はじめまして、箱庭アーティストの箱庭屋・安田誠一です。

「箱庭」といっても、いわゆる一般的な箱庭ではなく、誰も眼にしたことが無いような「のぞきからくり」的な箱庭作品を制作しています。

このたび今までにない新しいタイプの作品として、紙でできたポップアップカード「ポポラマ」を企画しています。

「ポポラマ」は閉じればコンパクト、開けば別世界が広がるような、ちょっと不思議なポップアップカードです。

手頃で手軽なペーパークラフトなのでより多くの方に楽しんで頂けたらーそんな願いをこめたプロジェクトです。

ペーパークラフト作品はリアルな表現が可能ですが、完成した作品の扱いに困ることがあります。置き場所が必要になるし、置いておくとホコリが溜まったり、色褪せたり、さらに何かのひょうしに壊れてしまうことも・・・。

その点、ポップアップカードでしたら見たい時にぱっと開いて手軽に楽しむことができます。ただポップアップカードは手軽な反面、リアルな表現は苦手でした。そこで手軽なポップアップカードでありながら、リアルさを追求したのがポポラマなのです。

眼の前に広がる「南国の楽園」モルジブ

遠近法を使った表現により想像以上に奥行が感じられます。

そして、ポポラマの特徴のひとつが背景の切り替えによるドラマチックな情景の変化です。

「インド洋の夕暮れ」

これもすべて「紙」でできています。

単純なペーパークラフトでありながら、光の加減によって様々な表情が生み出せる奥深さもポポラマの魅力です。

ご提供するタイプは「キット」と「完成品」

作るのが好きな方、いろいろ手を加えてみたい方は「キット」

作るのが面倒、作るのが苦手な方は「完成品」とお好みに合わせてお選びいただけます。

完成品の大きさはほぼDVDトールケースサイズ。

たてよこ　19.1×13.6cm

ポポラマは厚み1cmなのでDVDケース（1.4cm）より薄くなっています。

1cmのスキマがあれば本棚などにスッキリと納まります。

まさに「1cmのスキマ旅行」です。

また写真のように３ヵ所シールで留めて開かないようにすれば、メール便やそのまま切手を貼って定形外郵便で郵送することもできます。

エアメール風のデザインになっていますが、国内～国内での郵送にも問題なく使って頂けます。雰囲気を出すために宛名や差出人をローマ字表記にしてもちゃんと郵送していただけます。

（パッケージカラーは写真では2色ありますがどうなるかは未定です。）

忙しくて旅行に行けないお父さんお母さん、自分にプレゼント。
ペーパークラフト、ミニチュア好きな方へのプレゼント。

子供さんへのちょっとしたプレゼントなどにもぴったりです。

珍しモノ不思議モノ好きの友人に「風景のびっくり箱」プレゼントも面白いかもしれません。

さらにシリーズ化できれば新たなシーンを加えることも可能です。

(ベネチアイメージ)

将来的には日本のシーンなどもラインナップして「おみやげ」用になると用途がさらに広がります。

プロジェクトの実行者が 「箱庭屋」 となっていますが、実際に”お店”がある訳ではありません。私が 「箱庭屋」 という名前で作家活動を行っています。

ここでの「箱庭屋」のイメージは”風景”を売っていたり、”風景を出前”したりするような架空の商店です。そのイメージをもとに展示会や個展に”出店”し展示（一部販売）しています。

制作しているのは遠近法を使った「のぞきからくり」的なジオラマ作品です。特殊なジオラマ作品のため制作に手間がかかり、もし販売するにしてても非常に高価になってしまいます。

「もっと手頃な価格で手軽に楽しめるものはないの？」

展示会に来られた多くの方からそう言われてきました。そして長い試行錯誤を経てようやくたどり着いたのが今回ご紹介するポップアップジオラマ『ポポラマ』なのです。

しかしなんとか形にはできても、なかなか生産体制が整いません。

印刷物は数が増える方が特に単価が安くなります。そこで出版社ルートで企画が実現できないかいろいろ検討して貰ったのですが、出版不況といわれる状況の中では売れるかどうか全く見当もつかないものには興味を示していただけませんでした。

そこで直接買い手となる皆様に内容を観てもらい、そのうえで出資を判断して頂けるクラウドファウンディングであれば企画実現への大きなチャンスになるのではと考えました。

試作品製作、印刷加工費、梱包輸送費、その他

箱庭屋・安田誠一

少年時代に読んだ江戸川乱歩の「パノラマ島奇譚」から不思議な世界造りに憧れる。大学卒業後は遊園地に勤務。遊園地の終焉から一転、自らの手で物づくりに携わりたく木工家具職人の道へ。

職人時代に応募したハンズ大賞の受賞を機に「箱庭屋」の名前で作家活動を開始

2007年　ハンズ大賞　準グランプリ「風景の小箱」（箱世界）

2011年　不思議アートグランプリ　大賞受賞「ボトルスコープ」

2012年　紙わざ大賞　グランプリ受賞「風景の宅配便」

2014年　初個展（京都）

2015年　個展開催（東京・京都）

2016年　個展開催予定（10月東京）

「深イイ話」「はなまるマーケット」「めざましテレビ」「DesignCode」「スッキリ!!」「モーニングバード」「知っとこ!」「LIFE～夢のカタチ～」他に出演

小さな入れ物に大きな世界を封じ込め、誰も見たことがない不思議な世界を創りたい。

そして誰もが笑顔になれるような楽しい作品づくりを目指しています。

・他のシーンについて

海外編、日本編のシリーズを想定しています。

・キットの難易度について

細かい部分はレーザーカットを施しますので、小学校高学年くらいになれば制作は可能です。ただし今後のシリーズ内容によっては難易度の高いものが登場する可能性もあります。