2017年5月、北海道上川町に、日本一新しい日本酒の酒造会社「上川大雪酒造」が誕生しました。今秋からの本格醸造を前に、この新しい蔵で、初めての仕込み水と酒造好適米を使って、日本酒の方向性と味を確かめるために造る「試験醸造酒」をお届けします。

数少ない試験醸造酒は、この蔵でこれからつくっていく「歴史の始まりの酒」です。

今回の試験醸造酒は、1〜6号までの醸造タンクによって以下の計6種類が造られます。（※大変申し訳ございませんが、リターンでは号数を指定してのご支援は頂けませんのでご了承ください。）

また、上川大雪酒造の家紋入り平盃も用意しました。

上川大雪酒造の五角形の家紋は、大雪山の「大」の文字、美しい雪、アイヌ文様をデザインモチーフに、日本酒の五味、甘・酸・辛・苦・渋を表現しています。
これから50年、100年と美味しい酒を醸し、この地で愛され受け継がれていく
酒蔵のシンボルマークです。

はじめまして、上川大雪酒造 初代蔵元の塚原です。
日本屈指の米どころとなった北海道で、豊かな天然水を使って、北海道に新しい日本酒の酒蔵をつくることが出来ないだろうか。北海道の農業のブランド化や地元の役に立つのではないか。三重県で蔵元を営む友人とそんな夢を語りました。

それから数年、夢の実現に向けて奔走し、多くの皆様のご協力・ご支援のもと、本年5月、北海道上川町に新しい酒蔵・上川大雪酒造「緑丘蔵」を誕生させることが出来ました。現在、今秋の本格醸造に向けて、試験醸造を行なっています。

全国的に日本酒の酒造会社、酒蔵は年々減り続けています。北海道も同様です。私たちは日本酒の製造を中止していた三重県の酒造会社を、冬はマイナス20℃にもなる大雪山系の麓、豊富な天然水と広大な農地、そして年間約200万人が訪れる「層雲峡温泉」を有する北海道上川郡上川町に移転し、上川大雪酒造株式会社を設立しました。

酒蔵の無かった土地に酒蔵をつくり、その土地のこだわった素材で、世界に通用する日本酒（地酒）を醸し、『6次産業化地方創生ビジネス』のイノベーションを目指します。神々の遊ぶ庭「カムイミンタラ」と呼ばれる四季折々に美しい大雪山。

夏の穏やかな景色とは一転、冬はマイナス20℃になる極寒の地。

酒蔵建設は雪と氷と寒さとの戦いでした。

日本酒は現在、特定の地域で作られた優良なブランドの酒造好適米を、遠隔地から購入して製造するのが主流です。私たちは、上川地区を含む北海道産の酒造好適米と大雪山系の麓で採取される良質な天然水を原料に、地元産にこだわった日本酒を作ることで、北海道の地域ブランドを全国へ、メイドインジャパンを世界へ発信していきます。

手造りの伝統的な手法で一本一本のもろみを丁寧に仕込む、小仕込み・高品質の酒造りを行います。生産者とともに北海道産酒造好適米の品質を上げ、北海道の豊かな食材・料理とともに味わえる食中酒「飲まさる酒」、地域に根ざした新しい酒造りを目指します。

※「飲まさる」とは北海道弁で「ついつい飲んでしまう」の意。

杜氏・川端慎治／北海道小樽市生まれ。大学時代に出会った美味しい日本酒に衝撃を受けて酒造りを志す。石川県の酒蔵を皮切りに、福岡県、岩手県、山形県、群馬県の酒蔵で酒造りを経験し、故郷の北海道に戻り、金滴酒造に在籍。2011年、北海道産米100%で醸した酒で全国新酒鑑評会にて金賞を受賞。現在「緑丘蔵」の杜氏として新たな日本酒作りに取り組む。

日本酒造りの原料は、水と米。仕込み水は、万年雪を冠する大雪山系の湧水を源流とする、酒造りには理想的な約7°Cの天然水。酒造好適米は、厳選した北海道産の彗星、吟風、きたしずくの3種を使用し、試験醸造は6種類の酒を仕込んでいます。

上川大雪酒造は北海道唯一の全量純米蔵で、純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒を造っていきます。

使用する酒造好適米は、地元上川地区を含む北海道産100%。

蔵の裏を流れる清流は夏でも透き通っていて冷たい。

北海道上川郡上川町は、大雪山国立公園の麓、年間平均気温が約5.5℃で人口3,800人弱の小さな町。女子スキージャンプの高梨沙羅選手の出身地で、「層雲峡温泉」は年間200万人もの観光客で賑わいます。そんな町に念願の酒蔵誕生。地元では町民有志10数名による「酒蔵支えTaI（さかぐらささえたい）」を結成。休日を中心に蔵の作業の手伝いから草刈りまで、ボランティア活動を行っていただいています。こうした方々のためにも、地域に愛される美味しい地酒を造って、分かち合いたいと思います。

上川町のマスコットキャラクター「かみっきー」と「酒蔵支えTaI」。

上川町の方達は底抜けに明るく、お酒好き（笑）。

「酒蔵支えTaI」のボランティア活動には本当に感謝します。

北海道中心に多くのメディアに取り上げられています。

上川大雪酒造の設立は、昨年12月のリリース以来、「おはよう北海道」「ほっとニュース北海道」NHK北海道、「けいざいナビ北海道特集」TVhテレビ北海道、「みんなのテレビ」UHB北海道文化放送など多くのテレビや、日本経済新聞（全国・地方版）、毎日新聞（地方版）、読売新聞（地方版）、北海道新聞（全道・地方版）、日刊工業新聞（全国版）などの新聞、「財界さっぽろ」、「北海道経済」、「HO」などの雑誌、「SAKETIMES」、「KAI」などのメディアマガジンに掲出されています。

【週間ランキング】第1位を獲得

日本最大の日本酒専門ウェブメディアSAKETIMESでは、『地元の期待を一身に背負う！北海道に誕生した地方創生蔵「上川大雪酒造」の新たなスタートに密着』が、読まれている記事【週間ランキング】第1位を獲得しました。

https://jp.sake-times.com/special/recommend/week_ranking_0703_0709

今回、私たちは4つのリターンをご用意しました。

◉6,500円（税込）コース

上川大雪酒造・試験醸造酒（28BY）720ml 2本＋家紋入り平盃2個セット

◉12,000円（税込）コース

上川大雪酒造・試験醸造酒（28BY）720ml 4本＋家紋入り平盃4個セット

◉17,000円（税込）コース【限定100名様】

上川大雪酒造・試験醸造酒（28BY）720ml 6本＋家紋入り平盃6個セット

◉10,000円（税込）コース

【先着70名様】「上川大雪酒造」誕生祭 in TOKYO

上川大雪酒造で初めて醸した試験醸造酒（28BY）6種を記念する「ラー・エ・ミクニ」での誕生祭。

上川大雪酒造・試験醸造酒（28BY）720ml 1本＋家紋入り平盃1個のお土産付き

東京・竹橋「ラー・エ・ミクニ」

同じ北海道出身の三國清三シェフとともに上川町の地域活性化に携わって6年が経とうとしています。
全国の方に上川町のすばらしさを知ってもらおうと奔走してまいりました。

今年5月、長年の夢だった酒蔵が完成しました。
北海道の極寒の地、上川町まで来ていただいた方々を温かくお迎えするため、心のこもった地酒でおもてなしが出来ることを心から嬉しく思っています。

地方創生のプロジェクトはまだまだこれからです。
皆さまのご支援に心から感謝申し上げます。

上川大雪酒造『緑丘蔵』
初代蔵元　塚原敏夫
 

北海道札幌市生まれ。上川大雪酒造（株） 代表取締役社長、(株)三國プランニング代表取締役副社長（現職）。日本酒の製造を休止していた三重県の酒造会社を上川町に移転。上川大雪酒造株式会社を設立。北海道産素材にこだわる小仕込み・高品質の酒造りを行い、「6次産業化地方創生ビジネス」として地域活性化への貢献を目指す。

　上川大雪酒造株式会社『緑丘蔵』

　北海道上川郡上川町旭町25番地1

　http://kamikawa-taisetsu.co.jp

　info@kamikawa-taisetsu.co.jp