肥沃な大地と相模湾、東京湾、太平洋と三方を海に囲まれた豊かな環境の三浦。その生産物をより多くの人に知ってもらいたいという想いから、”chou chou（しゅーしゅー）”の開発がスタートしました。

“chou chou”の生みの親である日本料理人の石坂は、三浦で生まれ育ち、現在は三浦の地で日本料理店を営んでいます。

なぜきゃべつを使ったスイーツが、今生まれたのか。

その誕生のストーリーをぜひご覧ください。

2020年、新型コロナウイルスの蔓延により世の中は大きなダメージを受け、生活様式は一変することとなりました。石坂は、三浦市で2つの日本料理店を営み、自らも厨房に立っていますが、緊急事態宣言下はお店を開けることができず、解除されてもなお客足が遠い日々が続きました。報道でも数多く取り上げられていましたが、まさにその現実をまざまざと突きつけられていました。

石坂：「お客さんに喜んでもらうために技術を磨いてきたのに、それが叶わない。これまでの料理人人生の中で、本当にどん底を味わった。」

厳しい状況が続く中で、石坂は様々な挑戦をしています。本年の2月には、魚楽便（ぎょらくびん）という、海や釣り堀で釣った魚を加工するサービスをリリース。日本料理の技術を武器に、今では、釣りの愛好家や家族連れに喜ばれるサービスに成長しています。

みな下を向きがちな状況の中、決して諦めることはありませんでした。

それはなぜか。

三浦の魅力的な生産物をより多くの人に知ってもらいたい。そして、皆さまに喜んでもらいたい。

それが、石坂の原動力だったからです。

石坂：「やれることをやるしかない。そう割り切って、料理人として自分が持つ技術を活かすことができないか毎日考えた。」

そして、さらなる挑戦が、日本料理人が作る”きゃべつ”のスイーツだったのです。

石坂は、食材の仕入れを自ら足を運んで行っています。当日のメニューに使う野菜を、懇意にする農家を訪れて収穫することもあります。

そんなある日、いつものように畑を訪れると、ある光景を目の当たりにします。

それは、畑一面に取り残されたきゃべつの外側の葉。きゃべつを収穫する際に、この”外葉”は剥がされ、無残にも畑に残されます。その姿に、自身の味わったどん底の時が重なって見えました。

なんとかこの外葉を活かせないものか。

石坂：「畑に行くと緑の葉が一面に残っていて、踏みつけられている。それが可愛そうで、もったいなくて、なにかに使えないかって、ついつい考えてしまった。」

せっかくなら、普段生野菜を届けることが難しい人たちに食べてもらいたい。そこで、保存が効くスイーツを開発することにしました。

日本料理一筋で30年やってきた石坂にとって、スイーツづくりは初めての挑戦であり、一方で葛藤もありました。

石坂：「日本料理人として、スイーツを作るのが良いのか。心の葛藤はなかなか消えなかった。」

しかし、「三浦の魅力的な生産物をより多くの人に知ってもらいたい」という想いに常に立ち返り、開発を続けました。

日本料理人だからこそ、その技を活かすことができる。それが葛藤を振り払う自信に繋がりました。「青寄せ」と呼ばれる、きゃべつの色素を丁寧な手仕事で抽出することで、青々とした鮮やかなシュー生地とアイスをつくり出しています。特にシュー生地の断面は、きゃべつらしさを象徴する鮮やかな色合いに仕上がっており、必見です。

石坂：「青寄せは、日本料理ではごく普通にやること。手間がかかるが、ここをいかに丁寧にやるかが、chou chouの色味に現れる」

また、日本料理で一般的に用いられている「葛（くず）」をアイスに使用することで、舌ざわりがなめらかで溶けづらいアイスに仕立てました。

こうした日本料理の技やノウハウを活かし、ひとつひとつ手づくりで仕上げていきます。

今回お届けする”chou chou”には、赤門農園のきゃべつを使用しています。実は、赤門農園の鈴木氏は幼馴染で、店舗を開業するにあたって、食材の仕入れに関しては助けてもらっていました。季節に合わせた美味しい野菜を作っており、絶大な信頼をおいています。

鈴木氏：「きゃべつを1年間で作らないのは1ヶ月だけ。季節に応じた最適な品種を選定し、甘みとみずみずしさのバランスが取れたきゃべつを作っている。”chou chou”の話を初めて聞いた時は、何を始めるのかと驚いた。しかし、実際に食べてみるとさっぱりしていて美味しい。」

※赤門農園のきゃべつの収穫状況や受注数量によっては、他の農園のきゃべつを原材料に使わざるを得ない可能性もございますので、ご了承ください

赤門農園代表の鈴木 功 氏

こうして半年間の試行錯誤を経て、この度”chou chou”を皆さまに披露することができます。

商品名は、きゃべつをフランス語にすると「chou」というところに由来しています。まるできゃべつのように見えるシューアイスを、きゃべつで作ってしまったことから”chou chou”と名付けました。

日本料理の技を活かし、ひとつひとつ丁寧に手づくりで仕上げて、皆さまの元へとお届けしてまいります。”chou chou”の確かな品質と三浦の生産物の魅力を感じ、皆さまに笑顔になっていただけましたら嬉しいです。

三浦市の「新発見！ふるさと納税コンテスト！」（主催：公益社団法人横須賀法人会青年部会）にて、2022年9月に最高位にあたる『市長賞』をいただきました。コンテストは、横須賀法人会青年部会の創立40周年記念事業の一環として、ふるさと納税の返礼品の新規登録を促進するために、開催されました。

三浦市から10を超える応募が集まる中で、『市長賞』をいただけましたことへの感謝を胸に、今後ふるさと納税の返礼品としても多くの方にお召し上がりいただき、三浦市に貢献してまいります。

今回、誰よりも早く”chou chou”を味わっていただけるだけでなく、三浦の生産物や味の旬彩「てん心」での特別な体験をセットにしたリターンもご用意しております。Makuake限定の企画が盛りだくさんですので、この機会にぜひお試しください。

■chou chou4個/8個

三浦のきゃべつを使ったシューアイスを一足先に味わえます。数量限定で、お得なプランもご用意。三浦の魅力を詰め込んだスイーツをぜひご賞味ください！

※特定原材料7品目のうち、卵・乳・小麦を含む

※手づくりのため、個体差が生じますことを予めご容赦ください

■季節の三浦野菜詰合せ

※画像はイメージです

三浦の地で生産される野菜の美味しさを味わっていただけるよう、 穫れたての野菜の詰合せをお届けします。何が届くかは、届いてからのお楽しみに！

※野菜の種類は3種ほどを予定しております

■「てん心」食事券

三浦に足を運び、地の食材をふんだんに使った日本料理店「てん心」にてお食事を楽しんでいただきたいという想いから、「てん心」で使える食事券をご用意しました。

■三崎マグロ詰合せ

三浦を代表する食材の三崎マグロの美味しさを味わっていただけるよう、三崎マグロ詰合せをお届けします。

■赤門農園で野菜収穫体験

※画像はイメージです

日本料理人 石坂が実際に足を運び、仕入れを行う赤門農園での野菜の収穫体験ができます。生産者とのふれあいを通して、生産者の想いやこだわりを知っていただきたく、Makuake限定でご用意しました。

■日本料理人 石坂による魚のさばき方講座

※画像はイメージです

日本料理人 石坂が培ってきた魚のさばき方をわかりやすく、お教えします。日本料理の技術の素晴らしさ、そしてご自身で魚をさばくことのおもしろさを体験していただけましたら、幸いです。もちろん、ご自身でさばいた魚はご自宅にて、お召し上がりいただけます！

■日本料理人 石坂おまかせコース

コロナ禍でお客様にお料理を振る舞えない苦しい時期を過ごしました。chou chouをご購入いただいたお客様に、感謝の想いを直接伝えるため、石坂が「てん心」にて腕を振るいます。当リターン限定の「新鮮獲れたての地魚を使ったお造り」をご用意いたします！

■「てん心」で提供するメニューの開発権

三浦の食材の魅力と、それらを活かした料理を考える面白さを知っていただけるよう、メニューの開発権を、chou chouとセットにしました。あなたが考えたメニューが、「てん心」にてお客様に振る舞われます！

■商品開発支援またはコラボレーション

地域の生産物を用いた商品開発のノウハウを活かして他の地域や事業者様に貢献するため、商品開発またはコラボレーションを支援します。「地域の名産を活かした商品開発がしたい！」、「chou chouとコラボした商品を作りたい！」といったご要望に応じた支援を行い、この取り組みを通じて、三浦以外の地域の活性化にも尽力していきます！

「地元はもちろんのこと、県内・県外の多くの方にも素晴らしい三浦の魅力を知っていただき、皆様に親しまれるように、まずは”chou chou”を精一杯作っていく。」

石坂のビジョンは、三浦の生産物の魅力を世界に届けることです。ビジョンの実現のために、以下の2つの方向性で、挑戦を続けていきます。

①chouchouのさらなるバリエーションの展開

②他の生産物を使った商品の開発

■スケジュール

11/11〜11/29まで『Makuake』にて販売プロジェクトを実施。

リターンは11月中旬以降に生産をスタートし、順次皆様のお手元までお届けしてまいります。

購入後、順次12/5よりできるだけ早く配送させていただきます。

■資金の使い道

皆さまからサポートしていただいたお金は、三浦の野菜や海産物を加工することで日本のみならず世界に届けるべく、「商品開発」「ECサイト構築・運営費」など、今後の活動資金として使用させていただきます。

■実行者紹介

自身が作ってお出しする料理で、お客様に「感動・感激」を味わってもらいたいと思っています。近年は、安価でも美味しいのが当たり前となってきており、値段に関わらず、お客様の期待を上回る高品質で美味しい料理をお届けできるように精進してまいります。さらに、料理人としての知見と技術を活かした商品開発を行い、三浦を盛り上げてまいります。

・名前： 石坂 昌司（いしざか しょうじ）

・経歴：日本料理一筋30年。日本料理人として、都内の有名店や鎌倉の料亭で腕を磨き、2010年に自身の飲食店を開業。三浦の新鮮な食材と確かな技術で、お客様が喜ぶ料理を提供しています。

■会社概要

・会社名： 有限会社じこう

・店舗名：味の旬彩「てん心」/ 日本料理「慈こう」

・所在地：神奈川県三浦市初声町入江80-1

・営業時間：

【平日】11：30～15：00（昼の部）/ 17：00～19：30（夜の部）

【土日祝】11：30～19：30

・定休日：火曜日

※月・水曜日は昼の部のみ営業