このプロジェクトは、これまで無農薬のイチゴを育ててきた、私　岡山了治が、井戸を掘ることでさらに美味しいイチゴをつくるためのプロジェクトです。

 ミズホファームは私１人で運営する小さな農園で三重県桑名市赤尾地内に借地にてイチゴのハウス栽培を４年前から８５０㎡ほどのビ-ニルハウスで作っています。
無農薬農業を広く知って頂けたらとの強い思いで、クラウドファンディングのスタッフの皆様の暖かい援助にも出逢え、当プロジェクトに駆け込んでみました。

１９４９年10月生まれのもうすぐ６５歳、男性です。イチゴしか作れない頑固者？

独り言と思って聞いて下さい。

｛イチゴの栽培期間はとても永く、親苗作り～小苗作り・育苗～圃場に植替え～育苗～開花結実～収穫・終了まで、十五か月を要する（一人で無理じゃー）（一人でやると言ったやないかァ）これ作業時間にするとまた凄い、二千数百時間を一人でこなすとなると休み無しでも毎日５．５時間しかも五か月間が親株作りと収穫が同時進行になるので、11時間になる、これ全て順調に上手く行ったとしての計算で、必ず病気やら害虫に見舞われること間違いなし、ここが農薬使用か、無農薬で通すかの分岐点。農薬散布なら早目に手を打てれば十アール（１０００㎡）一回に一時間ほどで終わり、無農薬となると害虫の駆除で一回当たり１０日は要するし１０日目に最初に戻ると、もう害虫がもとのモクアミ状態になり、いたちごっこしてそのシーズン終わりに、炭疽病などに見舞われたらもうお手上げでただ神様にお祈りします｝　

無農薬はあまりにも手間とリスクが有りすぎ、まだ世間一般には認知度が低く、価格に反映させるのが難しいので経営がもう大変！

これまでの私の給水方法は水道水を使う、明らかな”ＮＧ”でありました、ご存知のように水道水は各自治体が管理供給しており、管理には塩素の投入もあり夏季には特に塩素が増量されると思われる。この人工的障害物は早急に回避することにして、昨年、今年と2年続けて育苗中に苗の葉が枯れる病的な症状に（下記写真参照）遭いましたのを機に給水源の見直しに取り掛かりました。農業用水の確保は無理である現状にあっては自前の水源を持つこと「井戸を掘ります。」に至りました。　井戸の方は自力で掘ってみました。このあと、汲み上げポンプの設置と導水管の配置に十数万費用が掛かりますので御支援の資金を充てたく思います。

私の農業は、完全な無農薬にこだわりつづけることによる、おいしくて安全安心農業に日々全力投入することですが実を言いますと、美味しいイチゴは私が作るものでなく、美味しいイチゴになれるようお手伝いをしてみたい、イチゴが喜ぶようなことだけをしてあげたい、これは私の思い込みにもなりますが、自然の環境、状態に持って行くしか無いのかな、どうするか！まずは、農薬とか化成肥料とか無機質土、等々の不自然な物は使わない様にして本来の美味しさ、香りをイチゴ自ら出してもらうことで達成感を成したい、歓びたい、そんな思いでこだわりつづけたいです。

モノ作りの業界に身を置いて四十数年めの定年１年前に退職後就農を始めモノ作りの集大成と位置づけての六次産業化を目指し頑張っております。

経験のない販路確立につまずいて売上高の低迷つづきで、経営に赤ランプの点滅が始まって大変ななか、ここはもうひと踏ん張りしなくてはと思い打開策に昨年から冷凍保存中のイチゴをジャムにして御支援へのお返しにと、これから先への希望と自信になればいいなーとの思いがあります。

イチゴ栽培に休日はありません、今も来期用（１０月初旬植え予定）の苗作りの最中で、この苗作りの励みにもなれば超ハッピーです。

ご覧いただきありがとうございました。