天保3年創業、京都府北部 天橋立近くに酒蔵を構えるハクレイ酒造が昨年7月「Hakurei-01（白嶺ゼロワン）」をMakuakeで先行販売し、目標比357%でプロジェクト成功してから半年余り。

一人でも多く日本酒ファンを増やしたい思いで、ハクレイ酒造は「Hakurei-01」を進化させた「Hakurei-02（白嶺ゼロツー）」をMakuakeで先行販売を実施いたします。

蔵のある京都府宮津市の丹後由良は天橋立からほど近く、眼前に日本海、後ろには鬼伝説で有名な大江山連峰由良ヶ岳と、海と山にはさまれた風光明媚な砂州に位置しています。創業より189年間、その豊かな自然を一心に受けた美しい酒造りに励んでいます。

第1弾の「01」では白ワインのような日本酒を目指し、これまでの常識にとらわれない日本酒を生み出しました。プロジェクトでは205名のサポーターに応援をいただき、普段日本酒を飲まない方からも好評を得てMakuakeストアでのリピート購入も多数頂戴しました。

第2弾となる今回も日本酒が苦手な方や普段は飲まない方にも楽しんでいただける新しいジャンルの酒を目指し企画開発が始まりました。

まずはサポーターの皆様の声を活かしながら、「01」をもっと美味しく、もっと飲みやすくすることができるのではないか。ここからプロジェクトがスタートしました。

「01」が好評をいただいた理由を分析する中で出てきたのは、「現代の人々は“酸味”に惹かれるのではないか」ということ。「01」で参考にした、近年消費量が増加している白ワインも酸味がポイントでしたが、ここ数年ブームとなっているレモンサワーやフレーバー炭酸水で目立つのも柑橘類、健康効果も相まって人気になったフルーツビネガーやビネガードリンク、ブーム化したハイボールに絞るのもレモンであり、普段日本酒を飲まない方たちにもマッチするポイントはやはり“酸味”なのではないか、と我々は考えたのです。

人々が無意識に注目している“酸味”にフォーカスして開発されたのが、今回の「Hakurei-02（白嶺ゼロツー）」です。

今回「02」では、フルーティな“酸味”を核とした、日本酒造りを山本杜氏にリクエスト。

その答えとして山本杜氏が取り組んだのは、「01」でも使用した「白麹」と京都産業技術研究所で開発された「酵母」との組み合わせ。こうして「02」の酒造りが本格的にスタートすることとなりました。

ポイントは酸味プラスα
「白麹のキレ」に加え「京都発の酵母から生まれるジューシーさ」をもとめて

キレの良い“酸味”＋果実感のあるジューシーな“酸味”を組み合わせることによってフルーティな“酸味”を生み出せないか？

キレの良さは、前回も好評だった「白麹」を使用することで再現。

一般的な酒造りでは「黄麹」を使うことが多いですが、白麹はクエン酸を分泌するため、柑橘のようなキレの良さを生み出します。

今回はそれに加えて、キーワードである”ジューシーさ”の鍵は酵母にあると私たちは考え、特徴的な酵母を求めて探しあてたのが、公的な産業支援機関「京都市産業技術研究所」が開発した「京都酵母」の冷酒用酵母 『京の咲（さく）』です。

京都酵母「京の咲」は爽やかな酸味であるリンゴ酸を発酵中多くに生成する点が特徴です。リンゴ酸が感じさせる爽やかな酸味が果実感を演出します。

日本酒度（甘辛の目安 ±０が中間です）を-15から-20度程度にすることで、さらに果実感を増します。

一般的に日本酒度を-20度にすると甘くなりすぎるイメージがありますが、
「白麹」と「京の咲」との酸味のコラボレーションでキリっとフルーティな味わいに仕上げていきます。

そのフルーティさを最大限感じていただきたいため、今回のプロジェクトでは「無濾過生原酒」での先行販売です。

通常は「火入れ」といわれる加熱処理を行い酵母の働きを止めることで常温での運搬、保存を可能としていますが、今回は一切火入れをしない「生酒」での販売となるため、できたてのフレッシュな「02」本来のフルーティさを感じていただけます。

ゆうパックチルド便でお届けしますので、できたてのお酒の感覚をお楽しみいただけます。

※「京都酵母」についてはこちらもご覧ください。
・京都酵母 公式Facebookページ
https://www.facebook.com/KyotoYeast
・京都酵母 公式Twitter
https://twitter.com/KyotoYeast

今どきの食事とマッチする、ペアリングを目指して

「02」は米由来の甘みに酸味がある飲み口が柔らかな甘口タイプ。旨味が甘ったるく残らないキリっとした喉越しで、口の中をさっぱりとさせます。「01」に続き日本酒とはあまり組み合わせることがなかった餃子やピザ、揚げ物、焼き鳥、それにチーズともよく合う、私たちの新しいタイプの純米吟醸酒です。

サブタイトル「Refreshing」に込めた想いとは

前回の「01」のサブタイトル「Reborn」にはハクレイ酒造の新たな誕生の意味を込めましたが、「02」には「Refreshing」というサブタイトルを付けています。酸味にフォーカスした「02」らしい“口の中がさっぱり”するという意味もありますが、日本全国を覆うコロナ禍の影響で、語り合うこと、食事や飲み会など人と人が触れ合える楽しみを制限されている中、「Refreshing」は、「心身をさわやかにする、すがすがしい、目新しくておもしろい、斬新で気持ちのよい」という前向きな想いも込めて名付けました。

「日本酒ビギナーにもぴったりの酒」

日本の伝統文化である日本酒を、より多くの方に愉しんでいただくために「01」に続き「02」を造りました。日本酒に苦手意識のある方、ビギナーの方にこそ飲んで頂きたい新しい日本酒の形です。

「日本酒を普段飲まない人と飲みたいけどどんなお酒が良いだろう？」 そんなときに「02」で日本酒ビギナーの方とご一緒に愉しんでいただけると幸いです。

お酒の中でも全国的に日本酒の需要が右肩下がりとなるなか、昨年からのコロナ禍で私共はもちろん、全国の酒造メーカーはたいへんな危機に瀕しております。「日本酒を愛するみなさま」とご一緒に、一人でも多くの日本酒ファンを増やしていきたいと心より願うばかりです。

Hakurei-00シリーズとは

ハクレイ酒造で15年酒造りに携わり2019年に杜氏に就任した山本と、旅行業界という異業種から転身した事業統括部長の小西が提案する新しい形です。

「新生ハクレイ酒造でどんな酒を造るべきか……？」

山本杜氏と小西が話し合ううちに、年々販売量が減少する日本酒の現状をなんとか変えたいという思いを強く感じ、今までのハクレイには無かった、日本酒が苦手な方やあまり飲めない方にも楽しんでいただく新しいジャンルのお酒にたどり着きました。

そこで着想したのが初代の「Hakurei-01」です。「温故＝旧きをたずね（長年の銘柄）」に対し、「創新＝新しきを創る」を具現化していくのがこのHakurei-00シリーズです。

教科書通り作れば間違いなく「美味しい日本酒」はできるのですが、Hakurei-00シリーズではあえて教科書通りではない「挑戦」をも試みております。

おすすめしたい楽しみ方

“日本酒らしくない純米吟醸酒”です。お酒だけを楽しむより「食中酒」として飲むのがおすすめです。基本は冷酒でお愉しみください。

食事とのペアリングは、肉料理や油もの、ピザ、チーズなどや、ジャンクなものにもとてもよく合う日本酒です。

【ペアリング例】

・肉料理

・餃子

・ピザ

・チーズ

・揚げ物

・焼き鳥

ハクレイ酒造の特徴

超軟水で素材の旨味を存分に引き出す

日本酒の成分の実に8割を占める水。味を決める大きな要素と言っても過言ではありません。

一般的に仕込み水に硬水を使うと輪郭のはっきりした、キレのある日本酒になる傾向があり、反対に軟水で造った日本酒は、やわらかくまろやかな口あたりになる傾向があると言われます。

ハクレイ酒造の仕込み水は硬度11.2mg/Lの「超軟水」。創業当時より、近くの山麓から流れ出る湧水を引き込み、甘口から辛口まですべて酒造りに使用しています。

超軟水はミネラル分が少ないため、発酵しづらく（米を溶かすパワーが弱い）仕込むのに高い技術が必要なため、酒づくりには不向きとされています。それでも、私たちがあえて超軟水を使うのは、旨味がしっかり乗った酒を醸すことが出来るということ、そして188年続く伝統の味をこの先も残したいというのが理由です。

あえて、使いにくい仕込み水を使い日々研究している分、熟練の技術と知識が積み重なり、結果的により良い酒を造れるようになりました。それがハクレイの日本酒のベースとなっています。

日本酒という美しき文化を絶やさぬために

ここまでお読みいただきありがとうございます。
プロジェクト実行者のハクレイ酒造の小西則明と申します。

天保3年に創業後、これまで189年もの間、日本三景「天橋立」に近い京都府宮津市の丹後由良で酒を作り続けてきました。

私たちが醸してきた、日本酒愛好家の皆様に永らく愛される日本酒らしい日本酒に対し、今回新たに造った「純米吟醸無濾過生原酒 Hakurei-02（白嶺ゼロツー）」は我々の新しいジャンルともいえる日本酒です。

老舗の酒蔵がなぜこんな挑戦をするのか。
それは美しき日本酒の文化をこの先も紡いでいく為に他なりません。

ここ数年、缶チューハイやレモンサワーなどRTDと呼ばれる多くのアルコール飲料の登場により日本酒離れの加速度が増し、当社をはじめ日本酒業界全体は危機に瀕しています。

そこに新型コロナが追い打ちをかけています。

その中で、日本の伝統文化である「日本酒」を再度盛り上げるためには、私たち蔵人が伝統を守りながらも時代に合わせて日本酒という文化をもう一度定義する必要があると考え、開発したのが今回の「Hakurei-02」です。

正直なところ、今回のお酒も “日本酒らしい日本酒” が好きな方には物足りないかもしれません。

しかし、これも他の酒と同じく私たちハクレイ酒造の本気です。
「温故創新」。
伝統を守るだけではなく、革新的な酒造りにも取り組んで、いつか新しい伝統とすることを目指します。

日本酒愛好家の皆様には、当蔵の代表酒とセットにしたリターンもご用意しています。飲み比べたり、普段日本酒を飲まれない方と一緒に飲んでみたりと、老舗酒蔵がつくる新しい日本酒をおたのしみいただけると幸いです。

どうぞ皆様のご支援、よろしくお願いいたします。

リターンについて

本プロジェクトのリターンではフレッシュな飲み口の「無濾過生原酒」でお届けいたします。
※アルコール分等についてはリターン詳細をご覧ください。

① 純米吟醸無濾過生原酒『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本（限定200本）
アルコール分 13度 日本酒度 -20度（予定）

② 医療従事者応援セット（限定200セット）

・純米吟醸無濾過生原酒『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本
・純米大吟醸 『Hakurei-01』(感謝のブルーボトル) 300ml 1本

※医療の現場は危機に瀕しています。最前線で戦う医療従事者の皆様へ、特別仕様「感謝のブルーボトル」の売上の一部（１セットにつき200円）を「特定非営利活動法人 ジャパンハート」様を通じて医療従事者への寄付とさせていただきます。

※活動レポートにて寄付の詳細をご報告いたします。

③ Hakurei-02 ＋ 白嶺オリジナルマイバッグ付き（ルートート製） （限定30セット）

・純米吟醸無濾過生原酒『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本
・白嶺オリジナルトートバッグ ※ルートート(ROOTOTE)製 1個

環境問題も意識して、お酒を持ち運ぶためプラスチック製レジ袋を削減するために作りました。酒屋の前かけ風のトートバッグです。

④ Hakurei-01&02 2種飲み比べセット（限定100セット）

・純米吟醸無濾過生原酒『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本
・純米大吟醸『Hakurei-01』Reborn 720ml 1本

Hakurei-01と-02を飲み比べしてみてください。
辛口の白ワインを表現した01と第2弾の02。
新しい形の食中酒として飲み比べていただくプランです。

⑤ 新感覚 Hakurei-02＆HAKUREI SPARKLINGセット（限定50セット）

・純米吟醸無濾過生原酒 『Hakurei-02』 Refreshing 720ml 1本
・「HAKUREI SPARKLING SAKE」 240ml 6本
・「HAKUREI SPARKLING WATER」 240ml 6本（無糖炭酸飲料）

ハクレイ酒造と友桝飲料がコラボした話題のHAKUREI SPARKLING。

天然由来の吟醸香を独自技術で詰め込んだ全く新しい「水」と「酒」。
炭酸水なのにお酒？ そんな感覚が溢れだします。

※ WATERはお酒ではありません。（アルコール分1度未満（0.05～0.1%））

⑥ 鬼伝説の里から辛口「大鬼」と伝統の生もと飲み比べ3本セット（限定50セット）

・純米吟醸無濾過生原酒 『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本
・純米吟醸生酒『黒の大鬼』 720ml 1本
・純米吟醸『酒呑童子 生酛吟醸』 720ml 1本

何より辛口を飲んでみたいという、日本酒ファンにおすすめです。

宮津市に隣接する福知山市大江町は「酒呑童子」伝説の残る里です。ここ大江町の「日本の棚田百選」に選ばれる「毛原の棚田」でとれたお米を使い、鬼のように辛いお酒「大鬼」に仕上げております。また酒呑童子「生もと吟醸」は伝統の製法でつくったお酒。これもキレの良い辛口に仕上げてます。

⑦ 3年熟成大吟醸酒とお米の旨味を感じる、オススメの3本セット（限定50セット）

・純米吟醸無濾過生原酒『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本
・3年熟成 大吟醸原酒『香田35磨き（こうでん）』720ml 1本
・純米吟醸生原酒『京石川 かたり酒』720ml 1本

※ハクレイ酒造の自慢の一本「香田（こうでん）35磨き」。京都府産の山田錦を35％まで磨いたお酒を‐5度の氷温庫で3年間熟成せました。まろやかさとじっくり引き出された旨味をお楽しみください。

「かたり酒」はハクレイのある宮津市に隣接する与謝野町「石川塾」のお米で醸す地元でしか出会えないお酒です。京都府の酒造好適米「祝」を丁寧に仕上げた香り華やかでお米の旨味が味わえます。

⑧ 「温故創新」 6種セット（限定５0セット）

・純米吟醸無濾過生原酒『Hakurei-02』Refreshing 720ml 1本
・純米吟醸生酒『白嶺 初搾り』 720ml 1本
・純米大吟醸 『真名井 瓶囲い』 720ml 1本
・純米吟醸生原酒『京石川 かたり酒』 720ml 1本
・純米吟醸生酒 『黒の大鬼』 720ml 1本
・純米吟醸 『赤の大鬼』 720ml 1本

ハクレイ酒造の人気のお酒（地酒・辛口）を揃えてみました。
特に地元の皆さんに人気のある、6本セットです。
スッキリとキレの良い「初搾り」、バランスの良い大吟醸「真名井」、地元でしかなかなか出会えない香りと旨味の「かたり酒」、辛口で生と火入れの違いを楽しめる「黒の大鬼」と「赤の大鬼」
※ 生酒4本、火入れ2本です。

FAQ

Q：常温でも保存できますか？

A：生酒は必ず冷蔵庫で、生酒以外は冷暗所で保管をお願いします。

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Q：リターンの発送方法を教えて下さい

A：ゆうパックのチルド便でお送りいたします。

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Q：リターンはいつ頃届きますか？

A：4月下旬より順次発送を開始し、5月末までにはお届けいたします。