※本プロジェクトは災害復興応援を目的としたプロジェクトのため、応援クーポンの利用はお控えください。
※本プロジェクトは寄附控除にはなりません。

Re:japanプロジェクト！
伝統工芸「輪島塗」を守りたい

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

石川県かほく市に本社を構える株式会社PFUが企画・販売するHappy Hacking Keyboard(以下HHKB)は、令和6年能登半島地震で甚大な被害に見舞われた、輪島塗（わじまぬり）を生業とする「大徹八井漆器工房（だいてつやついしっきこうぼう）」の復興を応援するため、「Re:japanプロジェクト」として18年ぶりのコラボを実現します。Re:japanには、HHKB漆塗モデルの「復刻」（reconstruction）や、輪島塗（japan）の「復興・復活」(reprint・revival)という意味が込められています。
今回、「大徹八井漆器工房」による輪島塗(注1)を施したキートップをリターン品として用意します。

注1：本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。

※上記画像は過去に制作した溜塗のキートップを黒色に加工したものです。実際の完成品とは異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。

※上記画像の「Esc」と「Control」キーのセットおよび「Esc」キーについては、過去に制作した実績のある溜塗のカラーリングとなり、掲載している写真は実際の製品を撮影したものになります。

集まった応援金額は決済手数料を除き、全額を大徹八井漆器工房へお渡しし、工房の復興に活用していただきます。

輪島朝市にある「大徹八井漆器工房」

観光地として人気のある石川県輪島市にある輪島朝市。その一角に店を構える「大徹八井漆器工房」は、重要無形文化財に指定されている「輪島塗」を先祖代々造ってきました。

2024年1月1日に発生した能登半島地震。
社長の八井貴啓さんは、当時の心情を以下のように話してくれました。

震災発生から半年が過ぎようとする現在（2024年6月時点）も、まだまだ復興とは程遠い状況です。

IT「HHKB」と伝統工芸「輪島塗」の融合

時を遡り今から18年前の2006年、株式会社PFUは大徹八井漆器工房の協力を得て「輪島塗」（注1）を施したキートップを装着した「HHKB Professional HG JAPAN」（注2）を販売しました。

高級万年筆のボディにも使われる実績を持つ輪島塗は、抗菌性・吸湿性・耐久性といった特徴を兼ね備えており、キーボードのキートップにも最適なコーティング技術です。

キータッチに優れた高性能なコンパクトキーボードであるHHKBに、世界最高峰のコーティング技術である輪島塗をコーティングすれば、極上の質感と手触りを実現したキーボードができると考えました。

日本の伝統工芸とITの融合を図った「HHKB Professional HG JAPAN」は、圧倒的な質感と存在感、そして当時50万円（税別）（注3）の価格だったこともあり、全国ネットの報道番組などでも大きな話題となりました。

詳細はこちらhttps://happyhackingkb.com/jp/products/discontinued/hhkb_prohg/

注1：本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。
注2：「JAPAN」は英語で「漆塗」の意味も表します。
注3：2007年にギネス世界記録より世界最高額のキーボードとして認定される

コラボレーション復活の経緯

今回の震災では、石川県内にある株式会社PFUも被災しましたが、幸い大きな影響はありませんでした。
皆様もニュースでご覧になったように、奥能登の想像を絶する被害を知り、18年前に大徹八井漆器工房とコラボした私たちは、工房の方々とご家族の安否が気がかりでした。

簡易トイレなど物資の提供で微力ながらに応援をしてきましたが、仮設工房で徐々に立て直し活動を開始したと聞き、少しでも復興前のような活動ができるよう今回のプロジェクト立ち上げに至りました。

今回のコラボレーションの内容は？

18年の時を超え、伝統工芸「輪島塗」とHHKBの再コラボ。
今回は4タイプのリターンを用意いたします。

※本プロジェクトは災害復興応援を目的としたプロジェクトのため、応援クーポンの利用はお控えください。
※本プロジェクトは寄附控除にはなりません。

①【2名様】
黒漆（くろうるし）のHHKBキートップ(60キー)＋HHKB Professional HYBRID Type-S英語配列／墨

今回のコラボで、初めて黒色の輪島塗キートップを作成します。精製漆で何層にも塗り重ね、金粉を塗していきます。深い黒にちりばめられた金色が上品な色合いのキートップになります。

注1：本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。黒漆は、生漆に水酸化鉄を混ぜて高貴な黒色に発色させた漆塗です。
注2：画像は輪島塗を施す前のキートップセットです。
注3：キートップセットはお客様自身で付け替えをお願いします。

上記画像は過去に制作した溜塗のキートップを黒色に加工したものです。実際の完成品とは異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。

②【2名様】
黒漆（くろうるし）のHHKBキートップ(60キー)＋HHKB Studio 英語配列／墨

今回のコラボで、初めて黒色の輪島塗キートップを作成します。精製漆で何層にも塗り重ね、金粉を塗していきます。深い黒にちりばめられた金色が上品な色合いのキートップになります。

注1：本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。黒漆は、生漆に水酸化鉄を混ぜて高貴な黒色に発色させた漆塗です。
注2：画像は輪島塗を施す前のキートップセットです。
注3：キートップセットはお客様自身で付け替えをお願いします。

③【50名様】
溜塗（ためぬり）のEscキーとControlキー

ベンガラ漆の中塗（なかぬり）をしたあと、半透明の朱合漆（しゅあいうるし）を上塗りし、金粉をふるい落としました。HHKBに装着するとアクセントになり、ひときわ上品なキーボードになります。

HHKB Professionalシリーズ専用キートップです。HHKB Studioには装着できませんのでご注意ください。

注1：本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。溜塗とは色漆ではなく漆の塗り方によって現れる発色です。朱漆の中塗り（なかぬり）をしたあと半透明の朱合漆（しゅあいうるし）を上塗りすることで朱色が透けて見え、えんじ色のように見えるようになるのが溜塗です。経年により溜塗の色は明るく変わります。
注2：キートップセットはお客様自身で付け替えをお願いします。

④【100名様】
溜塗（ためぬり）のEscキー
ベンガラ漆の中塗（なかぬり）をしたあと、半透明の朱合漆（しゅあいうるし）を上塗りし、金粉をふるい落としました。HHKBに装着するとアクセントになり、ひときわ上品なキーボードになります。

HHKB Professionalシリーズ専用キートップです。HHKB Studioには装着できませんのでご注意ください。

注1：本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。溜塗とは色漆ではなく漆の塗り方によって現れる発色です。朱漆の中塗り（なかぬり）をしたあと半透明の朱合漆（しゅあいうるし）を上塗りすることで朱色が透けて見え、えんじ色のように見えるようになるのが溜塗です。経年により溜塗の色は明るく変わります。
注2：キートップセットはお客様自身で付け替えをお願いします。

応援購入金額の使い道について

集まった応援金額は決済手数料を除き、全額を大徹八井漆器工房へお渡しし、工房の復興に活用していただきます。
2025年1月31日までに応援購入金額の用途について、詳細を活動レポートにて報告いたします。

復興に向けて一歩を

大徹八井漆器工房は2024年6月現在、倒壊した工房の駐車場にプレハブを設置し、仮設工房で作業をしております。職人さんの一部は、別の工房を使わせていただき仕事をしている状況です。日本を誇る伝統工芸「輪島塗」を守りたく、どうか皆様お力添えをいただけますようご協力のほどよろしくお願いいたします。

株式会社PFU　HHKBプロモーション課