こんにちは！私たちは、アップサイクルやリユースなど環境に寄り添った"モノ"創りを行っている、かばん・袋物の縫製メーカー「サンワード」と申します。
引退車両の廃棄部材を使用したブランド「RAU-RAU-Ｇ HAITETSU (らうらうじ ハイテツ）」より第6弾として、あちこちに貫通幌（車両間を繋ぐ連結器のじゃばら部分）を使用したボディバッグが新登場しました。

鉄道の引退後の行方、知っていますか？

日本で初めて鉄道開業された明治時代から、現在まで長く続く私たちの身近な交通手段の1つ「鉄道」。

鉄道の引退は、おおよそ35年～40年と各電車で異なってきます。
引退後は、解体し再生可能な場合はリサイクル、新型車両製造の際に再利用されます。また、鉄道会社による中古部品の販売なども行っておりますが、

それ以外の部品は、産業廃棄物として処理されます。

今回は『神戸電鉄3000系』の引退車両の部材を使用しました。3000系は神戸電鉄全体の営業距離（63.66km）のうち、勾配区間は実に83.8％で連続勾配区間が随所に存在する過酷な状況にも対応した車両です。

元鉄道運転士タレント
響 丈 監修

＊響 丈（ひびき じょう）＊

今回のプロジェクト「ホロホロボディバッグ」は、鉄道系YouTubeチャンネル「ひびきチャンネル」・鉄道ナレーター・ヴォイストレーナー・プロ視点の鉄道解説者として活躍中の元鉄道運転士タレント 響 丈さんとの共同企画です。

ボディバッグより大きく、リュックサックよりもコンパクトな絶妙なサイズ感です。斜めがけでも、片方の肩にかけても◎

ファスナーが大きく開くので、中身が見やすく取り出しやすいのが魅力的です。

ショルダー部分についているつり革、ただの飾りではないんです。実はつり輪を掴んで、トートバッグみたいに持ち運ぶこともできます。
また、サイド部分についたDカンにはお気に入りのキーホルダー（キーホルダーは別売りです）を付けることができます。

◇ 他にはないカバンを使いたい。
◇ アウトドアに使えるバッグがほしい。
◇ めずらしい素材を使いたい。
◇ アップサイクル・SDGsの活動に興味（参加）がある。
◇ 電車（電車グッズ）が好き・集めてる。
◇ 神戸電鉄3000系が好き。
◇ 鉄道会社を応援したい。
◇ 鉄道部品が好き。
◇ 特別なギフトを探している。

この赤色と貫通ほろが特徴的なマクアケ限定モデルは、「神戸電鉄3000系」の顔をイメージしました！

私たち『サンワード株式会社』（本社：大阪市天王寺区）は、カバン・袋物の縫製メーカーです。滋賀県野洲市に自社の縫製工場を持ち、企画・デザインから型紙・サンプル製品の作製・量産、そして販売まで社内で一貫して行うことができる体制となっています。熟練の職人の縫製技術と多種多様な設備の所有により様々な形状や素材を使用した商品でも柔軟な対応が可能です。
私たちのブランド「RAU-RAU-G HAITETSUシリーズ」を始めとしたファクトリーブランド製品はすべて自社工場にて作った日本製です。今回のプロジェクトであるホロホロボディバッグも、自社工場で想いを込めて生産しています。

大阪府では、府内ものづくり中小企業の優れた技術に裏打ちされた創造力にあふれ製品を「大阪製ブランド製品」として知事が認定しています。
RAU-RAU-G HAITETSU（らうらうじ ハイテツ）シリーズは、2022年度（令和4年）の大阪製ブランド製品に認定されています。

リターン一覧

実行チーム

＊野洲工場＊

ずらりと並ぶミシンは、一般のミシン～特殊なミシンなど様々なタイプのミシンが沢山並んでいます。ミシンだけじゃなく検針機や延反機などの設備も備わってます。

＊神戸電鉄＊（HP）

今回のプロジェクトで使用するつり革・貫通ほろは、兵庫県南東部で神戸市兵庫区を起点に同市北区の有馬温泉や三田市・三木市・小野市方面へ延びる鉄道路線を運営する『神戸電鉄』にご協力頂きました。

＊信利工業株式会社＊ （堺市西区）（HP）

今回のプロジェクトで使用している貫通ほろの分解は、再生可能な資源のリサイクル、リユース及び産業廃棄物処分業を行っていらっしゃる『信利工業株式会社』にお願いしております。

＊ワンモアステップ＊（大阪市住吉区）

つり革の分解・洗浄は、『ワンモアステップ』の就労支援事業所に所属する障がいや難病がある利用者の方々にお願いしております。分担して、作業を進めていただいております。

最後に

今回のプロジェクトは、《RAU-RAU-G HAITETSU（らうらうじ ハイテツ）シリーズ》第6弾として、より皆様に私たちが行っているアップサイクル事業を共感していただきたく、今回の企画が立ち上がりました。
本来捨てられる部材や産業廃棄物をアップサイクルし、他にはない"モノ"創りを続けていくことは深刻な課題の1つ「ごみ問題」と向き合うことに繋がっていると信じています。日頃から身近な交通機関として親しまれる電車の引退した後の事、SDGsやアップサイクルについてなど、ほんの少しでも身近に感じて知って貰えるきっかけとなれば嬉しいです。

今回のプロジェクトがスタート出来るのも、私たちの取り組みを知って頂き協力してくださる「ひびきチャンネル」「神戸電鉄」「信利工業株式会社」「ワンモアステップ」など様々な協力者がいらっしゃるからこそ行える企画です。

向き合うことは出来ても課題解決に繋がることは私たちだけの力では出来ません。
皆さまのご協力が必要です。
少しでもプロジェクトを通して私たちが皆様に寄り添い、寄り添ってもらえる存在となり一緒に課題解決できることを願っています。