突然ですが、ディスプレイと言えば

以下のようなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか？

そう！会議や商談、通常業務で利用するディスプレイが

真っ先に頭の中に浮かぶと思います。

そんなディスプレイの「重厚なボディー」と「強い存在感」、

それら全てを取っ払った近未来的なガジェットを開発しました！

...なんと、2年もの開発期間をかけた渾身のプロジェクト

その名も「Rælclear（レルクリア）」！

見てください...この圧倒的な近未来感。

ついに新しい時代の幕開けです。

映画やアニメで見た「こんなモノがあったらワクワクする！」 と

思うようなSFチックな世界。

そんな世界の入り口を、このアイテムを手にとって叩いてみませんか？

もちろん、ただのSF感のある置物ではありません。

日常で活躍する利便性をしっかりと兼ね備えています。

そんなたくさんの魅力も以降で説明させていただきます。

”Rælclear（レルクリア）”はスタイリッシュなボディーもさることながら、

以下特徴を兼ね備えています。

・透過度が高いため、反対側がはっきりと透けて見える

・両面にグラフィックが表示されるため、両面から表示内容を視聴可能

そんな見た目にインパクトのある"透明ディスプレイ"ですが、

「商談や会議中でモニターを活用するとき、画面にばかりに目が行って、相手の表情が確認できない…」

「PCを活用して子供への知育を行なうとき、子供の反応がいまいち掴めない…」

「海外の方と通訳アプリを使って会話する時、テンポよく会話のキャッチボールができない…」

「お店に来店される高齢者やろう・難聴者の方とのテキストコミュニケーションに手間が掛かっている…」

これらの悩みを解消し、人間関係の構築をサポートしてくれるかもしれません！

日々のコミュニケーションを手助けするアイテムとして、

”Rælclear”を取り入れてみてはいかがですか？

”Rælclear（レルクリア）”は透明だからこそ、二つの利点があります。

利点1：相手の表情を見ながら会話ができる

利点2：話した内容を同時に確認することができる

一般的な透明でないディスプレイを活用して、会話や発表をするとき、

相手の表情が見れなくて反応が分からない…なんてことありませんか？

これまでの液晶パネルは「表からしか画面をみることができない」

という構造的な問題を抱えていました。

そのため一般的に液晶パネルを使ってコミュニケーションする際、

画面と相手の顔を視線が行き来することになり、

話した瞬間の相手の反応をみることができません。

コミュニケーションの要素は”話す言葉”の言語と

”表情や目線、しぐさ”といった非言語の二つで構成されます。

いわゆる”言語コミュニケーション”と”非言語コミュニケーション”です。

ちなみにコミュニケーションで、一番影響を与えるのが

非言語コミュニケーションに含まれる視覚情報！

なんと視覚情報が55%※もの影響度を持っており、

コミュニケーションの結果を左右すると言われています。

※心理学者 メラビアンが提唱した「３Vの法則」より

みなさんも想像して見てください。

話し手の表情が、笑っているのか、怒っているのか、真剣な顔をしているのか

を見ながらコミュニケーションを取った方が伝わりますよね？

そんなコミュニケーションを左右する視覚情報を、

モニターに目が行っている隙に見落とすのはすごく勿体ないことなのです。

”Rælclear（レルクリア）”なら、

視覚情報を取得しながらコミュニケーションを取ることができます。

例えば、商談や会議の場合、重要な発言をした時の聞き手の表情の変化で

感度が見れるため、勘所を把握でき、臨機応変に会話内容を変更できます。

またPCを活用した知育でも、PCに表示された絵本を読み聞かせながら

子供の反応を確認できるため、どういう絵本が好きなのか？といった

傾向を把握することが可能です。

このように表情を確認しながら会話を行なうことで、スムーズにコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係の構築に繋がるのです。

言語が違う方や、耳が遠い高齢者といった難聴の方とのコミュニケーションは

テキストコミュニケーションが有効です。

ただテキストコミュニケーションと言っても、

手間がかかる印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか？

例えば接客のお相手が海外の方だった場合…

お互いの言語が分からない時は、音声通訳アプリを活用すると思います。

その際、「音声入力して通訳された文を相手に見せて、また音声入力。」

といった作業を繰り返し行なっているのではないでしょうか？

また高齢者やろう・難聴者の方と会話をするとき、

「テキストをスマホやPCに打ち込んで見せる動作」を繰り返し行ないますよね。

このようにテキストでコミュニケーションを取ろうとすると、

意外に手間が掛かってしまうのです。

手間のかかるテキストコミュニケーションを”Rælclear”が円滑にします！

PC接続したRælclearを間に設置し、

Webブラウザから無料の翻訳アプリ、文字起こしアプリを起動します。

PCに向かって話すだけで、透明パネルに瞬時にテキストが表示されます。

このように同時に画面に表示された共通のテキストを確認しながら

会話ができるため、テキスト入力の手間や認識齟齬の解消につながります。

また透明パネル越しに相手の表情が見れるため、

コミュニケーションもより取りやすくなります。

”Rælclear”は、液晶パネル業界を牽引してきた

株式会社ジャパンディスプレイが全ての技術を注いで作った一品！

そんな先駆者が生み出すプロダクトのこだわりポイントを見ていきましょう！

ノートPCと同じ重量なため、軽く持ち運びがしやすくなっています。

お部屋のレイアウト変更もスムーズに行なうことができます。

見る方向で色の変化が少ないため、どの角度からも画像を見ることができます。

またTV等で表示される動画レベルも問題なく視聴できます。

電源をOFFにしている時は、ほぼガラスのように透明です。

スタイリッシュでスリムなフォームは、周りのインテリアに溶け込みます。

透明ディスプレイは、対面のコミュニケーションはもちろんのこと、

様々なシーンで活用できます！

徹底的に無駄を排除したスマートなフォルムは、

ご自宅のインテリアとしても大活躍！

「透明パネルにデジタル時計を表示させるもよし」

「電光掲示板のようにテキストを表示させるもよし」

あなたの自由な発想でクリエイティブな空間を演出します。

ゲーム映像もスムーズに投影することが可能です。

卓上を囲みながらプレイできるため、

会話も弾みやすく、盛り上がるのではないでしょうか！

キッチンなどの狭い場所にも”Rælclear”は設置可能です。

例えば、カウンターキッチンであれば、

料理しながら、お子さんの様子を見ながら、映画の視聴が出来ます。

例えば、視認性抜群な小売店の入口付近にある

ガラスショーケースに透明ディスプレイを設置し、

セール情報を表示させるといった活用方法もございます。

また場所をとらないスリムな形状は展示棚に設置することも可能です。

”Rælclear（レルクリア）”に接続できるのはHDMIインターフェイスを持つPCが基本です。

また1つのPCに対し１つのディスプレイ接続が基本ですが、

PCのスペックによっては複数のモニターの複数接続が可能です。

以下、詳細な接続手順です。

①ACアダプターをRælclearへ繋ぐ

②ACアダプターのもう片方をコンセントへ繋ぐ

③HDMIケーブルをRælclearへ差し込む

④HDMIケーブルのもう片方をPCへ繋ぐ

⑤PC上で2ndモニターとして認識されているかを確認

⑥RælclearのHDMIケーブル脇のスイッチをONにする。

⑦ウィンドウをドラッグして移動し投影

・仕様一覧

・注意点、リスクに関して

①本パネルは精密品です。強い力で曲げたりねじったり叩いたりすると破損する恐れがあります。また表示に異常が出ることもありますので強い力を加えないようお願いいたします。

②本パネルは半導体部品を使用しております。半導体部品は高温になると誤動作を起こしやすくなります。製品には冷却機能も取り入れておりますが、布団の上など熱のこもりやすい場所に置きますと冷却されず誤動作を引き起こす恐れがありますので、テーブルの上などできるだけ硬くて平らな場所に設置頂きますようお願いいたします。

③本パネルはガラスを材料として使用しております。万が一破損した場合，端面などで怪我をする恐れがありますので、十分ご注意ください。

④本パネルは電気製品です。分解・改造しますと感電する恐れがあるので絶対にしないでください。

⑤本ディスプレイは全てのPC接続で動作確認できているわけではありません。動作検証については追って活動レポートにて報告してまいります。

プロジェクト期間：9/24～11/24

部品発注・パネル製造開始：11/25～

組み立て：1/10～

リターン発送：早割は2月末まで、通常価格は4月末までにお届け

一般販売：5月～

ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

そのような場合は情報を活動レポートなどで発信していく予定でございます。

皆様からの資金は量産に向けた金型代、今後のプロモーションや研究開発費等に使用させて頂きます。

株式会社ジャパンディスプレイは瞬時に多くの情報を伝える

インターフェースになくてはならない「ディスプレイ」の

開発・設計・製造及び販売を行い、グローバル市場にお届けしています。

今回のプロジェクトは、

「新たなモニターの概念を作る」そんな思いからスタートしました。

・周りのインテリアに溶け込めない重厚なボディー

・表からしか見れない液晶

上記、ディスプレイの”無駄”を取り除いた結果、

スタイリッシュでスリムな透明ディスプレイ”Rælclear”が生み出されるに至ったのです。

「既存ディスプレイの概念を打ち破る」

それは簡単なことではありませんでした。

開発期間はなんと2年間。

プロジェクト進行中も、

「そもそも透過度の高い液晶パネルを作る材料がない」など、

様々な困難に行く手を阻まれました。

それでも、1つ1つの課題をクリアし商品化にたどり着くことが出来たのは、

開発に携わっていただいた協業パートナーやチームメンバーのお陰です。

そして、大変ありがたいことに、メディアにも取り上げていただき、

みなさまからポジティブなご意見もいただいております。

”Rælclear”は、コミュニケーションをより円滑にするディスプレイです。

ろう・難聴者や高齢者の方はもちろん、

世の中のコミュニケーションのハードルを下げることで、

社会に貢献し、やさしい社会の実現への一助となればと思います。

是非、このページをご覧のみなさまに、手に取っていただき、その美しさ、透過度の高さを実感いただけると幸いです。

プロジェクトメンバー一同より

リーダー：佐藤 努 InfiniTech事業部 第3事業統括部 商品2部 応用技術2課

メンバー：渡木 武 InfiniTech事業部 第3事業統括部 商品2部 応用技術2課

メンバー：岡田 泰毅 InfiniTech事業部 第3事業統括部 商品2部 製品技術3課

メンバー：奥山 健太郎 R&D本部応用開発部