スパイス香る、極上の体験を。

ルーとごはんを黄金比率ですくうことができ、最後のひと口までおいしく、きれいに食べられる。まさにカレーを味わうためのスプーンです。

スパイス料理店「Bar ka na ta」店主と、年間100食以上のカレーを食べている発案者が、構想に1年以上の時間をかけて開発。スパイスカレーにとっての理想をぎゅっと詰め込みました。

カレーが好きな人はもちろん、スパイスカレーづくりに挑戦してみたい人、これからカトラリーを揃える人にもおすすめです。

とにかくこだわったのが、なめらかな口当たりです。

スプーンの先が口から抜ける瞬間につるんとすべるような口当たりは、一度味わったらやみつきになること間違いなし。

これは、Bar ka na taの店主が「まかないのカレーは必ずこれで食べる」というインド製のれんげをイメージしたもの。底面が平らで広く、フチに向かって薄くなっているので、一度にたくさんのカレーがすくえて、こぼれにくいのが特徴です。

そんなれんげの特徴を再現しながら、女性の口にもストレスなく入るようなコンパクトなサイズに調整しました。

カレーをこぼすことなく、おいしさを口いっぱいに頬張れるデザインです。

持ち手の角度にも秘密があります。

「量が減ってくるとどうしても食べづらいけど、お皿を傾けたり持ち上げるのはちょっと見栄えが悪い・・・」

そんな経験から、残り少なくなったカレーも簡単にすくえる角度を研究。

手前から奥、奥から手前、どちらも最小限の動きでスムーズにすくうことができ、お米を最後の一粒まで逃がしません。

食べたあとのお皿は、きっと「ごちそうさま」が聞こえてくるようにきれいなはず。

一杯のカレーを食べ終わるまでに、スプーンを口に運ぶ回数は約50回（量や年齢性別によって個人差があります）。

そのあいだずっとスプーンを握っていることを考え、使う人の手にすんなりと馴染むだけでなく、持ち疲れないような工夫を加えました。

特徴的なアーチ

スプーンの先端と持ち手にしっかりと高低差をつけることで、先端にちからが伝わりやすく、カレーを食べやすいと感じるアーチ形状に設計。

小さな気づかい

持ち手側の先端は、裏側にくぼみをつけることで、どんな持ち方でも手に吸い付くようなフィット感を実現しました。

インドなどではカレーを手で食べていますよね。

現地でカレーを手で食べた感覚を思い出しながら、まるで第二の手のように馴染むスプーンを目指し、細部にまでこだわりを詰め込みました。

こんなところにも こだわりが

快適なだけでなく、食べるときにひじが上がらないのであらゆる角度で食べる姿が美しく写るのも特徴です。

口に運ぶまでの姿さえ美しくなるように計算されたスプーンなんて、あまりないのではないでしょうか。

ハンドルを長めに設定したのには、もうひとつ理由があります。

それはカレーづくりにも使えること。

コロナ禍をきっかけに、ご家庭でスパイスカレーづくりを始めた人も多いかと思います。そんな人たちにも喜んでもらえるように、一本で調理から食事まで完結することができるスプーンにしました。

スプーン一杯がちょうど大さじ一杯というも、ちょっとしたこだわりです。

今回はスプーンだけでなく、15種類以上のスパイスを独自の配合でブレンドしたBar ka na ta特製ガラムマサラ（スパイスキット）もご用意しました。

スーパーで買える食材のみでオリジナルのカレーがつくれるだけでなく、カレー以外の料理にもアレンジできる万能スパイス。

パウダースパイスは、一回に必要な量よりも少し多めにしてあります。

パウダーの使い方①

まずはそのまま、特製カレーをお楽しみください。

パウダーの使い方②

一度に食べきれなかったカレーは冷凍保存できますが、再度過熱して食べると、新鮮なスパイスの香りが飛んでしまいます。そこへ残ったパウダーを加熱後に少し振りかけることで、できたてのような新鮮なスパイスの香りが復活します。

パウダーの使い方③

お肉やお魚のグリル、野菜のソテーなど、いつもの手料理の仕上げに少し加えるだけで、まるで専門店のようなスパイス料理に早変わり！特に煮込み料理との相性は抜群なので、煮物を作りすぎたときのアレンジにもおすすめです。

Bar ka na ta直伝のレシピ動画も後日公開予定。

「日本一わかりやすいスパイスカレーのレシピ動画」を目指して、カレーづくり初心者でもちゃんとつくれるかどうかを動画を見ながら検証し、まだまだ内容をアップデート中です。

動画のメイキングなども、活動レポートにて随時更新予定。

こちらもぜひお楽しみに。

製造は、1943年創業の老舗・大泉物産。

日本が誇る「Made in 燕」の技術で、1本1本を丁寧に作り上げます。

新潟県燕市で数多くのカトラリーを手掛ける大泉物産は、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞など、多くの賞にも輝くモノづくりのスペシャリスト。

そんな大泉物産に、まだアイデアの定まっていない初期の段階から相談。材質や厚みなど、私たちでは判断できない部分にプロの知識が加わり、ようやくこのスプーンは完成しました。

経験と研究から生まれたデザインと、日本が世界に誇るモノづくり。

ka na taのカレースプーンで、スパイスカレーの新しい扉を開いてみませんか？

サイズ：全長195 × 幅(最大)35 mm

重量：約30g

材質：ステンレス（SUS 304）

山田 諭 / Bar ka na ta 店主

愛知県名古屋市でスパイス料理店「Bar ka na ta」を営む料理人。オープン以来、日替わりカレーとして考案したレシピは4年間で500種類以上にもなり、現在も常に創作スパイスカレーを生み出し続けている。

「お店のオリジナルのスプーンがほしいと前から思っていました。商品開発に取り組むのは今回がはじめてで、だからこそ使う人の目線になって開発することができたと思います。お店で使うのが楽しみです！」

西 綾太 / 開発担当者

商品開発の仕事をしながら、年間100食以上のカレーを食べるというスパイスカレー愛好家。Bar ka na taにはもともと客として通っており、いつか一緒に仕事をしたいとひそかに思っていた。

「カレーは美味しいのに、スプーンが食べづらいお店って意外と多くて、スパイスカレーの場合は特に最後が食べづらい。『スパイスカレーに特化したスプーンって、こういう経験がないとつくれないんじゃないかな』と思って開発を始めました！」