✓大量生産が出来ないプレミアムなお財布

・販売されているレザーを仕入れているのではなく、農家さんが駆除した個体を使用している。

・制作を工房に外注せず、私一人で制作している。

以上の理由から一度に大量に作る事が出来ません。

もちろん、だからといって使いやすさやデザインに妥協はありません。

「快適な使い心地」と「くせになる魔性の触感」、そして「特別な革と命の物語」

自然の力強さが宿る、滅多にない「野生本革」の長財布となります。

野生の鹿と猪。

２種類の革を使ったレアなアイテム。

その名も〝猪鹿長〟財布。

外側と内部の左右カード入れは鹿革、中央の小銭入れは猪革を使用しています。

✓こんな方のために作りました。

・出来るだけ小さな長財布がいい。

・使いやすい財布に買い替えたい。

・財布に求めるモノは「小銭が見やすくて取り出しやすさ」一択。

・L字ファスナー財布が好きだ。

・人に見られた時、話題に出来る財布を持ちたい。

・物語性のある商品を使いたい。

・人とは違う特別な財布を使いたい。

・ブランド品よりも職人の作品に興味がある。

・日本の害獣問題、SDGｓに興味がある。

この中の一つでも当てはまったら、ぜひお試し頂ければと思います。

✓モニターの声

３０代～７０代の会社員、主婦の方々に３カ月モニターしてもらいました。

結果、皆様から「使いやすい！」とお墨付きをもらいました。

他にも「本物の鹿の角に特別感を感じる」

「駆除された日と場所の刻印を見ると大切に使ってあげたくなる」

などの声も頂きました。

そこからさらに細かい箇所の修正を繰り返し、今のデザインにたどり着きました。

✓「猪鹿長」財布を語るうえで欠かせない１４のポイント

１，小さなサイズの長財布

目指したのはスマホと同程度の大きさの長財布。

小さければ何でもいいというわけではないですが、

使い勝手がいいのは確かです。

小型であればジャケットの内ポケット、

パンツの後ろのポケットにスッと入ってスタイルを崩しません。

・一万円札が無理なくぴったり入るサイズ

・iPhone１５Proと比べてもこのサイズ！

２，お札の角がファスナーに当たらない差し込みカバー

L字ファスナー財布はお札の角がファスナーに擦れて傷むという声があります。

この問題を解決するために、左右両方の小銭入れの角に、お札の角を差し込めるスリットを入れました。

スッと入れるだけでお札が気持ちよくまとまり、角もファスナーで傷みません。

３，曲線のデザイン美

ファスナーのはじまりと終わり部分が末広がりに外側に広がり、

単純な長方形の形ではありません。

飽きの来ないクセになる曲線美で、安定感のあるデザインに仕上がりました。

４，絶妙な深さ、二か所に分かれた小銭入れ。

小銭入れは２か所のスペースを作りました。

一方は５００円と１００円玉、

もう一方にはそれ以外というような使い方ができます。

レジ前でスムーズなお会計が可能です。

５，取り出しやすいカード入れ

カードは左右に３か所ずつ、計６か所あり、

２枚ずつ入れれば１２枚のカードが収納出来ます。

横入れなのは一万円札のサイズに合わせるためで、これが縦入れだとお財布のサイズが１ｃｍほど大きくなってしまうからです。

６、左右についた名刺サイズのおまとめカード入れ

小銭入れの下には名刺やショップカードサイズのカードが入るスペースがあります。左右どちらにも入れることができます。

７，左右についたアナログキースペース

小銭入れの下の小さな穴にアナログキーを差し込み収納することができます。

左右どちらにも入れることができます。

※鍵の大きさ、形状によってはどちらか一つだけの使用となる場合があります。

８、左利きさんも難なく使える左右対称デザイン

形状が左右対称なので左利き、右利き、どちらにも対応しています。

小銭スペース下の、名刺サイズのカード入れも左右に完備。

また、お札の差し込みカバーも両側についています。

９，長財布にしてはかなりの軽さ

「猪鹿長」財布単体では、わずか１００ｇちょっとという軽さ。

外側と内側のカード部分の革を、軽くてやわらかい鹿革にしたのと、内部構造をシンプルにまとめた結果です。

※個体によって若干の差異があります。

１０，十分な収納量

可能な限り小さくしたボディにも関わらず、驚きの収納量！

推奨収納量

・お札　１５枚

・コイン　２０枚

・カード１２枚

・名刺、ショップカード　１０枚

・アナログキー　１～２本

１１，ファスナーのチャームに野生の鹿の角を仕様

ファスナーの取っ手部分に削った鹿の角をあしらいました。

角は一つ一つ手間暇かけて加工しています。

本物の鹿の角はロマンを掻き立て、自然の生命力を感じさせることでしょう。

１２，日本で駆除された野生の鹿革と猪革を使用

鹿革は近年徐々に流通されてきて、よく目につくようになりました。

しかし猪革はまだまだポピュラーではありません。

鹿革と猪革を合わせた製品はかなり珍しいのではないでしょうか。

また、私一人で制作していますので、大量生産は出来ません。

他の人が持っていないレアなお財布をお求めの方にピッタリの商品だと思います。

１３，捕獲した日時と場所を刻印

個体数調整された鹿と猪の革だからこそ、命を傍で感じてもらいたい。

革の主に想いを馳せながら、永く使ってもらいたいと思い、

捕獲された場所と日付をレーザー刻印しています。

私も時折、ご高齢の農家さんの手伝いで捕獲現場に同行します。

捕獲から携わっているからこそできる【特別な想いが込められた刻印】です。

刻印することによって、その鹿と猪が生活していた場所が分かり、

その地域のことや革の主に愛着を持っていただけるのではと考えています。

※刻印は鹿のみとなっています。

１４，仕上げに塗るレザーオイルも猪脂から手作り

仕上げに塗っているレザーオイルは猪脂から手作りしています。

皮を革にする前に、必ずお肉や脂肪をそぎ落とす作業をするのですが

その際に出た脂を、きめの細かい網に入れて煮だします。

冷ますと水の表面に溶け出た脂が白く固まります。

これを取り出して、水が綺麗になるまで何度も煮だしては冷ますを繰り返します。

この工程は何日もかかります。

そうして不純物を取り除いた脂は無臭でとっても滑らか。

これに蜜蝋とローズマリーを入れて混ぜ、完成です。

薄く布に取って、優しく革に塗るとしっとりとした光沢が現れ、

ワンランク上の仕上がりになります。

✓ジビエ皮革について

野生の鹿革、猪革は生前の傷が多くあるナチュラルダメージレザーです。

野山を駆け回ったり喧嘩した際にできた生命力あふれる傷を、

我々は『生きた歴史』として敢えてデザインとして取り入れています。

同じ模様は一つとしてない、まさに一点物。

革は動物の皮膚なのだと、改めて実感していただけると思います。

✓鹿革の特徴

鹿革はレザーのカシミヤと呼ばれるほど、とても柔らかく上質な手触りです。

しっとりと吸い付くような独特な感触をぜひお試しください。

✓猪革の特徴

猪革は豚革に比べ比較的薄いのですが、かなり丈夫で耐久性に優れています。

とてもワイルドな雰囲気で、生前の傷は多くあるものの、

ひっかき傷などほとんどつかない印象です。

野生の力強さを感じる革となっています。

✓タンナー工場

鞣し加工は、１００％植物タンニンで染める、国内の皮鞣し工場にお願いしています。

自然と人の肌に優しいエコサイクルを実践しています。

✓害獣被害の実情

現在、日本全国で鹿、猪などによる農作物被害が拡大しています。

全国で被害対策が行われ、毎年１００万頭ちかくが個体数調整されていますが

その９割は廃棄されていると言われています。

狩猟者の高齢化や、資源化のハードルの高さが要因の一つです。

狩猟は重労働です。

自分より重たい鹿や猪を足場の悪い山からひっぱり、捌く。

農作物を守るためにやっていることなのに、多くの時間と体力を使います。

農家兼狩猟者は本業があるので、捕獲した動物を活用する

時間や手間をかけることができず、そのまま廃棄する場合が多いのです。

私たちは農家さんやご高齢の猟師さんとも連携し、

そんな廃棄されてしまう鹿や猪を資源化する活動をしています。

農作物を守るとはいえ、こちらの都合で殺生するわけですから

せめてできるだけ無駄なく使いたい。

その思い一心で革製品やペットフードを作っています。

✓仕様

商品名： 〝猪鹿長〟財布

寸法：（約） 横１８ｃｍ×縦９ｃｍ×高さ２ｃｍ

重さ：（約）１００ｇ

生産地： 日本 静岡県 伊東市

素材：野生鹿革、猪革　１００％

カラー：ダークブラウン、キャメル、ブラック、ナチュラル

付属品 : 商品専用ボックス

※専用ボックスのデザインは予告なく変更になる場合がございます。

✓リターン

一般予定販売価格３９８００円

Makuake限定価格☟☟☟

超早割２５０００円

ダークブラウン×３、キャメル×３

早割２７８００円

ダークブラウン×１２、キャメル×１２、ナチュラル×３、ブラック×３

通常２９８００円

ダークブラウン×９、キャメル×５、ナチュラル×１０、ブラック×７

ダークブラウン

キャメル

ナチュラル

ブラック

✓お手入れ注意事項

水に濡れると変色する恐れがありますので、水拭きはせず、

乾いた布などで軽く拭いて下さい。

雨に濡れた場合は、日陰で風通しの良い場所に置いて乾かして下さい。

✓資金の使い道

集まった資金は個体数調整された鹿、猪の資源化活動経費に使われます。

（解体道具代、輸送代、車両維持費、ペットフード加工代、包装代、革鞣し加工代、革作品製作パーツ代など）

✓実行者紹介

プロジェクトをご覧いただきありがとうございます！

わたしたちは夫婦二人で鹿や猪の資源化活動をしています。

二人とも元々料理人なので、はじめは食材を自分たちで直接

作ったり獲ってみたいという漠然とした想いから、９年前に狩猟の道へ。

とはいえ実際に初めて鹿を止め刺した時、

無意識に涙が出てきたことは忘れません。

そのときの鹿の息遣いやにおい、

絶命してから間もなくまだ温かい鹿を解体。ナイフを持つ手が震えました。

リアルな死に直接関わることによって

できるだけ大切に活用していかなければという想いが、

それまで以上に沸いてきたことを覚えています。

また、たくさんの狩猟者と交流しましたが、狩猟をする理由は様々でした。

中でも印象的だったのが、農業者が作物を守るために自ら鹿や猪を捕獲し、

その後の処理に困っていることでした。（多くはそのまま埋設し廃棄）

いろいろな現実を知り、最初は憧れだった狩猟が、

いつしか廃棄について問題意識を持つようになり、本格的に資源化活動を開始。

２０１９年に『しっぽ企画』を設立起業し、

ペットフードや革製品を開発販売しています。

そして２０２１年４月、しっぽ企画から新レザーブランド

『Impronte（インプロンテ）』が誕生しました。

現在は製品制作、販路拡大業務を優先させるため、有害鳥獣駆除からは距離を置き、

農家さんから個体を引き取るだけとなりました。

✓私たちの想い

「インプロンテ」とはイタリア語で「足跡」と言う意味です。

罠猟は動物の足跡を見て、罠をかける場所を選定します。

足跡はその動物の辿ってきた道、生きてきた証でもあると考えています。

個体数調整された動物たちの尊い命を大切に活用し、

レザー製品として生まれ変わらせ、日々の生活の中で使用してもらい、

新たな「足跡」をつけてほしいという願いが込められています。

また、人は誰しも「人生の足跡」をつけて今を歩いています。

命の歴史や物語を受け継いで、一歩一歩大切に生きよう。

そんな想いもあり「インプロンテ」と名付けました。

農業者やご高齢の猟師の方にとって、有害鳥獣の処理は悩みの種です。

わたしたちは、そのような方々の手助けと捕獲後の鹿や猪を資源化し、

材料の調達から販売までの流れを構築することによって、

サスティナブルな事業を展開しています。

また、SDGｓの１２番目『つくる責任 つかう責任』の観点からも、

廃棄を減らし、永くご愛用頂ける製品作りを目指します。

ぜひ応援よろしくお願い致します！