このプロジェクト「カキの環（わ）」はピースボートセンターいしのまきと石巻市漁業協同組合石巻地区支所、そして漁師達が力を合わせて運営しており、

「生産者の漁師を選択し」「漁師から直送で牡蠣が送られてくる」のが特徴です。

このプロジェクトのゴールは漁師とつながり、全国の牡蠣好きの同志とつながり、石巻という土地ともつながっていく、牡蠣を中心に人がつがなっていく環（わ）を育むこと。

一般募集に先駆けて、この「カキの環」を盛り上げてくれる2017年度のメンバーをMakuakeで先行募集します！

この「カキの環」は消費者が産地を知り、生産者が消費者を知る「知産知消」と、消費者と生産者の距離が近くなる事で、みなさんが評価を下し、その声の蓄積がカキの環「ブランド」を作り上げていく事を目指しています。

「カキの環」とは宮城県石巻市の漁師をあなたに選んでいただき牡蠣をお届けする、牡蠣購入プログラムです。漁師が食べごろになるまであなたの牡蠣を大切に預かりますが、生産地の石巻で年数回開催する体験プログラムに参加して、あなたの漁師に会う機会を持つこともできるのです。

１、あなたの漁師が選べます！！

カキの環では個性豊かで魅力的な漁師が待っていますよ。メンバーになっていただいた皆さんには、「この漁師が作った牡蠣が食べたい！」と思って頂いた漁師を指名してください。（「石巻で育った牡蠣だったら、漁師は事務局にお任せします！」というのも選択できますし、もちろん顔の好みで選んでも！！）

＊「カキの環メンバー権」が含まれたリターンのコースを支援していただいた皆さまには、プロジェクト終了後、カキの環のホームページ内で専任漁師を選択して頂きます。

２、牡蠣の美味しいシーズンに「カキの環メンバー価格」でご購入いただけます。 

カキの環メンバー専用オンラインストアにて好きな時に、好きな量だけ、メンバー価格でお得にご購入いただけます。メンバー分のむき牡蠣がお家に届くのは来年2月。一番牡蠣が美味しい時期に、一番美味しい牡蠣を厳選してお送りするためです。

そして、それまで待てない大の牡蠣ファンである皆さんには、シーズン初めの11月からオンラインストアでお得に牡蠣を購入してください。牡蠣のシーズンが来るのをワクワクして待っていて下さいね。

そしてこの牡蠣をクリスマスやお正月など、ご家族やご友人が集まる機会に、「私がメンバーになっている石巻の牡蠣なんだ！」っと皆さんにふるまって頂くのにもいいですね。 

＊オンラインストアでご購入できる牡蠣は専任漁師制ではありません。

３、毎月殻牡蠣が貯まるオイスターバンク 
実は「カキの環」、マクアケでメンバーになるとお得なんです！！通常カキの環メンバーになって頂いた皆さまには毎月殻牡蠣が1個ずつ貯まる「オイスターバンク」をご用意しています。

メンバーになった時点で4個の殻牡蠣がプレゼントされ、かきの環メンバー募集期間終了の12月まで、毎月1個ずつ殻牡蠣ポイントが増えていくのがこのオイスターバンクの仕組みなんです。 そしてその牡蠣は2018年2月にお届けするので、「殻牡蠣ポイント、いくら貯まったかな～」って待つのも楽しみになるんです。

６月中にMakuakeでカキの環メンバーのコースをご支援頂いた方が2月の発送までに貯まるオイスターバンクの殻牡蠣は、なんと「10個」！！７月にご支援いただいた方は「９個」！！12月にメンバーになった方の殻牡蠣ポイントは「4個」なので、家族で牡蠣を楽しむなら早くメンバーになるのがダンゼンお得ですね！！ 

そして今回このMakuakeで応援してくださる方には、通常のメンバーの方より殻牡蠣を多くお届けするリターンもご用意していますよ。 

４、漁師と一緒に体験プログラムに参加できる資格 
かきのわメンバーになってから収穫までの間、複数回にわたって、石巻で開催する体験プログラムに参加できる資格です。(現地集合現地解散、別途飲食費等参加費がかかります) 

メンバーのご家族・ご友人までが対象となるメンバー限定の特別プログラムになっていて、 船に乗って牡蠣の成長を見学したり、先生に扮した漁師から牡蠣の雑学を学んだり、漁師から牡蠣のむき方を直接伝授してもらえたり。ここでしか体験できないことを、ぜひ味わっていただけるプログラムをご用意します。漁師と一緒に体を動かしたら、浜でお母さん達と一緒に準備した海鮮バーベキューを皆でいただきましょう！汗を流して働いた後のご飯の美味しさの醍醐味を、あなたと漁師、一緒に体験していただけるんです。 浜の母ちゃんのご飯はうまいっ！！

石巻に是非足を運んでいただきたいですが、必須ではありません。体験プログラムに参加できない方でも、漁師があなたの牡蠣を大事にお預かりしますので、ご安心ください。 

＊体験プログラム参加には別途費用がかかります。

５、カキの環メンバー証・メンバー名刺 
カキの環メンバー証とメンバー名刺をお届けします。メンバー名刺(20枚)は「わたし、牡蠣育ててるんです」と、ご友人に配るなど、お酒の席ででも話のネタにして楽しんでください! 
 
６、メンバーに向けた成長レポート 
あなたの牡蠣は、漁師と海が一生懸命育てます。でもあなたの可愛い牡蠣、やっぱり気になりますよね。毎月、牡蠣の成長を写真付きのレポートにして、メールにてお届けします。 お楽しみに! 

スーパーで綺麗にパッケージングされた商品を目にすることに慣れている私たちは、どこで、誰が、どんな思いで生産しているかまで想像力を働かせることなく手に取り、消費していきます。食卓にならぶ野菜、肉、魚は、生産者の方々が手塩にかけて毎日世話をして出荷されているはずなのに。

＜早朝、澄んだ空気の中、牡蠣の収穫作業をするとっちさん＞

みなんさんが生産者を知らないように、漁師たちもスーパーで買ったり、レストランで食べる皆さんの事を知りませんでした。 

＜牡蠣のタネ（あかちゃん）をロープに挟むやり方を教えるくにくにさん（一番左）＞

カキの環は、漁師に会えることも大きな魅力の一つと考えます。生産地の石巻に足を運び、牡蠣が育つ海を見て、漁師と共に牡蠣の養殖作業を実際に経験してもらう。

牡蠣が育つこの土地の風・光・色・におい、そしてその牡蠣を育てる漁師の顔。食卓に並ぶ牡蠣を味わう時には、そのすべてが思い出される。そうやって牡蠣を体全体で味わうことが出来るのです。

＜体験プログラムで牡蠣についてレクチャーする純ちゃん＞

スーパーに並ぶ魚介類、今まで「石巻産」って書かれていても、石巻産だからという理由で手に取る事は少なかったと思います。カキの環は漁師の顔が見えるから、「石巻」というキーワードが目に入ったら、「あ、漁師の●●さんがいる所」と繋がるようになるはず。

手に取る食材に誰かの思いが詰まってる。手に取る食材で誰かの事を思い出す。そんな繋がりがカキの環メンバーになると起こるのです。

▼カキの環はこんな方にオススメ！ 
 
とにかく牡蠣が好き！ 
牡蠣をたべるだけじゃなく成長も知りたい！ 
牡蠣を美味しく食べるレシピを教えてほしい！ 
体験プログラムに参加して漁師体験をしてみたい！ 
石巻に行って牡蠣料理と日本酒を漁師さんと一緒に囲みたい！ 
牡蠣の剥き方を覚えて、友達と牡蠣パーティーを開きたい！ 
漁師さんの船に乗ってみたい！ 
体験プログラムに参加して、海の男からカツを入れてほしい！ 

皆さんからご支援頂いた大切な資金は、カキの環の漁師へ牡蠣の購入代金としてお渡しさせていただきます。その他には、マクアケへの手数料（支援金額の20%)、皆さんへ牡蠣の情報をお届けする事務局の運営費として大切に使わせていただきます。

このプロジェクトの魅力は漁師の顔を知り、漁師に会えること。リターンにも漁師を身近に感じられる内容をご用意しています。

●3,000円、5,000円、7,500円のリターン

皆様へ漁師からの手紙をお送りさせていただきます。漁師のメッセージに込められた牡蠣への思いを受け取ってください。

さらに5,000円のリターンを選んで頂いた方には「浜のお母さんが作った佃煮」をお送りさせて頂きます。

7,500円のリターンを選んで頂いた方には「漁師が作った牡蠣のオイル漬」と、かきのわチャームをお送りさせていただきます。

●10,800円のリターン【限定10個】

今回Makuakeで募集するメンバーが、今年一番乗りのカキの環メンバーになります。だからこそ、一番乗りの10名に限定して、これから募集するメンバーの価格11,800円を10,800円の価格でご用意いたします。早くこの船に乗ることができるのは、今スクロールでここを表示しているあなた！

●12,800円、16,800円のリターン

いやいや、限定の10名に間に合わなかった方へも特典をご用意していますよ！カキの環メンバーは毎月牡蠣ポイントがたまるオイスターバンクという仕組みがありますが、今回Makuakeでご支援して頂いた皆さまには、オイスターバンクの殻牡蠣を増量させて頂きます。

●25,000円のリターン

カキの環の漁師は年間を通して毎日色々な作業をしています。その漁師と一緒に船に乗り、牡蠣が育つ漁場を見学し、そこで育った海の幸を囲む。カキの環メンバーならではの漁師体験が出来るプログラムへのご招待を、リターンとさせて頂きます。

●30,000円のリターン

宮城県では美味しい地酒も多種作られています。海の幸に合う美味しい地酒を、漁師と語らいながら楽しめる会を石巻市内で企画し、ご招待させて頂きます。

●100,000円のリターン

震災後の石巻の現状や漁村の様子、その他にも観光スポットも、まるごとオーダーメイド仕様のプライベートツアーを行います。「復興状況を知りたい」「漁村に行きたい」「観光スポットを回りたい」、石巻を広く知りたい方も、レアな石巻を知りたい方も、あなたが見たい石巻をご案内させて頂きます。

ピースボートセンターいしのまきの山元崇央と今野恵理子、羽田道子と申します。

東日本大震災以降、ピースボート災害ボランティアセンターとして石巻市を拠点に泥のかき出しや炊き出し、避難所や仮設住宅でのコミュニティ支援のみならず、牡鹿半島を中心とする漁村部での漁具の回収、漁業支援などを継続して行ってきました。これまで外部の人たちと関わりが少なく、閉鎖的な村社会だった石巻の漁村部へ震災支援をきっかけにやって来て、この土地と人々に魅了され、活動を続けています。

最後までこのプロジェクトに関してお読み頂きありがとうございます。「カキの環」に参加して、牡蠣を知り、石巻を知り、そこで働く漁師を知る。そして石巻にお越しいただき、海の色、潮の香り、太陽の光をご家族、同僚、ご友人、そしてご自身で感じてください。

そしてこのカキの環が続いていく事、より良い発展が出来るようにご支援をお願いいたします。カキの環事務局一同、石巻で皆様とお会い出来ることを楽しみにしております。

▼昨年度利用者の声

1年間ワクワクして待っていました。すごくいい制度だと思います。これからも何かの形で関わりたいなと思えました。／復興に少しでも力になれたでしょうか。美味しい牡蠣だったので、利益がマイナスになっているんじゃないかと心配になりました。石巻の牡蠣は自信を持ってください！／牡蠣講習、牡蠣剥き、乗船しての収穫体験などを通して、漁師の方々と知り合えて、そしてそこの牡蠣が頂けたなんて、こんな贅沢なことはありません。／立派に育ててくださってありがとうございます！とっても美味しかったです！幸せでした！／今回のプロジェクトで普段食べている牡蠣がこんなにも漁師さんが手間暇かけて育てているんだ！って気づくことが出来ました。震災に負けずに美味しい牡蠣をこれからも育ててください。