この１本がゴルフを変える！

「ゴルフがあまり上手く無い私でも使いこなせる地クラブを作ってほしい！」という思いで企画した「２段ソールウェッジ」。

アイアン発祥の町 兵庫県神埼郡市川町で60年以上、軟鉄鍛造クラブの研磨を続けているシモサキゴルフと、兼々工房との共同企画です。

▲『ウェッジはソールが命』と語る研磨職人・下崎一夫氏

ハイバウンス仕様でスピン性能・飛距離性能向上
V字に削り込んだ2段目のソールがロブショットをより簡単に
ハイバウンスならではのヌケの悪さを熟練の手削り技で克服

を目指した、初心者〜上級者まで幅広く使って頂ける1本2役の便利なウェッジです。

初心者から上級者まで唸らせる

地クラブならではの抜けの良さと操作性を保ちつつ、よりスピンが掛かりやすく、ミスにも強いウェッジに仕上がりました。

初心者に起こりがちなミスに強い設計でありながら、上級者向けに操作性を高めることができる１本２役のウェッジです。

以下のような方に特にお勧めです。

①グリーン周りのアプローチが苦手な方

従来のクラブと比べて、バウンス角が増した事で芝に刺さるようなミスを軽減できます。

また、開いて構えた時にソールが削り込まれる事によってエッジの浮きが抑えられトップしてしまうミスにも強くなりました。

②多彩なアプローチでグリーンを攻略したい

2段に削り込まれたソールは、1段目を使ったランニングアプローチ、2段目を使ったロブショットなど、自在に操るアプローチを可能にします。

シモサキゴルフ独特のヌケの良さと組み合わさった変幻自在のクラブです。

２段ソールウェッジの特徴

これまでのシモサキゴルフのウェッジはオーソドックスなタイプのものでしたが、新商品の2段ソールウェッジは1段目のハイバウンスソール（通常品+2°）と、そこから約10°削り込まれた2段目のソールが、自在なアプローチを可能にします。

ランニングアプローチで狙う時にはバウンスが効いて芝に刺さることなく高いスピンを維持しながらヌケの良さを感じられます。

また、2段目のソールはロブショットなど高いアプローチを必要とする際にバウンスの跳ねを抑えるために削り込まれており、スムーズにボールを送り出すことを可能にしました。

リターン品にはシャフト・グリップ付きのものもご用意致しますが、間違い防止の為種類を限らせて頂いております。

お好みのシャフト・グリップが無い場合はヘッド単品をお選び下さい。

※注意点

どなたでも簡単に扱えるよう設計されていますが、シモサキゴルフのウェッジは大手メーカーのクラブと比べると以下の部分で差があります。ご認識の上で応援購入下さい。

①飛ばないと勘違いされる

大手メーカーのウェッジは簡単に飛距離が出るように、バウンスが跳ねるように設計されている事があります。

それに比べてシモサキゴルフのバウンスはヌケが良い為、しっかりと打ち込まないとフェースにボールが乗らず、飛距離が出ない事があります。

十分にバウンスを使って飛距離を出すには、強いインパクトで押し込んで下さい。

どこまで強くインパクトしてもバウンスが跳ねる事なく、心地良いヌケを体感できます。

②満足行くスピンがかかるまでに鍛錬が必要

こちらはヘッド重量のバランスによるものです。

大手メーカーはヘッド重量を重くする事で、簡単にスピンがかかるように設計されているものがあります。

シモサキゴルフのウェッジは、プレーヤーの腕がそのまま出ます。

しっかりと打ち込んで、フェースに乗せる事が出来なければそれなりのスピンしかかからない事があります。

実際の使用感

完成した『2段ソールウェッジ』の52°、58°を持って試打ラウンドをしてきましたので、その使用感とおすすめの使い方をご紹介します。

まず、この『2段ソールウェッジ』は先程お伝えした2つの注意点を見事に克服しています。

ヌケの良さを少し犠牲にしていますが、多くのプレーヤーに使いやすく設計されています。

ポイント① ハイバウンスによる扱いやすさ

まず、従来のシモサキウェッジに比べて2°多いバウンス角のお陰で、使いこなす為に時間を要したバウンスがかなり使いやすくなっています。

それでも58°を使いこなすには少し時間が掛かりそうですが、52°はすごく簡単にスピンがかかり、飛距離も従来のものより5ヤードほど伸びた感覚です。

これは私がこれまでバウンスが上手く使えていなかったということに他なりません。

ただ、58°ではまだバウンスが使いこなせていない感覚があり、飛距離伸びたという実感はありませんでした。

※シモサキウェッジ愛用者の方はご注意下さい。

ハイバウンスのウェッジには、インパクト時のハネやヌケの悪さがあります。

元々ヌケの良いウェッジを作っている下崎一夫氏のクラブなので、もったりした感覚や重たすぎる感覚は特に感じませんでした。

ポイント② 2役こなす2段ソール

次に、2段目のソールについてです。

1段目とは全く違う感覚のウェッジに変化します。

ウェッジを少し開いて、2段目のソールを使うとローバウンスを感じさせるヌケの良さがあります。

この時、他のウェッジでは感じられない座りの良さがあります。

それは下崎氏の研磨技術によるもので高い精度で均一に研磨された証です。

ボールを上げたい時に、ハネてしまう・エッジが浮いてトップするというトラブルにとても強く、ボールの下にしっかりと入ってくれる印象です。

また、52°の２段目のソールを使うと54°程度に飛距離になりますので、多彩なアプローチが可能です。バックフェースにかけて削り込まれているため、芝に置いた時にしっかり安定します。

これまで52°、58°を使用しているプレーヤーであれば、52°、54°、58°、60°と4本分に簡単に使い分ける事ができます。

研磨職人・下崎氏の技術が光る

軟鉄鍛造発祥の地と言われる市川町の職人下崎一夫氏。

シモサキゴルフは爽快なヌケの良さと、柔らかな打感が特徴のウェッジ・アイアンを製造しています。

『ウェッジはソールが命』と語る研磨職人は、構えやすい顔付きと心地よいヌケ、柔らかな打感を実現する技術を持っています。

今回の商品は、手削りウェッジで、癖が無く扱いやすい従来のウェッジを研磨によって調整しました。

日本女子アマ選手権２連覇、マスターズローアマ獲得など輝かしい成績を収めたゴルファーが使用したクラブの研磨師としてゴルフ界にその名を轟かせている研磨職人だからこその技術です。

■ 軟鉄鍛造ウェッジができるまで ■

市川町商工会 シモサキゴルフ紹介（2分30秒程）

市川町商工会 ウェッジができるまで（2分30秒程）

■商品スペック■

ヘッド重量 298g

バランス D２

長さ 35インチ

２段目ソール +2°

総重量 475g±5g（ダイナミックゴールドS200装着時）

■通常品とのスペック比較■

スケジュール

プロジェクト終了後の2023年1月より製造開始

初回分 3月下旬出荷予定

以降、毎月中旬頃に約30個ずつ発送予定です。

資金の使い道

今回の新商品の売上は、低迷している市川町地クラブの広告宣伝費用に使用します。

シモサキゴルフのこれまでのウェッジはもちろん、２段ソールウェッジをより多くのゴルファーに使ってもらえるように販路を拡大し、認知度向上を目指します。

また、日本人のプレーヤーがマスターズローアマ獲得時に使用していた特注クラブを鍛造から復刻し、次の新商品として生産するための資金としても充当する計画です。

そのクラブは日本人選手がアマチュアでマスターズに参戦した時、販売会社を通して特注でシモサキゴルフに注文があったクラブです。

現在は鍛造も処分されてしまっている為、一から作り直す費用とその宣伝費用としてこの資金を当てたいと考えています。

復刻版マスターズモデルウェッジ（仮称）の特徴

1.超ローバウンス

2.小ぶりなフェイス

大きな特徴はこの2点です。アマチュアでマスターズ参戦が決定した日本人選手は、絡みつく特徴的な洋芝で戦えるクラブを探しており、当時使用していたＥＶＥＮ ＧＯＬＦに相談し、シモサキゴルフが製造したことでこのクラブが実現しました。

絡みついてくる洋芝にでも対応できるヌケの良さを追求したバウンスとフェイスで、操作性の高さを極めた超上級者モデル。

実行者紹介

プロジェクト実行者は『兼々工房』と『シモサキゴルフ』の２者で進めて参ります。

下崎氏とは共通の友人を介して5年程前に出会い、私が運営するネットショップでのクラブの販売を通して関係を続けています。

下崎氏が研磨したウェッジを、15年来の付き合いで下崎氏のウェッジを知り尽くしたクラフトマンが組立を行い、サポーターの皆様にお届けします。