言わずも知れたりんごの名産地「青森県」この地名を聞いた時に多くの方が思い浮かべる事でしょう。ですが、実際はまだまだ知られていない素晴らしいものがたくさんあります。まずはその一つとして、皆さんに知って頂きたいと思います。

同県鶴田町で生産されたスチューベン。スチューベンとは葡萄の高級品種で、全国でも随一の生産地となっています。ニューヨーク生まれの品種で、暖かい気候での栽培には向かないため、同緯度にあたる青森県で栽培されています。秋の終わり頃になると、緑葉は枯れて園地内はうす紫一色に染まります。

田舎道をドライブしていた時に偶然立寄った産直野菜ストア。そこの店主との出会いから始まりました。スチューベン栽培には手間も時間もかかる事、天候に左右されやすいこと。あのりんごの栽培と同じように、大変な労力が掛かっていることを知りました。

生産地は青森県北津軽郡鶴田町。全国でも随一のスチューベンの生産地です。津軽平野の真ん中に位置する「岩木山」。そこから流れ出る雪解け水、朝夜の寒暖差。この自然が作り出す恩恵によって美味しいスチューベンが育ちます。

今回のスチューベンジュースは、この地域で栽培している何百人という生産者の中の一人の方と協力して製作した物です。原料となるスチューベンは生産者の方が１年のほとんどを費やして大切に育ててきたものです。今年は収穫まじかに暴風の被害ををうけて、全体の一割近くが落下しました。それでも力強く耐え残ったまさに粒ぞろいです。一口飲んだ瞬間に強い甘味と、程よい酸味。トロッーとした味わいが口いっぱいに広がります。

青森県といえば「りんご」 幼い頃からそう教えられてきました。就職を機に県外へ出たときも、他県の人からもそう言われることが少なくありません。そんな時に、（りんご以外他には何があるんだろう？）と考えました。（美味しい食べ物は色々あるけど、、）りんごに勝る知名度を持ったものが思い浮かびませんでした。だったら、もっと発信していこう！地元には、本当はまだまだローカルで素晴らしいものがたくさんあるんです。ただみんな知らないだけ。。。（もったいないです）クラウドファンディングだったら自県の魅力をよりたくさんの人に知ってもらえるのではないか。

製品代と発送費に使わせて頂きます。このプロジェクトの成功が農家さんの希望になると思っています。

初めまして。小笠原賢太郎と言います。青森県を盛り上げたい、そんな思いから始まった『田舎文』という事業。同県鶴田町特産品「スチューベン」を使ったジュースをキッカケに五所川原市で栽培された地元ブランド米の特別栽培米の販売もしています。春夏秋冬、一年を通して魅力がいっぱいの青森県。そのことをたくさんの人に知って頂ければと思います。

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