家ではとことんくつろぎたい、快適に過ごしたい。作務衣をお持ちの方も、今年から挑戦する方も、京都伊吹が作る本格派・抜染作務衣の快適さを是非体験ください。

作務衣にはさまざまな素材や織りのものがありますが、こちらはオールシーズン着回すことができる、洋服のように日常に取り入れられる作務衣です。200年の歴史の京都伊吹が作る本格派の作務衣です。

今回は背中に紋の入った抜染作務衣 / 無地作務衣のご用意をしました。

1 - “オールシーズンいきな装い” 改良を重ねた現代版作務衣

作務衣は、江戸時代から親しまれてきた男性のホームウェア。本来は家の中で着るくつろぎ着ですが、“いきな装い”として外出着としても着用されるようなりました。

伊吹は作務衣や甚平の和装については歴史が深く、200年続く京都伊吹の知識を活かしさらに改良を重ねた現代版作務衣と言えます。

現代に寄り添う、ラフなのに男らしい普段着として着られるようにブラッシュアップし、作務衣のイメージを一新した「生まれ変わった作務衣」です。
直線断ちが特徴の作務衣は、体と布の間に不規則にゆとりができ、幅広い体型の人が綺麗に着ることができ、男の休日の新定番着とも言えます。

和装は品がありながらも、作務衣は作業着にも適しています。
着物と違い体の締め付けがなく、可動域が広いため日常の作業でもご着用いただけます。

伊吹が作る作務衣は、しっかりしたモダンな生地で製作しました。体のラインを拾わない程よい厚みと、通気性のあるバランスを追求しました！

2 - 表面にムラのある織りに、抜染加工した紋入り

生地の織りへのこだわり
この生地の大きな特徴は、ムラ糸といって、1本の糸に太い部分、細い部分がある糸を使うことで自然な凹凸感ができ、汗ばむ季節にも肌にまとわりつきにくい生地です。普通のコットン生地とは違いムラ糸を使った生地はふんわりとしたやわらかさも加わります。 糸にムラがあるため20番手というしっかりした糸を使用していても薄手に仕上がっています。形がきまるハリ感がありながらも、着心地抜群で非常に動きやすく快適です。

手捺染加工のこだわり
背中には京都伊吹オリジナルの紋が抜染加工してあります。
手作業で一つ一つ丁寧に色を抜く手捺染(てなっせん)で抜染加工を施しています。
伝統的な技術で、その風合いはとても特別なものに感じることができます。

手捺染は伝統工芸品にもよく使われている技法で、布に手作業で1色ずつ丁寧にプリントしていく染め方です。
手作業で丁寧に抜染するため、機械でのプリントでは出せない、手作業でしか生み出せない深みや色合いなどが味わえるのが特徴です。

もちろん手作業で抜染するからこそ、難しい部分や技術が必要な部分があります。

手捺染の大きな特徴として、複雑な柄も美しく再現できるため、筆の走りも細部まで表現しています。
また、染料が生地に馴染むため生地の風合いを損なわず染めることができます。

抜染加工をしている上着は、加工後洗いをかけているため、よりナチュラルな風合いが出ています。
着ていくごとにパンツとともに身体に馴染んできます。使い込むほどに味わいのある風合いに。

素材は綿100%の安心感。

ご自宅でケアしやすく、使うほどに味が出てくる天然素材です。

日常に和の贅沢をお手頃に味わうことができます。
気軽さもまた作務衣ならでは。

「本格派・抜染作務衣」のカラーは紺と黒の2色のご用意、
「本格派・無地作務衣」のカラーは黒の1色のご用意となります。

*無地作務衣の後ろ画像

*抜染作務衣の後ろ画像
抜染の紋の色は、地の生地の色が影響するため真っ白ではなく馴染みのいいクリームのような色味です。

背中に紋が入るとすらっと見栄えが良く、ストールと合わせても優雅な佇まい。

綺麗に立ち上がり、おさまりの良い襟元。

前合わせは首がすっきり見えます。

上着には大きめの左ポケットが一つ。

身幅は広めで締め付けがなくゆったりしています。

内側の紐で身幅を調節していただけます。

外側の紐も縛り、体型に合わせて身幅を調整していただけます。
そのため、可動域が広く様々な方に着ていただくことができます。

作務衣の袖口は作業しやすい様、やや広め、短めの作りです。

脇の両裾に馬乗り(うまのり)と呼ばれるスリットが入っており、動きやすく快適度が増し、さり気ないスタイルアップにも役立っています。

上着の後ろには伊吹オリジナルの紋章紙パッチが。
作務衣のために、ジーンズからイメージした紙パッチをロゴからオリジナルで作成しました。
さらにサイズ・シリアルナンバーが一着一着手書きで記され、あなただけの一着としてお届けいたします。

首元の裏には、伊吹の紋章ブランドネームが付いています。

パンツのポケットは脇両サイドと右後ろに、計3つ付いています。

パンツのウエストは調節が可能です。
さらにゴムと紐仕様で履き心地抜群。
前開きはファスナー付きです。

足首の部分も紐でシルエットの調節が可能です。作業時にはきゅっと結ぶことができます。紐を絞らない場合は、ストレートのシルエットになります。

詳細仕様

ゴムの伸縮も抜群のため、幅広い体型の方に着ていただくことができます。

生地は綿100%で、マットで凸凹感のある上品な織りです。
天然素材の風合いがあります。

京都の〈田中刺繍〉さんによる職人技
背中の紋は、手捺染で一つ一つ手作業で抜染しています。

職人により、とても手間のかかる工程を経て和装に合う風合いになっています。

手作業でこそ出る味わいをお楽しみください。

Mサイズ(紺)

身長：172cm

Lサイズ(黒)

身長：180cm

LLサイズ(紺)

身長：178cm

サイズスペック

〈抜染作務衣〉

抜染・手捺染加工後、洗い加工をしていますので上着のみ、無地作務衣のサイズより着丈が1割程度の縮みがあります。
このページにて掲載のモデル着用画像は全て抜染作務衣を着用しています。
今まで伊吹の無地の作務衣をご購入いただいている方は、1サイズ大きめでお選びいただくか、またはサイズスペックのご確認後、応援購入をお願いいたします。
また、抜染作務衣は洗い加工によるナチュラルなシワが発生します。
パンツは洗い加工をしておりませんので無地作務衣と同じく、縮みのないサイズです。
※手作業で仕上げるため、返品交換のご対応ができませんのでご注意ください。

〈無地作務衣〉

こちらは無地作務衣のサイズスペックです。
抜染作務衣に比べ、縮みがない分大きめのサイズになります。
表を参考に、お好みの着用時のサイズ感や普段の洋服の選び方で問題ございません。

作務衣のデザインはゆったりし着心地の良さは昔から変わらないものですが、伊吹の作務衣はより着心地を追求しパターンを改良し、全体的にオーバーサイズで製作しています。

・身長はあくまで目安になりますのでご了承ください。
・身幅やアームホールから袖口にかけて大きめのお作りになっています。
・パンツのウエストはゴム、紐で調節可能となっております。
※胴囲はウエスト、腰回りはヒップです。

素材

表地：綿 100%

お洗濯について

・ご自宅で、洗濯機にてお洗濯可能です。
・洗濯後は形を整えて直ちに吊り干ししてください。
・濡れたままで長時間放置しないでください。
・他のものに色移りする恐れがありますので、淡色のものと分けて洗ってください。
・乾燥機は使用しないでください。
・アイロンは当て布を使用してください。
・蛍光洗剤を使用しないようにしてください。

リターンについて

『抜染作務衣：180組限定のご用意』*紺/黒

「抜染作務衣」通常価格 18,680円 (税込)

①【早割 15%OFF】抜染作務衣 上下1点 14,280円 (税込) 限定30組

②【Makuake割 10%OFF】抜染作務衣 上下1点 16,800円 (税込) 限定150組

『無地作務衣：90組限定のご用意』*黒のみ

「無地作務衣」12,800円 (税込) 限定90組

※サイズによってご用意できる数が異なります。
生地に限りがあるためあらかじめ限定数量とさせていただきます。
今回の作務衣は、リターンが終了した場合でも追加の予定はございません。
色・サイズを選び、リターンを選択してください。

〈抜染作務衣〉

〈無地作務衣〉

スケジュール

公開期間終了後、2023年6月上旬〜中旬より順次発送を開始いたします。

FAQ

Q1. 和服は着方が面倒？

着物と違って作務衣は上下セパレートなので、最も簡単に着られる元祖セットアップなのです。また帯などの付属品を必要とせず、縫い付けの腰紐で結ぶだけなので体を締め付けず着脱も簡単です。

Q2. 作務衣の強度は大丈夫？

和装はデリケートなイメージをお持ちの方も多いですが、作務衣は元々、昔から僧侶が着ていた伝統的な作業着です。修行僧が作業着として日常で使うよう設計されているだけあり、とても動きやすい仕立てになっています。
外でも安心してアクティブに使用し、ご自宅で洗濯を重ねることができます。

Q3. 洗濯機は使えるの？

もちろん洗濯機で洗って頂けます。ネットに畳んで入れてそのままご自宅の洗濯機でお洗いください。お洗濯を繰り返すことで更に柔らかくなり、こなれた風合いが出てきます。
洗いざらしでも良いですが、当て布をしアイロンをかけることで張り感が復活し、新品のようにパリッとします。

*お取り扱い注意
・他のものに色移りする恐れがありますので、淡色のものと分けて洗ってください。
・濡れたままで長時間放置しないでください。
・衣類乾燥機(タンブル乾燥機)は使用しないでください。
・洗濯後は形を整えて直ちに吊り干ししてください。

スタッフの声

［男性,40代］

抜染の柄が目立ちすぎるかと思いましたが、実際着てみて、紋が入るとさらに風格が増して、意外と無地より良く感じました。
いつも作務衣を家で着ていますが、部屋着としてだけでなく、ちょっとした買い物でも着ていきたいです。

［女性,30代］

今まで作務衣に抱いていたイメージより、伊吹の作務衣は生地感やデザインが断然モダンで大人っぽい印象なのでぜひ男性に着てもらいたいです。

［女性,20代］

和の高級感がありながら、カジュアルに羽織としても着られるし、スウェットの上からなど洋服との合わせ方も良さそうです。
作業着としても良さそうなので、田舎で庭作業をする父にプレゼントしたいです。

伊吹がプロジェクトを始めたきっかけ

京都伊吹は創業200年、生地の製作、販売を行なっています。時代とともにその時代に寄り添った生地の開発を行ってきましたが、それと共に、今の時代にも変わらずいいと思える和装を皆様にお届けしたい！という想いがあり、マクアケプロジェクトを立ち上げました。

伊吹の和装をきっかけに、日本の和服の良さにも改めて気づいて頂けると嬉しく思います。
お家での時間をより快適にしたいという思いに寄り添い、
より身体が喜び、特別に感じるものをお届けしたい、そんな想いからこのプロジェクトを始動しました。

今回はちょっと外に出掛ける時も、格好良い！と背筋が伸びるような作務衣を届けたいと思い製作しました。
日常にちょっとした和の贅沢を味わっていただけますと幸いです。