一人の女性書家がMakuakeに挑戦した理由

デジタル化の影響で文字を手書きする機会が減り、習い事として「書道」を選ぶ方も減っています。レジャー白書によると、日本の書道人口は2010年の530万人から2020年には220万人と、わずか10年間で半数以上に激減してしまいました。しかも、習っている方の多くは高齢で若者の参入がないことも、書道人口減少を加速させています。

このまま書道人口が減り続ければ、日本の書道文化そのものが消滅してしまうという危機感を抱き続けていました。

書道文化を衰退させないためには、書道に興味のない方にこそ「書の魅力」を届けなければならない。 そう思い、これまでにない新感覚の書道展の開催を決意しました。

皆さんは書展に足を運んだことはありますか？　

一般的な書道展は額装された書が壁に書けられていて、来場者は着物姿やきちんとした佇まいの大人の方が多く、「なんだか敷居が高そう」「文字（書）が読めないし、楽しみ方がわからない」というイメージを持つ人が多いはず。

私はもっと大勢の方、特に書道展に足を運んだことのない方にも、「なんか楽しそう！書道ってかっこいい！」と思っていただける、新感覚の書道フェスを開催したいと思いました。

そこで、 新しいモノ・コトへの挑戦に興味関心を持つ人にご覧いただける「Makuake」で、日本の書道界の意識改革の一歩となる本フェスを告知することにしたのです。

企画したのは書家・石野華鳳

本ページをご覧いただきありがとうございます。

書家・石野華鳳（いしの かほう）です。　

石川県小松市出身、書道歴27年、2児の母として子育てしながら、
オンライン書道教室の校長（代表）や教育系YouTuberとしても活動しています。

プロフィールを簡単に説明しますと

・書道教室の先生だった祖父の影響で5歳から書道を開始。
・勉強が嫌で、通信高校の先生に勧められた書道の名門大学に進学・卒業。
・就職活動が嫌で、22歳の時に北海道で書道教室を開講。
・書道教室をオンライン化。（「私の書道学校」2024年7月現在500名超）
・書の魅力をYouTubeで発信。（「日本を代表するYouTubeクリエイター100」選出）

若かりし頃ギャルだった私は、モデル活動に憧れて石川県から上京しました。やりたいことが他になかったから、何となく進んだのが書家という職業でした。

しかし、元来負けず嫌いなため、取り組みはじめてからは真剣に書道に邁進。

納得のいく1枚を書き上げるために2000枚以上練習しましたし、美術界でも有名な公募展である「日展」では初出品で、初入選をいただきました。

北海道で開いた書道教室は開校から3年で会員数150名を数え、入会2年待ちの人気教室となりました。

また、たくさんの方に書道の楽しさを伝えたいとYouTubeを開始。2021年には書道教育系YouTuberとしてGoogle社主催の「Humans of YouTube」にて、【社会的・文化的・経済的】に有意義な影響を与えた日本のYouTubeクリエイター100人に選出いただきました。

2022年11月に開講したオンラインスクール『私の書道学校』は会員数500名を突破、世界中の方と書の楽しさを分かち合えています。

かつてない書道フェス「祭りっ書！」

人気YouTuberでもある書家・石野華鳳 (いしの かほう)が校長を務めるオンライン書道学校「私の書道学校」が、初となる書道フェス『祭りっ書！』を石川県金沢市の『金沢21世紀美術館』で、2024年9月18日 (水) 〜9月23日 (月･祝)の6日間開催します。

誰でも楽しく参加できるお祭りのような書道イベントがコンセプトで、従来の書道展のイメージを覆す、斬新な体験型書道フェスです。会場の『金沢21世紀美術館』は国内外の観光客が訪れる金沢屈指の観光名所でもあります。日本の書道文化を盛り上げ、世界へ書の素晴らしさを発信するために、ぜひ大勢の方に参加いただきたいと思います！

【会場の一例】

シーンと静かに鑑賞しなくてOK！

文字を読めないお子様や海外の方にも、書道の力強さや奥深さなどを体感していただけるよう、敢えて額装しません。天井から大きな幕のようにぶら下げたり、凧や和傘、提灯に書いたものを展示したりと、躍動感あふれる展示方法にいたします。感想を述べ合ったりして、楽しく自由にご覧ください。

見て、触れて、書ける体験型フェス

縁日ブースは、フェス来場者はどなたでも参加可能！（※一部有料あり）。うちわに参加者自身で文字を書く「一点物うちわ・和傘づくり体験」や、墨をすってその香りを楽しめる「墨香源体験」、能登に応援メッセージ書制作ブースなど、書道が初めての方でも楽しめるワークショップを開催します。

巨大パネルで書道パフォーマンス体験

水をつけた筆で文字を書けて、乾くと文字が消える特殊な巨大パネルを設置。墨を使わないので洋服を汚す心配がなく、小さなお子様でも書家顔負けの「書道パフォーマンス体験」を楽します。己の感情を筆に乗せて気の赴くままダイナミックに筆を走らせる快感をぜひご体感ください。

ファミリーでの参加歓迎☆

中学生以下のお子様は入場無料（※小学生以下は保護者の同伴が必要）ですので、縁日やお祭り会場に足を運ぶ気軽な感覚でご来場ください。書家・石野華鳳の生書道パフォーマンス＆トークショーや、『私の書道学校』の学生が参加対象のイベントプログラムなど、書道フェスは見所満載です。

 書道フェス「祭りっ書！」の開催概要

書道フェス2024「祭りっ書！」

日時　2024年9月18日 (水) 〜23日 (月･祝)
時間　10:00〜18:00（最終入場17:30）
　　　※最終日の23日（月･祝）は10:00〜16:00（最終入場15:30）
場所　金沢21世紀美術館　市民ギャラリーB (地下1階)
　　　〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1【GoogleMAP】　
　　

内容

　《縁日ブース》会期中どなたでも無料参加可能　※一部有料
　　・一点物うちわ・和傘づくり体験（1回500円）
　　・墨香源体験
　　・書道パフォーマンス体験
　　・能登に応援メッセージ書制作ブース 

《イベントプログラム》

・石野華鳳の生書道パフォーマンス＆トークショー
・石野華鳳の日本一わかりやすい作品解説会
・【古典別】臨書そっくり王！選手権（学生限定プログラム）
・石野華鳳の熱血！書道教室（学生限定プログラム）
　※（学生限定プログラム）の参加は『私の書道学校』の学生が対象です。　
　開催時間等の詳細は「祭りっ書！」公式サイトにてご確認ください。

料金　当日券　高校生以上900円　※中学生以下は無料　
　　　※小学生以下は保護者の同伴が必要です　

　　　前売券　特典付き前売り券はMakuakeのみで販売

主催　一般社団法人　私の書道学校
企画制作　株式会社書道オフィス華　

リターンについて

Makuakeでは、書道フェス『祭りっ書！』の開催を応援してくださる皆様のために、様々なグッズをご用意しました。イベントに足を運ぼうと思っていただいている一般の方向けにフェス限定のステッカーやTシャツ、企業様向けには「石野華鳳の一点物書作品」などもご用意しましたので、お好みのプランで応援いただければ幸いです。

※チケット及び物品は9月11日頃までにお届け予定です。

【リターン内容一覧】

《Tシャツのサイズ》

S：身丈65cm、身幅49cm、肩幅42cm、袖丈19cm
M：身丈69cm、身幅52cm、肩幅46cm、袖丈20cm
L：身丈73cm、身幅55cm、肩幅50cm、袖丈22cm

《法被のサイズ》

FREE SIZE：：身丈約83cm、身幅約63cm、袖丈約40cm

【ご注意ください】

・応援購入後のキャンセル及び内容変更、リターン商品の返品交換には応じかねます。なお、リターン商品に欠損・欠陥等が合った場合にはその限りではございませんので、ご連絡ください。

・イベント当日に来場できなかった場合、入場チケットの返金（払い戻し）には対応できません。

売上の一部は能登地震の支援に

今回フェスを開催する石川県は令和6年能登半島地震で大きな被害を受けました。

主催の『(一社)私の書道学校』では1月に書道作品でチャリティー活動を行いましたが、今回のフェスでも被災地支援として、グッズ売上の一部を寄付させていただきます。