【数量限定】アイラモルトウィスキーの樽で4年7ヵ月熟成させた、貴重な沖縄県・伊江島産ラム酒「イエラムサンタマリア　ボヤージュスペシャル#03'」

世界中の人に愛されるラムになりたい。3人の蒸留家が作る味わい深いラムを多くの皆さんに楽しんでいただきたいです。

たくさんの情報の中から当ページをご覧いただきありがとうございます。

沖縄本島の北部、美ら海水族館のある本部町の沖合に浮かぶ伊江島。本部港から村営フェリーで30分、とんがり帽子のような城山（ぐすくやま）の形が印象的な自然豊かな島です。（写真：伊江島フェリーから伊江島全景）

2011年、伊江島産サトウキビの絞り汁を低温濃縮したシロップで仕込むアグリコール製法のラム酒が伊江島で生まれました。

イエラム・サンタマリア。若夏の伊江島に咲き誇る原種ユリ「テッポウユリ」が江戸時代にヨーロッパに渡り、イースターリリーと呼ばれはじめ、聖母マリアの象徴として愛されてきたという史実を基に、「聖母マリアのユリ咲く伊江島のラム酒」 Ie Rum Santa Mariaと名付けました。

北海道余市から譲り受けたウィスキー樽で長期熟成、オーク樽の香りとサトウキビ由来の芳醇な甘みを纏ったゴールド。

新鮮なサトウキビの香りが様々なカクテルでも楽しめるクリスタル。

（写真：イエラムゴールドとクリスタル）

発売当初から話題になり、首都圏をはじめ特に専門性が高く、洋酒に関する知識が豊富なバーオーナー様、バーテンダー様をはじめ、世界に活躍の場を広げるミクソロジストの方々にも高い評価をいただきながら蒸留、熟成技術の向上を重ねてきました。

主力スタンダードライン、ゴールド、クリスタル（720ml、37％）に加え、北海道余市樽の長期熟成カスクストレングス（3年以上樽熟成原酒を加水調整等なしで瓶詰めしたもの）。イエラム・プレミアムシリーズも毎回数百本の限定出荷ですが、発売後数ヶ月で完売という人気です。(写真：イエラム商品ラインナップ（一部）)

イエラムの製造工程を簡単に編集した動画があります。

どうぞお時間がある時にご覧ください。

リンク→https://www.youtube.com/watch?v=VESyQLHg9qE

2018年、ウィスキー樽がほぼ全て熟成に入り、新しいウィスキー樽が入手困難になる中、それならばとウィスキー以外の赤ワイン、シェリー、アイラモルト、コニャック、バーボンなど世界の銘酒を育てた樽たちを少しずつ世界中から集めて熟成を始めました。

（写真：伊江島蒸留所第２貯蔵庫）

2019年、コロナ禍が世界を覆い、伊江島への民泊や観光客の来島も途絶えました。

伊江島の２大イベント、伊江島一周マラソン、伊江島ゆり祭りも中止になりました。

ホテル、民宿、食堂、民泊受け入れ民家など、観光や宿泊施設、もちろん伊江島蒸留所も見学の方も途絶え、存続の危機に遭遇しました。

時を同じくして、かの銘酒樽が順に熟成のピークを迎え始めました。コロナ禍ではありましたが、同酒種の樽原酒を数樽ずつ世に出せるようになりました。

イエラム・ボヤージュと名付けられた芳醇な香りを放つラムには、往来が難しい状況なら、せめてこのラムを飲んで世界中を旅してもらおうという思いが込められています。（写真：イエラムボヤージュ#01）

「イエラムと旅にでる」、ボヤージュシリーズは、#01赤ワイン樽熟成、#02シェリー樽熟成（東京ウィスキー＆スピリッツコンペティション2023でベストジャパニーズラムを受賞）とリリースするたびに高い評価をいただき短期間で完売する人気シリーズに育ちました。（写真：ボヤージュ#02 シェリー樽熟成）

今回、第３作目となるのは待望の#03’アイラモルト樽熟成です。Voyage「Special」#03「’（ダッシュ）」とあるのは、新たなチャレンジとして、これまでにないハイプルーフ（48度）かつ限定200本のみの生産となります。

原酒を加水してアルコール度数を調整する水にもこだわり、伊江島の北海岸の水際から湧き出るその名も湧出（わじぃ）の原水（硬水）を使いました。

じっくりと熟成された、作り手もワクワクする香り立つラムをぜひ多くの皆様に味わっていただきたいです。（写真：イエラムボヤージュスペシャル#03’）

ウィスキーなどの熟成は一般的に冷涼な環境でじっくり熟成が進みます。伊江島の年間平均気温は24℃、東京にくらべると約7℃高くなりますが、私たちは伊江島で造る意義を大切に考え、冷蔵施設等を使用せず、ありのままの島の風の中で熟成しています。

トロピカルエイジングと呼ばれる熟成環境は、熟成が早く進みますがその代わりにエンジェルズシェアと呼ばれる蒸発欠減も多く、樽出しの見極めが重要です。

ボヤージュスペシャル#03‘は、容量欠減率21.8％、アルコール度数も樽詰め時61.7％から58.3％へ変化しました。（写真：城山頂上から南海岸）

おいしい飲み方はぜひストレートで少しずつ、香りを楽しんでください。あの特徴的なピートの香りと潮風、海のそばで作られる独特のテロワールがアイラ島と伊江島を繋げてくれたような味わいです。

次はオンザロックで。溶けていく氷と混ざりあう優雅な変化を楽しんでください。

アイスクリーム等に少したらしてもリッチなデザートになリます。

シリーズの始めから、命をいきいきと描き続けるアーチスト、MEGU WAZOUSKI （恩納村在住、２児の母）さんにオリジナルイラストの制作を依頼し、今回も見ているだけで元気になれるような作品となりました。

世界を旅する、をテーマに、沖縄に毎年冬から春までの時期、子育てのために回遊してくるザトウクジラを描いてもらいました。大きな地球を悠々と旅する壮大な作品です。（写真：MEGU WAZOUSKIさん）

アイラモルトをこよなく愛するフレンチシェフ、小島圭史氏（名前のない料理店、Mauvaise herbe）

スコットランド北西に点在する島の中で特異な「アイラ」。

その島で造られるモルトウイスキーの最大の特徴は海産物由来の「ヨード香」である。

原料の大麦を乾燥する時に使用する島に堆積する泥炭が海の香りを保有し、それにより生じる強い薫香を「ピーティー」と表現する。

アイラモルトの全てがこの「ヨード香」と「ピーティー」な具合いを強く打ち出している訳ではないが、偏愛する人のいるその理由の多くがこれに起因する。

「アイラモルト樽熟成」と聴くと、それらの事柄をお好きな人は期待するだろう。一方苦手な人にはハードルと感じてしまうやもしれない。

いつものオーク樽熟成サンタマリア・ゴールドにはない「ピーティー」な風合いを柔らかく醸して応え、ハードルはポジティブに超えている。実に塩梅が良い仕上がり。

沖縄島からアイラ島へボヤージュできる。

（写真：蒸留所メンバーと小島さん（写真右））

商品名：イエラム サンタマリア　ボヤージュ スぺシャル＃03’

　　　　エイジドインアイラモルトカスク

原材料：さとうきびしぼり汁（沖縄県伊江島製造）

アルコール度数：48%

内容量：750ml

蒸留日：2018年10月22日

原酒度数：61.7%（貯蔵開始樽入時点）

熟成開始日：2018年12月3日

熟成庫：伊江島蒸留所第２貯蔵庫東上３、４段

熟成樽：アイラモルト蒸留所所有空樽（蒸留所名非公開）

樽No：T75、T76、T77、T78、T79

熟成年数：4年7ヶ月

熟成原酒度数：58.3%

欠減率：21.8%（200L以上）

ブレンド日：2023年7月10日

充填日：2023年8月予定（2023年7月20日現在）

製造本数：200本

1,イエラムサンタマリア　ボヤージュスペシャル#03’(化粧箱入り)1本

2, イエラムサンタマリア　ボヤージュスペシャル#03’(化粧箱入り)２本

伊江島蒸留所の製造責任者　浅香　真です。

Makuakeへの挑戦は初めての経験で試行錯誤でした。しかし、これまでラム酒や「イエラム　サンタマリア」に接する機会のなかった方々にも知っていただける機会になるのではと考えています。

沖縄の離島・伊江島で2011年からラム酒の製造を開始して以来、小さな蒸留所ですが少しずつ皆様に知られるようになりました。

世界的にジャパニーズ　ウイスキー・スピリッツが好評な中、おかげさまで「イエラム　サンタマリア」も東京ウイスキー＆スピリッツコンペティションでベストジャパニーズラム賞を2回受賞するなど国内外で高い評価を頂いております。

今回の「イエラム　サンタマリア　ボヤージュスペシャル#03’」も満足のいくラム酒に仕上がったと確信しています。

これまで「イエラム」応援してくださった皆様、このプロジェクトの挑戦にあたり、ご協力いただいた皆様には感謝の意を込め、御礼申し上げます。

また新たに応援購入して頂く皆さまにも、大変感謝申し上げます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。