お待たせしました

作務衣ファン、九櫻ファンの皆様お待たせしました。
私たち作務衣専門店の「一杢」と柔道衣メーカーの「九櫻」がこの度コラボし作務衣「極」を作りました。

九櫻は１００年以上続く柔道衣メーカーで日本代表や五輪の柔道着を作っています。柔道衣と作務衣は似ていますが「柔道着＝丈夫さと動きやすさ、作務衣＝見た目の美しさと快適さ」を目指しています。九櫻の強靭でしなやかな生地を使い、一杢のデザインで仕上げることにより、とても良い作務衣ができました。

Ｌサイズ着用（モデル身長１７９ｃｍ、体重７４ｋｇ）

作務衣を現代のライフスタイルでファッションとしても着ていただきたい、と考えています。今回は生地の雰囲気から上下色違いのデザインにしました。上着は緑みがかったネイビーの鉄紺色、パンツはシックな黒色にすることでお出かけ着としてもお使いいただけるファッション性がでました。

またコラボの証として、上着とパンツに九櫻マーク・一杢の作務衣ブランド「樹亜羅」タグがつきます。

普段の使いやすさにもこだわり、作務衣には珍しい内ポケットやパンツポケットを４箇所も用意しています。

「九櫻刺子」次の100年へ

本作務衣に使われている生地「九櫻刺子」は世界で戦う生地です。

柔道衣の九櫻は国内でも数少ない、生地織から製品までを一貫して自社で手がけるメーカーとして100年以上、柔道衣をはじめとする武道衣を作ってきました。生地を織るシャトル織機は50年以上大切に使い続けており、職人の卓越した技術により丈夫な刺子生地が織られています。

創業１００年を迎えた九櫻が次の１００年に向けた挑戦として始まったブランドが「九櫻刺子」です。

強靭かつしなやかな刺子生地を「九櫻刺子」と名づけ、九櫻刺子の魅力を伝えるべく様々な製品化にチャレンジしています。

今回作務衣に使用した生地は、複数種類ある九櫻刺子の中から着心地やしなやかさを重視したものを九櫻さんと一杢で打ち合わせをし決定しました。
経糸には太さの違う太糸と細糸を使い、さらに緯糸も撚りを調整することにより、強くしなやかな生地になります。

染めのプロに依頼

岡山県の協力工場にて染色しております。上着は鉄紺色という緑みがかった紺色に染めています。印象が重くなりすぎず、和の印象もある色です。パンツの黒色と合わせることでコントラストが出てファッション性も高まります。また上着はワッシャー加工を施し柔らかく仕上げております。

自分に馴染む、変化を楽しむ

刺子生地は厚みがありとても丈夫です。長く愛用していただくのにぴったりの生地です。次の写真はスタッフの愛用している柔道衣です。

変化が表れやすい袖の部分と刺子の表情が残る部分とを撮影しています。今回の色は新カラーですので参考までにご覧ください。

着続けないと現れないクタッとした味がとても魅力的です。長く着続けることが一番のサスティナブルですね。

作務衣と柔道着の違い

「帯以外同じじゃないの？」そう思われるかもしれません。

しかしデザイン（パターン）を紐解くと様々な違いがあります。柔道着は丈夫さと動きやすさを目指し、作務衣は見た目の美しさと快適さを目指しています。

柔道衣には定められた「規格」もあり、普段着としては快適なものではありません。反対に作務衣は快適さを追求しております。

他には無い一杢の作務衣

作務衣をここまで深掘りしているのは私たちくらいでは無いでしょうか。「作務衣なんてどれも一緒でしょ」と思われるかもしれませんがそれは私たちが改良するまでの話。

私たち一杢は作務衣を作り続けて約２５年になります。作務衣はもともと僧侶の作業着ですが現役のお坊さんをはじめ、毎日作務衣を着られている方や仕事着として着られている方からご意見を頂戴し、作務衣本来の快適さと格好良さの両立を追求しています。

部屋着としても楽で、ちょっとしたお出かけもできるセットアップにもなる作務衣は今のライフスタイルに合っているといえます。

「もっと着心地良く、格好良く着られないか」と考え従来の和裁ベースに成り立っていた作務衣を洋裁（ファッション）のデザイナーと一から見直しすべてのパターン（裁断）をリデザインしました。

最近のアップデートではお客様からのリクエストで内ポケットを追加しました。作務衣は洋服のジャケットと違い、ゆったりとした形状なので素直に内ポケットを付けるとものを入れたときにダラリと着崩れしてしまいます。

デザイナー・パタンナーと共に試行錯誤し、襟に沿わせる形で縫込みをし着崩れしない独自の内ポケットを追加できました。

従来の作務衣ではどこか野暮ったさがありファッション性に乏しいものでした。作務衣を１からリデザインすることで作務衣を進化させることができました。

パンツも快適かつ格好いいスタイルを目指しリデザインしました。

風流にも・ファッションにも

クローゼットに1着あればさまざまなシーンで活躍します。

作務衣は様々なきこなしができます。上下セットで和風に着たり、上着は作務衣で下はデニムと合わせてもおしゃれです。

部屋着、旅行、ワークウェア、参拝、寺院巡り、イベント、もちろん毎日でも着ていただけます。作務衣ファンの方の中では「作務衣を着るようになって褒められるようになった」と話される方もいます。少し「おぬし、只者ではないな」感があるのかもしれませんね。

寒い季節はタートルネックでコーディネートするとGOOD。

パーカーやキャップなどとカジュアルに合わせても格好良く着られます。

リターン内容

色々と拘りましたので作務衣の中では少し高価なものなりました。いち早く見つけていただいたことに感謝を込め、MAKUAKE限定で割引いたしますので是非ご検討ください。

今回は上着のみ、パンツのみ、上下セットの３パターンをご用意しました。

サイズについて

作務衣はウエストがゴムと紐で調整でき、袖が少し短い仕様なので洋服のように細かくサイズが区切られていませんのでステイホームで太ったとしても、ある程度の体重増減なら問題ありせん。洋服のJIS規格と私どもの経験をもとに、適応身長を目安に記載していますのでご確認ください。

作務衣は元々やや袖が短めの商品です。モデル画像を参考の上、サイズをご確認ください。パンツは股上がやや長いです。股下ではなく普段お履きのスラックスなどの総丈でご確認いただければ幸いです。

サイズについてお悩みがありましたらいつでもご相談くださいませ。
上下別のサイズもお選びいただけます。

モデル着用：上下ともLサイズでジャストフィット
モデル体型：身長179cm、体重74kg、ウエスト84cm

※3Ｌご希望の方はLLをお選び頂き、応援購入後に「3Ｌ希望」とメッセージをお送りください

素材・お手入れ

素材：上着 純綿一重刺子、パンツ 純綿綾織。共に綿100％
縫製：日本製（群馬県）
染め：日本製（岡山）
お手入れ方法：家庭用洗濯機の弱流水にてお洗ください（ネット使用）
干し方：陰干し

特別企画・名入れ刺繍

自分の名前・好きな言葉・記念のタイトルなど特別なものになります。

柔道衣には名入れをする習慣があるので、今回の作務衣にも名入れ刺繍を承ります。応援購入の際に名入れしたい文字を漢字（５文字以内）もしくはアルファベット（１０文字以内）でご記入ください。
※くれぐれもお間違いなきようよろしくお願いいたします。

プレゼントにも

作務衣はなぜか人生の先輩方のほうが似合います。和テイストのラッピングも無料で承ります。
※ご依頼は応援購入の画面でご選択いただけます

「九櫻」「一杢」より一言

◆九櫻より

これまで、九櫻へのご提案で「作務衣」を作ってほしいとユーザー様からのお声をいただいておりました。今回、一杢さんとコラボで作務衣製作を実現できることがとても嬉しいです。九櫻刺子ブランドを立ち上げた当初より、武道衣由来の生地を日常生活にも取り入れていただきたいと考えておりましたので、作務衣の生地に使用されることで今後の可能性を感じています。

・会長 三浦より
九櫻は武道全般を扱うメーカーとして武道家の間では一般化されてる「作務衣」は作りたいと言う思いの中で、今回一杢さんとのコラボで長年の思いが九櫻刺子を介して叶うことが出来ました、そして一杢さんを通じてお客様にアピールできることは、九櫻として非常に感謝致しますとともに九櫻刺し子の魅力を感じていただければ幸いに思います。

◆一杢より

作務衣のデザインは今一番いいものができている自負があります。直近ではアウトドアで使用されるコーデュラ生地や裏起毛がすごい鬼起毛作務衣など作務衣の新しいスタイルに挑戦しています。
この度、ご縁がありコラボ作務衣を作ることができました。刺子織の生地は作務衣でも使われることがあり目新しさが少し足りないので納得いくものにはなっていませんでした。しかし九櫻さんの生地は強さの中にもしなやかさがありとても心地いいもので、これだ！とコラボのオファーをし今回うまく実現しました。もっと作務衣を着て欲しい！と願う私たちにとって自信をもって皆様にお届けできる商品づくりができたことを感謝しております。
作務衣玄人の方にも初めて着る方にも間違いなくお勧めできる商品です。ぜひご検討ください。