プロジェクト実行者
ストーリー
- ビート板の練習ができなかった子が夢中になる
- 体幹が育ち、体の発育が進み、持っているだけで姿勢が良くなるビート板
- 発達を参考にした障がい児者が無理なく使える仕様
ビッグビート板でバタ足チャレンジ プロジェクトとは
子どもたちの水泳体験を豊かにするために設計された「ビッグビート板」。
このプロジェクトでは、水泳を通じて通常学級の子どもたちも、発達障害のある子どもたちの健康と楽しみを促進するため、製作資金を募ります。
(この文章は、音声読み上げ機器を利用される方のため、「障害」と表記している部分があります)
1.代表理事 酒井泰葉
一般社団法人日本障がい者スイミング協会 代表理事。
障がい児者水泳教室アクアマルシェ主催。
「はじめまして、この度は私たちのページをご覧いただきありがとうございます。
これから、ビッグビート板への想いや誕生秘話をお話しますね。」
2.「ビッグビート板」が解決したいプール活動の悩み
水泳は体の発育の促進や運動機能向上に効果があり、肢体不自由や知的障がい、発達障がい等のある子どもたちにとって特に有益です。
陸上では難しい動きも、水の力を借りて「自分でできた!」体験を積み上げることができます。
ビッグビート板は「自分でできた!」感を提供し、水泳の楽しさを倍増させる特別な水泳用具です。
更に、これは障害児者だけでなく、通常学級の子どもたちももちろん利用できるため、同じ道具で同じ練習が叶う、多様性や共生社会に寄与できるものとなります。
3.ビッグビート板の効果
①キック動作が苦手な子どもの姿勢からアプローチできる
②幼児~小学生の子どもの手や腕の長さ等、体格から考えられたサイズで、子どもが扱いやすい
③前傾姿勢が整い、自然とキック動作へ移行しやすくなる
④関節感覚に刺激が入り、滑らかな動きを子ども自身が見つけ、引き出すことができる
⑤脳性麻痺などでビート板をつかみづらい子どもも扱いやすい形状
⑥障害のある・なしに関わらず多くの子どもが使える
⑦体幹が弱い子どもの体幹を応援
⑧水がこわい子どもにも取り組みやすい大きさ
⑨学校や施設に備え付けのビート板を導入する前の「プレビート板」として活用
⑩水泳で必要な「力を抜いたポジション」に導く
⑪腕を曲げても、伸ばしても使いやすく、自然と泳ぎの姿勢にスイッチが入る
…などが体感できます。
4.「水泳体質」にスイッチオン! ビッグビート板の特徴
障害児者の水泳教室を運営している中で、「どうしたら子どもたちが楽しくキック練習できるのか?」を考えてきました。
ビート板を握ることが難しかったり、サイズが合わなかったり、直観的に使い方が分かりづらいなどの壁がありました。
このビート板は子どもたちの声からヒントを得て作られた、「子どもたちのための」ビート板なのです。
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自分で取り組む体験: 使い方が直観的に分かるデザイン。大きいので水に慣れていない子どもたちも楽しめます。「自分でできた!」感覚があります。
浮力と安定性: 従来のビート板と同じ「握るだけ」。しかも「握りやすい」形状になっていて、従来品よりも姿勢を保持しやすくなっています。自然と「けのび姿勢」になりやすくなります。体幹や末端の感覚刺激が入り、水泳の技術向上にも寄与します。
ユーザーフレンドリー: 日本人の子供の手足や体格を調査し、麻痺があっても握りやすいサイズで製作。軽量かつ使いやすいデザインで、保護者やインストラクターも使用できます。
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機能性① 子どもが主役のビート板
主に小学校でキック動作の練習をすることから、小学生の子どもの体形を調査。
男女の手の大きさ、長さ、肘までの長さ、肩までの長さ…を細かく数値を出し、この大判サイズになりました。
機能性②体幹の成長を応援
水泳は横になって行う数少ない運動です。
体幹が安定していない場合、腕を伸ばした姿勢になりにくいのが現状です。
「ビッグビート板」は肘を曲げて体幹を安定させた姿勢でも利用できるよう、横にも長さがあるビート板です。
上半身の力を抜いて、体幹を安定させて無理なく運動ができ、体幹が安定したところで腕を伸ばしたいわゆる「バタ足の姿勢」に自然と移行しやすくなります。
機能性③つかみやすい形状
子どもがビート板を扱いにくい原因の一つが、大きさと「厚み」です。
親指と他の4本の指でしっかり握る(指に力が適度に入る)ように、穴をあけ、子どもがちょうどよい位置で握りやすくなっています。
機能性④背浮きの練習にも使える
大判なので、背浮きの姿勢の練習でも使えます。体が安定するので、気持ちが和らぎます。
機能性⑤乗っても体に沿ってくれるビート板
体幹が弱いなどの理由で、サーフボードのようにビート板に乗る子どもがいますが、通常のビート板は浮力が強いため勢いよく飛び出してしまい転倒することがあります。
「ビッグビート板」は大判でしなるため、体に沿ってくれます。
胸板でバランスを取りたいお体の方も使いやすくなります。
実際の使用シーン
スイミングスクール: 水泳指導の一環として導入され、子どもたちが楽しみながら技術を向上させます。
療育施設: 感覚統合や運動療育に活用され、子どもたちの運動機能向上をサポート。
自治体イベント: 地域の水泳イベントや福祉プログラムで利用され、コミュニケーションの場として機能。
ビッグビート板 誕生ストーリー
障害者水泳に携わらせていただき、子供の発育に24時間365日、ずっと目を向けてきました。
発育の遅れのある発達障害児や知的障害、肢体不自由のある児童にとり、ビート板を使う際はとても気を遣います。
バランスをとる練習から始めなければならず、さらに子供は体重が軽いため無理に浮力の強い成人用のビート板(市販のビート板)を使用すると腰を反ってしまい、体に負荷がかかります。
様々な道具を国内、海外から輸入し試してきましたが、なかなかピッタリ合うものがなく、残念に思っていました。
そのため、発育の遅れのある子供達にとり使いやすく、楽しくスイミングをしながら、体の発育を自然と促してくれる道具を自分で作ってみようと思い立ちました。
まずは、ビート板の練習をしたいけれども難しい子供達の発育状況を調査しました。
手や指、腕の力がなくても、子供がしっかりつかまることができるよう、どの部分を持っても握りやすい形状を試行しました。
また、体幹が弱く、体幹を鍛えたい子供のために、腹ばいになってもバランスが取りやすいような安定したサイズにしました。通常のビート板の2枚程度の大きさになりました。これにより、バランスの取りづらさから来る反射等が少なくなり、子供自身が自分の力を発揮しやすくなりました。
同時に、日本人の子供の体格を調べ、細かいサイズを決めました。
今回のビート板は、水泳道具を制作している会社「株式会社サンワ」様と相談を重ね、通常とは違うサイズ・デザインの制作をお願いしました。
歴史のある企業様で、水泳用具の制作・販売に力を入れており、(一社)日本スイミングクラブ協会に加盟企業様でもあります。
子供達の想いやデータをご覧いただきながら新しいビート板の制作のお話をさせていただきました。
通常とは違うカットになりますが、障がい者水泳の普及のためにお力添えをいただけることとなりました。
利用方法・操作方法
通常のビート板と同じように、上部を握って使用してください。
腕を曲げて腹ばいになっても安定する仕様になっています。
仰向けになって背中の下に敷くことで、背面を安定させながら浮く練習もできます。
通常のビート板の2枚分の大きさなので、子供の体に沿ってしなりながら支えてくれます。
大人の方は、子供から目を離さないようにしてください。
仕様
リターン配送後、トラブルにならないように正確な情報を詳しく記載しましょう!
商品サイズ・重量 高さ400×幅700 ウレタン
商品の材質製造国 日本
(カラーバリエーションがある場合)本体色の種類 青
保証期間 なし
FAQ
Q.初期不良時を確認した時にはどうしたらいいですか?
A.届いた際に不良が認められた場合は交換いたします。
Q.壊れてしまった場合はどうしたらいいですか?
A.無理な力が入るとビート板は割れる可能性があります。湾曲させずお使いください。
スケジュール
9月~12月 募集をします。
随時、お申し込みをいただいた方から順番に制作し、お届します。製作に2週間程度お時間いただきます。(工場の休業等が入る場合は3種間程度)
余裕を持つために、リターンでは2025年1月末までと表記しています。
リターンについて
①完成したビート板1枚
5,500円(税込)
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②パズルフロート4個セット+ビート板1枚
25,000円(税込)
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③完成したビート板1枚+書籍3冊!
10,000円(税込)
=書籍内容=
小冊子『ハッピースイミング』
書籍『発達が気になる子への水泳の教え方』
書籍『水中療育』
実行者紹介
実行者 一般社団法人日本障がい者スイミング協会 代表理事 酒井泰葉・プロジェクトチーム一同
●酒井泰葉
東京都出身。
元々体が弱く、幼稚園の頃に病気をして、体を丈夫にするためにスイミングスクールに通ったことが水泳との出会い。
5歳から水泳を始め、高校まで競泳・シンクロナイズドスイミングを経験。水泳や保育の国際資格を複数もつ。
大学入学とほぼ同時に水泳指導員の資格を取得し障害者水泳のボランティアの世界に入り、楽しく泳げるようになる工夫することの楽しさを知り、在学中から障害者水泳の研究に力を入れ今日に至る。朝日新聞やテレビ・ラジオ・ネットメディアなど、国内外の新聞に障害者水泳の実践が多数掲載。
●主な経歴など
2017年10月 『ハッピースイミング』を自主制作したところ、新聞に掲載され発表からわずか3か月で1,000部を突破。
2019年9月 『発達が気になる子への水泳の教え方(合同出版)』はAmazon第1位の快挙。
2019年8月 FINA世界水泳マスターズ大会(韓国)出場、アーティスティックスイミング部門ソロ5位、チーム4位。
2019年9月 ダウン症学会分科会にて、ダウン症児のスイミングや運動について発表。
2023年8月『知的・発達障害の子のウェルビーイング教育支援実践(ジアース教育新社)』共著・出版。
2023年8月27日 日本特殊教育学会第61回大会(神奈川大会)シンポジウムに登壇。
2024年6月『発達障がい・グレーゾーンの子のための水中療育』(合同出版)を出版。
2024年8月11日 アクアトップ2024(アクアダイナミックス研究所主催)にて水中療育や障害児水泳について発表・プール実技登壇。
2024年8月25日 臨床発達心理士会第20回大会(長野大会)にて、障害者水泳の実践とウェルビーイングについてシンポジウムで発表。重度重複障害児の水泳指導について、水中療育やレクリエーション等をプールで実技発表。
2024年8月『肢体不自由の子のウェルビーイング教育支援実践(ジアース教育新社)』共著・出版。
2024年9月8日 日本特殊教育学会第62回大会(福岡大会)にて、島根県立大学との障害者水泳の共同研究をポスター発表。
など
リスク&チャレンジ
本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。 応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、 リターン配送予定月から 1ヶ月 を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2024年12月15日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
決済時に安心システム利用料として2.2%(税抜)がかかります。
インボイス(適格請求書):対応可
<追加>完成したビート板1枚
6,000円(税込)
完成した製品×1点
【一般販売予定価格 10,000円】
素材の都合上、色はブルーとなります。
完成したビート板1枚+書籍3冊!
10,000円(税込)
完成した製品×1点
【一般販売予定価格 10,000円の50%OFF】
素材の都合上、色はブルーとなります。
小冊子『ハッピースイミング』
書籍『発達が気になる子への水泳の教え方』
書籍『水中療育』
パズルフロート4個セット+ビート板1枚
25,000円(税込)
・完成した製品 × 1点 10,000円相当
・パズルフロート4個セット 18,000円相当
※パズルフロートの色は青、オレンジ、黄色の3色から1色をお選びいただけます。
パズルフロートのご案内はこちらからどうぞ
https://jpasa.net/puzzle-float/
パズルフロートは、自分らしい運動を叶えて、健康と美、充実した豊かな毎日をサポートする画期的な水中の福祉用具です。パズルフロートは介助者も使用することで、体の負担軽減にもつながります。
●パズルフロートの特徴
ご自身のお体に合わせて立体的に形を変えながら、自分で浮いているような感覚になるようにお作りした水中用の浮き具です。
手のひらサイズ
自分に合ったつなげ方ができる
使い方はかんたん!
体に合わせて、パズルのようにつなげるだけ。
意匠登録査定
意匠に係る物品:障害者用浮き輪
出願番号:意願2023-7353
出願日:2023年 4月10日
出願人:一般社団法人日本障がい者スイミング協会
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 スポーツカテゴリの 「「できた!」がいっぱい!!みんなで使える「ビッグビート板」で楽しくスイミング!」プロジェクト詳細ページです。