超希少！驚きの甲州古酒を見つけてきました

今回のプロジェクトはたった130本ほどしか残っていない甲州1999年ヴィンテージの古酒のすばらしさを皆さんにご案内するとともに、田草川 和仁というブドウ栽培とワインに不器用なまでの情熱を注いだ人間が醸すワインを皆さんにもっと知ってもらうためのリターンとなります。

合同会社 ほろ酔いカレッジは「飲んで食べて日本を元気に」をテーマに日本の「お酒」と「農」を応援するビジネスを展開している会社です。

https://horoyoi-college.com/

今回はコロナ禍でも懸命に頑張る日本ワインの美味しさ、楽しさをお届けしたいと思います。

ほろ酔いカレッジが偶然にも山梨の小さなワイナリーで眠っていた驚きの甲州の21年熟成の古酒に巡り合い、その味わいのとストーリーに共感し、このワインをブラッシュアップし、ぜひとも世に出したいと考え今回のクラウドファンディングに至りました。

「田草川 甲州古酒 ファミリーリザーブ 1999年」

ご紹介したい3つの理由

山梨の小さなワイナリーが父から息子へ紡いだ時の結晶が大きく開いた情熱のワイン

山梨県は日本で最もワインの生産が盛んな県で、ワイナリーの数も日本で一番を誇ります。そして日本のワインシーンを牽引してきた県でもあります。

では実際に山梨県ではどんなワイナリーがあるのかとなると「？」な方が多いのではないでしょうか。

日本ワインは近年注目を集めていますが一般的な知名度となるとまだまだです。その証拠に日本ワインの消費量はワイン全体の５％弱にとどまっております。

えー！と思われる方もいらっしゃるでしょうが、

そんなもんです。

例えばスーパーで安く並べられている国産ワインの多くは原材料を輸入し、日本で加工しているワインです。日本で造られたブドウからはできていません。

近年、国産加工と国産ブドウから作られるワインを区別するために「日本ワイン」というカテゴリーが制定されました。

それが５％弱なのです。

長らく日本ワインは「葡萄酒」という名のもと、地方の地酒としての役割を果たしてきました。

地酒ゆえにその愛好者は近隣の方々に限られ、地元資本のワイナリーも一定の規模以上には大きくなりませんでした。

その中には家族経営で代々ワインつくりに従事されてきたワイナリーさんもたくさんあります。

田草川さんが社長を務める東晨洋酒さんもそんなワイナリーの一つです。

現社長の田草川 和仁さんは素朴でありながらもアグレッシブなワインを作る栽培家兼醸造家です。自らがラガーマンということからラガーワインというブランドも展開しております。

ワインつくりはほぼ農業であります。ブドウの出来不出来がワインの質に大きくかかわってきます。ゆえに収穫までの半年余りは畑と向き合う日々が続くことになります。

そして天候に左右されながらやっとの思いで収穫し、その手塩にかけた葡萄の素材をしっかりと生かされたワインとして生まれ変わらせるのが醸造家の仕事です。

毎年同じブドウはできません。

その年その年が一期一会の勝負となる。たいへんな仕事でもあります。

そんな年月を過ごした田草川家に待望の次男「天」君が生まれました。

１９９９年のことです。

１９９９年は山梨県にとって素晴らしい天候に恵まれたヴィンテージでした。糖度もしっかり上がり、甲州種で長期保存も可能な年となりました。

醸造家は思います。

「この子が20歳になったら一緒に飲める。それほどのヴィンテージかも」

通常甲州種はフレッシュで繊細な味わいが身上ですので、長期保存することはあまり考えません。でも、1999年は何かを予感させられるヴィンテージでもありました。

ちょっとした挑戦ではありましたが息子との乾杯に思いを馳せながら、その日から甲州１９９９年は静かに眠りにつきました。

それから10年後、２００９年。
醸造家は思い出したように、寝ていたワインたちを揺り起こします。
もうあと１０年。良い状態を保つためにちょっとした工夫を施します。

そこで、あと１０年眠らせるために３か月間の樽熟成を施したのです、骨と肉をつけることで新たな眠りへの準備が整いました。

そして目覚めの２０１９年が過ぎ、

われわれほろ酔いカレッジが醸造家からそのワインを紹介されたのは２１年目の２０２０年。

見事なあめ色になった甲州種はきれいな光沢を放ち、ドライで滋味あふれる味わいへと変化しております。

驚くべき熟成を遂げた甲州ワインがここにあります。

ワインのプロたちも初の経験に目を見張る

今回、このワインを事前にソムリエ、酒匠、ワインバー店主、そして一般のワインラヴァーの方々に試飲をしてもらい、様々なコメントをいただきました。

その方々がこぞって「こんな甲州種飲んだことがない」とコメントしてくれています。
甲州というブドウは日本古来からあるワイン用のぶどう（ヴィティス ヴィニフェラ種）で主にフレッシュな柑橘系の香りと軽やかで穏やかな酸、すっきりとした後味が特徴です。

様々なスタイルのワインになりますが、総じて早めに飲まれることが多く、熟成を目的としたスタイルはごく一部のモノしかありません。

同じ熟成させたものの中でも田草川1999年は完全にあめ色をした酸化を思わせる色合いです。そして、その輝きはきれいに熟成されたシェリーやポートを彷彿させます。しかしながら特筆すべきはフレッシュな風味を感じさせてくれる古酒であるということです。

あんずやナッツの香りを感じ、極端な熟成香は感じられません。舌触りはきれいで繊細、仄かな果実味とミネラル感ある複雑な味わいは絶妙なバランスをもち口の中を満たします。
このワインが還元的な熟成になっていないのはスクリューキャップでの瓶内熟成が大きく、ひじょうに健康的な変化をしているのがわかります。

そしてぜひお料理と一緒に楽しんでいただきたい。

甲州種は日本の品種ゆえに「和食」にひじょうに合う事で知られていますが、田草川1999年は和食でも煮物、すき焼きなどお醤油を使った料理、そしてタイやベトナムなどのエスキック系の料理、中華では酢豚などがばっちり。
とにかく単体で楽しむよりはお料理と一緒に楽しんでいただくのがオススメ。

一緒に知っていただきたいたい東晨洋酒の魅力

今回は田草川 甲州古酒 ファミリーリザーブ 1999年を楽しんでいただくと同時に東晨洋酒という山梨の隠れたワイナリーをご紹介するため3つのリターンをご用意しました。

一つは田草川を楽しんでいただくためのワイングラスをセット、

二つ目は東晨洋酒のファンに向けてこの企画だけにアッサンブラージュした限定赤ワインをセットした2本セット

三つ目は東晨洋酒をもっと知っていただくために東晨洋酒の別ブランド「ラガーワイン」の赤と白を各1本ずつの計3本セットをご用意いたします。

スケジュール

1月22日クラウドファンディングスタート

3月21日クラウドファンディング終了

4月中旬リターン発送開始

Ｍａｋｕａｋｅ限定ワインも特別に用意した3つのリターン

①田草川 甲州古酒 ファミリーリザーブ 1999年 750ｍｌ 1本＆グラス（シュピゲラウ）1脚セット 【36セット】 11,000円（税込み）

注）写真のグラスはイメージです

②田草川 甲州古酒 ファミリーリザーブ 1999年 ｍｌ 1本＆クラウドファンディング記念特別アサンブラージュ赤（メルローとマスカットベーリーＡ）1本セット

【４８セット】 １３，２００円（税込み）

注）写真のＭａｋｕａｋｅ特別限定ワインはイメージです

③田草川 甲州古酒 ファミリーリザーブ 1999年 750ｍｌ 1本

ラガーワイン オール フォー ワン（白） 2015 750ｍｌ 1本

ラガーワイン ワン フォー オール（赤） 2015 750ｍｌ 1本

【36セット】１４，３００円（税込み）

白は甲州種、赤はマスカットベーリーＡを使用

資金の使い道

集めた資金は商品の購入やアッサンブラージュワインの企画開発に使用いたします。

実行者紹介

ほろ酔いカレッジ運営チーム

https://horoyoi-college.com/

青山 敏子

合同会社ほろ酔いカレッジ代表
株式会社グラウンディング代表 インターネットラジオRadicroの制作件パーソナリティ。自ら３つのお酒番組を担当する発信力の人。

西島 俊裕

株式会社ワインハーツ代表 ワインと日本酒をこよなく愛す酒販店を経営。

上田 哲也

チアフルハーベスト代表 店舗プロデュースを通じて外食産業に携わるかたわら一次産業である農業の未来を考える人

田草川 和仁

東晨洋酒株式会社代表 山梨市にあるワイナリー。朴訥とした人柄そのままのワインを造ってコアなファンがいっぱい、実はアグレッシブな挑戦をし続ける醸造家でもある。ラクビーをこよなく愛するラガーマン。