「マスクを捨てるのはもったいない」を、「毎日1枚、使って捨てるのが当たり前」に変えたい。そんな思いから生まれたのが「日めくりマスク」です。

不織布マスクは毎日新しいものに取り換えることが推奨されています。しかし、「もったいない」という理由で、翌日も再利用する人がいるというアンケートデータがあります。

「カレンダーがもったいないから、今日はめくるのをやめておこう」という人はいません。誰もが知る日めくりカレンダーの「毎日めくって捨てる、分かりやすさ」を、毎日のマスク習慣に応用しました。

日めくりカレンダーのカレンダーは袋状になっています。袋の中には、毎日1枚分の不織布マスク（※）が入っています。

※マスクは無塵服・手袋・マスク・静電防止靴を着用し、衛生的な環境で個装、カレンダー袋に封入しています

使ったマスクは、その日のカレンダー袋に入れてごみ箱（※）に捨てましょう。マスクは、直接触れないように捨てるのが望ましいとされています。マスクを正しく捨てることは、海や生物に影響を与えるマスクごみ問題の解決につながります。

※カレンダー袋、マスクは燃えるごみです

マスクを取り出した後のカレンダー袋は、そのままバッグへ！ 外出先で食事をする際のマスクケースとしてご利用になれます。

「日めくりマスク」は壁掛け製品です。玄関やリビングの壁に掛けたり、お出かけ前に手に取りやすい場所に飾ってください。和風、洋風、どんなインテリアにもなじむデザインを意識しました。

「日めくりカレンダー」のヘッダー部分には、主張しすぎない上品な淡いグレーのクロスをあしらいました。

カレンダー面は、あえて「よく見かける日めくりカレンダー風」のデザイン。一見日めくりカレンダーなのに、なかからマスクが取り出せる意外性を意識しました。

「日めくりマスク」は、ギフトにもぴったりの商品です。単なる贈り物ではなく、その人への思いやりを一緒に伝えることができます。

・3月は卒業式、新生活準備など、イベントの多いシーズン。「体に気を付けながら楽しんでね」と思いを込めたギフトに。
・「ついつい昨日のマスクをつけちゃう」家族や、おじいちゃん、おばあちゃんへのギフトに。

滋賀の工場で丁寧に製造しています

「日めくりマスク」に封入しているマスクは、ソフトで柔らかい国産不織布をプリーツ立体加工しています。琵琶湖の山側に位置する、自然豊かな工場で製造しており、ふるさと納税サイトでも人気がある商品です。Made In Japanの文字と桜のモチーフをマスク本体に刻印しています。

厳しい品質検査を潜り抜けたマスクだけを出荷

クリーンルームを完備し、無塵服・手袋・マスク・静電防止靴を着用して不織布マスクの製造・検査・封入作業を行っております。入退室のたびにエアブローを行い、徹底的な衛生管理をしています。自社で設定した厳しい検査基準をくぐり抜けたマスクだけを出荷しています。

実用新案取得済、スパイラル耳ゴム

耳が痛くなりにくい、スパイラル耳ゴム（実用新案取得済）を採用しています。マスクを着用することが当たり前になった今、長時間の使用でゴムが耳にあたり、不快に感じる方も増えています。「耳に優しいマスクを！」と開発チームが検討し、この耳ゴムにたどり着きました。スパイラルの耳ゴムは、ふわふわしていて伸びが良く、耳にやさしくフィットします。

Q：届くのは3月分のマスク。もうちょっと早く届きませんか？

A：大変申し訳ありません。「日めくりマスク」は工場で大量生産することができず、一つ一つ手作業で組み立て、衛生面の整った環境で封入しています。二拠点で製作するため時間がかかり、早くお届けすることが難しくなってしまいました。

Q：使わなかった日のカレンダーとマスクはどうすれば良いですか？

A：外出しなかった日のマスクは、予備用のマスクとしてお使いいただけます。マスクは個装されていますので、いつでも使いたいときに清潔にお使いいただけます。

Q：「昨日の日付」「今日の日付」どちらのマスクを使えば良いのですか？

A：どちらでもご利用いただけます。
昨日の日付：カレンダーに今日の日付を表示したい場合は、昨日の日付のカレンダーをめくり、マスクを取り出します。
今日の日付：今日の日付のマスクケースとして使いたい場合は、今日の日付のカレンダーをめくり、マスクを取り出します。めくったカレンダー袋をマスクケースとしてお使いください。

Q：4月以降の「日めくりマスク」が欲しいです。どこで購入出来ますか？

A：今回のプロジェクトは、プロダクトの価値に共感してくださる方がどのくらいいるのかを、製品化の前に確認させていただくために実施しました。継続販売については、プロジェクト終了後に検討いたします。何卒ご理解いただきますよう、お願いいたします。

Q：「日めくりマスク」に同梱されているマスクのサイズを教えてください。

A：マスクのサイズは約175㎜×約95㎜です。市販の「ふつうサイズ」として販売されているマスクと同じ大きさです。

Q：カレンダーを切り取るときの力加減が気になります。

A：その日の一枚を力を入れずに切り取れるように、カレンダー袋にミシン目加工を入れています。カレンダー袋を下に引き抜くかたちで切り取る仕様です。壁にかかる力が気になる場合は、ヘッダーに片手を添えて下に引き抜くよう、お願いいたします。

・プロジェクト実行予定日： 2021年12月22日～2022年1月5日

・リターン発送予定日： 2022年2月24日

・カレンダー使用月： 2022年3月1日～3月31日（１か月）

今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、リターンに設定させていただいた「日めくりマスク」の製造、発送の費用として使います。

日めくりマスク（3月1日～3月31日分/国産不織布マスク31枚入り）

製品サイズ：縦26cm×横14cm×高さ約7cm、重さ約300g
マスクのサイズ：約175㎜×約95㎜

(1) 日めくりマスク×1個セット ：4,700円（消費税・送料込）
※送料1100円（消費税込）が含まれた金額です

(2) 日めくりマスク×2個セット ：8,400円（消費税・送料込）
※送料1100円（消費税込）が含まれた金額です
※1個あたり、500円お得！

(3) 日めくりマスク×3個セット ：12,100円（消費税・送料込）
※送料1100円（消費税込）が含まれた金額です
※1個あたり、667円お得！

(4) 日めくりマスク×12個セット ：45,800円（消費税・送料込）
※送料1540円（消費税込）が含まれた金額です
※1個あたり、883円お得！

「今までにない手法で社会課題を解決したい」3社のコラボレーションによるプロダクト

「日めくりマスク」は、不織布マスクにまつわる課題解決を目指す、3社のコラボレーションプロダクトです。

「日めくりマスク」のアイデアは、2020年12月にヤフー株式会社の「LODGE」が開催した「これからのマスクを考えるアイデアコンペティション」から生まれました。

アイデアをエントリーしたのはヤフー社員。「誰でも直感的に理解できる日めくりカレンダーのUX（ユーザー体験）を、新しいマスク習慣に応用したい」思いから、「LODGE」との合同チームを結成。課題に共感する企業を募集しました。

ヤフー株式会社 オープンコラボレーションハブ「LODGE」

LODGEは、ヤフー内外のヒト・モノ・コトをミックスして化学反応を起こす、プロモーターの集まりです。 組織・業界の垣根を超えてつながるパートナーとの協働を通して、公益性と先進性のあるイノベーションの創出を目指します。現在はオンラインをベースに活動し、自治体DXを支援する取り組みや、テクノロジーを用いた、分野横断的なものづくりの推進などをおこなっています。

https://lodge.yahoo.co.jp/

小川良株式会社

1974年創業。不織布マスクの他、機械加工やアパレル商品も製造している技術集団です。今年から再開したマスクの事業はふるさとの納税の返礼品に選ばれ東近江市産の国産マスクとして注目を浴びています。コラボレーション製品を作る独創性を持ち、社会課題解決に前向きな会社です。マスクをご購入頂いた資金を「環境に優しいマスク」の商品開発および生産活動に活用しています。

https://ogawayoshi.com/

株式会社気生堂印刷所

「ものづくりのまち」大田区を拠点に、ポスターやパンフレット、カタログなどの商業印刷や、美術印刷、ノベルティなど、多岐に渡る製作を手掛けています。受注だけでなく企画提案も積極的におこない、進化する情報産業の中で最新のデジタル設備と匠の技を駆使して、常にお客様へリーズナブルで質の高い製品をスピーディに提供すべく努力を重ねています。また、SDGsへの取り組みとして、CO₂削減などに積極的に取り組んでいます。

http://www.kiseido.jp/

小川良株式会社（滋賀県東近江市聖徳町）

～ マスク事業再開ヒストリー ～
当社は2009年～2011年の２年間、不織布マスクの製造を行っていましたが、設備はバラバラに解体し、クリーンルームの一角に置いていた状態でした。

2020年、日に日にマスク不足が騒がれ、知り合いの方々からも「マスク事業再開を」と望まれる声も頂いていましたが、市場に材料は枯渇しており、状況を見守るしかありませんでした。

しかし、とある日、創業200年の不織布メーカー様から「小川良さん、不織布を供給できるよ！」とお声掛け頂きました。また同時に靴下ゴムメーカー様からも「オリジナル耳ひもを作れるよ！」とお声掛け頂きました。当社もバラバラになっていたマスク設備を組み立て直し、「何とかマスクを供給出来るように体制を作ろう」とマスク事業の再開を決意しました。

マスクを製造していたスタッフも残っていた為、短期間で事業を再開させることができました。様々な事業を展開している当社は、品質重視の考え方が根付いており、お使いになられる方の快適な利用シーンを常に念頭に描いています。クリーンな環境と管理の元、１枚ずつ丁寧に製造し検品するスタイルを貫き通しております。

今ではマスク不足も解消され、様々なマスクが国内に溢れるようになりました。少しは世の中の役に立つことができたかと思います。マスクをご購入頂いた方とのご縁を大切に、引き続き「世の中に役立つもの」を作っていこうと思います。

実行者の思い

この製品は、小川良株式会社、ヤフー株式会社オープンコラボレーションハブ「LODGE」、株式会社気生堂印刷所の3社コラボレーション製品です。各社の強みと知恵を出し合い、議論を重ねて開発した製品です。

企画開発部隊と製造工場でサンプルを繰り返し作成しながら、世の中に無い商品を作り出す難しさと戦いながら進めてまいりました。耐久力、「日めくり」する感触、衛生面、提供価格のバランスを見極めながら数々の試作をおこなってきました。卓上型スタイル、箱型スタイルなど様々な形状を模索した結果、現状のシンプルなかたちにたどり着きました。

また、マスク状況が目まぐるしく変わるなか、「どのタイミングで商品を公開するのか？」「世の中に受け入れられるのか？」「割高になってしまう価格の課題をどうクリアするか」悩みながら製作しました。

手作業で製作、組み立てを行うため、普通に買うマスクよりは高額になりますが、「使う・捨てる」の行動をシンプルに、楽しく提案したいと考えています。「毎日新しいマスクを使う・捨てる」を習慣付ける方法の一つとして、また大切な方へ「毎日健康な生活を送って欲しい」と言う気持ちを添えた贈り物として、ご賛同頂けたら幸いです。

最後になりましたが、この度は「日めくりマスク」プロジェクトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

たくさんの方に「日めくりマスク」を手に取っていただけるよう、メンバー一同心を込めて対応いたします。

ぜひ、皆様の応援よろしくお願いいたします！