プロジェクト実行者
ストーリー
こんなプロジェクトです。
目をとめていただき、ありがとうございます。
このプロジェクトは、長崎県川棚町のほたるが飛び交う石木川とともに暮らす川原(こうばる)郷の住民と佐世保市のNPO石木川まもり隊とが、こうばる住民の暮らしの行事にはかかせない、ボロボロだけど大切な場所である「川原公民館」の屋根修繕をして、地域のつながりや自然や暮らしを次の世代につないでいく為のプロジェクトです。また、アメリカに本社のあるアウトドア企業patagoniaはこの活動を応援しています。リターンには、石木川の恵みであるのお米をはじめ、patagonia製品、九州のマッターホルン虚空蔵山へのトレッキングツアーチケットなど準備しています。最後までご覧ください。
わたしたちはこんなひと
みなさん、こんにちは!
「石木川まもり隊」隊員で長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)郷の住民でもある、イラストレーターのいしまるほずみです。
川原は、春には菜の花が咲き、初夏にはほたるが飛び交い、夏には子どもたちの川遊びの歓声が響き、秋には黄金色に実った稲穂の収穫があり、冬の早朝には強い霜が降ります。四季折々の美しい風景が今でも残っているところです。長崎県レッドデータブックの絶滅危惧Ⅰ類に指定されているカワガラス、ヤマセミ、トノサマガエル、オナガサナエ、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているカスミサンショウウオ、ヤマトシマドジョウ、コムラサキ、クロサナエ、オジロサナエなど貴重な生き物が棲息する命あふれるスポットです。
石木川は写真では見えないほどの小さな川で、まるで唱歌『春の小川』そのままです。川原で生まれた子どもたちはこの川で遊び、育ってきました。大人たちは石木川の清流で美味しい米や野菜を作り、元気な子どもを育ててきました。そして、今もここには赤ちゃんからお年寄りまで13世帯60人が暮らしています。
お花見、ほたる祭り、流しそうめん、グランドゴルフ等々、何かと皆が集まって食べて飲んで語って楽しむ様は、まるで1つの大家族のようです。川原郷は今の日本がどこかに置き忘れてきた昔話のような風景と人々の絆がしっかりと残っている里で、みんなで助け合い、質素ながらも心豊かに暮らし石木川流域の自然を守っています。まさに絶滅危惧集落かもしれません。
そして、そんな石木川流域の自然や暮らしを守るお手伝いをしたいと集まったのが「石木川まもり隊」という小さな市民グループで、事務所は長崎県佐世保市にあります。現在は主に石木川に計画されたダム建設の見直しを求めて活動をしています。佐世保市の水不足は既に解消されているにもかかわらず、建設が強行されようとしています。私たちは佐世保市の水事情の実態や、水没予定地である川原の素晴らしい自然を、少しでも多くの人々に伝え、共に考え、そして清流石木川を未来へ手渡したいと願っています。
石木川とその自然と暮らしを守るための活動の一貫で、この5月から1年間佐世保市内ラッピングされたバスを走行させています。
これまでの活動
この地域は、50年以上前に計画された石木ダム建設計画によって3地区の住民が移転を余儀なくされ、川原(こうばる)郷は全住民が移転の対象となりました。
川原は34世帯と小さな集落ではありましたが、昔から地区作業道路の舗装や町の山林を委託、植え付けから草刈り、枝打ち,間伐と地区住民協力して作業を行ってきました。夏の暑い日の作業は大変でしたが、山での弁当、作業後の先輩たちの昔話、自慢話に聞き入り、楽しく過ごせた思い出がたくさんあります。農繁期の忙しい時期には田植え、稲刈りと近隣同士でお互い手伝いをするような豊かな地区でありました。
しかし石木ダム建設計画が持ち上がると、最初は一緒にダム建設に反対していたのですが、行政の説得に賛成派と反対派に地区が二分され、先祖が作り上げてきた隣人愛あふれる豊かな生活環境が壊され、地区の行事を始め、婦人会、老人会など一緒に参加できなくなるという悲しい出来事を招きました。
約50年間と長いダム反対運動のなかで、ダム建設を白紙撤回させるまで一緒に闘って行こうと誓い合った仲間のなかからも、将来の生活設計が立てられなくなる長い闘いに、泣く泣く故郷を後にされた方もあります。
そして、今は13世帯と少ない集落となりましたが、同じ想いを共有する者同士の絆は強く家族のような付き合いをしています。地区の行事も子供から老人まで全員参加して、春には花見、秋に敬老会、年に一度の小旅行など家族一丸となって和気藹々と楽しんでいます。5月の最終土曜日には13世帯が中心となりほたる祭りを行っています。
私たちは、このような自然豊かな故郷を未来へ残していかなければなりません。ふるさとを後にされた方々が、戻ってこられる環境を守っていかなければなりません。
(川原郷総代 岩下和雄)
なぜクラウドファンディングなのか&プロジェクトについて
ふたたび、いしまるほずみです。
今年も5月の最終土曜日に恒例の「こうばるほたる祭り」が開催されます!近隣の町、市からたくさんの方が見えられ、石木川沿いにたくさんのホタルが乱舞するのを見られては歓喜されます。
毎年、こうばるの住民総出の一大行事である「ほたる祭り」の仕込みの場でもある川原公民館。しかし、老朽化が激しく、屋根がもうボロボロです。古〜い、木造公民館をずっと大事に使いつづけている集落は、川棚町内ではもうこの川原地区以外にはないでしょうね〜。梅雨の時期には雨漏りがひどくて、床はカビだらけ。おかげさまで公民館は毎年6月以降湿気たっぷりのカビ臭〜い空間に仕上がります。
実は、台所の棚の奥の壁もズボって抜けちゃった!現在、岩壁がむき出しの状態です…こうした中、こうばるのおばちゃんたちが去年は6回以上も大掃除をしました!おばちゃんたちの地道なメンテナンスを欠かさずだましだまし、なんとか川原公民館はボロボロながらも還暦や厄明けなんかの乾杯の場でも大活躍、現役バリバリの公民館としてフルに活用されております。
この度、ついに、川原公民館の屋根修繕を地区の家も建ててきた大工の山崎さんにお願いすることになりました!既に4/24より足場が組まれ作業の準備万端です。
地域の暮らしの行事にはかかせない、ボロボロだけど大切な場所、川原公民館。公民館のなかには「祠(ほこら)」があり、時代を重ねて集落の暮らしを見守ってきました。これからも見守ってもらいたい。今年の「ほたる祭り」はこれまでになく集落の存続のかかった大事な祭りとなります。屋根修繕、瓦も新しく、祭りを迎えたい。多くのひとの協力をいただくだけでなく、この地域のことをまるで故郷のように感じてもらいたいのです。
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第28回 こうばるほたる祭り
5月30日(土)18:00~ 場所:長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷 こうばる広場
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そ・こ・で!
石木川まもり隊と地元川原が一丸となって川原公民館の屋根を修理するために「クラウドファンディング」にチャレンジいたします!つまり、ネット上で資金を集めます。リターンのコースは3,000円から、5,000円、10,000円…それに10万円まで!!お好きなコースを選べます。しかも、かなりお得感満載のリターンです。
資金の使い道と意気込み
ダム建設予定地ということで、これまで公民館を修理するような資金的支援は自治体からもありませんでした。現在、石木川には50年前に計画された石木ダム建設計画があり、住民と石木川まもり隊などの支援団体は長崎県にその目的、計画の必要性などについて見直しを求めています。これまで地区でお金を集めて貯めてきたりしましたが、県庁訪問のための費用、石木ダムの問題に関する弁護士費用など活動のための費用を優先しているため、なかなか屋根修繕までまわらないでいました。でも、困難な出来事とは関係なく、日々の暮らしは続きます。大切な暮らしをつづけるため、また日々の暮らしを楽しく過ごすため、地域の行事の中心にある公民館の存在は大きいのです。
集めた資金は、全額が川原公民館の屋根修繕費用となります。
※この公民館の所在地は、石木ダム建設計画地にあります。現在、上記で記載のとおり、ダム計画の見直しをもとめる活動に取り組んでいます。ここに暮らす13世帯約60人は、ダムの底にふるさとを沈めることなど誰一人として想像していません。
私たちは、このチャレンジを達成し、屋根の修繕とほたる祭りを成功させることで、石木川とともにある自然や暮らしと地域のつながりを次の世代につないでいくためにささやかな追い風を巻き起こします。
この輪にぜひご参加ください。そしてほたる祭りにも是非遊びに来てください。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年05月28日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
こうばるのほーちゃんグッズ+patagoniaステッカー
3,240円(税込)
【限定100名様】
●お礼のポストカード
●ほーちゃんグッズ(オリジナルイラスト団扇/缶バッチ)
●パタゴニアのステッカー2枚セット
●冊子「ダムのつぼ」
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
<追加リターン>こうばる新米1キロ+patagoniaキャンバスバッグ
5,940円(税込)
<追加リターン>【限定20名様】
●お礼のポストカード
●こうばる新米1キロ
●冊子「ダムのつぼ」
●パタゴニア製品:Patagonia Canvas Bag
(http://goo.gl/2W6rgT)
※キャンバスバッグの柄は選べません。
※お米以外は6月にお届けします。
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
川原公民館でおばちゃん手料理「団結料理」&現地ガイド+patagonia製品
108,000円(税込)
【限定5名様】
●お礼のポストカード
●こうばる公民館でおばちゃんたちの手料理「団結料理」&現地ガイド
●冊子「ダムのつぼ」
●パタゴニア製品:ご希望の品
http://www.patagonia.com/japan/
※お好きなパタゴニア製品(30,000円以内)一点。製品のお届けは6月となります。
※川原公民館でおばちゃん手料理「団結料理」&現地ガイドの実施時期は要相談になりますが、2015年夏を予定しています。詳細に関しましてはプロジェクト終了後、実行者からご連絡致します。
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
こうばる新米1キロ+patagoniaキャンバスバッグ
5,400円(税込)
【限定60名様】
●お礼のポストカード
●こうばる新米1キロ
●冊子「ダムのつぼ」
●パタゴニア製品:Patagonia Canvas Bag
(http://goo.gl/2W6rgT)
※キャンバスバッグの柄は選べません。
※お米以外は6月にお届けします。
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
こうばる新米5キロ+patagonia製品
10,800円(税込)
【限定55名様】
●お礼のポストカード
●こうばる新米5キロ
●冊子「ダムのつぼ」
●パタゴニア製品:Patagonia Lightweight Travel Mini Hip Pack 1L
(http://goo.gl/pyyMqx)
※パタゴニア製品はカラーは選べません。
※お米以外は6月にお届けします。
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
虚空蔵山トレッキング参加チケット+新米5キロ+patagonia製品
32,400円(税込)
【限定5名様】
●虚空蔵山トレッキング参加チケット
●お礼のポストカード
●こうばる新米5キロ
●冊子「ダムのつぼ」
●パタゴニア製品:Patagonia Lightweight Travel Tote Pack 22L
(http://goo.gl/MXdwRL)
※パタゴニア製品のカラーは選べません。
※お米以外は6月にお届けします。
※虚空蔵山トレッキングの詳細に関しましては、プロジェクト終了後、実行者からご連絡致します。
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
農業体験(稲刈りほか)+新米5キロ+patagonia製品
32,400円(税込)
【限定5名様】
●農業体験(稲刈りほか)
●お礼のポストカード
●こうばる新米5キロ
●冊子「ダムのつぼ」
●パタゴニア製品:Patagonia Lightweight Travel Tote Pack 22L
(http://goo.gl/MXdwRL)
※パタゴニア製品のカラーは選べません。
※お米以外は6月にお届けします。
※農業体験(稲刈りほか)の詳細に関しましては、プロジェクト終了後、実行者からご連絡致します。
<ダムのつぼ>
こうばる地区のもっかの課題である石木ダム問題を詳しくわかりやすく知るための冊子「ダムのつぼ」です。
byこうばるほずみ
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「ホタルが飛び交う長崎県の川原こうばる郷の大切な公民館を修繕したい!」プロジェクト詳細ページです。