はじめまして。神仏絵師の昌克です。今回、皆様にご支援願いたいのは「観音経意訳絵本／かんのんきょう」の出版費です。誰に教わったわけでもないのに、誰もが観音様の絶対的な愛を信じてる。その正体とは？その答えが書いてある「観音経」をわかりやすく意訳した絵本をぜひ、多くの皆様に届けたい。

大きさは約19cm×19cm。ページ数は本文72ページを予定。観音経の原文を右にと、意訳したものが左に見開きで載っています。挿絵には、私が描いた四十の観音様が登場します。下の画像は制作中のものです。

そもそも、私は神仏絵師として、観音様などの絵を描いていました。必然的に、観音様のことを勉強しだしたところ、これも必然的に「観音経」に行き着きました。そして、その観音経に関する本や資料を読みあさり、七観音、三十三観音という合わせて四十の観音様を描くことになったのです。その観音様をベースにオラクルカードを作っていました。

ある日、出版社さんから声をかけていただきました。私の絵をつかって、観音経の解説本を作ろうという企画になったのですが、諸事情により、頓挫していました。そんな中、今年になって思いついたのが、観音経を意訳してみようということでした。般若心経なんかは、いろんな意訳が出て話題にもなってたのですが、観音経の意訳はみたことないし。。。そんな軽いノリではじめてみたのです。

そうだ！せっかくだから、仏教用語を極力省いてみよう。すると、今までとはまったく違った一面が少しづつ見えてきたのです。そして、完成間際のその瞬間、あることに気付いた時、まさに、目の前の扉がバ〜ンと開いたような衝撃が全身にありました。。。そして、その感動の勢いのまま、意訳をフェイスブックにのせたところ、たくさんの方からの反響をいただきました。中には、感動で涙があふれてきた方とか。。。そこで、思いついたのが、せっかくわかりやすく意訳したんだから、もっとわかりやすくして子供にもわかるような絵本にしよう。そう決めてから、今まで執筆してた解説本を全部投げ出し、絵本の制作を進め、あっというまに全体像が完成したのです。

1963年生まれ。1982年／大阪市立工芸高校・図案科卒業後、印刷会社にグラフィックデザイナーとして就職。その後、大手メーカーに勤務。食品や、薬品、化粧品などの商品デザイン、パッケージ、広告、WEBデザイナーとして活動。2010年、神仏絵師として活動開始。

2010年８月には、銀座 Gallery21で個展。2012年／銀座 ぎおん石にて「第一回 神仏画展」。2013年／吉祥寺第一ホテル１Fギャラリーにて「第２回 神仏画展」開催。2014年／兵庫県立美術館「第９回現代仏教美術展」参加。

自分の絵を使ったオラクルカード「観世音菩薩」を制作、そのマスター講座を開催中。今も多くの方に受講いただいております。

「自分の絵本を出したい」そんな理由だけなら、普通の自費出版でよかった。

観音経の意訳が完成したとき、その真理は、今を生きる私たちへの「愛と慈しみのメッセージ」だと思ったのです。そして、ぜひこれを大人にも子供にも見て欲しいのです。悲惨なニュースや、センセーショナルなニュースばかりが注目されがちの現代ですが、もっともっと「愛」のある情報が必要なのです。そのためには、支援金を集める以上に、この存在を多くの人に知っていただき、支援をいただきたいと思ったのです。

基本的にリターンは、出版した絵本（９月中発送）となります。この本は、絵本と言いながら、大人にも充分楽しめる内容です。ですから、贈り物としても最適だと思います。そういう思いから、複数購入いただけるようなコースを設定しました。

また、ご支援いただいたその想いに感謝し、最終ページ（見返し部分）お名前をクレジットさせていただきます（１万円以上のコース）。数に限りはございますが、2016年のカレンダーも用意いたしました。

このプロジェクトが成功すれば、この絵本を英語版にしたり（意訳することで、翻訳が容易になった！）、もう少し大人向けの内容にしたり、映像にしたり。。。そして、最終的には、ミュージカルにし、海外に発信したいと思っています。まさにこれが、「観音経は『愛の詩』だったプロジェクト」のはじまりなのです。

とまあ、計画は大きいのですが、まずこの第一弾の成功が大事なのです。目標金額は、あくまでも最低限の制作費用です。もっと集めることができれば、本の品質（中身は変わりません。紙質や、製本方法など素材やハード面のことです）を上げることができます。そして、もっと集れば、全国の図書館や児童館などにも寄贈できるものと考えております。

是非とも、賛同いただき、お友達にも紹介いただいて、このプロジェクトを盛り上げていただけるようお願いいたします。