東欧の雄のプレシャスな一夜、今回はヴァイオリンとの特別なデュオを楽しみください

東京・三田のハンガリー大使館で2月22日(木)午後5時半開場で、ピアノとヴァイオリンのデュオコンサートと大使館専属シェフによる料理、弊社・La Barat(ラボラ)のワインのハンガリーづくしのイベントを開きます。大使館での音楽イベントは一昨年11月、昨年8月に続き3回目となります。

これまでの2回はハンガリー・ブダペストの国立リストフェレンツ音楽大学(リスト音楽院)に留学し、ハンガリーの国家演奏家資格を持つ向田成人(むけだ・なりひと)さんのピアノコンサートでしたが、今回は向田さんの奥さん、松田彩さんのヴァイオリンとのデュオになります。

松田彩さんもリスト音楽院で学び、2021年に開かれたダヌビア・タレンツ国際音楽コンクールで第1位入賞を果たした実力の持ち主です。

向田さんはハンガリーの国家演奏家資格保持者

向田成人さんは1987年生まれの新進気鋭のピアニスト。ハンガリー政府奨学生としてリスト音楽院に留学し、日本人では数人の国家演奏家資格を取得しました。以来、ブダペストを中心にコンサート活動を行い、国内外のイベントで音楽監督を務めるなど幅広く活躍し、2022年9月よりドイツの名門ドレスデン・パルッカ・ダンス大学の伴奏講師として、バレエなどのクラスを担当しています。

リスト音楽院のコンサートホールで演奏する向田さんです

https://www.youtube.com/watch?v=Ve4glk-wWFs&t=10s

この動画は2018年にブダペストで開催され、向田さんが音楽監督を務めたFesta Della Musicaのアンコールシーンです。会場は三大テノールのプラシド・ドミンゴ氏も録音で使用したイタリア文化会館ヴェルディホールです。

向田さんご夫妻との出会いはChampion Wine

向田さんと弊社・La Baratの飯塚隆志が出会ったきっかけは、ハンガリーの首都・ブダペストにあるワインショップ、Champion wineさんです。リスト音楽院から歩いて行ける距離にあり、この店のオーナー、Kiss Szilard(キシュ・シラルド)氏はショップ地下レストランスで向田さんのコンサートを開き、ワインの輸出も手掛けています。

La Baratの飯塚はKiss氏の会社からハンガリーワインを輸入している関係で向田さんと知り合い、結婚前の松田さんとも知り合いました。上の写真は、Kissさんのご自宅に招待していただいた時の様子です。あまりにも仲睦まじい様子に、シャッターを切ってしまいました。

松田さんは音楽の都・ウィーンのコンクール1位

リスト音楽院のコンサートホールです。圧巻のパイプオルガンをバックに居並ぶ演奏者。その左端の赤いドレスの女性が松田彩さんです

この写真は2022年4月にハンガリーを訪ねた際、向田さんご夫妻に招かれたコンサートで撮影したものです。松田さん、とても堂々と演奏されていました。

松田さんもリスト音楽院の卒業生で、お2人の出会いもリスト音楽院のあるブダペスト。トップバナーの動画は、シューマンのヴァイオリンソナタ第1番を演奏する向田さんご夫妻です。お2人の「のだめカンタービレ」の逆バージョンを思わせるなれそめは、当日のトークで伺えると思います。

松田さんは東京音大の卒業。リスト音楽院の修士課程ヴァイオリン科を終えた後、第3回ウィーン・ダヌビア・タレンツ国際音楽コンクール弦楽器C部門にて1位を受賞。2021、22両年にはドレスデン王宮音楽祭で向田さんとバリトン歌手のマヌエル・B・カミーノらと共演し、22年7月に東京でソロリサイタルを開催しています。

結婚前から共演し、息もぴったり

この写真は向田さんに送っていただいたブダペストでの共演風景です。まだ結婚前の共演ですが、いい感じで演奏されています。

コダーイの3つのハンガリー舞曲やリスト、ブラームスなど

演奏は第1部と第2部に分けて行います。幕間の15分間には今回も世界三大貴腐ワインの1つ、Monte Tokaj(モンテトカイ)ワイナリーの2002年ヴィンテージ極上トカイワインを、チーズとともにお出しします。

第1部最初の曲は、バルトークのルーマニア民俗舞曲、ついでブラームスのヴァイオリンソナタ1番の第1楽章です。向田さんによると、このソナタはハンガリー人ヴァイオリ二ストによってはじめて演奏されたとのことで、ハンガリーでもよく演奏されています。

第2部の最初の曲はリストの愛の夢3番。この曲のみ向田さんのピアノソロとなります。そして、3回目の今回になって初めて演奏される作曲家・コダーイとヴェチェイの曲が続き、ブラームスのハンガリー舞曲5番が最後の曲となります。

食事中のアンコール演奏も!!

当日は午後5時半開場、6時開演ですが、大使館スタッフからハンガリーと日本の共通点などの説明もあり、閉宴時間も決まっておりますので時間がタイトです。

第2部後のアンコールは難しいですが、前回昨年8月時と同様、バイキング形式で皆様が食事をされている際にアンコール演奏が期待できます。

向田さんと松田さんのプロフィールです

琥珀色の2002年ヴィンテージMonte Tokaj

幕間にお出しする極甘口トカイワイン「Monte Tokaj Tokaji Aszu 6puttonyos 2002(モンテトカイ トカイアスー 6プットニョシュ)」は3年間樽で熟成させた後にボトリングされています。

すでに21年経過しているため、その色はブランデーと間違えるほど琥珀色そのものです。蜜の香りと蜜の味わいの中にきれいな酸があり、豊潤で複雑な味わいになっています。向田さんは「時間の経過とともに、口のなかで微妙に変化し、その変化がノクターンを想起させます」と話しています。

トカイワインの説明を少し記します。トカイワインは世界三大貴腐ワインの1つで、貴腐ワインが最初にできたのがハンガリー東部のトカイとされています。貴腐ワイン発祥の地だけあって、国を挙げてその品質管理に心血を注いでおり、残糖度という、1リットル当たりの糖分でトカイワインをランク付けしています。

この写真は昨年9月にトカイを訪れた際のものです。緑色のふっくらしたブドウの実がある一方で干からびた紫色の粒がありますが、これが貴腐菌がついてしぼみ、蜜の香りと甘さを凝縮させた貴腐ブドウです

残糖度でランク分けするのは、貴腐菌がついて甘みが凝縮された貴腐ブドウの使う量によって糖分が高まり、貴腐ワイン独特の蜜の香りと蜜の味わいが深まるからです。

Puttonyos(プットニョシュ)というのは単位で、5 Puttonyosには1リットルあたり120グラム以上、6 Puttonyosには150グラム以上の糖分が必要です。「Monte Tokaj Tokaji Aszu 6puttonyos 2002」は169グラムありますので、6puttonyosの中でも高い糖度を誇っています。

食事の最中には、写真の極甘口トカイワイン・CHATEAU CLOCHE TOKAJI ASZU 6puttonyos 2012(シャトー クロシュ トカイアスー 6 プットニョシュ 2012)も飲んでいただけるようにしますが、これも167グラムあります。

トカイワインは残糖度をボトルに記すことができ、この2本はワイナリーが自信をもっているワインですので、それぞれ169g、167gという残糖度が裏ラベルに記されています。

午後5時半開場、6時開演のプログラム

ここで当日のスケジュールをざっと記します。午後5時半開場で、レイトハーベスト(遅摘み)の甘口トカイワイン「NAAR Tokaji Koverszolo kesoi szuretelesu 2021 (ナールトカイ クベールソーロ・ケーショイ・スレテレーシュ 2021)をウエルカムドリンクとしてお渡しする予定です。

このワイン、阪急百貨店うめだ本店で昨夏に催事をさせていただいた時に人気で、今も定番として置いていただいています。アルコール度数は9.5%あるのですが、香りがよくて甘くてジュースのように飲めてしまうワインです。

開演は午後6時。パラノビチ・ノルバート大使の跡を継いで、昨年12月に着任したオルネル=バーリン・アンナ新大使からの挨拶(予定)の後、ケレケシュ・アンドラーシュ二等書記官からハンガリーと日本の共通点などについて説明があり、コンサートは午後6時半ごろからになります。

15分休憩中、Monte Tokajとともに楽しんでいただく1品は、ハチミツをかけた白カビのブリーチーズと熟成ハードタイプのコンテチーズを予定しています。

使用するハチミツは、ハンガリーの養蜂家、Nagyさんの純度抜群・アカシアハチミツです。このハチミツの透明さはアカシアハチミツの純度の高さを示しており、きれいな味わいがチーズの味わいを引き立てます。

大使館専属シェフが料理

料理を担当するのは大使館お抱えのラーツ・ゲルゴーシェフ(料理長)です。大使館でイベントをするたびに腕を振るっていただいており、参加者のみなさんから高い評価を得ており、用意された料理はどんどん出ていきます。

ゲルゴーシェフが「人数分以上にたくさん料理を用意したのに、ほとんどなくなってしまった」と嘆いていたほどで、残った料理を炊事場担当スタッフらの夜食用にと考えていたシェフの困惑顔が印象的でした。

ちなみに、ゲルゴーシェフはハンガリーの有名なレストランなどを経て専属シェフになっておりますので、様々な国のトップ、日本の有名人に料理を提供してきました。

この写真は一昨年11月に行ったペアリングイベント時のものです。

メニューは、毎回お出ししているフォアグラの料理、ハンガリーの郷土料理であるパプリカパウダーをたくさん使った牛肉のスープ・グヤーシュなどを予定しています。

フォアグラ料理は、極上トカイワインとのペアリングが秀逸なマリアージュになります。グヤーシュは赤ワインがおすすめですが、トマトベースのスープですので、白ワインにも合います。

メニューはまだ固まっていませんが、決まり次第、活動リポートでお知らし、メニューは参加券とともにお送りしたいと思っています。

乾杯のワインには趣向あり?

向田さんの演奏が終わり、食事が始まる際の乾杯は、Zengo(ゼンゴウ)というハンガリーの地ブドウの微発泡辛口白ワインを予定しています。ゲルゴーシェフからの提案で、ちょっとした細工をしますので、お楽しみください。

乾杯後には、ゲルゴーシェフが料理とワインの相性について簡単な説明をしていただけると思います。参考にしてお楽しみいただけたらと思います。

ワインは最低でも7種類

バイキングの際にご提供するワインは、まだ固まっていませんが、樽厳選の辛口白ワインや、赤ワインが有名なヴィッラーニ地方のワイナリー・JammertalのWunderlich 400 Arpensis ONYX 2015(ヴンダーリッヒ 400 アルペンシス オニックス 2015)などの辛口ワインもお出しします。最低でも7種類はご用意いたしますので、さまざまなハンガリーワインを味わってください。

最大50人のコンサート会場

写真はコンサートが行われる大使館2階の会場です。最大で50人の参加となりますが、もちろん、座って聞いていただけます。また、演奏終了後は椅子を壁際に寄せますので、疲れた方には座ってお食事やワインを楽しんでいただけます。

一昨年11月に開いた大使館イベントで演奏する向田さんです

パーリンカやウニクムも

写真は、ハンガリーのスーパーでの写真です。左端が知る人ぞ知るハンガリーの国民的ハーブ酒・ウニクム、その右はすべてフルーツブランデーのパーリンカです。パーリンカはプラムやナシ、モモなどさまざまな果実から作られており、このところ日本でも人気が出ています。

会場にはウニクムとパーリンカを計2、3本お持ちします。ウエルカムドリンクの際にも希望者には飲んでいただけます。

スケジュール・イベント詳細

・2024年1月11日 プロジェクト公開
・2024年2月12日 プロジェクト終了
・2024年2月13日　数日のうちに参加券を郵送
・2024年2月22日 イベント実施

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う ピアノと料理とワインの夜」

開催日 :2024年2月22日(木)
開催時間:18時から20時過ぎ(開場は17時半)
開催場所:駐日ハンガリー大使館(東京都港区三田2-17-14)
※未成年者は購入、参加できません。

・17時半から大使館1階にて受付を始めます。

・クロークもございます。

・用事がある人は早めに帰ることもできます。

・参加券と極甘口トカイワイン・Monte Tokajの引換券はプロジェクト終了次第、皆さまの手元に届くよう郵送でお送り致します。参加券や引換券は会場にお持ちいただかなくても、お名前をおっしゃっていただければ大丈夫です。

リターンについて

参加券のみのリターンと、参加券に極甘口トカイワイン・Monte Tokaj Toakji Aszu 6 puttonyos 2002　1本をセットにしたリターンを用意させていただきました。Monte Tokaj Toakji Aszu 6 puttonyos 2002の希望小売価格は1本税込み15,400円ですが、2,400円低い13,000円計算でセットにしています。

参加券のみのリターンは以下の3種類です。

■【超早割】23,000円(税込)×12

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う ピアノと料理とワインの夜」参加券1人分

【マクアケ価格】25,000円から2,000円引き

■【早割】24,000円(税込)×12

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う ピアノと料理とワインの夜」参加券1人分

【マクアケ価格】25,000円から1,000円引き

■【マクアケ価格】25,000円(税込)×12

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う 音楽と料理とワインの夜」参加券1人分

参加券と極甘口トカイワイン・Monte Tokaj Toakji Aszu 6 puttonyos 2002とのセットは以下の3種類です。

■【超早割】36,000円(税込)×3

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う ピアノと料理とワインの夜」参加券1人分と極甘口トカイワイン・Monte Tokaj Toakji Aszu 6 puttonyos 2002　1本

【マクアケ価格】38,000円から2,000円引き

■【早割】37,000円(税込)×3

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う ピアノと料理とワインの夜」参加券1人分と極甘口トカイワイン・Monte Tokaj Toakji Aszu 6 puttonyos 2002　1本

【マクアケ価格】38,000円から1,000円引き

■【マクアケ価格】38,000円(税込)×3

「東京・三田のハンガリー大使館で酔う 音楽と料理とワインの夜」参加券1人分

トータルのリターン設定数は45にとどめています。Monte Tokajとのセットが好評であれば、セットのリターンを追加するなど、最大50人分まで追加する予定です。

極甘口トカイワイン・Monte Tokajとのセットを応援購入していただいた方には、このショッパーでお持ち帰りしていただきます。(写真は一昨年のイベント時のものです)

資金の使い道

資金は新たなワインの購入に向けた準備資金や購入代金に使わせていただきます。

実行者紹介

株式会社La Barat（ラボラ）の前身は2012年12月 にベルギーチョコなどの輸入販売事業のために設立された株式会社ドゥ・アンバサダーです。2019年11月に 株式会社La Baratに商号変更し、ハンガリーワインの輸入販売事業の準備を本格化させました。

代表の飯塚隆志は1966年8月生まれ。関西大学社会学部卒業後、1年間の紡績会社勤務を経て全国一般紙に記者職で入社。2019年4月末に希望退職するまで記者として本社政治部や経済部、社会部、地方部、地方総支局で働いてきました。

退社後は「会社を辞めたらヨーロッパに行く」という一念の下、数年前から注目していたハンガリーを旅し、トカイやエゲルを自転車で回り、ワインを飲み、トカイワインの良さを知りました。その時にブダペストのワインショップ・Champion wineで出会ったのが、オーナーのKissさんです。Kissさんが所有しているMark WinesはMonte TokajとChateau Clocheというブランドをもつワイナリーでもあり、Kissさんを通じて輸入することを決断しました。

養蜂家のNagy Balazsさんとは、Kissさんとの調整役をお願いしている日本語通訳者のハンガリー人の友人を通じて知り合いました。

ハンガリーには親日家が多く、街も落ち着いていますので、ご高齢の方でも女性でも安心して楽しむことができます。将来的には旅行代理店と組んでワイナリーツアーを企画し、ハンガリーワインを購入していただいた方にワイナリーを訪れていただき、現地でトカイワインなどを味わっていただけたらと願っています。

よろしくお願い致します。