あなたの知らないヴィンテージ日本酒3つの魅力

①ワインやウィスキーのように日本酒にも熟成酒の歴史があった

鎌倉時代より、日本にはお酒を熟成させ、時を経た芳醇な香りや深い味わいを楽しむ食文化がありました。皇室の婚礼の儀式でも9年古酒が使われるなど高級酒として存在していましたが、明治時代の酒税法の改正後、リスクを伴う熟成を行う酒蔵は激減し今では限られた酒蔵にしか熟成古酒（以下、古酒）は残っておりません。
「古昔の美酒（いにしえのびしゅ）」は、現代でも古酒を作り続けている職人とともに日本の伝統的な高貴な食文化であった古酒を復刻させることを目的に立ち上がった国産ヴィンテージ専門のプレミアムブランドです。

②全生産量の0.1％以下の希少な古酒を更に厳選した長期熟成古酒

現在酒蔵は全国合わせて約1200蔵ありますが、その中で伝統の熟成技術を継承しているのはごくわずかです。
江戸の頃までは新酒よりも古酒／熟成酒を愛でるという粋な酒文化が存在していましたが、明治の酒税法をきっかけに熟成を手がける酒蔵は激減しました。
「古昔の美酒（いにしえのびしゅ）」は、日本全国100蔵以上を巡り、原則10年以上の熟成を経た芳醇な香りと味わいが特に優れた長期熟成ヴィンテージのみを発掘し、ワインソムリエと共に厳選を重ねてまいりました。
これらの古酒は全新酒生産量の0.1％以下しか残っていない大変希少なお酒です。

③時のみが知る熟成を経た変化そして進化

日本酒は熟成させると、味の変化の方向性は、貯蔵温度やその季節の変化、貯蔵容器、もともとの酒質によってさまざまですが、全体としてカラメルのような甘みと香ばしさが現れるのが特徴です。また、色の変化も楽しんでいただけます。含まれる成分の時間変化によりかわりますが、成分濃度が高いほど、熟成期間が長いほど、貯蔵温度の寒暖差が大きいほど、色が濃くなると言われています。

銘柄によりとても幅広い味わいに変化するため、「古昔の美酒（いにしえのびしゅ）」では古酒を３つの要素で味わいを表現しています。

≪甘味≫ カラメルのような甘さが強いほど古酒らしさが味わえます
≪酸味≫ 酸が高いほどキレが良く料理との相性が増します
≪香り≫ フルーツや香辛料など、日本のお酒とは思えない多様な香りが感じられます

和食に限らずフレンチ、中華、イタリアンなど様々なジャンルのお料理と合わせてお楽しみいただけます。またスイーツとの相性もとても良いです。

古昔の美酒の古酒を体験した90％以上の方が美味しいと評価！

古酒の美味しさや魅力を伝えるイベントを定期開催

コロナ前の2020年2月にチョコと古酒とのペアリングを提案する「＆古酒 2020Valentine」を開催し約300人が参加。受付でリーデル社のワイングラスを配布し30銘柄の古酒と17ブランドのチョコとの贅沢なペアリングをお楽しみいただきました。

その他にも、レストランでの賞味会やオンラインでの試飲体験会など、より多くの皆様に古酒の美味しさや飲み方などの魅力を伝えていくイベントを定期的に開催しています。

フレンチレストランでのメディア、バイヤー様向け賞味会

グラスソムリエとの古酒グラス勉強会

シェフ向けの古酒勉強会（フレンチ、イタリアン、中華、和食など）

古昔の美酒（いにしえのびしゅ）の評価

このように私たちが古酒を世界に広めていく活動をスタートさせてから早2年間、リアルイベント、オンライン交流会などを通じ、延べ4000人を超える方々に古酒の歴史、飲み方、お食事との合わせ方、楽しみ方などをしっかりとお伝えしながら飲んでいただきました。

結果、9割以上の方々からいただいた私たちの古昔の美酒への全体評価が「美味しい」でした。

＆古酒2020Valentineの参加者からも大変高い評価をいただきました。

－古昔の美酒試飲体験アンケート調査－

Q1 古酒は美味しかったですか？
A1 美味しかった 94.4％

Q2 古酒の香りはいかがでしたか？
A2 好きな香り 86.5％

▼調査対象数 4,000名
▼男女比割合 男性40％ 女性60％
▼年齢層割合 20代10％ 30代20％ 40代25％ 50代25％ 60代20％

フランスワインコンクールでも3銘柄で金賞を受賞

フランスで開催された「第15回フェミナリーズ 世界ワインコンクール2021」日本酒の熟成酒部門に、長期熟成古酒を厳選し集めたプレミアムブランド 「古昔の美酒」の中から3銘柄「1984岩の井」「2009幻の瀧」「2010龍力」を出品し、すべて金賞を受賞いたしました。

※フェミナリーズ世界ワインコンクールとは、世界中の女性ワイン専門家が選ぶ、ユニークな国際コンクールです。大きな魅力は、審査員がすべて女性であるということ。経験豊かな、女性ソムリエ、女性醸造家、女性ジャーナリスト、女性シェフなど約600名の女性ワイン専門家が集まり、厳正なブラインド・テイスティングで審査します。この世界で無二の評価方式であるため、ワインの本場フランスでのTOP５のコンクールと評されるほど世界的に注目度が高まっています。

「古昔の美酒とブランド肉」新たなペアリングの発見！

淡路島の直営ダイニングラウンジ「古酒の舎 -KOSYUNOYA-」

淡路島にある旗艦店、古酒の舎では、店長のワインソムリエが様々な角度から古酒の魅力をお伝えし、試飲だけでなくペアリングまで体験いただくことが出来ます。

＆古酒 2021 東北week開催

東北震災10年目の節目にあたる2021年。東北復興支援の取り組みの一環として、同じく1995年に大震災を経験しているここ淡路島から古酒の力を活用し東北の魅力を伝えていくイベントを7月に開催致しました。

東北が誇るブランド肉からは、
・バルバリー鴨（青森）
・比内地鶏（秋田）
・しもふりレッド（宮城）
・米沢牛（山形）
・福島牛（福島）
・ほろほろ鳥（岩手）
がエントリー。

なかなか出会えない魅力的な東北のブランド肉を、素材の味が引き立つようにシンプルに調理して、東北で造られた様々なタイプの熟成古酒をペアリングさせて体験していただくとても贅沢なイベントとなりました。

この中でもお客様にも一番人気が高かったペアリングが「古昔の美酒1997喜久盛」と「ほろほろ鳥」との組み合わせでした。

「古昔の美酒1997喜久盛」と「ほろほろ鳥」の特別セットを開発！

ワインソムリエも最初から一番お勧めしていたペアリング

今回のペアリングを考えた古酒の舎店長であるワインソムリエの松本が開催前から実は力を入れていたのがこのペアリング。
ソムリエとしての修行時代にフランスでよく食べていたのがほろほろ鳥。
ほろほろ鳥はくせが少なく、火を通せば淡白な白身のお肉ですがキジ科ということもあり、味わいがしっかりとしていて旨味が強く、しっとりと焼き上げると極上な食材です。
テイスティングしてこれに合わせたのは、同じ岩手の酒蔵で喜久盛酒造の1997年ヴィンテージの古酒。南国フルーツのような甘味のある華やかな香りと、香ばしい風味に酸と甘味のバランスが心地よい、『1997上撰喜久盛』です。

このペアリングは、企画した松本自身も驚きを隠せなかったほど。
ほろほろ鳥の肉が持つ甘みと古酒の甘味、香ばしい古酒の風味がアクセントとなり、お肉の個性がより際立ち旨味の相乗効果でまさにマリアージュ。お客様からも「いままで体験したことのない初めての味わいだ！」と大絶賛となりました。

ご自宅でもこの絶品のペアリングを！

そこで、この評価が極めて高かったペアリングセットを、さらに多くの全国の皆さまにご堪能いただきたくマクアケ限定で企画しました。

食中酒として新しいお酒のジャンルである希少な熟成古酒「古昔の美酒」と、ミシュラン星付きレストランにも提供している石黒農場さんに特別にご協力いただき、熟成古酒とほろほろ鳥を新しいペアリング商品としてセット化します。

是非この機会に他にはない贅沢なペアリング商品をご自宅でもご堪能ください。

ほろほろ鳥の特徴

①おいしさ
コクがあり、肉質は柔らか。においや癖もなく、とてもジューシーで、口の中でとろけるような食感です。

②栄養
ほろほろ鳥は、タンパク質とコラーゲンが沢山含まれており、鉄分は魚の3倍以上あり、ビタミン類も豊富です。脂肪は、良質の脂肪なので低コレステロールです。

③食へのこだわり
危険性のない食材を第一に、ほろほろ鳥に与える為のお米の生産、ほろほろ鳥専用の薬を入れない餌を配合して育てています。

生産者：石黒 幸一郎氏

皆さんはじめまして、毎日ほろほろ鳥と生活している幸一郎です。
たくさんの方々に、ほろほろ鳥を知ってもらいたい！それが、夢です。
石黒農場は祖父と父が開拓で入り、いろんな事をしながらこの鳥に出会い、30年もの間続けてきました。そんな思いに感謝しながら頑張っていきたいと思います。

東日本大震災から10年。東北の酒蔵の現状。

今年は東日本大震災から10年目の節目の年ですが、復興は道半ばであり、さらにその後の台風や豪雪雨災害に加え、コロナ禍で人の流れが停滞し地方の酒蔵は非常に厳しい状況です。

東北の喜久盛酒造は、明治27年に創業した岩手県北上市に残るただ一つの酒蔵です。平成23年に東日本大震災で被災し、屋根が潰れ土蔵が崩れるなど酒蔵半壊と醤油蔵全壊の被害を受けました。さらに今年の豪雪で、工場の屋根が倒壊してボイラーが破損し、洗瓶や火入れなどの作業が出来なくなってしまいました。

喜久盛酒造 藤村卓也社長にインタビューしました。

Q1「10年前の震災の時は、どこで何をなさっていましたか？」

「東日本大震災が発生した時、自分は関連会社の敷地にいました。
揺れが収まるのを待ち、車に乗って片道10分ほどのところにある酒蔵を見にいったところ、母屋の庭に社員全員が避難しており、まずは人的被害がなかった事にホッとしたのを覚えています。」

Q2「被害の状況はいかがでしたか？」

「事務所内は書類が散乱し、展示室は創業当時の貴重な酒器が棚から落ちてほぼ割れ、蔵の壁や屋根は崩れて素人目に見ても尋常ではない被害を負った事がわかりました。ただ、お酒の在庫は全て瓶詰めした状態でP箱と呼ばれるプラスチックケースに収められており、それらは崩れる事なく一本の破損も出なかったのが不幸中の幸いでした。熟成古酒1997喜久盛も無事でした。」

Q3「その後も、雪害や地震の影響で大変だったとお聞きしていますが、今後どのような展開をお考えでしょうか？」

「東日本大震災の後、様々な要因から酒蔵の修繕が非常に難しいという事がわかり、結果として震災後に廃業した近所にある他社の酒蔵を間借りして酒造りを行う事になりました。しかし、これはあくまでも自社を修繕するまでの一時凌ぎの場所であり、近い将来は被災した酒蔵を修繕して製造所を創業の地に戻す事を目標にしています。コロナ禍も起き酒造業者にとって再び先行きが見えない状態に陥っています。しかし、5代目社長として廃業するつもりは微塵もありません。志を持って何年かかってでもそれは成し遂げていきたいと考えています。」

と藤村社長は力強く語ってくれました。

本プロジェクトのリターン商品について

古昔の美酒

（１）「1997上撰喜久盛」（720ml、特注化粧箱入り）

（２）「東北蔵5本飲み比べセット」（180ml×5銘柄）

※1997 上撰 喜久盛（岩手）、1998 里の泉（福島）、
2003 山吹（秋田）、2004 峰の雪（福島）、2006 谷乃越（福島）

（３）「マクアケ限定 東北蔵2本飲み比べセット」（180ml×2銘柄）

※1997 上撰 喜久盛（岩手）、2003 山吹（秋田）

①1997 上撰 喜久盛（岩手）

②1998 里の泉（福島）

③2003 山吹（秋田）

➃2004 峰の雪（福島）

⑤2006 谷乃越（福島）

ほろほろ鳥

岩手のマイスター×三ツ星レストランご用達のほろほろ鳥。フランスで食鳥の女王と呼ばれる高級鳥ほろほろ鳥を使い、岩手のソーセージマイスター石川貴浩が作り上げたほろほろ鳥のハムやソーセージです。

とろけるような口当たりのササミや手羽をそのまま燻製に。あっさりめの味にほのかに桜の燻煙が香る上品な味わいです。おつまみにも料理にもオススメです。

（１）数量限定セット（２種）

①ほろほろ鳥角ハム

②ほろほろ鳥やさしいスープ

（２）ほろほろ鳥セット（２種）

①ささみ燻製×1

②粗挽きウインナー×1

（３）ほろほろ鳥セット（５種）

①ほろほろ鳥手羽燻製

②ほろほろ鳥ささみ燻製

③ほろほろ鳥粗挽きウインナー

④ほろほろ鳥角ハム

⑤ほろほろ鳥ささみジャーキー

マクアケだけのリターンの魅力
早割はさらにお得！

① 長期熟成古酒「1997上撰喜久盛」の720ml豪華パッケージをマクアケ限定で販売開始します。

②人気の高い東北の古酒2本を特別セットにした「東北2本飲み比べセット」をマクアケ限定で販売開始します。

③「古昔の美酒」に合う東北地方の地場産品の中から、全国的にも希少な「ほろほろ鳥セット」を新たに3セット開発して販売します。

④ 早割として断然お得な2つのリターンを開始します。「古昔の美酒」の上撰喜久盛720mlもしくは東北5本飲み比べセットを購入いただいた方、それぞれ先着50名様（合計100名様）にはプラスして「ほろほろ鳥」をセットでご提供いたします。

⑤リターン商品のお届けは「古昔の美酒」は常温で、「ほろほろ鳥」はクール便で別送いたしますの同時に届かない場合があります。ご了承ください。

⑥リターン商品に特定原材料7品目は含まれておりません。

スケジュール

8～9月 匠創生＆石黒農場打ち合わせ

セット商品の企画、商品化、サイト内容調整

9月 プロジェクトスタート

11月 プロジェクト終了

12月以降 順次商品発送

※応援購入数が想定を上回った場合には発送が遅れる場合がございますので予めご了承ください。

資金の使い道

商品の開発にかかる経費、商品開発デザイン、返礼品、消耗品費等

実行者紹介

株式会社匠創生（兵庫県淡路市）

https://oldvintage.jp/pages/company

有限会社石黒農場（岩手県花巻市）

https://ishikuro-farm.com/