あまりピンとこない方も多いかもしれません。この企画はBEAMSプロジェクト「マクアケグランプリ2021」という企画からスタートしました。

わたしの中のビームスは、”原宿”というイメージがあり、その原宿はカルチャー・文化を生み出している場所だと感じました。カルチャーを生み出す原宿から”モノ”だけでなく”コト”を売ることをしてきたビームスとして、ビールを通して笑顔になれる体験をみなさんと一緒に広めたいという思いがあり今回のみの限定醸造で

HARAJUKU CITY IPAが誕生しました。

ビールはファッションと同じで自分の好きなスタイルを知るワクワクさや、語り合い、自分や、自分のまわりの人たちのライフスタイルをより豊かにしてくれるものです。

今なお続くコロナ禍で以前のようにリアルなイベントができなくなった今、
ちょっと閉鎖的な気分の中に、少しでも気分のアガるものをお届けしたい。

離れている友達とオンラインで飲む
あの人に感謝の気持ちを伝えたい
自分へのご褒美に

そんな体験をクラウドファンディングというデジタルでみなさんに提供します。

ビールは100種類を超える様々な”スタイル”の違いががあります。
しかし私たちが普段飲んでいる大手メーカーのビールはピルスナースタイルのラガーというごく一部分しか飲まれていないのです。

今回お届けするのはWestCoast IPA (WCIPA)というアメカジ発のBEAMSにも深いゆかりのあるアメリカ西海岸スタイルに、醸造していただくDD4D BREWINGがある愛媛の地元農家さんのご協力の元、お届けする時期の旬な”普通伊予柑”という品種を使用します。
(現在流通量が多いのは宮内伊予柑と呼ばれる品種ですが、普通伊予柑はこの伊予柑のご先祖さまにあたり、歴史ある品種です。普通ってネーミングが面白いですよね。)

自分自身、クラフトビールを好きになったきっかけの一つに、え？これもビールなの？！というジューシーな味の驚きがありました。
その体験をみなさんと共有したく、何回も何回も協議を重ねて、元々クラフトビールが好きな方にも、ビール初心者の方にも美味しく味わっていただけるように、伊予柑をまるかじりしたようなジューシーさにフレッシュなホップが香り、ほのかな苦味でごくごく飲めるWCIPAスタイルにしました。
普段飲んでいるビールとは全く違うオリジナルクラフトビールをぜひお楽しみください。

ビールを醸造していただくDD4D BREWING & CLOTHING STOREは愛媛県にあり、セレクトショップの奥に醸造所とタップバーを構えているブルワリーです。
セレクトショップというところでも繋がりがあり、オーナーの山之内さまのビールに対する柔軟な考え方やアパレルとビールというどちらもライフスタイルを豊かにするものを掛け合わせて醸造している姿に共感し、今回の企画に結びつきました。

【DD4D BREWING & CLOTHING STORE】
松山市に拠点をおく、クラフトビール醸造所とアパレルセレクトショップが共存した店舗。
https://www.japandemic.co.jp/

セレクトショップにクラフトビール事業が加わって2年の間に、日本ならではの素材である山椒を使ったIPAや、清酒酵母を使った吟醸ビール、柚子をつかったフルーツエール、インドのチャイをイメージしたものなど、独自の世界観で約100種類のクラフトビールを作っております。

2019年、2020年と２年連続で国際大会（International Beer Cup）で金賞を受賞するなど、高い品質が評価され日本各地の飲食店、ホテル、専門店にて販売されております。
また、2021年には缶ビールを製造出来る新工場を稼動開始予定です。

そしてパッケージには私の地元、愛知県名古屋市にあるオルタナティヴ植物雑貨店TUMBLEWEED店主兼デザイナーの井本幸太郎さまにオリジナルでイラストを描いていただきました！果物の中をふわふわと気持ちよく漂う雰囲気をイメージして作成していただいており、このビールのためのスペシャルな描き下ろしです。

最近では酒類提供の自粛などもあり、路上にアルコールゴミが目立つようになりました。飲んだ後も自宅に飾りたくなるようなPOPなイラストにしていただいております。

Kotaro Imoto 井本幸太郎
愛知県名古屋市にあるオルタナティヴ植物雑貨店TUMBLEWEED店主兼デザイナー
花の宅配業務の傍、アウトドアブランドからアーティストまで幅広くアートワークを提供。
https://www.instagram.com/tumbleweed.ppp/

そもそもわたしはビールが苦手な存在でした。

みなさんは初めてビールを飲んだ時のことを覚えていますか？
わたしはビール特有の喉がイガイガして苦く、とりあえず最初の一杯！みたいな感じがおいしくないな、、とビールは長らくそんな存在でした。
しかし東京でできた友人がクラフトビール好きで飲みに行き、出会って私の人生は豊かになりました。東京に地方から一人暮らしで出てきてもビールがあればプライベートな話をしなくてもすぐにみんなと仲良くなれました。いろんなビールのスタイルを飲み合って、感想を言い合い、お気に入りを見つけることの楽しさがそこにはあります。

友人とわいわい過ごす時

家族でゆっくり過ごす時

プロジェクトを完了した時

キャンプに行く時

たくさん飲むビール、ゆっくり飲むビール、ワイングラスで飲むビール、どんなご飯にもどんなシーンでも会うのがビールのいいところです。

楽しい時間を共有したり、大切なあの人と一緒にのんだり、気分を切り替える時に飲んだり。そこにHARAJUKU CITY IPAがある。そんな存在になりたいです。

さまざまなスタイルのビールを提供し、飲み比べてもらって自分の好きなスタイルを発見してもらいたいです。
そのビアスタイルを発見する楽しさも提供したいと思います。

2016年にBEAMS40周年の動画が公開されたのですが、見てもらうと本当に色々な時代のスタイルがあります。その各時代のスタイルをビールで表現していくのも私たちにしかできないコトかなと思いますし、ぜひやらせてください。

また、銭湯やサウナ、ゴールデン街各店舗のオリジナルビール作成やお土産など、その場にいかないと飲めないビールを作りファンを増やしてコラボ先の売り上げ貢献、地域活性化のお手伝いをしていきたいです。

みなさんの人生が、より豊かなものになりますように！

中塩敬恵
BEAMSオリジナル商品のデザイナーを担当。
国内外数えきれない程の種類を飲み歩き、好きが高じてクラフトビールの醸造のお手伝いをするまでに。クラフトビール文化を広めていきたいという思いと、醸造家さんたちの熱い思いに共感をしクラフトビールを知るきっかけを作りたいと思い、今の私に何ができるかと考え今回の企画を思い立ちました。
昔から常に人に恵まれた人生で、今回のこの企画もみなさんの協力、応援がありプロジェクトが完成いたしました。マネージャー役をかって出てくれた松原さんに感謝です。

松原知也
BEAMSオリジナルのMDを担当。
中塩さんのお酒に対する熱意は本物です。純粋なビール大好き人間です。その熱意とともにクラフトビールに対する知識もバリエーション豊富。そんな中塩さんが一生懸命に熟慮して作ったビールは間違いなく皆さんのお口に合うはずです！
そんな唯一無二のビールを大事な人（達）と、大事な時間に、大事な場所で是非ご堪能頂きたいです。

本商品は、株式会社ビームス社内プロジェクト「マクアケグランプリ2021」の企画から誕生しました。「マクアケグランプリ2021」とは、ビームスの個性豊かなスタッフの「好きなこと」や「やりたいこと」を実現させ、次世代のスター社員を発掘するための社内公募プロジェクトです。新しい商品企画を社員から募り、最終審査を通過した6案がこのたびMakuakeに掲載されます。企画したスタッフは熱い想いを胸に、商品の実現化にむけて頑張っています。ぜひ、応援よろしくおねがいします！（本プロジェクトチームより）