特殊な蓄冷材料を開発したシャープと、日本酒の新しい飲み方を提案するKURAND、150年以上の歴史を持つ埼玉の老舗酒蔵・滝澤酒造のコラボレーションが生み出すスパークリング日本酒「白那-HAKUNA-」。

シャープの技術によって氷点下が維持されることで味わいの余韻が長く続き、日本酒の濁り成分がグラスの中で「雪の結晶」のように美しく舞う「全く新しいスパークリング日本酒」ができました。これまでにない、新しい日本酒体験をお楽しみください。

※「雪の結晶」とは、もろみを荒濾し（あらごし）することで生まれる日本酒の濁り成分の例えです。主成分は米で、微量な酵母を含みます。

「白那-HAKUNA-」は、滝澤酒造の伝統的な製造方法を生かした本格派のスパークリング日本酒。炭酸が強くてキレがよく、乾杯用のお酒として最適です。飲みたての瞬間はキリッとしていてさわやか。口の中で香りが開き、アフターテイストは芳醇に。余韻を長く愉しめるのが魅力です。

「雪の結晶」が舞っているかのような美しい見た目と、爽快な飲み心地。大切な人との特別な食事や、大人数でのお祝いの席を華やかに演出します。そんな「ハレ」の場からインスピレーションを得た紅白のデザインのボトルと、晴れ着のように鮮やかで美しい保冷バッグが、一味違うハレの席を演出します。華やかな見た目で、贈り物にも最適です。

本プロジェクトでは、スパークリング日本酒「白那-HAKUNA-」と、氷点下をキープするシャープ「TEKION LAB保冷バッグ」のセットを先行予約販売します（※）。商品のお届け日は「2017年12月」と「2018年2月」の2つをご用意しました。

＜12月お届け＞のコースでは「クリスマスイブ」までに、＜2月お届け＞のコースでは「バレンタイン」までに商品をお届け致します。「白那-HAKUNA-」とともにハレの席をお楽しみください。

※日本酒は仕込める量に限りがございますので、リターンによってお届け時期が異なります。丹精込めて製造致しますので、ご了承ください。

「白那-HAKUNA-」の白いボディのなかで舞う「雪の結晶」は、お米の旨味成分。日本酒はお米をアルコール発酵させたあと、濾過して透き通った液体にしていきます。「白那-HAKUNA-」は、この濾過の過程であえて目の粗い袋でお酒を濾し、「おり」と呼ばれる旨味成分をお酒の中に残しました。

「おり」の成分は原料米、米麹やその分解物、酵母など。そのため、「白那-HAKUNA-」は、日本酒本来の米の旨味を強く感じることができるのです。

シャープの蓄冷材料により氷点下をキープすることで、「白那-HAKUNA-」に２つの効果がもたらされます。

まず１つ目の効果として、氷点下に冷やすことで「瓶内のガス圧」が安定します。通常強い炭酸のお酒に刺激を与えてはいけませんが、ガス圧が安定しているので「1度だけゆっくりと」瓶を傾けてみましょう（※）。

※吹き出し注意：瓶を激しく振るとお酒が吹き出すおそれがあります。ゆっくり開封してください。

グラスの中で「雪の結晶が舞う」ー。

瓶を傾けると、底に沈んでいる旨味成分が攪拌（かくはん）されます。そのため味わいが均一になり、グラスに注ぐと「まるでスノードームの中で雪の結晶が舞うかのような美しい光景」が現れます。まずは、グラスの中で「雪の結晶が舞う様子」を「見て」楽しみます。

そして、いよいよ「雪の結晶を飲む」ー。

氷点下をキープすることによる２つ目の効果が、「味わい」への効果です。白那をグラスから口の中にゆっくりと運んだら、すぐに飲み込まずに舌の上で少し転がしてみましょう。すると、口の体温によって、徐々にお酒の温度が上がっていき、味わいが変化し始めます。氷点下でキープすることでアフターフィニッシュの長い味わいとなるのです。雪のような冷たくてすっきりとした味わいから、華やかな香りと、豊かな甘みが口の中いっぱいに広がっていく感覚。それはまさに「雪の余韻が口の中で永遠に続く」かのような体験です。

スパークリング日本酒「白那-HAKUNA-」は、シャンパンと同じ瓶内二次発酵方式で製造しています。瓶内二次発酵とは、瓶内に麹を入れて発酵させる製法のこと。これにより、シャンパンのようにきめが細かい泡が立ちます。

シャンパンはもともと、泡がはじける音を「天使の拍手」、沸き立つ泡を「幸せが湧き上がる」と見立てたことから、乾杯用のお酒として親しまれてきました。また、泡を星にたとえて「星を飲む」と表現したことから、ロマンチックなシーンのシンボルになったと言われています。

「白那-HAKUNA-」では、シャンパンのロマンチックなストーリーに加えて、「雪の結晶を飲む」という、今までにない体験ができます。「白那-HAKUNA-」で、ハレの日をさらに特別なシーンにしてみませんか？

雪の結晶がもたらす「美しい見た目」と「豊かな味わい」によって、大切な方と過ごすハレの席もより素晴らしいものになるはずです。

TEKION LAB保冷バッグで氷点下を保った「白那-HAKUNA-」は、爽快な強い炭酸と、甘さと酸味のバランスがとれた、すっきりとした飲み口が特徴です。大切なのは、口に含みすぐに飲み込まないこと。口の中で徐々にお酒の温度が上がり、花が開くように少しずつ豊かな風味が広がり始めます。

シャープの技術で氷点下をキープすることにより、旨味の余韻が長く続くスパークリング日本酒として愉しむことができるのです。

「白那-HAKUNA-」を飲むグラスは、薄くてステムが長めのグラスがおすすめ。

グラスに厚みがあると、グラス自体の熱が液体に伝わり、すぐに温度が上昇してしまいます。薄く繊細なグラスを使うと、「白那-HAKUNA-」を注いだあとすぐにグラスが液体と同じ温度になじむため、適温でおいしく飲むことができるのです。同様に、ステムが長いほど、日本酒に手の温度の影響を与えにくくなります。

スパークリング日本酒「白那-HAKUNA-」はやさしい味わいなので、食中酒としても最適。日本料理はもちろんのこと、マリネなど洋風のお料理とも好相性。

雑誌などで活躍中のフードスタイリスト・山崎由貴が、スパークリング日本酒「白那-HAKUNA-」に合うフードレシピを考案。「パテドカンパーニュ柿」は、白那のほんのりとした甘みが柿の自然な甘みを引き立てます。また、白那のきりりとした酸味と炭酸が、パテドカンパーニュの肉の風味とマリアージュし、ジューシーながらもさっぱりとした口当たりを実現してくれます。

※このプロジェクトを支援してくださった方に「パテドカンパーニュ柿」のレシピをお送りします。前菜としても、ピンチョスとしてもおすすめです。

また、TEKION LAB保冷バッグは2017年3月にクラウドファンディングを開始し、1800万円を超える支援を集めて大ヒットした「雪どけ酒・冬単衣（ふゆひとえ）」にも採用されています。「白那-HAKUNA-」は「冬単衣（ふゆひとえ）」と並べると「紅白」の美しい佇まいとなり、よりハレの席に映えるお酒となるため、「冬単衣（ふゆひとえ）」をお持ちの方にもおすすめです。

【「冬単衣（ふゆひとえ）」をお持ちの方向け】今回は特別に、数量限定で「冬単衣（ふゆひとえ）」の日本酒をセットで購入できるリターンをご用意致します。

※「冬単衣（ふゆひとえ）用」のTEKION LAB保冷バッグはセットに含まれません。

【追加情報】2018年1月22日追記　先日実施した伊勢丹での「Makuake×ISETAN 日本酒BAR」の大盛況を受け、本日より限定の追加リターンを設けさせていただきます。

「冬単衣」日本酒とのセットの他、この機会に「冬単衣」の保冷バッグも一緒に購入いただけるセットも設けております。冬単衣とともに、白那を愉しんでいただけたら幸いです。

シャープがテレビやパソコンなどの液晶材料の研究で培った技術をベースに開発した蓄冷材料は、－24℃～＋28℃の温度領域の特定の温度（※１）で蓄冷（※２）が可能。メディアでも取り上げられ、大きな反響があった注目の蓄冷材料です。蓄冷材料は、冷凍庫で十分凍らせTEKION LAB保冷バッグにセットしてご使用ください。凍結目安は一晩（※３）です。

※１ 開発中の温度帯のものを含みます。

※２ 本「蓄冷材料」は特定の温度で融け、固体から液体に変化します。この時、周囲の熱を吸収することにより、材料そのものだけでなく、その周囲の空気や触れている対象物を特定の温度で保持する機能を有します。保持できる温度や時間は、材料の使用量や使用条件によって異なります。

※３ 冷凍庫がスリースター以上、設定レベルが中以上であることをご確認ください。蓄冷材料は、約ー18℃の冷凍庫で凍結しますが、冷凍庫のご使用状態によっては凍結に要する時間が変わることがあります。

蓄冷材料（サイズ：高さ約190mm×幅約320mm）

※商品のデザイン・仕様は変更になる可能性もございます。

「白那-HAKUNA-」のために作られたTEKION LAB保冷バッグは、「晴れ着」をイメージした鮮やかな赤い色。クリスマスシーズンにはポインセチアのようにテーブルを彩り、お正月やお祝いの席では縁起の良い紅白飾りとして活躍します。さらに、ダイニングテーブルやカウンターにオシャレにおけるシンプルでスタイリッシュなフォルムです。

TEKION LAB保冷バッグ（サイズ：高さ約330mm×幅約120mm）

※商品のデザイン・仕様は変更になる可能性もございます。

赤とシルバーの文字だけでデザインしたボトルは、紅白の「ハレ」をイメージ。中央にあしらわれたシルバーの文字が水引きのようになり、お祝いの席に用いられるご祝儀袋を想起させます。オシャレなシャンパンボトルに、あえて大きく漢字をのせることで「和モダン」を表現。また、炭酸の強い口当たりをイメージして、「白那」という文字にはエッジの効いた書体を使用しました。

白那ボトル（容量　750ml）

※商品のデザイン・仕様は変更になる可能性もございます。

KURANDを運営するリカー・イノベーションは「日本酒に新しい価値を」を企業理念として、商品企画や様々な日本酒専門の飲食店運営を手がけています。

リカー・イノベーション株式会社　プロモーションプランナー・コンテンツディレクターの辻本翔

アルコール離れの進む若い人たちにも日本酒をカジュアルに楽しんでもらうために、たのしい飲み方や新しい価値を提案したい。そんな思いから、日本各地の酒蔵と交流して共に企画を練りながら、日本酒の造り手と飲み手の橋渡し役として活躍しています。

「2013年、リカー・イノベーションが会社を立ち上げて最初に交流を持ったのが、菊泉などの銘柄で有名な埼玉県の滝澤酒造さんでした」（辻本）

滝澤酒造は1863年創業の老舗酒蔵。

埼玉県小川町で「菊泉」という銘柄の日本酒を誕生させた後、1900年に宿場町として栄えた中山道深谷宿（同県深谷町）の近くに蔵を構えました。現在も、当時のままのれんが造りの広い酒蔵で醸造しています。

埼玉県深谷市の滝澤酒造の煙突

６代目杜氏・滝澤英之は「日本酒の発酵途中で生じる爽快な味わいと甘酸っぱさを製品として完成させたい」と考え、2008年にスパークリング日本酒の開発・製造に着手しました。

これまでに数種類のスパークリング日本酒を商品化し、日本酒の新しい飲み方を提案してきました。さらに、2016年11月には世界基準のスパークリング日本酒「awa酒(あわさけ)」の普及活動を行う一般社団法人 awa酒協会を設立し、副理事長を務めています。

滝澤酒造６代目杜氏・滝澤英之

リカー・イノベーションは、滝澤酒造の協力を得て、自社のスパークリング日本酒を開発。日本酒に馴染みのない若者にとって、日本酒を飲み始めるきっかけとしてスパークリング日本酒を店頭で販売していました。

そんな折、Makuakeを通じて、シャープが開発した蓄冷材料を知ります。きっかけは、2017年3月末からMakuakeでクラウドファンディングを実施した「雪どけ酒・冬単衣（ふゆひとえ）」でした。

シャープ・石井酒造・Makuakeの3社により共同企画されたこのプロジェクトは、1800万円を超える支援を集め、国内における日本酒ジャンルのクラウドファンディング史上最高記録を樹立。そして、まさにこのプロジェクトにシャープの蓄冷材料が使われていました。その反響は大きく、リカー・イノベーションもこのプロジェクトがきっかけでシャープの技術に注目していました。

「氷点下を維持することで、今までにない新しい日本酒の飲み方を提案できるのではないかと思っていました。そんな折、Makuakeの北原さんからコラボの打診を受けたのです」（辻本）

Makuake クリエイティブディレクター・北原成憲（共同プロジェクトの企画・設計・ブランド名を考案）

Makuakeでは、企業の研究・技術から新商品・新事業創出をサポートするMakuake Incubation Studioを立ち上げ、シャープの社内ベンチャーである「TEKION LAB」をサポートしています。「雪どけ酒・冬単衣（ふゆひとえ）」のヒットを受け、さらなる商品展開を模索する中で目をつけたのが、低い温度は発泡性飲料の瓶内のガス圧を安定させるという特性でした。

「雪どけ酒・冬単衣（ふゆひとえ）」

なおかつ、日本酒はMakuakeでも非常に人気の高いジャンルであり、「スパークリング日本酒」を氷点下でキープして提供できれば新しい体験が提案できるのではないか、という話にまとまりました。そこで、Makuakeがリカー・イノベーション、滝澤酒造とシャープを引き合わせ、コラボレーションが実現。4社共同のプロジェクトチームが立ち上がりました。

シャープの「蓄冷材料」は、もともと、停電がおきても冷蔵庫・冷凍庫の庫内温度を一定に保つことを目的に開発された材料。これに用いられている技術は-24℃から28℃まで幅広い温度帯で使用できるため、様々な食べ物をそれぞれの適温で食べるための保冷・保温材料へと応用することを検討しているところでした。

（左から）シャープ株式会社　社内ベンチャー　TEKION LAB代表・西橋雅子

　同　CTO／博士（工学）・内海夕香

今までにない「スパークリング日本酒」を考えるにあたって、滝澤酒造が提案したのが、旨味の強い「濁りスパークリング日本酒」でした。

滝澤酒造の麹室（ここで行われる工程が日本酒の味に大きく影響する）

では、濁りスパークリング日本酒を「氷点下に冷やす」ことでどのような「新しい体験」が手に入るのか？

「体験価値」の定義では、Makuakeの北原が、氷点下に冷えたことで「雪のように舞う」濁り成分の様子と、「雪の余韻が続くような味わい」からインスピレーションを受け、「雪の結晶を飲む」と定義し、クリスマスやお正月など「ハレの席」を彩る商品として企画化。

そして、「雪の結晶」を表した「白」の文字と、「美しい、たっぷりある、豊か」という意味を持つ「那」の文字を用いて「白那」と命名し、ハレの席で飲んでいただきたい思いから「ハレのスパークリング（HARE ノ SPARKLING）」という言葉を添えました。

今回「白那-HAKUNA-」を支援してくださった方々には、「雪の結晶を飲む」という体験を通じて、大切な人とのハレの席や、贈り物としてお楽しみいただけたらと思います。

・株式会社ミノウラ（保冷バッグ開発）

・東洋ガラス株式会社（ガラス瓶提供）

・ミーマデザイン事務所（日本酒瓶デザイン）

・apples & oranges株式会社（商品撮影）

・山崎由貴（フードスタイリング）

Q1. 「雪の結晶」とは何ですか？

A1. もろみを荒濾し（あらごし）することで生まれる日本酒の濁り成分の例えです。主成分は米で、微量な酵母を含みます。

Q2. 日本酒に賞味期限はありますか？

A2. 賞味期限はありませんが、生のお酒になるので冷蔵で保存していただき、開栓後はお早めにお召し上がりください。

Q3. 外部からの圧力や何らかの刺激等により、蓄冷材料の温度設定が狂って（変更して）しまうことはないのですか？

A3. 包装材が破れて高温にさらされるなど、主成分の水が蒸発してしまうと温度が変わってしまうことがあります。

Q4. どのように飲むのが良いですか？

A4. 「雪の結晶」のような美しい見た目を体験いただくために、飲む際は1度ゆっくり回してゆっくり撹拌（かくはん）されることをお勧めします。一度瓶をゆっくり逆さにし、底に沈んでいる旨み成分のオリが瓶の首元にくるまでしばらく傾けてお待ちください。オリがおりてきましたらゆっくりと元に戻してください。その際、充分に冷やさずに、または激しく振って開栓すると吹きこぼれてしまいますので、ご注意ください。

Q5. 蓄冷材料の使い方について教えてください。

A5. 蓄冷材料は、冷凍庫で十分凍らせてからご使用ください。凍結目安は一晩です。また、冷凍庫がスリースター以上、設定レベルが中以上であることをご確認ください。蓄冷材料は、約ー18℃の冷凍庫で凍結しますが、冷凍庫のご使用状態によっては凍結に要する時間が変わることがあります。