外側には、持つほどに美しくなるイタリアの「バケッタレザー」を、内側には、伸縮性があってしっかりホールドする「ネオプレーン」を採用し、国内で縫製することで、究極のペンケースが生まれたのです。

第一線で活躍する写真家たち、ヘアメーキャップアーティストたちに支持され続ける、カメラバッグやケースを多数生み出してきた、プロダクトデザイナー半杭誠一郎。半杭による、新たな試みが、このペンケースです。

万年筆をはじめ、筆記具を携帯するペンケースは多々ありますが、
★ 所有欲を満たして
★ 気分を上々にさせてくれて
★ しっかり守ってくれる
そういったペンケースは「どうしてないんだろう？」という、半杭自身の疑問から、このプロジェクトはスタートしました。

筆記具好きな編集者や写真家、モノ＝プロダクトに鋭いアンテナを持つ知人たちへのヒアリングを重ねた結果、この“オムレットのようなペンケース”が誕生しました。

 オムレットとは？ 

大切にプロテクトできるけれど、
“チラ見せ”も、ね！

携帯をあきらめていた繊細なガラスペンも、
いつも一緒に。

カッターやハサミも安全におさめて。
伸縮する素材だからこそ、使い勝手は自在。

それは、伸縮性があってなめらかな素材「ネオプレーン」を採用しているから！
大切な筆記具をしっかりホールドしつつ、‘’スッ‘’と取り出せて、‘’スッ‘’としまえるよう何度も試作を繰り返しました。

イタリアンレザーの魅力は、
★ すう～っと手になじむ質感。
★ エイジングによる、見た目の変化。
★‘’いいモノ‘’をさり気なく持つことの満足度。

このペンケースには、重厚感と革の表情の奥行きがすばらしい
ロ・スティバレー社の「バケッタレザー」を惜しみなく使用しました。

所有するヨロコビを満たす
なめらかな肌ざわり

カバンの中でも存在感を示す
優雅なフォルム

 ロ・スティバレー社 
1955年、イタリア・トスカーナ州サンタクローチェで創業。化学薬品をいっさい使用せず、自然な樹木のタンニンのみでなめした革「バケッタレザー」だけを扱う職人集団です。バケッタに重要な脂をも、すべて社内でつくり、それに使う魚油の種類や水揚げされる漁港まで限定しています。60年もの長い年月、毎日、同じ革を同じ処方で続けている工場は、イタリアでもごく希少な存在。

製造はすべて国内で行っています。マグネットをレザーで包むことで、スマートな印象を与えるフラップや厚みのある「ネオプレーン」をすっきりまとめる縫製テクニックなど、半杭の、これまでの製品づくりの厳しい目に応える、確かな職人の技術が発揮されたペンケースです。

どんなヒト、どんなときにプレゼントする？

♠ 素敵な万年筆を使うあのヒトに。　　　（旦那さま、お母さま…etc）
♥ とっておきの記念日に。　　　　　　　（ご夫婦、カップル、親友）
♦ 自分へのご褒美に。　　　　　　　　　（ライター、手書きが好きな方）
☘ ライバルと差をつけたいヒトに。　　　（経営者、ビジネスマン）

繊細な化粧ブラシ、絶対に傷ついてはならぬカメラのレンズなど、半杭誠一郎がこれまでリリースしたプロダクトは、多くの写真家、ヘアメーキャップアーティストたちに支持されてきました。また、頑丈であること＆しっかりプロテクトできることだけでは、モノとしての魅力……つまり「欲しい！」という欲望を叶えてはくれません。

上質でカッコイイ、フォトジェニックなデザインとディテールは、
半杭の得意技！手にすれば、そのよさを実感できるはずです。

「INDUSTRIA★（インダストリア）」の屋号は、イタリア語の「工業」に由来します。仕事や趣味、暮らしにおいて大切なものを入れる、持つ、運ぶ、そして使い込むことを考えた、バッグ類の開発と製造、販売を行っています。
プロダクトデザイナー半杭誠一郎のものづくりの考え方は、いっさいの装飾や無駄を廃し的確に機能すること、その結果としての品質と美を追い求めることにあります。製品のひとつひとつに、その分野のプロフェッショナルの声を聞き、それぞれの目的に沿った実用性、合理性、堅牢性を求めて、設計・デザインから素材選択、縫製までを半杭自らがディレクションしています。
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例えばカメラバッグ類は、半杭自身がプロカメラマンであることから、細部まで機能性・実用性を検証し､細部までこだわり抜いて開発し、報道カメラマンによる1年以上の実用テストを経て商品化されています。
軽量シンプルなデザインと、10年以上の長期使用にも耐える堅牢性にインダストリアのものづくり精神が昇華しています。
シンプルで軽く、流行、性別、年齢を問わず、10年、20年と長く使い込むほどに愛着が増していく。そんなインダストリアの“ものづくり”をお届けいたします。

（ライター）山崎真由子
（撮影協力）珈琲舎 蔵