プロジェクト実行者
ストーリー
- 豊かさを 知る
- 楽しみを 知る
- 本物を 知る
お茶のある生活
前回はguide to zen life というプロジェクトで禅のある生活をご提案しました。今回は、禅とも関係の深い お茶の世界 についてのプロジェクトです。私たちの日常にもっとお茶を !「お茶のある生活」のご提案です。
プロジェクト詳細
私たちのまち、京田辺市はお茶のまちとして知られています。特に玉露は生産量が多く品評会でも高い評価を得ています。しかしながら私たちの日常生活に日本茶をのむ習慣や文化が浸透していなのが現実です。
今回、私たちがプロデュースする碾茶(てんちゃ)「甘露」が豊かさと楽しさ、そして本物の味を皆さまにご提案することで日本茶が私たちの生活に広まってほしいと考えています。
豊かさと楽しみを知る「一服 live in a moment」
冒頭にある動画は私たちが2019年に撮影したものです。
5月のお茶摘みの時から秋の口切の時までの間を追いました。茶道の世界では、5月に摘まれたお茶を茶壷に保管し秋の口切の時に封を切り直前に石臼で挽き抹茶として客人に振舞います。
暑い夏を越したお茶は時間と共に熟成されその味はまさしく本物、何物にも代えがたい日本の宝だと言えます。
古来から茶道にあった一椀のお茶を介して亭主と客人の心が通わす時間がこれからの時代、私たちにとってなによりも贅沢で豊かな時間だと考えています。
文化を創造してきた私たち人間のみが知ることのできる楽しみではないでしょうか。
本物を知る「碾茶 お茶やさんだけが知っていた味」
冒頭の動画中、園主 奥西和男氏が淹れているのが碾茶(てんちゃ)です。碾茶(てんちゃ)は抹茶の原料となるものでこの碾茶を石臼で挽いて抹茶になります。
お茶の生産方法は大きく二種類に分けられます。私たちが一般的によく飲む煎茶は日光を浴び育てますが、玉露(ぎょくろ)と碾茶(てんちゃ)は茶園に黒い覆いをかぶせ遮光して育てます。遮光することによって渋みであるカテキンが抑えられ甘味であるテアニンが豊富なお茶となります。
摘まれたお茶はすぐに蒸して火をいれます、玉露の場合はそこから揉みの工程が入ります。これはお茶の成分を余さず抽出出来るように考えられた方法です。
一方、抹茶になる碾茶(てんちゃ)は石臼で挽くことを前提としているのでその工程がありません。その為、抽出に時間はかかりますが、玉露と比べてお茶本来の滋味を味わうことが出来ます。
碾茶(てんちゃ)をそのまま飲むやり方は元々お茶屋さんだけがしていたものでした。碾茶を石臼で挽く手間と時間がかかるため、抹茶の味を確認するために行っていました。
石臼で挽くことで全てを味わうことが出来る碾茶(てんちゃ)なのでこの方法ではお茶の成分の半分も摂取できません。その為この飲み方はとても贅沢な飲み方でもあります。今までもいくつかそのようなアイディアはありましたが、お茶の楽しみ方の一つとしてまだ確立されていません。
碾茶の味わいは今までの私たちの日本茶の概念を大きく変えるものとなります。
リターンについて
リターン品についてご説明します。
□碾茶(てんちゃ)「甘露」2019年に酬恩庵一休寺のお好みとしてブレンドされた薄茶である「芳草の白」を碾茶そのままで楽しめるように新しく開発しパッケージなども含めてライフスタイルとしてのお茶をデザインしました。初めての方も楽しめるように飲み方のご紹介もしています。
□オリジナル100g缶
南山城の奥村製缶の缶を使用したオリジナル缶です。
□冊子「お茶の本-guide to japanese tea」
今回、奥西緑芳園のお茶を知っていただくための冊子です。
□お茶会
酬恩庵一休寺は一休禅師が晩年を過ごしたお寺です。一休禅師を慕って室町時代の文化人が集いました。その中のひとりに侘茶の祖である村田珠光がいます。
珠光は一休禅師の元で禅の修行をする中でお茶のこころを追求しました。今現在の茶道が禅を精神性のよりどころとするのにはこの一休禅師と村田珠光の関係があったからです。お寺は今も昔も人があつまりそこから文化が生まれ文化を発信してきました。
※こちらはイメージです
こちらのお茶会は奥西緑芳園の園主である奥西和男氏を招き、奥西氏から美味しい碾茶をいただきます。またお寺からお抹茶とお菓子で皆さんと一緒の一期一会のひとときを過ごすものです。是非、お寺の拝観ともに新しい出会いがあれば嬉しく思います。
※尚、お茶会の参加が不都合の場合は個別でお寺の拝観とご案内また奥西緑芳園さんのお店へ訪問とお茶の時間を考えております。
実行者紹介
田邊宗弘 酬恩庵一休寺副住職 関西大学経済学部卒業、後、名古屋徳源僧堂 後、帰山し副住職 過去2回のクラウドファンディングを実行目標金額を達成。イベント実施とプロダクト製作を行った。「お寺と人」をテーマに今の時代のお寺の在り方を発信している。フリーペーパー「DONUTS」企画編集。一休禅師が伝えた一休寺納豆の普及活動を行うなど多岐にわたって活動中。
奥西緑芳園
創業慶応元年の老舗茶屋、主に抹茶を扱い、大徳寺立花大亀和尚ほか、円覚寺、鶴岡八幡、嵐山吉兆に卸す。現在の園主は5代目の奥西和男
リスク&チャレンジ
ご支援の数が予想以上に多数いただいた場合、配送作業にご提示した期日を越えることがございますが必ず配送いたしますのでご理解いただけると助かります。 またデザインに関して若干の変更する場合がありますが、より良いデザイン案が出来た場合となりますのでお楽しみにお待ちください。
サポーターからの応援コメント
文章のトップに戻る
応援購入する
このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年03月24日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
早割 碾茶を楽しむセット(15%オフ)
2,550円(税込)
碾茶 50g×1
碾茶用オリジナル缶(100g)×1
オリジナル冊子「お茶の本」×1
送料含む
早割 碾茶を楽しむセット(10%OFF)
2,700円(税込)
碾茶 50g×1
碾茶用オリジナル缶(100g)×1
オリジナル冊子「お茶の本」×1
送料含む
碾茶を楽しむセット
3,000円(税込)
碾茶 50g×1
碾茶用オリジナル缶(100g)×1
オリジナル冊子「お茶の本」×1
送料含む
お茶会のご案内 碾茶を楽しむセット
5,000円(税込)
碾茶を楽しむセット(碾茶50g オリジナル缶 お茶の本)
に加え
一休寺(京都府京田辺市薪里ノ内102)
で園主 奥西和男氏にお茶の淹れ方の実践とお話を伺います
こちらの開催日は2020年の6月、土日の良い日を選び行います。
5月に碾茶のセットをお送りしその際に通知いたします。場所は一休寺です。
※交通費は支援者様の負担となりますのでご注意ください。
めっちゃ早割 碾茶を楽しむセット(20%OFF)
2,400円(税込)
碾茶 50g×1
碾茶用オリジナル缶(100g)×1
オリジナル冊子「お茶の本」×1
送料含む
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「Guide to japanese tea life 「お茶のある暮らし」」プロジェクト詳細ページです。
福田真由美
2020.03.24
uchiko12
2020.03.01
Kazuki Fujimoto
2020.02.13