驚くほど簡単で手軽なBBQを実現

アウトドア体験には興味あり、キャンプもやってみたい、でもなかなか腰が重たい

その理由の一つが 「火起こし」！

このハードルを何とかできないか、というアウトドア素人と、燃料チップ化されてしまう丸太や端材をなんとか活用できないかと思っていた鳥取の林業家メンバーがコラボして開発したアイテムです。

▲左から丸タイプ・角タイプ

年に1回あるかないかのアウトドアの機会で、火起こしで失敗をしたら怖いというのがアウトドアビギナーの欲張りな本音、そして、アウトドア上級者であっても、手間いらずで映えるものはうれしい、という声を踏まえ、コンパクトで誰もが気軽に火を楽しめる「ジェットログ」という商品の開発に至りました。

ログストーブと同じ構造で横穴から絶えず空気が供給されることで、最初に着火剤で着火してからは自己燃焼します。

お手軽感と収納性、ということを最も重視し、片手で持てる程度の重さとコンパクトなサイズ感でありながら、安定した火力を出せるように仕上げているのが、ジェットログの大きな特徴です。

今回ジェットログ専用のアタッチメントとして設計・開発した、五徳および風防（風よけ）をご用意。この五徳をジェットログにのせることで、よりいっそう使い勝手がよくなります。

↓火起こしが面倒↓

✓ 誰でも簡単に火起こし

↓火の番が大変↓

✓ ほったらかしでOK

↓焚き火は火が安定しないので料理が大変↓

✓ ガスコンロのように安定した調理が可能

↓片付けが面倒↓

✓ 燃え残りはそのまま焚き火台で燃やしてきれいさっぱり

- 煮込む、炒める

肉や野菜もいつものキッチンでの調理と同じように、一定した火力でおいしく仕上げることができます。

- 炙る

五徳を外して炙れば、チーズ、ソーセージ、マシュマロなどもこんがりとしたちょうど良い焼き色に。

- 焚き火による癒しの効果

焚き火には、人の呼吸や心拍と同じリズムの「1/fゆらぎ」という効果があります。

ジェットログならば、火の番を気にすることなく、何も考えずに、時間を忘れて炎を眺めていることができます。

・「丸」タイプ

上に天板を乗せることでキャンプのローテーブルの脚としても使えます。

・「角」タイプ

部屋の押し入れに積み置いたり、棚板を乗せれば棚の脚として場所を取らずに長期保管できます。（樹皮もないので虫もついてないため）

たとえBBQで使わずとも、来るべき災害に備えて、ガスや電気が使えないときの燃料源として、複数個持っておいて損はありません。

ジェットログ丸タイプの素材は、木材としては細い丸太（いわゆる間伐される材）に分類されるため通常はチップ化されて安価で取引されることが多い木材になります。また角タイプの素材も建設資材を作る過程で出てきた端材を一部活用しています。こういった木材資源に付加価値を与えて有効に活用することで、せっかく伐採した木に価値が付かないことを残念に思う林業従事者の人たちの気持ちの救いになるとともに、現実的な収益源にもつながっていきます。

本製品の開発にあたって、智頭の若手林業家の橋本さんや彼のチームメンバーである半田さんに全面的にご協力いただいています。橋本さんはもともと千葉県で営業マンとして活躍されていたところからの転身組で、半田さんは美容師から林業へ転職をしたという経歴を持ってます。彼らからも日々いろいろなことを教えていただいてます。

このメンバーで力を合わせて、今回のプロジェクトを成功へと導いていければと考えています。

▲千葉県でバリバリの営業マンだった橋本さん（撮影：藤田和俊）

▲理容師から林業家へ転身した半田さん（撮影：藤田和俊）

①付属している固形の着火剤を上の穴から底までしっかりと落とします。

その際ジェットログの上穴から覗いて見て、着火剤が横穴から上に抜ける空気の流れを塞がないような位置に（横穴と反対側にできるだけ寄せるように）、ジェットログを傾けたりして配置します。

②横穴から着火用ライターで着火剤に点火します。

③一回勢い良く燃えてから一度火が収まります。（最初の着火剤はジェットログ内部を温める、燃焼準備のために使います。）

▲一度勢いよく燃えている様子（これは着火剤が燃えている状態）

▲一度火が収まった様子

④着火剤が燃え残っている場合は、再度着火用ライターで着火します。

⑤最初の着火剤が全て燃え尽きて消えてしまった場合、改めて上から着火剤を投入して、横穴から点火し、本格的に燃やします。

⑥炎が安定してきたら、後はほったらかしで手間いらず。一時間ほど気楽に火を楽しみましょう。

⑦以下のように横穴から火が出てきたらいったんジェットログとしての使用は終了となります。（当日の風の条件などによって最後まで横穴から火が出ないこともあります。）

⑧その後の処理は以下の2パターンがあります。
・少量の水で消火して、そのまま持って帰って自然乾燥させることで次回の焚き火用の良質な燃料として活用できます。（使用する際は横にして使います。）

・もしお時間に余裕があれば、いったん火が下火になるまでそのまま燃やし続け（途中でほぼ火が消えます。）、火が弱くなったら、以下のように焚き火台の上で横に倒して、追加の薪をくべながら、焚き火として引き続き火を楽しみつつ、最後まで燃やし切ります。最後燃え切るまでは数時間ほどかかります。

※なお、横穴から火が出る前の段階で（３０〜４０分程度で）以下のように水で消火すると、乾燥すれば次回また着火剤を使ってジェットログとしてご活用いただけます。

●ラインナップ（リターンについて）

・ジェットログ「丸」タイプ

サイズは丸太の径の違いでスリーサイズ

直径11㎝～13㎝のS

直径13㎝～15㎝のM

直径15㎝～18cmのL

長さはどれも30㎝

径が太いほどより長く持続的に燃えますが、持ち運びのコンパクトさやちょうどよい燃焼時間ということで考えるとSもおすすめです。

どのサイズでも最低1時間程度は安定的な火を楽しめます。

・ジェットログ「角」タイプ

サイズは12㎝×12㎝×高さ30㎝

こちらも丸タイプと同様に最低1時間程度は安定的な火を楽しめます。

また、丸タイプと違って、収納性が高く長期的に保管することが可能ですので、防災用としても最適です。

・ジェットログ専用五徳および風防（風よけ）

ジェットログは炎が比較的高く上がるため、高さを少し高めに設計した専用の五徳をご用意。

五徳の上にフライパンや鍋を置いて調理したり、五徳を外してソーセージやマシュマロを竹串に刺してで炙ったり、というようなジェットログならではのさまざまな楽しみ方が味わえます。
また付属の風防を取り付けることで、少々の風があっても使用が可能となります。
※風が強い日はご使用を控えてください。

当社（株式会社クレコ・ラボ）は「森と人とをつなぐ」というポリシーを掲げています。

これまでは国産材を素材とする商品を製造し販売していくことを通じて、森林の課題に興味を持つきっかけづくりとなればと考えていました。

しかしながら、一昨年末に鳥取県智頭町という90％以上が森林の町にある旧木造校舎内に作業所を開設したことをきっかけに森林・林業の現場に近いところに身を置くことになったことで、私の価値観も大きく影響を受けました。

実際に現場で林業の人たちや研究者の人たちと交流することによって、今まで知らなかった様々な気づき・知見を得ることができたことから、やはりもっと森林の現場に人が来るような流れを作りたいと思うようになり、そのためにはもっと気軽に森林や木材に触れる機会を作っていく必要があると痛感しています。

▲旧山形小学校

▲木造建築の校舎内

どうやったら気軽に森林まで来てもらえるか、ということからグランピングやキャンプ体験といったところをきっかけとするのがまずはハードルが低いと考え、そこから今回の新商品開発、さらには昨年度実施したグランピング事業へとつながりました。

恥ずかしながら当社としては、森林には興味がありつつもアウトドアはど素人でしたが、そのことがかえって本製品の開発に役立ちました。

本製品をきっかけとして、地元の人たちとともに今後もさまざまな商品を開発していきたいと考えています。

▲昨年度実施したグランピングの様子

▲グランピングには、ちょっとした「学び」として森林体験ツアーを組み込みました。

・株式会社クレコ・ラボについて

WEB・動画制作などのデジタルコンテンツ制作業務から木の名刺・木のストロー製造など木製製品の製造販売を行っている企業です。木のストローなどの製品を通じて日本の水・森林問題に対する気付きを与えることも企業活動の大きな目的としています。一昨年末（2019年末）に、鳥取県の閉校となった旧山形小学校に智頭研究所を開設し、木の紙という素材の製造や、地元の智頭杉を使ったストローづくり等に取り組んでいます。

皆様から応援いただいた資金はすべて、ジェットログ関連の生産・開発費用に充てさせていただきます。

2022年5月 応援購入スタート

2022年6月 製造開始（応援購入が成立しなくても製造はスタートします。）

2022年7月 商品発送