






インド・パキスタンカレーとしての魅力をそのままに、ハイグレードを目指す。
それを実現する秘策は「焦がし」にありました。
通常は調理の途中で入れる事の多いクミンやコリアンダー、
タイムやターメリックなどのスパイスを、あえて最初に焦げ茶色になるまで炒める。

そうすることで、カレーにさらなるコクが生まれて、
より強い香りが引き立つ。

日本の高級ホテルカレーでかけられている手間暇をインドカレーの世界に取り入れたことで、
これまでにない味わいを実現できました。


「伊豆鹿カレー」を使って、
スパイスの調合を考えながら試作を重ねていたときのこと。

「何か一つ、アクセントが足りない…。」
これでは、「カレーの可能性を広げた」とは言えない。
そこで考えに至ったのは「ニューサマーオレンジ」のジャムを加えることでした。

お肉と柑橘系のソースを合わせる味付けはヨーロッパの文化であり、
南アジアでは珍しいもの。

パキスタン人である父親にも「それはやめた方がいいんじゃないか?」と止められたこともありました。
ただ、どうしてもその可能性を捨てきれなかった。
試しに作ってみたところ、本場カレーの深みはそのままに、
柑橘系のさっぱりとした香りやほのかな甘みが加わって全く新しい味わいが生まれたんです。

父親に試作品を食べてもらい、「これならいける」と言われたとき。
「諦めなくてよかった!!」と本当に思ったんです。
苦心の末に生まれた「インド・パキスタンカレー×オレンジ」の味わいを
ぜひ試してもらいたいです。

口に入れたらほぐれるぜいたく感を楽しんでいただくため、
ヨーグルトに伊豆牛・伊豆鹿のお肉を漬け込んでいます。
手間を惜しまない姿勢が、完成度の向上につながると信じています。

今回のMakuakeを成功させた先に、
まずは「新しい静岡土産」としてサービスエリアやお土産屋さんで展開させることを考えています。
インターネット上だけでなく、もっと多くの人に「新しいインド・パキスタンのカレー」を食べていただきたい。
海の幸やスイーツが多い「静岡土産」で、
新鮮に感じてもらえる「お土産カレー」という選択肢を提供したいと考えています。

プロジェクト公開 4月中旬ごろ
プロジェクト終了日 5月末ごろ














西田征矢
1997年生まれ 静岡県伊東市出身
九州大学大学院 芸術工学府を卒業したのち、食品系ベンチャーにて新商品の開発・マーケティングなどを担当。
本業にて勤務するかたわらで、2024年から実家のインド・パキスタンカレー屋から新商品の開発・製造に挑戦。

今回のプロジェクトにて応援購入いただいた資金に関しては、
下記の通り活用させていただきます。
✅パッケージ、外箱等の発注費用
✅レトルト製造の外注費用
✅広告、マーケティング費用

「インドカレー屋さん」と聞くと、
「ナンをサービスしてくれる」「サービス精神がすごい」といったイメージを思い浮かべる方も多いと思います。
ありがたいことに、パキスタン人である私の父が30年近く営んでいるお店でも、そのようなお声をいただくことがあります。
ただ、実家がカレー屋さんだからこそわかるんです。
食材をふんだんに使って、朝から丁寧にそれらを炒めて。
カレー屋さんのサービス精神の裏側には、かなりの手間とお金がかかっていると。
その努力が世の中にもっと伝わってもいいんじゃないか。
だからこそ、「インド・パキスタンのカレーを高級料理にしたい」と
本場カレーブランド「IZU RAJA」を立ち上げたのもそんな想いがきっかけでした。

今回のカレーに関して、まずは小ロットでの生産を考えています。
はじめは商品をお届けできる方に限りがあるかもしれませんが、
ここから商品の魅力を伝えていくことでより多くの商品の生産に移っていきたいです。
一人でも多くの方に商品を届けたいです!
応援購入のほど、よろしくお願いいたします。
wadatsumi0410
2025.04.28
uhauha_365
2025.04.28
Makuakesimasita
2025.04.23