が出来る。生活スタイル（定時に出勤する）（時間内でしっかり働く）を確立するための手助けが出来ます。障害のある人が障がいのない人と同様、その能力（揚げる）（焼く）（包装する）（仕分け）（仕込み）（接客）と適性に応じた仕事をこなす事で、その地域で自立した生活を送ることができる手助けになればという強い想いで、長年携わってきた飲食事業「焼きから揚げ専門店」で再チャレンジする事になりました。

出店する際、今までの経験を生かして普通のから揚げ店でも良かったのですが、当たり前では意味がないと考え、研究のため、５月に行われた「２０１５ くまもとから揚げ選手権」が開催されていたイベント会場へいきました。いろんなから揚げを食べている中、「焼きから揚げ」を食べた瞬間に「これだ」と思いました。案の定、「焼きから揚げ」は 特別賞（ある意味金賞より上）を受賞しました。この「焼きから揚げ」を作りたい、これなら自信を持って皆様にお届け出来ると思い、「焼きから揚げ専門店」を出店するべく、「中華名菜 大香楼」焼きから揚げの生みの親、宮崎シェフの元へ。

何度も何度も足を運び、一ヶ月間通い詰め「あなたには負けました、分かりました！」と、協力して頂く事になりました。それから一ヶ月間しっかりと仕込み、揚げ方、焼き方を学び「もう大丈夫」と太鼓判を押して頂きました。

一度「揚げてから、焼く」という、今までにないスタイルで、技術を要するカタチではありますが、宮崎シェフの協力の元、完全システム化を実現する事が出来ました。

若干、時間に長短がありますが、約４分２５秒揚げます。何度も何度も時間をはかり、温度調整もして、一番良い状態に仕上げました。大きさ、１個のグラム数は、仕込み時にきちんと計っていますので、誰でも出来ます。ここ迄にたどり着くのにもかなりの労力がかかっているとの事。

お店でも大人気のからしマヨネーズ味。秘伝のマヨネーズは門外不出！　職人の腕が光ります。それでも今回の為に提供して頂く事になりました。

最後に鍋で焼上げる！　これが「焼きから揚げ」の最大の特徴でもあるし、こだわりです。この時の鍋の振り方、調味料の絡み具合が勝負です。これを短期間ですが毎日のように通い詰めて、学ばせて頂きました。最終的には宮崎シェフに太鼓判を押して頂き免許皆伝！です。

研修終了後にお店の前で一枚。宮崎シェフは経験した事全てを、このから揚げに注いでいます、大事に大切に使って下さいと、快く協力をして頂きました。職人気質の方がここまで協力してくれています。絶対に成功させます！

「中華名菜 大香楼」の宮崎シェフ！　地元TV出演等、多数

私自身、二年前に骨肉腫（ガン）を発症しました。地元大手企業の外食事業部で、統括店長、支配人、相談役と順風満帆な生活の中から一転、病気を発症しあえなく退社。１５時間に及ぶ手術を２回、人口骨頭置換手術を受け、障がい認定となり、杖が必要な生活スタイルになりました。最初の１年間は入院生活、その後苦しいリハビリ１年という日々を送りました。未だにリハビリは続いています。

そして、いざ社会復帰するためハローワークへ。しかし、そこで現実を知る事になりました。今までの経験を生かし、外食産業に携わりたいと思っていたのですが、外食産業の管理職では雇ってもらえない、障がい者では一般の外食産業に携わる事が出来ない事実を知りました。それならば、自分で働く場所をつくるしかないと、強く想うようになり、このプロジェクトに取組む事になりました。しかしながら、社会復帰前で資金もない、職もない状態では何もはじめられない。そんな折に再会した中村さんの援助、NPO法人くまもと障がい者就労支援ネットワーク様のご協力で「焼きから揚げ専門店」を出店するに至りました。

このプロジェクトは「元祖 焼きから揚げ」の販売を通して、人対人の販売経験、販売体験が出来る、障がい者の施設外就労のモデル店として自立支援、利益を確保し、障がいのある人もない人も正当に利益の分配が出来るシステムをつくり、共生できる職場づくりを目指します。そして、何より「焼きから揚げ」の美味しさをより多くの方に伝えて、新しい「から揚げの提供スタイル」を体験して頂きたいと考えています。

今回のクラウドファンディングの目的は、事前にこの取り組みを皆様に知っていただくことと、事前に会員数を把握し、安定的な需要を確保することです。そして、サポーターの皆さまから有り難く頂戴しましたご支援は、出店にかかる備品購入および運営費用に使用させていただきます。ご支援して頂いたサポーターの皆様にはMAKUAKEでしか手に入らない特別会員カードを発行します。

また、完全非売品、熊本、「菊池まんまキッチン」でしか、手に入れることが出来ない、プレミアムな「non-GMO牛100%ハンバーグ」、メンチカツをリターンに加えさせて頂きました。この「菊池まんまキッチン」は、私が社会復帰する際、身体に障がいがあるのを十分承知のうえで、オープンサポート、コンサルタントとして一番に声をかけて頂いた大切な大切な会社でもあります。サポーターの皆様に、安心安全は元より、より健康的なモノをお返ししたいと考え、「non-GMO牛100%ハンバーグ」を加えました。熊本県産のnon-GMO牛のみを使ったこだわりのハンバーグ。牛100％なので、お肉たっぷり、肉肉しいお肉本来の味が味わうことができます。また、化学調味料、保存料などの化学的添加物を一切使っていません。だから余分な雑味がなく、素材本来の味がするのです。お子様にも安心して食べていただけます。

オー プン予定：7月下旬

屋号：「元祖 焼きから揚げ専門店 八十八番屋」

場所：熊本県上益城郡嘉島町大字上島字長池2232-1020

       : イオンモール熊本クレア内「わくわく横丁」

時間：９：００〜２１：００

販売形態はテイクアウト専門、焼きから揚げ３種類、おにぎり、たまご焼き等を販売予定。

はじめまして。私は１９７０年生まれの上野勝博（うえのかつひろ）と言います。２０歳から外食産業に携わり、２８歳で「とんかつ専門店 とんかつ円喜家」を独立開業。閉店後、熊本大手企業の外食事業部に籍を置き、統括店長、支配人、相談役として外食部門を牽引。２年前に骨肉腫を発症し、退職。2年間の治療、リハビリを経て障がい認定。NPO法人くまもと障がい者就労支援ネットワーク シニアマネジャーとして在籍。その他、「まんまキッチン」アドバイザー、「げんこつグループ」アドバイザー、八代とり家アドバイザー、「中華名菜 大香楼」アドバイザー。２級建築士。フードアナリスト。

この「焼きから揚げ専門店 八十八番屋」を出店することで、このプロジェクトに関わるすべての方々がしあわせになれると信じています。皆様のお力を貸してください。今までにないカタチの就労支援、自立支援を演出することをお約束します！このプロジェクトに少しでも共感していただけましたら、FacebookやTwitterでシェアしていただけると本当に嬉しいです。温かい目でこのプロジェ クトを見守っていただけましたら幸いです。最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。どうぞ、このプロジェクトを宜しくお願い致します。