▼ Makuake Magazine取材記事

金楠水産株式会社 たこ匠 樟 陽介です。

「タコで人を幸せにする」をモットーに「タコの美味しさ」を広める活動をしています。活動の皮切りとして、2019年に獲ってから24時間以内に加工した「究極の茹でダコ」をお届けするプロジェクトを行いました。

翌年2020年には更なる美味しさをお届けすべく、本当の茹でたてをご自宅で味わえる「時を超える茹でだこ」のプロジェクトも行いました。

結果は、2019年は422％の達成。2020年は582％の達成と、本当にたくさんの方に応援購入していただきました。その節はありがとうございました！

購入いただいたお客様からも。

「これは違うぞ！凄い」

「このタコは格別でした！」

「別の時期でまた作って欲しい。」

「すぐリピート購入したい！！」

という嬉しい声をたくさんいただきました。本当に、本当にありがとうございます。

２回の挑戦でタコの魅力は伝えきれたかと思っていました。でも、まだまだタコの魅力は伝わりきってないと感じました。

もっとタコの美味しさを伝えるのにはどうすればよいか、もっとタコを美味しく感じてもらうにはどうすればよいのかと。

どうすれば今まで以上の「タコ体験」をお届けできるんでしょうかと考えてきました。

そして、タコを食べる体験をアップデートする方法として、今回たどり着きましたよ。きっとタコも納得のプロジェクトに！！

僕が魅せさせられたタコの世界へ皆さんもお招きしようじゃありませんか！タコの魅力をびっしりとみっちりと１冊の写真集に詰め込みます！

そうです。【タコのグラビア写真集】を作ります！タコ界にとって、衝撃的な１冊となるでしょう。世のグラビア写真集を超える衝撃が明石海峡から発射されます。きっと皆さんがまだご存じないタコの姿が……想像するだけで……FuFuuuuuuuuu↑↑↑↑

いつも金楠を応援してくれている方も、今回はじめましての方も、このプロジェクトを通してみんなに「極上のたこ体験」を届けたい、そんな想いで立ち上げた企画です。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

たこのグラビア写真集？！
そんなものが存在するのか。。！ 

誰よりもたこを愛するたこ匠と、
海をこよなく愛する写真家 西部裕介が、
水揚げされたばかりの明石だこをモデルに迎え、
それぞれの生き様をぶつけ合うような撮影を明石にて決行。 

5月某日、明石で撮り下ろされた写真集は、
未だかつて誰も体験したことのない、
メガボリュームたっぷり88ページの、
明石だこのクール&ビューティーの世界。 

Makuakeスペシャルエディション！
今回Makuakeで応援購入いただくグラビア写真には、たこの魚拓が付きます。

その際使用するのはなんと、たこの本物のスミ。 真空パックにまるごと閉じ込めることで、モデルの香りとともにお楽しみいただける そんな豪華特別仕様になっています。↓たこ魚拓サンプル

これまで「タコの美味しさ」を味わってもらうためにいろんなことをしてきましたが、僕こそが世界一タコを美味しく感じていると自負しています。

いつもタコを茹で上げると今日の出来上がりをチェックするんですが、仕入れから茹で上げるまでの間、タコを見て触れてるわけです。その節々で僕の口から出てくる言葉は「美しい……」なんです。それも「美しい！」ではなく「美しい……」。加工してる僕が触っているうちに魅了されちゃってる。

自分が生きてる状態から管理して、美味しくなっていく工程をずっと見守り続けたタコ。茹で上がりに足が綺麗に巻いているタコっていうのは、要は筋肉がちゃんと反応しているっていうことなんです。つまり、細胞が生きていて鮮度がいいっていうことに通ずる。そのタコの反応が、あの美しさを作っているし、美味しさになっているっていうのを僕はもう理解しちゃってるんです。

だから食べる瞬間に「美味しいもんが来ることを待ち望んでる状態」ができている。だから、僕は世界一美味しくタコを食べられる男なんです。

僕がはじめてタコを「美しい」と感じたのは高校卒業後に築地市場での修行を終え、金楠水産に就職したときです。自分の父親のつくるタコを改めて見た時でした。美しくて可愛くて「こんな美しい食べ物はほかにないやろ」って思ったんです。築地で日本中、世界中の魚介類たちを見て、食べたにもかかわらず。だってあの茹で上がったタコの均一に並んだ吸盤とか、丸みを帯びて反り上がった足、きゅっと引き締まったカラス口。もうたまらなく美しいじゃないですか……。

父親のもとで働くうちにわかったのは、その美しさは、要は筋肉の余分な水分がちゃんと抜けているということ。均一な水分コントロールができてるよねっていうことなんです。僕らの仕事というのは、パフォーマンスを最大限引き出すっていうこと。タコの余分な水分を抜いて旨味を凝縮することが我々の仕事なので。やっぱり「美しさ」＝「美味しさ」なんだ、２つは同居しているところに気づきました。

生きているタコも素晴らしいんです。泳いでる時のしなやかさとか、かっこよさとか、ぐぐっとこう、立ち上がるようなポーズから想像できる力強さと筋肉質なところ。その元気がいいやつを自分で手をかけて茹でダコにするわけで、タコの生き様やストーリーを自分で追いかけてこの目で見てるから、もうタコに惚れ込んで目がハートになっちゃってるんですね。

加工途中も１匹１匹に合わせて塩を揉み込む。「こいつは元気がいいからこれぐらい」、「こいつは足が太いからこんなもん」って調整をするわけです。この塩もみの工程に対しては、塩の種類を変えるとか水を足すタイミングとか色んなところにかなりのこだわりを持っていて、そうすることによってより美味しく、美しくなる。

生きてるところから加工まですべてを、彼らの人生を投影することによって、より食材が鮮明に「だからこの歯ごたえ、だからこの旨み、だからこの香りなんだ」みたいなことが想像できていれば、食べた時の答え合わせが合致して、より美味しいって感じるよねってことなんです。

我々、金楠水産は大正10年創業、100年を超える長い時間をかけてタコの美味しさを追求してまいりました。

漁師さんが獲ってきてくれて、港の組合員が丁寧に管理する。そのタコの命のバトンを受け取る我々が下処理から茹で上がるまでの工程一つ一つに想いとこだわりを詰め込みまくり、時には失敗も有りながら、常に進化を続けてまいりました。

タコを美味しく味わってもらい、食べてくれた人が幸せになれるように向き合ってきました。マジで。

もう100年も向き合っているわけだから、タコ茹でLv100くらいにはなってると思います。もちろんまだまだ進化しますが。

今年もより美味しくするための工夫をしていくんですが、急激に美味しくなるなんてことはないと思います。積み重ねてきてるわけなんで。

つまりはLv100からLv101くらいの進化。1％の進化が出来たら今年に至っては合格とさせてください。

でももっと皆さんには、美味しく味わってもらう。皆さんのためにも、タコのためにも！

今回、皆さんにより美味しく感じてもらうために、究極のタコ体験をしてもらうためには「美味しいタコを食べるための状態」になってもらう必要があるという答えにたどり着きました。受け手である皆さんの方が伸びしろがあるんじゃないかと！よだれが溢れんばかりの状態。今すぐタコが食べたい！！って鼻息が荒くなっている状態になってもらえれば、今まで以上に美味しく感じれるはずだと！

少し想像して見てほしい。かつてグラビアと呼ばれる写真や記事を見たことあるでしょ？

「綺麗だな～」とか「カッコイイ」とか「美しい……」って感じたことあるでしょう？

んで、本から顔を上げたときにその被写体が目の前にいたらどう？

そう。興奮するよね？

それ【タコのグラビア写真集】で実現できます。ありがとうございます。しかも、食べることが出来ます。本当にありがとうございます。お察しが早い。そうです。

【タコのグラビア写真集】と一緒に【たこ匠が茹でた明石だこ】も一緒にお送りします。グラビア写真での興奮冷めやらぬなか、サクプリの金楠の明石だこが食べれちゃうんです。これがいまだかつてない「究極のタコ体験」。 

この写真集は明石だこを最高潮の興奮状態で食すために、
必要不可欠なものです。
ぜひこの写真集片手に、あなたも最高のたこ体験を。

カメラマン、デザイナー、出版社の紹介

カメラマン：西部裕介さん　http://yusukenishibe.com/

デザイナー：デザインで株式会社　齊藤智法さん　﨑山龍晴さん　https://designd.jp/

地元・明石の出版社　ライツ社の皆さん　https://wrl.co.jp/

ディレクター：株式会社TETOTETO　井上豪希さん　井上桃子さん　丸山千里さん　https://tetoteto.co