エシカルを着る岩手産ダウン

寝具の世界では、何代にもわたって使い続けていくための布団の打ち直しは、ごく当たり前のこと。そんな寝具の世界で生きてきた私たちがダウンジャケットを作ったら、どんなものができるだろう？ 貴重で良質な岩手県産ダウン、岩手県がもつ高度な縫製スキル、デザインには岩手ゆかりのクリエイターのチカラを…。エシカルを着る「IWATEDOWN」は、トレーサビリティ、フェアトレード、エシカル消費など、新しい価値観が息づくダウンジャケットです。

商品の特徴

一般的に羽毛ダウンのフィルパワーは700FPあれば最高品質と言われている中、
IWATEDOWNのフィルパワーは810FPあります。

【 FP(フィルパワー)とは？ 】

ダウン羽毛1つが持つ膨張率。この膨張率が大きいほど熱を溜め暖かさを逃がしません。フィルパワーの高いダウンは軽く暖かいという特徴があります。

IWATEDOWNの羽毛洗浄度(透視度)は2000mmを記録しております。(自社調べ)
これはJIS規格の平均値を大幅に超える清潔さとなり信頼性の高い羽毛と言えます。

【 洗浄度透視度 】

ダウンの洗浄度を測るための基準。水に浸けたダウンを振とう後に懸濁液を計測し羽毛が浸かった水の清浄さを測る検査 ※JIS 規格平均値：1000mm

超マルハチフィラメントを高密度に打ち込むことにより、
防風・防水性と透湿性を両立し、ムレやべたつきを抑えた快適な着心地です。
糸や織り方により機能性を付与しているため、風合いがソフトで独特のふくらみ感とタッチが特徴的です。

貴重な素材を使用している都合上製造数に上限を持たせていただいております。
スタートアップモデルですので特別にシリアルナンバーワッペンを
内側に縫い付けさせて頂いております。

IWATWDOWN 商品 SPEC

商品ディテール

商品着用イメージ

同じダウンを使用した製品も製造

やよいリビングだけが使用できる810fpの羽毛を使用しマフラー・ネックウォーマー・ハーフブランケット・寝袋も製作しました。現在販売予定の無い商品ですが本プロジェクトご協力の返礼品として特別にご提供させていただきます。

IWATEDOWNプロジェクトの背景と動機

羽毛ふとんやダウンジャケットの中に使われている原料は、現在ほぼ100％を海外からの輸入に頼り切っているため、「いつ」「どこで」「だれが」生産したものかわからず、安全性の面でも不透明な状況です。ファッション業界に目を向けると、そこでは大量廃棄、製造現場での悪らつな労働環境が問題となっています。

東日本大震災の発生から10年の節目となる2021年、被災地、そして被災企業を支援くださったみなさまへの感謝のしるしとして、岩手県内の企業、岩手ゆかりのアーティストたちとともに開発するエシカルウェア、「IWATEDOWN」プロジェクトを立ち上げました。これは、さまざまな社会問題への私たちなりの問題提起でもあります。

寝具・ファッション業界における社会問題

「大量生産・大量消費」は、寝具や衣類の世界も同じです。ある統計では、東京都23区の粗大ごみの1位は「ふとん」。1年間に廃棄されたふとんの総面積は、東京ドーム280個分にも相当します。ファッション業界では、年間約35億着以上の衣服が海外から輸入され、その一方で年間約33億着が廃棄されているといいます。一部はリユース・リサイクルされているものの、その割合は20％以下という水準です。

寝具や衣類に欠かせない繊維の「綿」。原料となる綿花は、栽培や収穫に手間がかかり、綿花栽培の盛んな発展途上国では、多くの子どもたちが学校にも行かずに就労しています。また、遺伝子組み換えの種や農薬をまかなうための借金も問題となっています。

私たちが今回製作するのは、100年使い続けられるダウンジャケットです。このダウンジャケットが、環境や労働の問題についてひとりでも多くの人が考えるきっかけとなり、親から子、そして孫へ受け継がれていくサスティナブルな商品として成長していくことを願っています。

商品の特徴

①【羽毛について】

カモに最適な飼育環境／パートナーの努力

岩手がもの羽毛を100％使用。岩手がもは田野畑の雄大な自然環境の中で海の風を受けながら元気に飼育されています。清潔な農場、自然素材の飼料、きれいな水で飼育されたカモだからこそ、良質なダウンは生まれます。

ダウンの採取／国内選別による高品質の確保

岩手カモのやわらかい胸の毛の部分だけを採取、さらに選別機にかけて素毛を選別しています。純国産で810フィルパワーのダウンは他では使用できないやよいリビングだけのダウンです。

羽毛の洗浄／超軟水の地下水で

選別作業を終えた羽毛原料は洗浄に優れた超軟水の地下水で２度、しかも無洗剤で洗浄され、清潔な状態になります。これにより、ＪＩＳ規格の 約 2 倍の清浄度（透視度）を達成しています。

参画アーティストについて

リターンについて

公式HP・SNS

【ウェブサイトURL】https://iwatedown.jp/

【Instagram】https://www.instagram.com/iwatedown/?hl=ja

【Facebook】https://www.facebook.com/IWATEDOWN

【Twitter】https://twitter.com/iwatedown

【NOTE】https://note.com/yayoi_living

スケジュール

2021.10.20～プロジェクト開始

2021.12.8 プロジェクト終了

2021.12.8～発送

12月中旬～クリスマスまでにお届け

発送完了後、一般販売開始

ご協力いただいたアーティスト様、企業様

松嶺貴幸氏（盛岡市）

田崎飛鳥氏（陸前高田市）

株式会社ヘラルボニー(盛岡市)

株式会社アマタケ（大船渡市）

株式会社甘竹田野畑（田野畑村）

株式会社ザンター 協力工場（宮古市）

株式会社ぼびん（滝沢市）

実行者紹介

社名： 株式会社やよいディライト

代表： 代表取締役 青野 恵司

本社所在地： 〒020-0862 岩手県盛岡市東仙北２丁目１４−２８

URL： https://yayoi-living.jp/

設立年： 2004年3月

資本金： 10,000,000 円

事業内容： 法人向け寝具の製造、オリジナル寝具製造・リフォーム

当社は2004年に設立し、従業員3名からスタートしました。「嘘偽りのない布団づくり」をモットーに、国内生産にこだわり、お一人お一人のお悩みに限りなくお応えし、私たちの出来る限りお客様に満足して頂けるよう全従業員で取り組んでおります。皆様との出会い、人とのつながり、そして絆を心から大切にし、真実のサービス、物づくりを通して大事な人たちの想いも伝えていきたいと思います。

また、やよいLivingは「地球環境」や「社会活動」の支援が皆様の健康につながると考えています。お年寄りやお子様にも解りやすく気持ちが一つになれるSDGｓ活動を目指し、SDGｓの持続可能な社会の実現に貢献し広めていく事が弊社の役割と考えています。

2007年～：チームマイナス6％

2010年～：オレンジリボンキャンペーン、世界の子供にワクチンを、黄色い手帳

2011年：東日本大震災復興支援のお手伝い

2015年～：児童養護施設に寝具寄贈

2016年～：ぼくわたしの防災手帳、台風10号被災支援活動、岩手国体スポンサーで協賛

2018年～：いわて銀河プラザに出店、太平洋フェリー様に布団300組納品

2019年～：IBC防犯ブザーキャンペーンで協賛、令和元年東日本台風被災支援活動

2020年～：コロナ禍で不足する市町村や医療ケア児介護施設にマスク寄贈、同対象に医療物質生成器を3施設へ寄贈