日本発祥の組技格闘技「コンバットレスリング」。
その世界選手権が、所縁の地・埼玉県本庄市で10月21〜22日に開催されます。
参加するのはアマチュア格闘家です。そのため彼らの遠征費をサポートする資金が必要です。ひとりでも多く参戦できるよう、資金面で御協力いただけるサポーターを募っております。


コンバットレスリングは、1994年に日本で誕生した組技格闘技。
創設者は、日本初のレスリングクラブチーム「木口道場」主宰としても知られる木口宣昭氏。
これまで、20回の全日本選手権大会を開催してきた、歴史ある競技です。
2016年には、初めてのアジア選手権大会が日本で開催されました。
そして、2017年には、“祖国”日本での世界選手権大会が決定しました。

「コンバットレスリング」のルールはいたってシンプル。
組み、投げ、抑え、関節技や締め技などで相手からギブアップを奪います。
殴る蹴るといった打撃は反則となりますが、投げと寝技の制約はほとんどありません。

2015年、夏
初の世界選手権がブルガリアで開催！

これまで国内のみで開催されていたコンバットレスリングに転機が訪れました。
初の「世界選手権大会」が行われることになったのです。
場所は、ブルガリア。
日本からも選手団が参加し、３個の金メダルを獲得しました。その中には、現在新日本プロレスで活躍する岡倫之選手の顔も見えます。

翌年2016年には、ハンガリーで「第２回　世界選手権大会」が行われ、アダルトの部74kg級で出花宗太郎選手が金メダルを獲得しました。




本庄市でアジア選手権開催
大成功に終わる

同年８月には、「第１回　アジア選手権大会」が、埼玉県本庄市で開催されました。

本庄市は、創設者・木口宣昭氏が幼少時代を過ごした地。関係者にも本庄市出身者や親類がいるなど、コンバットレスリングと強い所縁を持つ地なのです。
アジア選手権には、５ヶ国から60名以上の参加があり大成功のうちに終えることができました。
その成功を以て、2017年の世界選手権大会の開催地に「本庄市」が選ばれました。
 

▲2016年。世界選手権時に行われた大陸代表者ミーティングで、本庄市宛に開催地決定の証書が発行されました。

いわば、「コンバットレスリングの聖地」である本庄市。
その生誕所縁の地に、コンバットレスリングが「世界」という大きな舞台を伴って帰ってくるのです！

合い言葉は、「本庄最高！」。

大会実行委員会結成〜大会成功に向けてスタート！
大会名誉会長には、吉田信解本庄市長が就任

2017年５月６日。
吉田信解本庄市長、小林てつや埼玉県議会議長、その他県議、市議、商工会青年部、ロータリークラブ、本庄高校同窓会メンバーの皆様、そして日本代表候補選手、スタッフらの出席を得て「大会実行委員会結成式」が執り行われました。

世界10ヶ国、50名の選手を迎えるホスト国として、遠く海外からやってくるアマチュア選手達の金銭的負担を軽減させるためのサポートを我々大会実行委員は最優先事項として準備を進めています。
2017年３月には、国内予選を行い、アダルトの部の日本代表候補が決定しました。海外選手のサポートに次いで、日本代表のサポートも手厚く行いたいと想っています。



開催地である、本庄市の皆様、吉田信解市長を始め、多くのサポーターが集まってきていますが、まだまだ広く強く大きな力が必要です。

▲創設者・木口宣昭氏（左）と吉田市長。2016年アジア選手権会場にて。

日本が生んだ格闘技、「コンバットレスリング」。
主役は、すべてを自費でまかない活動しているアマチュア格闘家たちです。
選手達が最高のパフォーマンスを発揮できるために、世界選手権成功のため、御協力よろしくお願いいたします。

大会概要

正式大会名：第３回 世界コンバットレスリング選手権大会

日　　程：2017年10月21日（土）〜22日（日）

開催都市：埼玉県本庄市

会　　場：シルクドーム（本庄総合公園体育館）　※埼玉県本庄市北堀４３３

主　　催：一般社団法人 日本コンバットレスリング協会
主　　管：世界コンバットレスリング選手権大会実行委員会
後　　援：本庄市／埼玉県／日本格闘競技連盟／本庄商工会議所／本庄商工会議所青年部／本庄ロータリークラブ／公益財団法人こだま青年会議所／世界コンバットレスリング連盟／その他
 

大会スケジュール

21日（土）　ベテランの部／ユースの部
22日（日）　開会式／アダルトの部／フェアウェルパーティー

・アダルト（一般）／男子・女子
・ベテラン（35歳以上・40歳以上・45歳以上の３区分）／男子
・ユース(18歳以下）／男子・女子

※３つの年齢カテゴリーを制定。それぞれに体重別の階級を設けて行います。
※試合実施前日に選手は計量を行います。

一般社団法人日本コンバットレスリング協会について
「日本コンバットレスリング協会」として20年以上活動。世界選手権を機に、2016年に法人化。
毎年開催している「全日本コンバットレスリング選手権大会」の運営を中心に、「第１回　アジア選手権大会」「第３回　世界選手権大会」の開催も中心となって動く。過去２回の世界選手権大会には、日本選手団を派遣する。

国際コンバットレスリング連盟名誉会長
木口 宣昭
満州に生まれ、幼少期を埼玉県児玉町（現本庄市）で過ごす。
法政大学入学後よりレスリングを始め、グレコローマンスタイルで活躍。世界選手権大会にも出場し５位入賞。
1970年に、日本初のレスリングクラブチームである「木口道場」を設立。五輪代表選手やプロ総合格闘家の指導を多く行う。

一般社団法人日本コンバットレスリング協会代表理事
国際コンバットレスリング連盟審判委員会委員長
吉澤　昌
埼玉県本庄市出身。埼玉県立本庄高校〜日本大学芸術学部卒業。
第１回全日本コンバットレスリング選手権大会63kg級準優勝。第１回コンバットレスリング団体選手権優勝。
2000年サンボ・パンアメリカン選手権大会62kg級優勝。
一般社団法人日本ジュニアサンボ連盟会長。

PHOTO : MC-ABSOLUTE / K.UEMIZO / S.KASHIWAI