プロジェクト実行者
ストーリー
- 27歳で7代目杜氏に抜擢され、初めて一人で手掛けた純米大吟醸酒「白瀧 SEVEN(セブン)」
- 初回作からフランス「Kura Master」でプラチナ賞を受賞。720銘柄中TOP14にも選出
- 毎年異なる味わいの本数限定醸造。2020年度版(火入れタイプ)を本プロジェクトで国内先行発売
【プロジェクトの概要】
白瀧酒造の7代目杜氏・松本宣機(たかき)が就任後に初めてチャレンジした純米大吟醸「白瀧SEVEN」(セブン)。
デビュー作の2018年度版は、翌年フランスで開催された日本酒コンクール「Kura Master 2019」で「純米大吟醸酒部門 プラチナ賞」を受賞。
最優秀賞である「プレジデント賞」の最終候補14銘柄(720銘柄中)にもノミネートされました。
これまで「白瀧SEVEN」は主に海外向けに出荷をしていましたが、これまでにない自信作となった「白瀧SEVEN2020」を全国の皆様にもぜひ飲んでいただきたいとMakuakeにチャレンジすることにしました。
今回は「白瀧 SEVEN」の2020年版(火入れタイプ)を、本プロジェクトで国内先行発売します。
【27歳で杜氏に抜擢】
私たち白瀧酒造は魚沼産コシヒカリと冬の豪雪、スキーリゾートで有名な新潟県 越後湯沢で日本酒を作り続けて今年で165年になります。
現在の杜氏・松本は、白瀧酒造の代表名柄「上善如水」が発売されたのと同じ年、1990年にここ越後湯沢で生まれました。
高校時代は野球に明け暮れる日々。
進学して野球を続けるか進路を悩むも、地元の伝統産業である日本酒造りに魅力を感じ白瀧酒造へ入社しました。
酒造りの全てを貪欲に勉強し、たくさんの経験を積み、入社10年目に酒造りの総責任者である杜氏に就きます。
当時27歳での抜擢に、新潟県の酒造業界でも話題になりました。
【悶々とする日々】
就任後は前任の杜氏や周囲のサポートもあり、これまでのやり方を踏襲しながら堅実に伝統の酒造りを続けてきました。
杜氏への就任に喜びはあったものの、自分が生まれた時から続いている「上善如水」の銘柄を背負うことや、周囲の期待に重圧を感じずにはいられませんでした。
「このままでいいのか」「自分が杜氏になった役割を果たせていないのでは」と常に不安がつきまとっていました。
そんな中、松本の感性を生かした新しい酒造りにチャレンジしてはどうかとの話が社内で持ち上がりました。
自分にできるだろうかとの思いもありましたが、「自分を信じてやりたいように」という前杜氏・山口の言葉が松本の背中を後押しました。
【自分を信じて】
伝統に縛られない、松本の酒造りへの挑戦がスタートしました。
初年度の仕込みは、彼が大好きなこの雪国の「水」の良さを極限まで活かした酒造りがテーマでした。
冬、周囲の山々に厚く積もった雪は、春になると綺麗な雪どけ水へと姿を変えます。
そして50年あまりの歳月をかけて自然の濾過を経て、やわらかな軟水質の地下水へと姿を変えます。
水の口当たりのやわらかさや舌にのせたときにほのかに感じる甘味が、そのままお酒に表現できるように酒母や麹を育成していきました。
きめ細やかに管理できるよう他の銘柄よりもずっと小さなタンクで仕込みを始めましたが、それでも毎日毎日、心配は尽きませんでした。
そんな松本を田舎の自然が後押しするかのように仕込み期間中は造りに適した寒さにも恵まれ、初めて挑戦したお酒は華やかな香りをまとったやわらかい雪どけ水のような味わいに。
生まれ故郷の春のやわらかな水を感じられる出来となりました。
現在の白瀧酒造の社長 高橋晋太郎と杜氏 松本は、両名が揃って7代目になります。
越後湯沢で生まれ育ったふたりの「7代目」の証として、みんなに喜ばれるお酒を造ろう!
「白瀧SEVEN」の名前の由来です。
【世界に少しだけ認められる】
「白瀧SEVEN 2018」の仕上がりに確かな手ごたえを感じつつも、それが確信に変わったのがフランスの日本酒コンクール「Kura Master 2019」の結果でした。
フランスのトップソムリエや一流シェフ総勢93名が審査員を務める権威ある品評会で「純米大吟醸酒部門 プラチナ賞」に選ばれ、さらに最優秀賞である「プレジデント賞」の最終候補にも選出されたのです。(14銘柄/720銘柄)
数量が限られていたため海外向けに少しずつ出荷をしていましたが、これを機会に日本国内のお客様からも多くの問い合わせを頂き、国内発売も開始しました。
【2年目の挑戦 ~酒造りの感性に磨きがかかった「白瀧 SEVEN 2019」】
やさしく、綺麗な味わいに仕上がった2018年。
2019年はさらに味に幅と奥行きを表現したい…。
麹の種類を変えるなど様々な工夫を加えながら、2年目も丁寧な仕込みを始めました。
発酵5日目の朝、ブクブクと音を立てて力強く発酵し始めた醪(もろみ)を見ながら、ふと思いました。
「よし、頑張っている!今日から一切の手出しはやめて、あとは自然に任せよう」
この日から酵母本来の持つ発酵力に任せた管理方法を取ることにしました。
大幅な仕込み方法の変更に不安もありましたが自分の感性を信じ、それからはかわいい我が子を見守るように醪を育てました。
出来上がったお酒には確かな奥行きが感じられ、やわらかで綺麗なだけではないどこか一本、しっかりと芯のある仕上がりになりました。
こうやって育てたら、こうゆう風に成長するんだ…。
また一つ、自然のチカラに学ばせてもらった貴重な1年となりました。
白瀧SEVEN 純米大吟醸 2019(火入れタイプ)
・内容量720ml
・アルコール分 15度以上16度未満
・兵庫県産山田錦100%使用
・精米歩合25%
味わい
完熟の桃のようなフルーティーさにフローラル系の華やかさも備えた香り。
和三盆を食したかのうような深い味わいで、程よい余韻が続きます。
出汁でいただく焼きナスや天ぷらとの相性が抜群です。
【最新作】
そして今回本プロジェクトで国内先行発売するのが最新作「白瀧 SEVEN 2020」。
2018年版の綺麗な味わい、2019年版の深みのある味わいを絶妙なバランスで再現した上に、さらに「旨味」をまとわせる挑戦です。
全ての工程をいちから見直し、全量袋搾りに。
出来上がったお酒には3年分の経験が見事に詰まり、バランスの良さは今までで一番の出来となりました。
しぼりたての生酒を地元のお蕎麦屋さんと酒屋さん3件で販売すると非常に好評で、「早く火入れタイプも出荷して欲しい!」と待ち望む声をいただきました。
今回はその「白瀧 SEVEN 2020」(火入れタイプ)のお届けになります。
3月に搾ったお酒は全て0℃の冷蔵庫で大切に貯蔵中。
ちょうど発送する9月にはお酒の味がさらにまろやかになる頃です。
白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2020 (火入れタイプ)
・内容量720ml
・アルコール分 16度以上17度未満
・兵庫県産山田錦100%使用
・精米歩合25%
味わい
青リンゴのようなフルーティーさの中にナッツを思わせるふくよかな香り。
旨味と酸味・コクのバランスが絶妙に取れた味わいと、軽快なキレが特徴です。
淡白ながらも旨味の強い、あさりの酒蒸し、白身魚のムニエル、カルパッチョなどと相性抜群です。
どちらも熟練の社員が1本ずつ丁寧に専用の化粧箱に詰めてお届けします。
大切な人に、特別な機会に、贈り物として…
また、日常に上質なひと時を生み出す1本としてご賞味いただければ幸いです。
皆様の笑顔につながることが、何よりも私たちの励みになります。
【資金の使い道】
「白瀧SEVEN」は毎年進化をしていきます。
同じお酒は造りません。
今年の3月に30歳を迎えた松本の挑戦はまだ始まったばかりです。
集まった資金は2021年度以降の「白瀧SEVEN」の醸造と、杜氏 松本の新たなチャレンジの為の資金とさせていただきます。
【3種類のリターン】
① 白瀧SEVEN 純米大吟醸2020 720ml 1本 (火入れタイプ) ☆国内先行発売☆
② 白瀧SEVEN 純米大吟醸2019 720ml 1本 (火入れタイプ)
③ 白瀧SEVEN純米大吟醸 2019&2020 飲み比べセット☆松本メッセージカード付き☆
【発送スケジュール】
2020年9月末に発送
【プロジェクト実行者 白瀧酒造】
白瀧酒造は江戸時代の末期、関東と新潟を結ぶ宿場町の越後湯沢で旅人に酒をふるまうところから始まりました。
当時から現在まで、軟水の雪解け水、降雪による適度な湿度、冬の寒さなど自然の恵みを余すことなく全てを酒造りに生かしています。
杜氏の松本を始めとした20~30代の蔵人がフレッシュな感性を遺憾なく発揮し、熟練の蔵人がそれをしっかり支える。
その調和のとれた酒造りを強みに、従来の日本酒の枠にとらわれない商品開発を日々続けています。
商品やサービスを通して、「手に取る人を笑顔にする」を信念に、今後も美味しいお酒をお届けしていきます。
何卒応援のほどよろしくお願いいたします!
白瀧酒造株式会社 公式ホームページ
リスク&チャレンジ
・1本ずつ丁寧に専用化粧箱に入れ梱包しております。 ご支援の数が想定を上回った場合、出荷が遅れる場合がございますのでご了承ください。 ・熟成により味わいや色味に個体差がありますが、“日本酒の個性”として楽しんでいただければ幸いです。 (明らかな異常やご不明な場合は、実行者までご連絡ください)
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年09月13日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
【国内先行発売】白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2020 (火入れタイプ)
11,000円(税込)
・2020年度 限定醸造 「白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2020 」(火入れタイプ)×1本
・内容量 720ml
・アルコール分 16度以上17度未満
・兵庫県産 山田錦100%使用
・精米歩合 25%
2018年版の綺麗な味わいと2019年版の深みを、絶妙なバランスで再現した最新作。
全量袋搾りをすることで米本来の旨味もしっかり感じることのできる1本に仕上がりました。
※未成年の方はご購入いただけません。
白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2019 (火入れタイプ)
11,000円(税込)
・2019年度 限定醸造 「白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2019」 (火入れタイプ)×1本
・内容量 720ml
・アルコール分 15度以上16度未満
・兵庫県産 山田錦100%使用
・精米歩合 25%
出来るだけ自然の発酵力に任せて繊細な仕込み管理をした1本。
味に個性を感じる奥行のある味わいになりました。
※未成年の方はご購入いただけません。
2019&2020白瀧SEVEN純米大吟醸 飲み比べセット☆松本メッセージ付き☆
22,000円(税込)
醸造年度によって表情の違う「白瀧 SEVEN 純米大吟醸」2本の飲み比べセット。
松本が目指した酒造りへの想いを感じながら、味わっていただけたら嬉しいです。
1、白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2020 (火入れタイプ)×1本【国内先行発売】
・2020年度 限定醸造
・内容量 720ml
・アルコール分 16度以上17度未満
・兵庫県産 山田錦100%使用
・精米歩合 25%
2、白瀧 SEVEN 純米大吟醸 2019 (火入れタイプ)×1本
・2019年度 限定醸造
・内容量 720ml
・アルコール分 15度以上16度未満
・兵庫県産 山田錦100%使用
・精米歩合 25%
松本のメッセージカード×1枚
・応援してくださった皆様への感謝の気持ちを込めたメッセージカードをお付けします。
※未成年の方はご購入いただけません。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「伝統を抜き去れ!上善如水の白瀧酒造7代目杜氏(松本たかき30歳)の挑戦(序章)」プロジェクト詳細ページです。