こんにちはフリージア・インフィオラータ実行委員会です。このプロジェクトは、今年４９回目を迎える八丈島を代表する「フリージアまつり」のために栽培された３５万本のフリージアの花を再利用、八丈高校の生徒を中心とした島の子供たちで組織されたプロデュースチームが企画運営を行い、島の各所にフリージアの花を使った花の絨毯「インフィオラータ」を、島民と観光客の方々と一緒に創っていこうというものです。

＜島中にフリージアの花が咲いていた、あの頃の八丈島に！＞

八丈島ではかつてフリージアは春の花として有名で、春になると島のいたるところで色とりどりのフリージアが咲き乱れていたということです。しかしながら時代の流れとともに生産者の数も減少、現在ではフェスティバル会場である八形山のフリージア畑でしか見ることができません。そこで花の絨毯と言われる「インフィオラータ」という市民アートのお祭りをヒントに、島中がフリージアで彩られる古き良き八丈島の春を再現したいと考え、フリージアで創る花の絨毯を島の各所に創ることを企画、昨年４月に第１回目となる「フリージア・インフィオラータ」を開催しました。

＜インフィオラータとは？＞

「インフィオラータ」は、主にヨーロッパや中南米の各国で開催されている、キリストの聖体記念日をお祝いする有名なフラワーフェスティバルです。その町々で採取した花や草木、種等を使い、市民が街中に大きな花絵の絨毯を創ります。その美しさはまるで絵画そのものであり、国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れます。今では観光誘致イベントとして、宗教行事にとらわれず多くの国々で開催されています。八丈島では観光活性化にもつなげられるよう継続した開催を目標とし、島を代表するフェスティバルへと育てていきたいと考えています。

＜２年目に向けて活動中！＞

フリージア・インフィオラータ実行委員会は、八丈島観光協会副会長を実行委員長とした島の有志によるボランティア集団です。八丈島在住の国際的なインフィオラータ・アーティストである藤川靖彦氏を統括プロデューサーに迎え、地元八丈高校の美術部と生徒会を中心としたプロデュースチームと連携した活動を行っています。２０１３年に設立し、昨年第１回となる「フリージア・インフィオラータ」を開催、成功へと導きました。今年は当初のメンバーがそのまま残り、さらに新たなメンバーも加わり４月の開催に向け奔走中です。

＜ご支援いただいた資金の用途＞

現在「フリージア・インフィオラータ」は島から提供される補助金をベースに、島の企業からの協賛金等を募り開催しています。しかしながらその予算は潤沢なものではなく、満足のいく運営や広報活動ができていないのが現状です。恥ずかしい話、昨年は手伝ってくれた高校生たちにお弁当すらも用意してあげることができませんでした。またこのようなイベントを開催しても島外へアピールしなければ認知はされず、観光誘致にはつながりません。それでも昨年は多くの島の方々にご協力をいただき、素晴らしいイベントになりました。先日このクラウドファンディングを紹介され、是非とも皆様にご支援をいただき、さらなるイベントと広報の充実により、多くの方々の参加と観光誘致につなげていきたいと考えました。そして島の子供たちが始めたイベントが、これから先も継続して開催されていくことで、島の新しい文化へと育成されていくことを私たちは望んでいます。

＜こんな人たちも応援してくれています！＞

今回はミュージシャンの白井貴子さんやホッピー神山さん、日本を代表するレイメイカーの大谷幸生さんらも応援に駆けつけてくれることになりました。「フリージアまつり」開催５０周年に向けて大きな弾みにしていきたいと思います。

＜今年の開催概要です＞

今年の「フリージア・インフィオラータ」は、４月４日（土）～５日（日）、八丈島多目的ホール「おじゃれ」をメイン会場に、八丈町役場、八丈島空港、底土船客待合所等に、花の絨毯１２枚（総面積約２２０㎡）を創作します。皆様からご支援いただきました資金は、この花絵を創るための運営及び広報費用の一部に使わせていただきます。より多くの方々に八丈島の魅力を知っていただくとともに、古き良き時代の八丈島の春を新しい表現スタイルで再現できるよう頑張っていきます！そしてこの機会に是非八丈島に訪れてください！皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

＜応援よろしくお願いいたします！＞

なおご支援いただきました皆様（３０００円以上）には、八丈島の魅力を知っていただきたいと思い、フリージアの花束や名産品詰め合わせ、リゾートホテルのクーポン券等を用意させていただきました。

是非ともよろしくお願いいたします。