2019年初めて商品化した「鴨の舞 燦（さん）」は熊本県内の一部でのみ、試験販売をしておりましたが、全国のより多くの方に「球磨焼酎」の良さを知って頂くため、Makaukeのプロジェクトを立ち上げることと致しました。

１５年以上の長期間に渡りじっくりと木樽で貯蔵され、ウイスキーのような濃厚なコクと、バニラに似た芳醇な香りを備え、琥珀色に透き通る球磨焼酎「鴨の舞」シリーズの最高傑作を味わって頂きたく思います。

■コク、香り、色……際立つ 個性■

１５年以上の長期間に渡りじっくりと木樽で貯蔵され、ウイスキーのような濃厚なコクと、バニラに似た芳醇な香りを備えた琥珀色に透き通る球磨焼酎の傑作が完成しました。

日常の寛ぎにも、ハレの日の乾杯にも映える、 華やかな「 個性 」は球磨焼酎の中でも異彩を放ち、五感に訴えます。
 

■ 球磨焼酎について ■

球磨焼酎は、ウイスキーの「スコッチ（スコットランド）」、ワインの「ボルドー（フランス）」のように、地名を冠することがＷＨＯに正式に認められている熊本発の世界ブランドです。 私たちは、狭い地域の中で、伝統を守りながら文化の浸透に努めています。

日本三大急流である球磨川と幽玄な山々に囲まれた盆地となる県南東部、人吉市と球磨郡の一帯は「球磨（くま）地方」と称されます。盆地特有の寒暖差の激しい同地域は良質な米の産地として知られ、その米を贅沢に使った焼酎≪球磨焼酎≫は約５００年前に生まれました。

■ 鴨の舞 燦の楽しみ方 ■

まずはストレートで、お召し上がり下さい。

また、ロックや水割り、また炭酸で割った鴨の「舞ハイボール」はいわゆる焼酎が苦手な方でも飲みやすく、ウイスキーのような濃厚なコクと、バニラに似た芳醇な香りと共にお楽しみ頂けます。

■ 球磨地方において、創業１００年を超える那須酒造場 ■

創業来、小規模の家族経営で、地域の他の蔵元でも珍しい「自分たち自身の手で」に、こだわった酒づくりを続ける。　

クセの少ないシンプルな味わいは、毎日の晩酌用に最適 。 ロングセラーとして根強いファンに支えられている。

そんな那須酒造場から、こだわりの結晶 として誕生した の が 『鴨の舞 燦』です。

■ より良い酒づくりの究極、「手間」■

『鴨の舞』の名称は、製法となる合鴨農法に由来します。

原料となる米づくり。こちらでも、可能な限り機械は使用ません。合鴨農法では、雑草や害虫は田んぼに放たれた合鴨の主食となり、合鴨が動き回るたび、田んぼには酸素が補給され、結果的に稲を丈夫にしていきます。有機肥料にはほとんど頼らない分、時間も費用も掛かりますが、その代わり、逞しく健康な米ができるのです。

那須酒造場では、酒づくりにおける洗米や仕込みなどの作業工程はすべて自らの目、手、鼻などで得る感覚（感性）で進めていきます。その日の天気、気温、湿度により米の状態も変わるため、米一粒一粒と対話し、感触を確かめ、その日のベストな工程を探りながら……。

手作業であるため、大量生産はできませんが、予期せぬ機械トラブルもなく、不純物の混入も防ぎやすいメリットがあります。

米づくり、そして、酒づくりへの惜しまない手間の量に比例して、鴨の舞は旨味を増していきます。

惜しまない手間の数に比例して、 鴨の舞は旨味と希少性を増します。

■ 新しい栄誉と試み ■

派手なプロモーションとは無縁に過ごす那須酒造場に届いたニュース、－全日本国際酒類振興会が主催する全国酒類コンクールにおいて、『鴨の舞』が焼酎部門の全国１位を獲得。

同コンクールにおける焼酎の表彰は、これまでは米、麦、芋、黒糖、そば、その他を原料とする本格焼酎ごとの評価であったが、今回から初めて、本格焼酎部門として統合されています。つまり、鴨の舞はあらゆる本格焼酎の中において、全国１位の評価を得るに至ったのです。

従来の鴨の舞に、もう一歩の手間を掛け、その年に限界の最高度数にまで引き上げた限定商品を生産。……これが、『鴨の舞 燦（さん）』です。

ただでさえ特別な技術と労力を伴い希少な鴨の舞に、もう一手間を掛けるために生産本数はかなり限られ、２０１９年は８００本の生産に成功しています。

来年以降も、鴨の舞からさらに限界に挑む、可能な限りの『鴨の舞 燦』を打ち出していく計画です。

■ 終わりに ■

“燦”には、球磨焼酎の中でも、“燦々と輝く存在に”という、願いと決意が込められています。

守るべきこだわりと、新しい試みへの野心－。

一見、相反する強い個性が、鴨の舞の魅力、特徴を引き立て続けています。

■ リスク＆チャレンジ ■

※ご注文状況等により出荷時期が遅れる場合があります。

※未成年の飲酒は法律で禁じられています。