睡眠を取り巻く環境の質でお悩みの方にも

日常生活をおくる中で、「睡眠環境」にお悩みの方も多いのではないでしょうか？

寝ている時間は人生の3分の1と言われています。

その悩み…伊と幸のまくらカバーで、解決のお手伝いができるかもしれません！

シルクの力で寝ている間にヘアケア & 快適な眠りを

長時間お肌と髪に触れている素材だからこそ、天然素材由来のパワーを秘めた「シルク」を使い、寝ているだけでケアができる『シルクまくらカバー』を作りました。
シルクならではのやさしさに包まれて、忙しい現代だからこそ、寝ている時間も快適に、丁寧な暮らしをしてみませんか？

着物の老舗白生地メーカーが開発

私どもは創業以来90年を超え、絹一筋の京都老舗白生地メーカー伊と幸です。
とくに着物の下にまとう長襦袢は肌に触れるため、その素材は「絹」が最適と考え追求してきました。その専門的な経験と知識を応用し、美容と健やかな睡眠環境をサポートする『シルクまくらカバー』を開発しました。

シルクまくらカバー
長繊維のフィラメント糸を50%、ふっくらとした絹紡糸を50%使用し、織り組織は滑らかな朱子織り。シルク100%の日本製の生地を使い、国内縫製でお届けします。

絹を身近に感じ、素晴らしさを知って頂きたいそんな思いも込め、
シルクの本来の特性・シルクが秘める力を生かし、敏感肌の方や、ヘアケアを気にされる方にお使い頂けるよう、肌触りにもこだわりました。

シルクのまくらカバーの何がすごい？

天然繊維のシルクは、枕カバーに最適な素材です。

やさしい肌触りで睡眠環境をサポート

シルクは、『繊維の女王』、『第２の肌』など様々な異名を持っています。
特に第２の肌といわれるのは、絹は皮膚のタンパク質構造に近いという親和性を持っています。そのため、人肌に対してほとんど刺激がないのです。

繭糸を構成しているタンパク質源のフィブロインは、人の肌の角質層や真皮層を作り上げているグリシン、アラニン、セリンというシルクアミノ酸が集まってできています。刺激が低く、人の肌によく馴染む生体親和性に優れているため、医療では縫合糸としても利用されているほど確かな繊維です。

摩擦が起きにくい滑らかで快適な寝心地！

和装の長襦袢に使われる、なめらかな織り組織の生地を使用します。一般的な平織り生地ですと経糸（たていと）と緯糸（よこいと）が交互に交差しますが、『シルクまくらカバー』では、絹の滑らかさをより引き立てるため、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の交差点が飛び飛びになる、朱子(しゅす＝サテン)と呼ばれる織物組織で製織します。
このため、生地の表面に凹凸が少なく、摩擦が起きにくく滑らかなのです。

生地の表面特性を比較検討しました

①（シルク100％生地）、②（コットン100％生地）を、以下の３つの観点から比較しています。

■ すべりにくさ（MIU＝平均摩擦係数 値が大きいほど、滑らない）
■ なめらかさ（MMD＝平均摩擦係数の変動 値が大きいほど、ざらざらしている）
※ざらざらしていなくても、粘着性のあるものでも大きくなることがあります。
■ 生地の凹凸（SMD＝表面粗さの平均偏差 値が大きいほど、表面の凹凸がおおきい）

①：シルクまくらカバー生地（シルク100%）

②：木綿の手ぬぐい生地（コットン100%）

摩擦感テスター：KES-SE カトーテック株式会社
測定機関：（地独）京都市産業技術研究所

結果として、

■ 生地としての滑りにくさ（MIU）
①、②に大きな差はありませんでした。

■ ざらつき（MMD）
①（シルク100%）は数値が小さく、②（コットン100%）の数値が大きく出ています。
値が小さいということは、ざらざらしていない（なめらかで良い）とわかりました。
①（シルク100%） > ②（コットン100%）

■ 表面の凹凸（SMD）
①（シルク100%）は、値が小さく、凹凸（生地シボや表面の粗さ）がなく、なめらかで肌触りが良いという結果が見てとれます。
②（コットン100%）は、かなり大きな数値がでており、凹凸があると見られます。

一般に、シルクは肌触りが良く、手触りがしなやかと言われていますが、その長繊維の糸質を生かした織り組織により実現する生地で、枕カバーに縫製しています。

絹の調湿効果で快適に！赤ちゃんにも使えるやさしい素材

シルクの長所は、調湿性です。

コットンの1.5倍も吸湿性があり、睡眠中の発汗を放湿し雑菌の繁殖も防ぐといわれて古くから言われており、参考文献を転用します。
仮に湿度95%の状態（汗をかいて蒸れている状態）で繊維の水分率（吸湿性）が比較されています。
ポリエステル（化学繊維）は疎水性ですので、水分率0.6％で吸湿性がほぼありません。レーヨン、キュプラ（再生繊維）と、木綿（天然繊維）は、21%～27％の水分率です。
これらに対して、シルク(絹)は、36％～39％もの、水分率を持つことになります。汗かきの赤ちゃんのお肌にも優しい理由です。

絹は、私たちの体とほぼ同じアミノ酸の組成をもつ分子構造です。
動物体内のたんぱく質は、いつも水に囲まれていますから、親水性です。

絹織物は、たんぱく質の本質として、水を歓迎します。
人体から放出された汗は、絹に好んで吸収され、過飽和分は、発散されます。

この調湿効果が、他の天然繊維に勝る、絹のメリットです。

耐久性にもこだわりました！

繊細なイメージのあるシルクですが、しなやかさと共に、十分な丈夫さを兼ね備える耐久性にもこだわっています。
健康な人は、睡眠中一晩に２０回も寝返りを打つといわれています。
『シルクまくらカバー』は、ピローケースとしてはもちろん、シーツ生地としても適合する、十分な強度をもっています。
クオリティーの高い日本製のシルク生地が開発できましたので、ぜひ枕カバーとしてお使い頂きたいと思います。

シーツ・枕カバーに求められる引裂強度は、通常10N以上といわれていますが、
この素材は、たて方向よこ方向、両方４倍以上の、引裂強さがあります。

ご使用方法

お手持ちの枕を入れるだけでOK！

シルクなのに簡単に洗えます！

環境負荷が社会問題になり、化学繊維から自然素材へのシフトも見直され、シルクのウオッシャブル加工技術が進化しています。自宅でお洗濯が可能、洗濯後の毛羽立ちもなくお手入れが簡単です。

お手入れ方法

◆シルクまくらカバー

● 洗濯ネットに入れて洗濯機 or 水洗いでお洗濯。
● 低温もしくは、当て布をして軽くアイロン掛けでOK。

・色移りする場合がございますので単独洗いをおすすめします。また、濡れたまま放置しないでください。
・直射日光を避け陰干ししてください。
・液温３０℃を限度として手洗い、または洗濯機をお使いの場合はネットをご使用ください。
・軽く浮かして蒸気アイロンをかけて下さい。低温もしくは当て布をご使用ください。

◆羽毛枕（ダウンピロー）

干すことにより、湿気をとり保湿性を高める効果があります。
また、かさ高性が増し、弾力性も高まります。

・風通しのよい日陰にお干しください。日干しになる場合は白いカバーで覆ってください。
・なるべくクリーニングはお避けください。やむを得ずなさる場合は、クリーニング店にご依頼願います。

製品情報

◆シルクまくらカバー

素材 ：正絹１００％
サイズ：封筒型4５cm×８８cm
カラー：ナチュラルホワイト
縫製 ：日本

◆羽毛枕(ダウンピロー)

側素材：綿１００％（外生地 60サテン）
内素材：フェザー５０％
サイズ：普通サイズ(43cm × 63cm)
カラー：ホワイト

発送予定

4月末より順次発送予定

※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

リターンについて

●【早期割引25％オフ】シルクまくらカバー×1枚
通常価格：13,200円 ⇒ 割引価格：9,900円

●シルクまくらカバー×1枚
価格：13,200円

●シルクまくらカバー×2枚
価格：25,300円

●シルクまくらカバー＆羽毛枕セット ×１
価格：26,400円

●シルクまくらカバー＆羽毛枕セット ×２
価格：50,600円

※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。

ギフトとして

大切な方への贈り物として活用できるギフトケースもご準備できます。

父の日・母の日・お誕生日・ご結婚などのお祝いにお使い頂けます。
ギフト包装は、清潔感あるブルーと愛情あふれるレッドの２パターンからお選び頂けます。

また、メッセージカードも承っております。

※ギフト包装は枕カバーのみ対応です。

プロジェクトに込めた思い

私たちは1931年の創業以来、絹の白生地メーカー「伊と幸」として長年品質にこだわってきました。純国産の生糸は、日本国内の絹製品流通量のわずか0.5％ともいわれる今日にあり、激減した国内の絹生産を維持して行くことは大変困難にあります。

養蚕農家さんも、生地を織る機場も、需要に合わせ、生産量を減らすことが難しいため、このままの状態が続けば最悪、日本の絹、及び 本来の着物文化は途絶えゆくかもしれません。そのような中、「たとえわずかでも、着物の生産背景を国内に残したい」という思いの元、私どもは国内のＪＡ養蚕農家と契約し、繭生産から製織までの工程を全て国内生産とし、純日本の絹を未来へと守りたいと、企業として取り組んでおり、1996年より、繭・生糸から白生地までの統一ブランド「松岡姫」も展開しております。

「本物の日本の美しい伝統文化を継承していきたい、素晴らしさを伝えたい」そのために、着物に触れる機会が減少した現代で、絹そのものの存在をもっと身近に感じ、知って頂ければ、との思いから今回のシルクの枕カバーを開発しました。

最近では、SDGｓ（持続可能な開発目標）が呼び掛けられる中、シルクは、サステナブル素材として、改めて素晴らしさが注目されています。
私たちはこの文化を継承して行くために、今一度、現代に生かすための天然繊維の在り方を考えていきたいと思っております。
その一つとして、天然繊維の中でも絹は、扱いがデリケートだと敬遠されておりましたが、その難点を解決するために現代の技術で、絹の良さはそのままにウオッシャブル化（縮むことなくご自宅での洗濯が可能）することが可能になりました。今回枕カバーにもその技術を応用し、お届けいたします。

まずは、興味を持っていただき、応援いただけましたら、その先の日本の絹を守る取り組みにも関心を寄せて頂ければ幸いです！

実行者紹介

実行者の株式会社伊と幸です。創業90年を超える京都の老舗白生地メーカーです。
白生地とは、着物に染める前の白い絹織物のことを言い、友禅染めや型染めなどの、染め着物に必要不可欠なベース素材となり、染め着物のすべてが白生地が基となり作られます。伊と幸はその中でも、日本国内で織った「日本の絹」に拘った和装用絹織物を扱っております。

高品質な絹糸や生地の加工技術はもちろん、着物以外の、日常の暮らしの場面にも絹の魅力をお楽しみ頂けますよう、創業より培った染織技法と、絹の審美性や機能性を活かしたライフスタイル雑貨も多数展開しています。

また、伊と幸では、着物伝統文化を大事に、昔からの先人の知恵を尊重しつつ、現代の新たな視点と技術を取り入れています。意匠性を「衣」から「住」へうつす『絹ガラス』を開発し、絹織物をガラスやアクリル、パネル、障子などに封入したインテリア内装資材として、様々な空間にお使い頂いております。

国内の養蚕農家と契約するなど、品質に拘った白生地を織り続けております。

SDGｓの気運が高まり、化学繊維から天然素材への代替も始まっています。
天然繊維であるシルクは、まさに人にも環境にも優しいサステナブル素材です。土に還り、海に影響を及ぼすマイクロプラスチックを生みません。そして、自然と共生できる産業で雇用を生み出し、養蚕に必要な桑畑は、日本の山野、休閑地、耕作放棄地を利用でき、農業力を維持します。

生産工程などで発生する端切れなども、大切に活用し、日本の絹文化を学びながら、身近に親しんで頂くために、絹雑貨作りのワークショップなど、社会貢献ができるような新しいことにも挑戦しているところです。

箪笥に眠るなど着用することがなくなった着物を、バッグやインテリア資材へと転用するアップサイクルサービスを開始するなど、様々な地球環境に配慮した取り組みも進めております。

絹の良さと可能性を知って頂き、365日暮らしに寄り添う絹製品の開発に努めております。どうぞ、応援下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。